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  • (物損事故その2)レンタカーで対物破損の事故を起こす。レンタカー会社との交渉はあっけなかった

    (物損事故その2)レンタカーで対物破損の事故を起こす。レンタカー会社との交渉はあっけなかった

    昨日の対物事故を起こした件の続きです。

    まずは、いの一番で対応しないといけない警察対応は無事に終わりました。

    次にはレンタカー会社とです。レンタカー会社からいただいた事故対応表に沿って対応します。初めてよく読んでみたのですが、対物で事故をした時は、とにかく警察に届けて事故証明をもらってくれ、との記載があります。例えば、自宅の駐車場で物損をして、他人に迷惑を全く掛けていない場合でも、そのような対応が必要なのだろうと、想像できます。

    だけど、悪い時には悪いことが続きます。レンタカーを借りるときは、今回は魔が差したように、保険に入っていなかったことに気づいたのでした。

    ということは、シャッターの修理もレンタカーの傷の修理も自分ですべて手出ししないといけないのかな、と妄想するのです。

    ということは数十万は必要だろうな。ということで、ここはもう、諦めの心境でした。

    起こしたものはしょうがない。高い勉強代です。

    ということで、シャッターのオーナーの方にも自分で修理費はすべて出します、と伝えて後にしたのです。

    まずは、レンタカー会社に電話します。極めて事務的に手続きが進みます。

    自分の契約をわかっていらっしゃるのに、保険会社にも連絡してくれとのことです。こちらの指定の損害保険会社は「あいおいニッセイ」ですが、極めて対応はすばらしいです。的確な問いで指示してくれるのです。

    TVのコマシーシャルで見る、ソニー自動車保険の内田有紀のようです。

    連絡してから、2時間ぐらいですべての処理が終わりました。後はレンタカーを返却さえすればよいとのことです。レンタカー会社と保険会社との電話は各2回だったかな。

    だけど、今回は自分は保険には入っていないので、保険会社は絡まないと思っていたのですが、「あいおいニッセイ」の方が言われるには、後はすべて保険会社で対応しますので、あなたが相手方と交渉・対応することは一切ありませんと。

    続けて、レンタカー会社の方からも電話があり、

    • 免責実費料 100,000円(対物 50,000円・車両50,000円)
    • ノンオペレーションチャージ(NOC) 20,000円
      • 万一、事故・盗難・故障・汚損等を起こし、車両の修理・清掃等が必要となった場合、その期間中の営業補償として。

    合計120,000円をレンタカー返却時にお支払い下さい、とのことです。

    保険に入っていなくとも、これだけの出費で済むのには驚いた次第です。12万円はかなり痛い出費ですが。

    よくできています。さすがトヨタのレンタカー会社と思った次第です。

    そして、事故車の返却です。返却時も極めて簡単で、係の人に傷と凹みの付いたところを示すだけで、返却完了です。120,000円をクレジットカードに請求しますということで、窓口の対応も平時と全く変わりなく、数分ですべて終了したのでした。

    その後、保険会社からもレンタカー会社、シャッターのオーナーからも何も一切の連絡がありませんので、今回の事故は何事もなく収まったのでしょう。

    この関係者の一連の対応はすばらしかったな。保険に入っていなくとも、最低限の保険ではカバーされていることに気づきました

    レンタカーで事故を起こすと、ドライブレコーダーは付いているのかななどと妄想したのですが。

    やはり、レンタカーを借りる時、保険は入った方がよいよ。何があるかわかりません。

    入っていない時に間違いなく事故を起こすんだな、これが。



  • 向田邦子への賛辞。あの人はね、パシっとした女でした、つまり「昭和のホンモノ」です

    向田邦子への賛辞。あの人はね、パシっとした女でした、つまり「昭和のホンモノ」です

    自分のブログでは何回かあの向田邦子さんのことについて書いています。例えば、「あうん」など。年代もずれるので直接的な接点はないのですが、接点と言えば向田邦子さんが購入され最後まで住まわれていたか表参道の交差点の「青山第一マンション」の徒歩1分のところに自分も数年前まで住んでいたところかな?

    そんなどうでもいいところは別にして、2021年7月18日の日本経済新聞の日曜版に向田邦子さんの特集に目が留まるのは条件反射的だったのです。

    タイトルは、“向田邦子「伝説」の誕生と展開”です。副題は、“あの人はね、パシっとした女でした、つまり「昭和のホンモノ」です”なのです。実に刺激的な副題です。

    1. 僧敲月下門
    2. マミオ
    3. 人参のピリ煮
    4. 「映画ストーリー」
    5. 鹿児島市立山下小学校

    いきなり判じ物みたいに並べてみたが、おわかりだろうか。ピンときん読者も少なくないはずである。今年で没後40年。脚本家として多彩なドラマを送り出し、直木賞作家でもあった向田邦子をめぐるキーワードだ。

    1. 自宅マンションの玄関にあった中川一政の書。
    2. 飼っていたシャム猫の名だ。
    3. 妹の向田和子さんが営んでいた「ままや」の人気メニュー
    4. 雄鶏社の雑誌で、かつて邦子はその編集部にいた。
    5. 戦前、父親の転勤にともなって通った母校である。

    (中略)

    作品だけでなく、ライフスタイルやエピソードがここまで愛され続ける作家はまずいない。ほとんど「伝説」である。

    (中略)

