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  • 目黒シネマで「バクダットカフェ」と「パリ、テキサス」の2本立てを観る、映像美だね

    目黒シネマで「バクダットカフェ」と「パリ、テキサス」の2本立てを観る、映像美だね

    昨日から映画繋がりです。実は昨日も映画鑑賞に目黒駅近くにある目黒シネマという実に渋い映画館に行ったのです。お目当てはこの2本立てです。実に貴重だなと思ってものでね。

    • バクダット・カフェ
    • パリ、テキサス

    どちらもDVDで30年以上前に観たことはあるのですが。その時には心に刺さらなかったのですが。まあ、その時の日本はイケイケの時代だったし、自分もノリノリの時代だったので、おそらく刺さらなかったんだな。

    しかし、今、年齢と時代がマッチしたと思うんだな

    自分はこの映画館に何回か足を運んでいますが、これだけ観客が入っているのは初めて観たな。8割以上は埋まっています、ほぼ9割かな。特に若い人、若い男性も多かったね、映像志向の人かな。

    特に2本目の「パリ、テキサス」の方が多かった。

    まず、9時45分から1本目の「バクダット・カフェ」です。ジェヴェッタ・スティールが歌う「コーリング・ユー」があまりにも有名な映画ですね。

    観ての感想。こんな映画だったんだ。ちゃんと観たのはもしかして初めてかもという印象。 こんなおデフな女性の人が主人公だったんだ。(失礼)

    2/3までの会話が饒舌でない方が好きだな。だけど風景の変わるショットがいいよね。まあこんな空間が広がる映像の映画もないね。強いて言うとすると舞台をヨーロッパに移せばフェリーニ的な映像なのかな。あのピアノを弾く子の音、グールドのような音だったね、やっぱり意識していると思います。あの画家もボテロのような絵でいいね。

    まあ、とにかくアラビアロレンスとは違う、一つの映像美の映画だと思いました。

    2本目は「パリ、テキサス」です。

    言わずとしれた、あのヴィム・ヴェンダース監督の有名な映画ですね。これももうあらすじは全く記憶にありません。

    今回、この映画のオープニングを観ていて、初めて気づいたことが2つほど。

    これ、1984年第37回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞したのね。初めて知りました。(汗)それと、原作・脚色があのサム・シェパードなのね。これ本当に驚きました

    だから最後のあの場面の2人だけの会話がかなり長い理由がわかりました。やっぱり詩人でもあるのでね。面目躍如というところかな。ライ・クーダーのギターが映像にマッチして痺れるね。話しとしてはそんな大したことはないのですが、あの映像美とオープニングのつかみがうまいよね、それと印象的な映画のタイトルもね。

    だけど、これがパルム・ドールなのねと思った次第です。何を意味するかはご想像におまかせします。

    今回は本当に貴重な2本立てでした。もうお腹いっぱいというところです。

    映画の後は雨が降り出したので、近くの「天下一品」でラーメンを、こってりとあっさりの中間の屋台の味スープでね。目黒に行ったら、やっぱり「かづ屋」で支那そばを食したかったよ

    目黒シネマで松田優作の「蘇る金狼」と「野獣死すべし」を観た、小林麻美より風吹ジュンだね



  • 自分の人生で一番大切なものとは、碧南市の加藤さんの作る耳かきは最強んだな

    自分の人生で一番大切なものとは、碧南市の加藤さんの作る耳かきは最強んだな

    自分にとってはこの逸品がなければ、生活できない必需品があるのです。

    それはなんと言おう「耳かき」なのです。

    耳かきといっても千差万別です。木製・竹製・金属。先端に明かりがつくものとよりどりみどりです。自分もこれはというものがあれば、見つけるたびに購入して試してきたのです。

    使ってみると、もっそりとしたり、そもそもこれでは耳あかがとれないぞ、というものまであったのでした。そして、この逸品に出会うまでは、“My 耳かき”とよべるものはなかったのでした。そして、約十年前に自分にとっては理想と呼べるThe「耳かき」を見つけたのでした。

    そして、今回は本当は絶対に教えたくないのですが、意を決して紹介します。(今でも納品にに数ヶ月かかるもので)

    その逸品とは、愛知県碧南市の加藤惠一(かとう けいいち)さんが作られる耳かきなのです。

    • 匠の耳かき ハンズマインド賞受賞

    ちなみにこの加藤さんのプロフィールです。

    お土産から始まった創作活動 趣味が講じて約3万本

    産直の野菜を楽しめる「あおいパーク」と田畑の広がる碧南の景色。

    碧南の市役所に勤務していた頃お土産で貰った柿羊羹の、竹の器を削り作ったものが最初の作品になりました。柔らかで丈夫なしなり、年月を経て変化した深みのある色合いなど、竹の美しさに魅せられたこともきっかけの一つです。耳かきの材料には、煤竹(すすたけ)という旧家の骨組みとして囲炉裏の煙で百年くらい燻(いぶ)された竹を使っています。そのため最近は入手が難しくなっていますが、独特の茶褐色の色艶など、目で見ても楽しんでいただけるような作品を作りたいと思っています。

    もともと趣味が講じて創りだしたものですので、真似することも教えてもらうこともできない事が、難しくもあり、面白いところ。同じものは2本と無く、削るたびに次はもっとこうしたいという気持ちが生まれます。歴史を積み重ねた工芸品も先人たちの努力で伝統になりましたが、もとは人々の暮らしから生まれた日用品。そういった意味で新しい伝統、新しい“ものづくり”がもっと世に出てくれば面白いのではないでしょうか。

    加藤さん耳かきの特徴です。

    ”しなる” ”薄く” ”なめらかに”

    匠の耳かきの基本形は、長さ約10cmのスリムな扇形をしている。素材は煤竹(すすだけ)だ。先端の最も幅が狭くなっている部分は、幅1mm。さじの部分の竹の厚みは、わずか0.3mm〜0.5mm と薄く仕上げている。
    この”薄さ”が耳あかに食いついて、しっかりとらえてくれる

    そして竹の感触が耳にやさしい。さらに”しなり”が、ほどよいクッションになっていて気持ちがいい。そして職人技がつくり出すなめらかな仕上げが肌に心地よく痛くない。
    「人に優しく、耳あかに厳しく」匠の耳かきのモットーである。

    しし自分的には、現在、耳かきでこれ以上のものもないし、代替品もないのです。だから、いつも常備で未使用品を2本以上備えているのです。

    何故なら、これがなくなれば自分の生存が脅かされるのです。

    そして、何故、数本用意しているかというと、本逸品の特徴である”しなる”て”薄く”にあるのです。とにかく少しでもぞんざいに扱うと、ポキっと折れるのです。数ヶ月使っていると、だんだんこれは絶対に折れないだろうと思って少しぞんざいに扱うとその瞬間に折れるのです。

    ただ、自分が心配しているのは、この商品、以前は楽天市場でも普通に購入できていたのですが、ここ数年では「碧南市のふるさと納税」経由でしか購入できないんだな、これが。

    耳かきでこれ以上のものはなし、ここに極めりです。これは日本人の加藤さんにしか作れないな。偏見ですが、外国人の不器用さでは無理でしょう。

    誰も言いませんが、即刻、皇室御用達にすべきでしよう、問答無用とはこのことです。

    楽天ロンダリングとふるさと納税 日本の税制大丈夫か?

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