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  • [2023年夏北海道一周5]ニセコと札幌の移動、余市のかきざき食堂は寄るべし

    [2023年夏北海道一周5]ニセコと札幌の移動、余市のかきざき食堂は寄るべし

    北海道に上陸して3日目です。本日は積丹半島の「神威岬」を見学して小樽から札幌を目指す行程を考えています。ニセコ町内は自転車のロードレースの「ニセコクラシック2023」を絶賛開催中ですが、大した交通規制の影響も受けず、ニセコを脱出できたのです。

    ナビに神威岬を入力すると、余市経由で行くルートを表示するのね。ちなみに自分は今まで一度も積丹半島には足を踏み入れたことはないのです。一度はシャコタンブルーを拝まないとね。連れも高齢なので、余市のワイナリーには今回は目もくれません。

    余市から左折し積丹半島に入ります。最初の町「古平町」を通った時でした。交通表示をみればここから神威岬までかなりのキロ数なのです。札幌までいくことを考えると、ここで転身です。あっさりと神威岬はあきらめたのでした。

    古平町の黄金岬を見学しただけです。だけど、この町、うに丼を食べさせるお店がたくさんあるね。ちなみに値段をチェックするとこんな感じです。

    • 食事処やまとみ
    • うに丼 (3,850円) うにいくら丼 (3,300円) いくら丼 (2,200円)

    うにの本場なのにかなりお高いお値段なのね。この金額であればチョッと食べれません。ここは潔くパスです。

    ということは本日のランチは余市の人気店に決まりだね。連れは高齢なので“小樽のあんかけ焼きそば”はあり得ないので。

    • 海鮮工房「かきざき」
    • 余市町黒川町7-25
    • TEL: 0135-22-3354

    13時に到着です。行列が恐ろしいことになっています。1階の階段下まで行列です。まあしかたないので並びます。入店まで30分かかったでしょうか。みんな好きだね“かきざき”。

    ちなみに、自分たちは車は近くの市営駐車場を利用します。駐車で苦労したくないので。

    ここにくればやっぱりビールとかごに入った“ぼたんえび”(880円)を注文したいのですが、本日はドライバー一人なので自重です。残念無念。本日の注文はこちら。

    • 自分: イトコ丼 1,780円(サーモンといくらの組み合わせ)
    • 連れ: かに丼 2,300円

    そして、酢飯 50円増しと、半ライス 120円引きです。ちなみにこちらのうに丼は本日は2,870円でした。すごく良心的だね。

    1年前と同様に、ここのサーモンは脂の乗りが最高。回転のよさがわかりますね。

    大満足のランチでした。ニセコから札幌への移動でこの“かきざき食堂”でのランチは絶対はずせないね。余談ですが、今の季節(6月)は余市はさくらんぼなのね。道の横でさくらんぼの直売所がたくさんあります。

    そして、小樽を目指します。車で市内を流して、アーケードを徒歩でひやかすします。1年前と比べてますます閉店している店が増えているね。時代だね。(中島みゆきチック)

    こんな状況では長居は無用です。一路、本日の目的地の札幌を目指します。やっぱり札幌に来ると心が落ち着くね。本日はほぼ車での移動でした。

    余市の「オチガビワイナリー」はまるでプロヴァンスのワイナリーにいるかのよう、至福の時間





  • 余市の「かきざき」食堂のサーモンに驚愕、ボタン海老も。再訪必死の店

    余市の「かきざき」食堂のサーモンに驚愕、ボタン海老も。再訪必死の店

    ニセコ滞在の2日目です。やはりまだこの時期は、アウトドアのアクティビティをする季節ではないんだな。できるのであれば、ジップラインをやってみたかったのですが。

    というわけですぐに転進です。仁木町や余市にあるワイナリーに行って、優雅なランチでもしようと思ったのでした。まず向かったのが、仁木町にあるよさげな「NIKI Hills Winery」を目指します。ニセコからは車で約1時間かな。こんなところに本当にワイナリーがあるのかなという風景から突然、優雅なワイナリーが現れます。当然、予約もなしにショップを訪ねます。外国人のお兄さんから、食事をするなら予約がないと本日はダメと言われたのです。

    だけど、店内は広い空間に食事できるテーブルがいくつかとカウンターしかない非常にセンスの良いですね。

    というわけで、次に向かったのが余市ワイナリーです。こちらは非常にカジュアルなワイナリーとレストランですね。

    連れが言うには、ここでハンバーグを食べたくないと。失礼だろう。

    時刻は14時前です。海も近いので海鮮を中心に調べると、「かきざき」での海鮮がリーズナブルで評価が高かったのです。車で急行します。

    1Fは物産店で2Fがレストランというか食堂です。だけど、はや海鮮丼は売り切れの表示です。だけど、よくわからないうちに列に並びます。先に入り口でお兄さんから食券を購入し、席に座るスタイルです。中はこの時刻でも大変活気があってたくさんの人です。

