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  • “続とんかつ修行”代々木上原の「とんかつ武信」の“名物 醤油かつ丼”の美味さにまさに驚愕したぞ!

    “続とんかつ修行”代々木上原の「とんかつ武信」の“名物 醤油かつ丼”の美味さにまさに驚愕したぞ!

    今週発売の週刊文春のグルメコーナーの「切り捨て御免!食味探検隊」にそのお店は紹介されていたのです。今週は〈“とじ”に飽きたら“のせ”か“かけ、人気の変わりカツ丼をかっ込む!”〉という特集だったのです。

    そして、その店とは「とんかつ武信」さんです。

    • 東京都渋谷区西原3-1-7
    • 代々木上原 徒歩5分

    記事の抜粋です。

    無類の揚げ物好きに、サクサク系カツ丼がないものか聞いてみれば、代々木上原のとんかつ屋には一風変わったカツ丼があるという。膳は急げ。

    カツ丼のメニューは1種類。その名も醤油かつ丼。地方B級グルメの雄、ソースカツ丼の醤油版か。ロースとヒレ、メンチから選べ、肉はサイズ違いで松竹梅の3種類から。

    (中略)

    松だけあって、こちらも丼いっぱいのカツ。しかも分厚い。粗い鰹節がたっぷり。青ネギ、刻み海苔、そして大根おろしが載っかっている。付け合せに味噌汁、キャベツ、糠漬け。混ぜる、というより大根おろしを均して薬味を載せ直す感じで、まずはカツを戴く。おー!

    確かに醤油味。とんかつを醤油で食べるのは初めてだったから、最初の印象は少し物足りない。もっと醤油が欲しくなる。なんならソースを付けてやろうか、とさえ思ってしまう。

    けれどそのぶん、肉と衣をしっかり味わうことができると気づけば、もうソースは欲しくない。薬味で少しづづ味変を楽しみつつ、大根ネギ海苔鰹節の全てが口中で混じり合ったタイミングで白米をとって放り込めば、今一度豚肉の旨味が立ち上がって、これぞ口福全開、丼ワールドの醍醐味だ

    というわけで、この記事を見て昨日の平日のお昼に突撃したのでした。午後1時30分に訪問です。店の佇まいは凛としてよろしいようで。期待が持てます。

    1階はカウンター席で2名以上は2階に案内されるようです。本日は1階のカウンター席に案内です。何はともあれ、まずは瓶ビールを1本、名刺代わりに注文です。

    そして自分的には、本日はまずは普通のとんかつ定食を食べようと思って来たのでしたが。ビールを飲みながらメニューを拝見です。赤字での“武信名物 醤油かつ丼”がメニューの中で存在感を放っているのです。瞬時に方針転換です。今日はやっぱり“醤油かつ丼”にしよう。

    そして日本人らしく、「醤油かつ丼ロース・松(130g)」(1,870円)を注文します。松竹梅とあれば、真ん中の竹を注文する日本人の悲しさサガです。

    ビールを飲みながら、12-3分待って、醤油かつ丼の登場です。一目見て、そのお膳の美しさです。特にお漬物の美しさと彩りにはは目を見張ります。キャベツの千切りもみみずみずしくて良しです。カツを食べる前から、このお店は当たりだと確信したのでした。

    そして、カツにかぶりつきます。肉厚で非常にジューシーなカツです。一切れでよいトンカツを使っているとわかります。薬味も“大根ネギ海苔鰹節”がマリアージュがすばらしい

    食べ始めるともう止まりません。食べ終わった後には、ただ満足感ののみです。その満足感は半端ありません。ただ、次回の再訪時はランチであれば、一番安い梅でよいかな。竹の130gはビール1本飲めば、かなりヘビーだったので。

    これでお会計は2,530円也です。帰り際に夜は予約可能か聞いたところ、こちらのお店では予約は受け付けてないとのことでした。

    都内で変わりカツ丼で比較すると、四谷の「とんかつ鈴新」で名物の“かけかつ丼”の「かつ丼」三兄弟になるかと思いますが、「とんかつ武信」さんの方が明らかに上だなと思った次第でした。

    ご馳走様でした。

     

  • ラーチャンというものを初めて知った、“ラーチャンは文化です”とは新潟恐るべし

    ラーチャンというものを初めて知った、“ラーチャンは文化です”とは新潟恐るべし

    SNSでラーメン情報を発信してくださる方で、自分がTwitterで唯一フォローしている方に渡辺樹庵さんがいます。

    “今までに食べたラーメン店は8,000軒以上という、生粋のラーメンフリーク”という高田馬場「渡なべ」などをプロデュースしている方です。

    そんな方からこんな紹介があったのです。

    四谷「ラーチャン専門 我武者羅 四谷店」でラーチャンセット。いろいろな意味で、良く出来ています。削るところは削って、かけるところにはかけて

    にしても、これで850円というのはすごいです。

    自分にとってはラーチャンとは初めて聞く言葉です。ラーメンとチャーハンが一緒に出てくるのね、と理解するのに少し時間がかかりました。その専門店というではありませんか。

    渡辺さんの言う、“いろいろな意味でよく出来ている”というラーチャンに挑戦してみようということになったのでした。平日の13時30分に四谷のお店に伺いました。

    お店の前には行列もなく、券売機で食券を先に購入するタイプのようです。食券を持って、奥のカウンターに提出し、出来上がりを待つ、いわゆる“富士そば”タイプのセルフ式のようです。そして、今回は一番定番の「ラーチャンセット」(850円)を試食します。

