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  • 謝罪に伺う時のおわびの品は、新生堂の「切腹最中」しかないよ、これを知らないとサラリーマンは務まらないね

    謝罪に伺う時のおわびの品は、新生堂の「切腹最中」しかないよ、これを知らないとサラリーマンは務まらないね

    本日はビジネスマンが知っておかないといけない逸品をご紹介しようと思います。

    数ヶ月前の日本経済新聞の別紙でこんな記事を見つけたのでした。

    「極みスイーツ」というコラムで、本日のタイトルは“相手を笑顔に変える謝罪の品”です。本文です。

     12月14日は赤穂浪士討入りの日。江戸城松の廊下で吉良上野介に刀傷をはたらいた浅野内匠頭は田村右京太夫に預けられ、その屋敷で切腹した。その屋敷跡に店を構えたのが大正元年創業の「新正堂」だ。

    看板商品は3代目が考案した「切腹最中」。3種類のもち米で作るもなかの皮には十勝産の高級小豆「みやび」で作る餡がたっぷりと詰められ、切腹させたかのような外観を呈している。餡の中には大ぶりの求肥が隠れている。

    切腹しておわびしますと謝罪の品としても重宝される。シュワッとして皮の香ばしさ、餡の上品な甘み、もっちりとした求肥が三位一体となって口福をもたらし、相手を笑顔に変える。

    • 「切腹最中」2,880円(10個入り、税込)
    • 「新生堂」東京都港区新橋4-27-2

    (お菓子の歴史研究家 猫井 登)

    新生堂の創業ストーリーすごいね、ホントかなというぐらいの話しです。

    こんな記事を見たすぐに、雑誌で同じ商品が紹介されていたのです。これにはビックリです。確か手土産特集だったのかな。

    紹介されたのは、エンタメソリューターの明松功さんという方です。

     今春、フジテレビを退社し、エンタメを軸にさまざまな課題解決を目指すKAZA2NAを立ち上げた明松功(かがりいさお)氏。同局の名物バラエティ「めちゃ×2イケてる!」プロデューサー時代は“大食いキャラのガリタさん”として人気を博すなど、業界ではグルメとしても知られている。美味しくて、珍しいのはもちろん、“ネタ”になる手土産だ。

    「“つまらないものですが”と言って渡すんじゃなく、それでひと盛り上がりしたいんです」

    象徴的なのが、御菓子司 新生堂の「切腹最中」。謝罪の定番としておなじみだが、明松氏はこれを「わからないように」持参。「謝り倒して、場の空気が和んだなと思えたら、“今日は、この覚悟で来ました”と差しだすんです。受け取ってもらえれば、許してもらったお墨つきになりますしね。まぁ、出せる雰囲気にならず、持ち帰って切ない気持ちで自分で食べる・・・・・なんてこともありますけど(苦笑)」

    自分もサラリーマン時代にこの逸品を知っていたら、もう少し出世できたのかな。いずれにしてもいろんな武勇伝が生まれそうなお持たせですね

    だけど、秘書が押さえておくお土産ではないね。トップが切腹したら、シャレにならないからね。あくまでサラリーマンにとっては必殺の謝罪用のお持たせとしてね。



  • 久々の大前節炸裂の言葉、“時間配分”“住む場所”“つきあう人”を変えるしか人間は変わらない

    久々の大前節炸裂の言葉、“時間配分”“住む場所”“つきあう人”を変えるしか人間は変わらない

    Twitterをなんとなく見ていた時でした。久しぶりに、大前研一さんのキレの良い含蓄のあるつぶやきに思わず、膝を売ったのでした。

    大前節、炸裂といったところです。内容はこんな感じです。

    人間が変わる方法は3つしかない。

    1番目は時間配分を変える。

    2番目は住む場所を変える。

    3番目はつきあう人を変える。

    この3つの要素でしか人間は変わらない。最も無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。

    最も至極真っ当な含蓄のある言葉です。そして、自分が思うに、1と3は自分の意思が強くないとなかなか実行できないと思います。特に、3番めの「つきあう人を変える」はなかなか思うは易く、実行するのはなかなか難しいかなとは個人的には思うのです。

    やっぱり一番簡単なのは、強制的に住む場所を変えてリセットするのが一番だと思います。

    だけど、最も無意味なのは「決意を新たにすることだ」にはシビレますね

    この大前さんの言葉を聞いて、思い出したのが、故邱永漢先生の言葉なのです。

    こんな言葉だったと思います。

    俗に人・もの・金といいますが、金が一番瞬時に動きます。次に遅れて“もの”が動きます。一番最後に動くのが人です。お金は儲かりそうな場所があれば、その情報を聞きつけてあっという間に動きます。人はなかなか動かないものなのです

    この邱永漢先生の言葉も含蓄に富んでいます。邱永漢先生が言いたいのは、日本は既に経済の成長が止まって、完全な停滞期、成熟経済になっています。成長しないところにいても、自分の懐が潤う確率は低いです。

    だけど、海の向こうを見れは、例えば10年、20年前であれば今から成長するぞといった中国が横たわっています。そんな国が日本のそばにあるのです。例えば、福岡から見れば、東京に行くより上海へ行った方が近いわけです。

    日本の野心ある若者は、日本にいる場合じゃないだろう、上海で起業なり商売をしないと懐は潤いませんよ、というわけです。

    自分が思うに、この40年間を振り返って、後から見て一番社会にインパクトあった出来事は“インターネットの出現”と“中国の成長”だったと思います。

    極端な言い方をすれば、この2つの大変化に絡まなかった会社なり起業家は大成功や成長が享受できなかったと思います。

    そして、日本の一番のお金持ちは孫正義さんです。孫さんはこの2大変化にど正面から絡んでいました。中国の成長はアリババへの投資で最大享受を受けたのでした。

    そして、ユニクロの柳井さんです。柳井さんは出店と縫製工場ということで中国は取り込みましたが、インターネットについては絡んでいません。

    ここが孫さんと柳井さんの成功の大きさの違いかと思います。

    自分も住む場所を変えるしかないかな。もう遅いかな。

    そんなことを思った大前さんの含蓄あるお言葉だったのです。