    自分たちは“いくら丼(小)”と“いとこ丼”、そしてお決まりのビールジョッキ2つを注文したのですが、レジ横にボタンエビの文字が。そして、横を通ったボタンエビの美しさに思わずこちらも注文したのでした。ちなみに、レジでの注文の際に、丼ものは“酢飯”にするか“ごはん”にするか聞かれます

    席について、お姉さんが食券をとりにきて、配膳してくれるスタイルです。準備できれば番号を読み上げられ、注文したものを席まで持ってきてくれます。

    まずはビールジョッキ2個が運ばれてきました。お姉さん曰く、「これ最初に確保しないとね」という言葉をいただきます。そして、まずはボタンエビが来ました。これが880円とは信じられません。ここからエビとの格闘が始まったのです。エビの殻を剥くにはコツがあると思うのですが、なかなかうまくむけないんだナ、これが。これから延々と、ビールを1口飲みながら、エビ1匹をむくというルーティーンが続きます。だけど、このエビの盛り、この値段でいいんでしょうか。驚きました。

    そして、いくら丼といとこ丼の登場です。もちろんいくら丼も大満足なのですが、いとこ丼のサーモンが素晴らしすぎるのです。肉厚で脂ののった極上サーモンです。こんなサーモンをこの値段で食することができるとは驚愕です。

    また、ニセコにいつ行けるかわかりませんが、ニセコに行ったら余市の「かきざき」のレストランは必ず再訪したい食堂(レストランというよりこちらの言葉がぴったり)です。

    この値段でこれだけのものが食べれるのは驚愕です。ビバ余市、ビバかきざきです。

    ご馳走様でした。

    余市の「オチガビワイナリー」はまるでプロヴァンスのワイナリーにいるかのよう、至福の時間

     



  • 余市の「オチガビワイナリー」はまるでプロヴァンスのワイナリーにいるかのよう、至福の時間

    余市の「オチガビワイナリー」はまるでプロヴァンスのワイナリーにいるかのよう、至福の時間

    本日はニセコから次の宿泊先の札幌に向かいます。

    小樽経由で行くことは決めていたのですが、旅行前に購入した「北海道のワイナリー」という本で紹介されていた“オチガビワイナリー”を小樽に行く前に訪問することにしました。

    本を見て、庭園がすばらしいのと、レストランとショップが併設されていることが決め手となりました。

    あわよくば、おいしそうなメニューがあればワイナリーのレストランでランチをとってもよいなという下心があったのです。

    本からの紹介文です。

    余市町山田地区のなだらかな丘を背に、広大なブドウ畑に囲まれた美しいワイナリーがあります。オーナーは、専務の落希一郎さんと社長で奥さんの雅美さん。

    2013年に仕込みを開始し、12ヘクタールの土地の半分を開墾し年間6万本を製造。

    (中略)

    落さんと雅美さんが描くワイナリーガーデンとは、庭の景観が美しく、ブドウ畑に囲まれた施設で試飲や食事を楽しむことのできる滞在型。

    (後略)

    ニセコからは車で1時間強というところでしょうか。

    余市に到着して、こんな道の細い奥に本当にワイナリーがあるのだろうかという道を行きます。ナビを信じて突撃です。

    そうすると行き止まりの先に両斜面にきれいに植えられたブドウ畑が見えてきました。

    左側の奥の方には、木造の施設が見えてきます。

    施設の前の駐車場に駐車します。

    当日は8月の青空が広がる天気の良い日でした。ぶどう畑と青い空、まるでプロヴァンスの小さな村のワイナリーを思い出させます。

    施設の扉を開けると、ワインの直売所です。向かって正面にはレストランです。

    レストランは時間が早かったので、結局はランチをとることはしなかったのですが、かなりのテーブルに予約席というプレートがあったので、食事ねらいの方は予約した方が安全です。

    そして、自分たちは本で紹介されていたあの美しい庭園の中の木陰の一角に椅子とテーブルがあるのを発見したのでした。

    だとすれば、グラスワインをそこで飲むしかないな。結局2グラスいただきました。最初は、メニュー表のグラスワインのところに、ホワイト 300円、ブラック500円との記載があったのでどうゆう違いがわからず、思わずホワイト1杯を注文したのでした。

    店員の方から、ホワイトが他の畑で収穫したもの、ブラックがこちらのオチガビのブドウという説明を受けたのでした。

    そうであれば、2杯目はブラックしかないな。

    家族はアイスコーヒーとケーキを注文です。

    木陰でカラッとさわやかな気候で飲む白ワイン、たまりません。椅子の後ろは、丸い噴水の音です。たまらないガーデンワイナリーです。

    この木陰に座り、花が咲き誇るガーデン、美しいワイナリーと施設を見れば、ここはまるで本当にプロヴァンスにいるかのようです。

    まさに、ピーターメイルの「プロヴァンスの12月」が頭に浮かんだのでした。

    日本にもこんなすばらしいワイナリーがあるんだと、驚いた次第です。

    1つ残念だったのは、ワインは自分のテイストとは少し違うかな、という感じでした。

    だけど、そんなものを凌駕する素晴らしいワインナリーガーデンです。

    余市に立ち寄ることがあれば、是非、尋ねてみてください。

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