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  • ブルネロクチネリの本社のあるソロメオ村は本当に田舎だよ。その人間主義的経営とは?

    ブルネロクチネリの本社のあるソロメオ村は本当に田舎だよ。その人間主義的経営とは?

    2021年12月1日の日本経済新聞の朝刊の1面です。「カイシャの未来」という特集記事です。本日は“志を探して3”(社員はコストじゃない)という記事を取り上げます。

    何故なら2021年10月、1月半前に訪れたイタリアのソロメオ村にある「ブルネロクチネリ」を取り上げていたのです。思ったの、自分はこの目でその光景を見てきたのだという自負です。

    その特集記事はこんな内容なのです。

    イタリアの小村、ソロメオの9月の空は澄んでいた。

    緑の丘陵に鐘の音が響き、中世に迷い込んだよう。14世紀に建てられた古城がファッションブランド、ブルネロクチネリの本社だ。

    色鮮やかなカシミヤ製ニットで人気の同社は1978年に創業。60カ国以上に店舗を広げ株価は直近5年で3倍に。1400人がこの村で働き、丁寧な手仕事で評価を高めてきた。

    ベゾス氏が訪問

    従業員の力を引き出してきたのが創業者のブルネロ・クチネリ会長が掲げる「人間主義的経営」だ。米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾスの最高経営責任者(CEO)をはじめ、この地を訪れて理念に触れる経営者は後を絶たない。

    午後5時半以降の仕事のメールは禁止、昼休みはたっぷり1時間半。なのに従業員の賃金は業界平均より2割ほど高い。熟練工が指導する養成学校のほか、文化や芸術は人を成長させるとの信念から劇場や図書館、ワイナリーまで設けた。

    かつて米ニューヨークで違和感を感じながら働いていた男性従業員(43)は言う。「自然に囲まれ上下関係なく早慶し合って働ける。毎朝、起きるのが幸せだ」

    クチネリ氏の原点は工場で働く父の姿だ。疲れ果て「こんなひどい侮辱を受けるなんて」と涙を流すことも。「働くとは消耗ではない。誰しも仕事を通じて人間の尊厳を高めるべきだ」

    企業会計ではモノとカネは資産になるが、ヒトはただ費用として扱われる

    (中略)

    再びソロメオ村。クチネリ氏が最後に力を込めたのは「千年後のビジョン」の大切さだった。「モノがなくなってもヒトが尊厳を持てば「番人」として次世代に引き継いでいける」。働く人を核に永遠に挑む。

    この記事を自分は非常に懐かしく思ったのでした。

    自分の関心はもっぱらそのブランドに合ったのですが。どうしてこんなに付加価値(すなわち値段が高い)のある商品をイタリアの小さな村から世界に出せるのだろうかと思い、一度、そのソロメオ村の空気を触れてみたいと思ったのでした。

    自分はペルージャに2泊3日し、その中1日でソロメオ村を訪ねたのでした。行ってみて、本当に田舎なのですが、村の家屋は立派なのには驚いたな。ペルージャから車で25分ぐらいかな。タクシーで30-40ユーロといったところです。

    もちろんトスカーナの風景はきれいですが、この村の立派さです。だけど、こんな世界的企業がある村ではバールが1軒あるだけで、タクシーも捕まらないのには困ったのでした。

    豊かな自然の中で働きたい人には天国なんだろうな。だけど、やっぱり人間関係等の世俗のストレスはあると思うのです。最後は相田みつおで、“やっぱり人間だもの”

  • 日経で機内持込スーツケースの人気順位で1位はロジェール、ビジネスマンはTUMI一択だと確信

    日経で機内持込スーツケースの人気順位で1位はロジェール、ビジネスマンはTUMI一択だと確信

    日本経済新聞の土曜日発行の「Nikkei プラス 1」紙面で持込便利なスーツケースの順位付けの特集があった。そして、その順番が下記のとおりです。

    1. ロジェール(Cubo-Sサイズ)大きく開き、楽に取り出し(希望小売価格28,080円)
    2. プロテカ(エアロフレックスライト 01821)とにかく軽い1.7キロ(62,640円)
    3. ハンズプラス(ライトスーツケース フロントオープンタイプ)価格手ごろ、内装もおしゃれ(21,492円)
    4. イノベーター(INV1811 機内持込サイズ)アルミの外装、高級感(30,240円)
    5. エース(パリセイドZ)取り出しやすいポケット(22,680円)
    6. フリクエンター(クラム アドバンス34L)デコボコ路面でも静か(28,080円)
    7. アメリカンツーリスター(アップライト3.0S スピナー55EXP)ソフトタイプで軽量(19,440円)
    8. ロンカート(ウイアー5953)デザイン流麗、素材鮮やか(54,000円)
    9. サムソナイト(ライトショック スポーツ・スピナー55)収納しやすくシンプルに(68,040円)
    10. ストラティック(レザー&モア フロントオープン)ドリンクホルダー、個性的(29,700円)

    そして紙面上でのコメントです。

    格安航空会社(LCC)の国際便を利用する人が増えている。LCCでは機内に持ち込めるスーツケースの重量やサイズに厳しい制限があり、対応した製品が人気となっている。

    国際線で100席以上の飛行機では、機内持ち込みできるサイズは高さ×幅×奥行きの3辺の合計で115㎝以下が主流とのこと。

    そして、現在自分及び家族が利用しているスーツケースは下記の3つです。

    • TUMIのインターナショナル・エクスパンダブル・2ウィール・キャリーオン(生地はバリスティック製)
    • グローブトロッター 21インチ
    • RIMOWA(リモワ) Classic Lufthansa Edition Check-In M, Silver(機内持ち込み不可)

    そして、一番長く使っているのは、TUMIのエクスパンタブルのキャリーオンです。これが一番、頑丈でビジネスマン向きです。キッパリ。

    一度も壊れたことがない。修理に出したこともありません。欲を言えば、車輪を4輪にしてもらえれば更に良いかも。おそらく、壊れたら、また同じタイプのものを購入すると思います。

    グローブトロッターはおしゃれですが、壊れやすいのが難点。そして、修理代もバカ高いですね。

    上記の日経の記事の中で自分が知っているのは、2位のプロテカかな。

    そして、今年の10連休のフランクフルト乗り継ぎ時に久しぶりにリモワを購入。以前のリモワは、あのシルバーの定番のスーツケースだったが、ランカウイ島に行った時、現地の荷物受け取りコンベアから出てきた自分のリモワに衝撃を受けた。

    機械に、からまったらしく、あのリモワのハードケースがグシャグシャになって出てきた悪夢、以来の所有です。

    また、一番気になったのは、4位のイノベーターのスーツケースです。外見はリモワを思わせるようなデザインで定価 30,240円

    そして、自分はスーツケースはハードタイプよりソフトケース派です。外国では圧倒的にソフトケースが主流とは思いますが、日本はハードケースが主流ですね。

    自分の経験では、高価でも初めからしっかりしたメーカーのスーツケースを買うことをおすすめします。

    だけど、ビジネスマスのスーツケースはTUMI一択と確信しています。

    スーツケース選びはレンタルでまずは試してみてから、購入がベストだよ