    待っている間にテーブルにはこんなことが書いてありました。

    我武者羅の「新潟ラーチャン」

    ふんわりと優しい醤油をきかせた煮干だしスープのラーメン各種。もっちりとした新潟米でつくるチャーハンはしっかり味をつけ、しっとりと仕上げています。

    「麺を啜ってスープをひとくち、チャーハンを頬張ってスープをひとくち」

    交互に食べてその相性の良さを楽しむのが、美味しいオススメの食べ方。セットで食べても食べ疲れしない、なるべく身体が喜ぶものを目指しています。

    我武者羅では新潟のラーチャン店にもあるラーメン、背脂ラーメン、タンメンに加え、つけ麺やカレーライスとのセットもご用意しました。

    毎日食べても飽きのこない豊富なメニューをお楽しみ下さい。

    そして、待つこと3分。噂の「ラーチャンセット」の出来上がりです。調理は非常にスムーズです。まずはスープです。煮干しのスープですが、少し甘めの感じの味付けかな。塩っぽいものより自分には好みかな。チャーシューが2枚、小さい海苔も1枚乗っています。気になったのは、デフォルトでの黒胡椒は少し控えたほうがよいのかな。

    ラーメンも普通に美味いですね。このラーメンを背脂入りにすると50円アップしますが、次からは背脂ラーメンにしようかな

    チャーハンも紅生姜も添えられ、普通に美味いチャーハンです。現在はラーメン屋さんでチャーハンも一緒に注文することは皆無ですが、このラーチャンセットはありですね。

    渡辺さんが言うように、まさしく手を抜くところと抜かないところを使い分けていますね。だけど、この850円という金額は驚異ですね。まさしくサラリーマンの味方のような食べ物でした。新潟恐るべし、ラーチャン恐るべしですね。

    そして、器の下には“ラーチャンは文化です”という文字が見えるまで、スープは飲み干しましょう。

    新宿御苑で京都を代表するラーメンの“第一旭”を発見、食す。自分の思っていたラーメンとは少し違うかな

     



  • 四谷の「とんかつ鈴新」で名物の“かけかつ丼”を食す、かつ丼三兄弟とはいかに?

    四谷の「とんかつ鈴新」で名物の“かけかつ丼”を食す、かつ丼三兄弟とはいかに?

    本日はランチのお話です。最近、どうしてもおいしい馴染みのラーメン屋さんが数軒あり、毎日ローテーションで通う日々だったのです。家族からそれではダメというきついお達しが出ているのですが。

    そして、そんな理由から、昨日金曜日のランチは新規開拓とラーメン以外のお店ということで、どこに行こうか思案していたのです。

    そんな時、大人の休日倶楽部カードの雑誌で気になって切り抜いていた記事を思い出したのです。そのお店は東京は四谷にあるとんかつ「とんかつ鈴新」なのです。

    こんな感じで地図付きで紹介されていたのです。いつか行きたいなと思って。

    随分保留していましたが、ランチに突撃訪問する環境は整いました。

    ちなみに、「とんかつ鈴新」は1958年創業の60年を超える老舗とんかつ屋さんです。地下鉄丸ノ内線 四谷三丁目駅から徒歩4分です。「とんかつ鈴新」がある車力門通りは、飲食店が軒を連ね情緒溢れる通りです。このあたりを俗に言う荒木町というのでしょうか。昼間でもなかなか風情があります。

    • 新宿区荒木町10 十番館ビル1F
    • 月~土 昼の部 11:30~13:35(L.O.13:35)

    そして情報によれば、映画「Shall we ダンス?」で知られる周防正行監督の行きつけのお店とか。普段は月2~3回のペースで足しげく通っている周防監督がよくオーダーするのが、この店の名物「かけかつ丼」とのことです。

    こんな情報を聞かされては、突撃するしかありません。13時過ぎに訪問です。店構えは一見客には少し入りづらい雰囲気です。暖簾をくぐれば、行列等もなくすぐにカウンター席に案内されたのです。かなりこじんまりとしたお店です。

    メニューを見る前から、注文は一番の名物の「かけかつ丼」(1,300円)決めていました。が、メニューを見て思わず笑みです。

    何と、“鈴新の「かつ丼」三兄弟”が目に入ります。三兄弟とは、下記の3つ

    • おなじみの「煮かつ丼」
    • さくさく感の「かけつけ丼」
    • 白い山脈「おろしそうすかつ重」

    ちなみに、お目当ての「かけつけ丼」はこんな感じです。

    ご飯の上にのせた揚げたてのかつと玉ねぎを特製丼タレで煮て、卵をとじてかつの上にかけます。カツは煮ていませんのでサクサク感があります。白いご飯もご堪能。

    そして、待つこと10分です。「かけつけ丼」とのご対面です。

    普通のカツ丼と違うところは、とんかつの一部がふつうにカラッと揚げたトンカツが残っているところかな。タレが微妙に染みかかった衣がサクッ! ジュワッ!で肉は程よい軟らかさで、肉そのもののうま味が生きています。

    卵とじがのっているところを食べると、普通のカツ丼の味なのですね。とんかつだけのところは、ふつうのトンカツです。面白い組み合わせです。味ですが、普通においしいカツ丼です。

    そして、豚汁とお新香がよいのです。豚汁は少し酒粕が入っているのかな。

    そして、あっという間にかけつけ丼を完食でした。

    小皿のデザートを食べて大変満足なランチなのでした。

    だけど、お店が小さいのでこのコロナ禍では、夜に来てアルコールを飲みながら食べるのはどうかな。だけど、アジフライもあったので、食指をくすぐられるのですね

    ご馳走様でした。

    “続とんかつ修行”市ヶ谷にある「とんかつ河村」に初訪問。お新香と豚汁の圧倒的な存在感に圧倒、とんかつも旨いよ