    都心にひとり暮らす、仕事を持った女性。趣味の良い家具や器に囲まれ、手っ取り早く料理で客をもてなす。さりげなくオトナなので。「そうゆう生き方の方が読者に絶対受けると思っていました。時代とシンクロしていましたから」と柿内さん(マガジンハウスの元編集者で、邦子と親交のあった柿内さん)は言う。

    (中略)

    これだけ時が流れたのに多くのファンが「向田さん」と呼ぶ。この作家の現代性がそうさせるのである。

    (中略)

    それにしても、邦子は不世出の文章家であった。見事に引き締まったエッセーなどを読み返すたびに「昭和のホンモノ」の練度を痛感する。その自在な暮らしぶりの裏側には、仕事にかけるどれだけの苦心があったことか。

    (中略)

    人参のピリ煮はなんとか再現できても、言葉を紡ぐ力は、とうてい凡人の追随を許さないのである。

    自分の向田邦子さんに対するイメージは、やっぱり映画の「あうん」なんだな。初めてこの映画を見た時に、よい映画とは思いましたが、男女の機敏さをわかるには歳が若すぎたのか、成熟していなかったんだと思います。そもそも“あうん”という言葉の深い意味さえ分かっていなかったのですから。

    社前にある、こま犬。左が阿「あ」右が吽「うん」。意気が合う

    それを思うと、そんなおとなの男女の心の動きを書けるのは、やはりオトナだったのかな、向田さん。

    やっぱり惜しい人をなくしましたね。



  • 四万十で有名なうなぎ屋さん「四万十屋」でうな重を食す、豪快に焼き目をつけた男気あふれる鰻

    四万十で有名なうなぎ屋さん「四万十屋」でうな重を食す、豪快に焼き目をつけた男気あふれる鰻

    一休みしましたが、また、年末年始に決行した四国一周・関西の旅の続きです。

    愛媛の松山市に2泊していよいよ松山を離れます。そして、2泊目のホテル朝食は付けておらず、ANAクラウンプラザ松山から徒歩1分のところにある「コメダ珈琲」で朝食をとったのでした。自分にとっては、実は初コメダ珈琲なのです。

    店内に入りましたが、そもそもの造りがコロナ対応になっているのですね。先見の明があったのかな。トーストをどれか頼んで、それにコーヒーが付いて、モーニングセットになるのですね。逆転の発想です。知らなかったのは、自分だけなのかな。

    朝食もとり、今日は高知市を目指します。四国一周ですから、宇和島や宿毛も通り、四万十で四万十川を観光するため、ひたすら一般道を走ります

    松山を出て、まずは途中の内子町を目指します

    明治の街並みが有名です。町営駐車場に車を止め、街歩きです。だけど、現地の人も観光客も皆無なのです。冬という季節も相まって寂寥感のある街並みです。

    この街並みで渋い床屋を見つけたのでした。こんな床屋、日本ではここだけだろうと思わせる、本当に趣きのある床屋です。髪が長ければ、記念にカットしてもらうのに

    こちらの鍼灸とあんまのお店も渋さを漂わせているのです。

    そして、テレビ朝日の「人生の楽園」でも紹介されたことのある「竹工芸 武工房」さんで来訪記念に小ぶりな竹かご(2,000円)を購入したのでした。

    まあ、趣きとさびれ感のある街並みです。

    そして、次は大洲と宇和島を目指す予定ですが、途中下車すると四万十観光ができそうにもなさそうです。内子からは一気に今日のメイン、四万十川を目指します

    四万十に到着すれば、はや14時30分に相成ったのでした。お腹がペコペコです。

    目指すは四万十で有名なうなぎ屋さん「四万十屋」さんです。旅の情報誌には待ちが必須とありますが、コロナ禍では駐車場に車は数台です。

    2階の座敷に行くとほとんで人がいません。川べりの絶景が見える窓側の席に案内されたのでした。車の運転がありますので、ビールは飲むつもりはありませんでしたが、うなぎ屋ではその誘惑に負けたのです。車の運転は家人にさせることにして。

    “ごりの唐あげ”とビールで運転の疲れを癒します。ビールがうまいのなんの。“ごり”とは小さい川魚のことなのですね。ビールのつまみにピッタリです。

    うなぎは“うな重”(3,260円・税込)を注文です。待つこと20分、うな重が3つ運ばれてきたのでした。

    こちらの「四万十屋」さんのうなぎは肉厚で豪快に焼き目をつけたうなぎです。なんとなく、男気あふれるうな重です。見た目の通り、うなぎは少し甘だれでタレがたっぷりとした味付けがしっかりしたうなぎです。

    いつもの東京で食べる繊細な女性的なうなぎとは違うなと言いながら、一気に完食です。これが四万十の人気うなぎ屋さんのうな重か。女性陣にはあまりに豪快すぎて評価は高くないのですね。まあ男飯であるのは間違いないな。

    思えば遠くまで来たものです。

    鰻を食べた後の肝心の四万十川の観光ですが、結局、佐田沈下橋だけを見学で終わったのでした。びっくりしたのは、この橋、普通に地元の車も走る生活道路なのですね。夜は運転するのが怖いだろうな

    上流の沈下橋も目指しましたが、道の険しさで時間を考えれば、はや高知市を目指した方が良いだろうとの判断で途中で切り上げ、高知市に向かったのでした。

    この日程はちょっと無理があったのかな。

    結局、高知市到着は18時を過ぎての到着となったのでした。

    [宿泊記]高知市の「リッチモンドホテル高知」は金額と立地を考えれば選択肢の一つだな