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  • 旅の極意、今回の旅で感じたこと、持っていくものはミニマルでリュクサック一つが最高だったこと

    旅の極意、今回の旅で感じたこと、持っていくものはミニマルでリュクサック一つが最高だったこと

    ようやくメキシコへの“ぼっち旅行”のブログが終わったところですが、今回の旅で画期的だったことを書きたいと思います。

    実は今回の約10日間の海外旅行で自分としては初めてリュク1つで行ったのです。もちろん、帰りは荷物が少し増えると思い、折りたたみ式のエコバックは1つ持参したのですが。

    そして、気づいたのがリック1つで行くことができるのと、その快適さだったのです。確かにスーツケースを持参して1つのホテルに長く逗留するのであれば問題ありませんが、今回のように一人で動き回るのにはスーツケース持参はよくありません。

    そして、特に良いと思ったのがこの移動の手軽さと、もう一つ発見したのです。それは、今はデジタルベースで航空機のチェックインが出来、ボーディングパスも事前に入手可能です。(もちろん飛行場のチェックインカウンターな立ち寄らなくてもです)

    ということは、預け入れ荷物がなければ、ボーディングパスがあるわけですから、相当早めに出国して空港の制限エリア内に入ることができます。そうすると、航空会社やプライオリティ・パスで入室可能なラウンジも使えるというわけです。無料のお酒と食事をとりながら、ゆったりとNetflixで映画でも観ながら過ごす快適さです。

    預け入れ荷物がなければ、これができるのです。

    そして、今回自分が旅の経験を重ねてリックに詰めたのが下記のアイテムだけです。

    • パソコン(旅に持参のパソコンはこれしか考えられません。富士通の最軽量630gのパソコン)
    • iPad
    • BOSE ノイズキャンセリング・ヘッドホン
    • パジャマ(飛行機に搭乗後もすぐに着替えます)
    • 下着1式のみ(お部屋にドライヤーがあれば洗たのち、ドライアーをあてれば翌日乾く、必ず)、シャツ1枚(替え用)
    • 洗面用具、日常薬
    • 文房具とモレスキンのポケットノート
    • 折り畳み傘(自分はKnirps(クニルプス)が最良と思います)
    • スカーフ(突然の寒さよけ、やっぱりFaliero Sarti(ファリエロ サルティ)がいいよね)

    今回はこれらをルイ・ヴィトンのリュックに入れて旅行した次第です。

    そして、旅行中、困ったことは一度もありませんでした。帰りには、お土産としてTシャツなどを買い込みましたので、折りたたみ式のエコバックを利用しました。

    この装備で結局1週間はおろか、1ケ月でも旅行できると思いました。実際の旅で利用するものは本当に限られています。自分は先に記したようにルイ・ヴィトン(本物です)のリュクで旅行しましたが、一流ホテルに宿泊してもこのリュックを持っていると足蹴にされることはありません

    明後日からのミラノとシチリアへの旅行もリュックだけで出かけます。

    スーツケース選びはレンタルでまずは試してみてから、購入がベストだよ

  • 崎陽軒のシウマイは、横浜中華街の順海閣さんとの共同作業で生まれたんだな。うまさの秘密は貝柱にあったとは

    崎陽軒のシウマイは、横浜中華街の順海閣さんとの共同作業で生まれたんだな。うまさの秘密は貝柱にあったとは

    昨日に引き続いて、また別の視点からの崎陽軒のシウマイ弁当のお話しです。

    その話しとは、先日届いたANAからの小冊子「ana-lounge 2019 winter Vol. 11」の「常連客からの招待状」というコラムです。

    タイトルは、“小さなシウマイに詰まった一族の物語”

    崎陽軒の名物のシウマイにこんな開発の秘話があったとは、知らなかったな。

    料理店の看板が所狭しと並ぶ香港路。

    その通りに創業から70年を超える老舗広東料理店「順海閣 本館」がある。

    「最近では中国本土からのお客様も多く訪れるようになりました。日本にこんな大きな中華街があるんだねと驚かれます。

    そして、日本風味付けの中国料理も楽しみにしておられるようですね。順海閣では創業当時からの広東料理の味を守っています」と呉羽康成支配人は言う。

    順海閣 本館

    • [住所] 横浜市中区山下町147
    • [TEL] 045-681-1324
    • [営業時間] 11:00-22:30(L.O./21:30)
    • [定休日] 無休
    • [URL] http://www.junkaikaku.co.jp/
    • ANAグルメマイル対象店舗

     

    順海閣の名物はシウマイ。

    このシウマイを求めて全国からお客さんが訪れる。なぜ、シウマイに惹かれるのだろうか。

    それは、康成さんの曽祖父、呉遇孫さんが「崎陽軒」と共にシウマイを開発し、順海閣ではその開発当初の味をずっと守り続けているからだ。

    シウマイ弁当で全国的に有名な崎陽軒(創業1908年)は当初は横浜駅(現在の桜木町駅)構内にある軽食を販売する売店だった。

    転機が訪れたのは1927年頃

    点心職人であった遇孫さんと共に「お弁当で食べられる冷めてもおいしいシウマイ」の開発をはじめる。しかし、当時はシウマイはおやつ感覚で食べる点心のひとつ。

    ご飯と一緒に食べられる味にしようと試行錯誤している中、なにげなく貝柱を入れたところ、新感覚のシウマイが誕生した。

    翌年、これを崎陽軒が弁当にして販売、「日本のシウマイ」が全国に広まった。

    そして1945年、日本のシウマイのレシピを受け継いだ遇孫さんの息子、呉笑安さんが順海閣を創業した

    中略

    「貝柱によって風味と歯ごたえが加わったようですね。これが日本人の感覚に合ったのでしょう。

    現在、叔父が順海閣の代表なのですが、元祖シウマイのレシピは大切に金庫にしまってあります。実は私はまだ、そのレシピを見たことがないんですよ。

    いつか、見せてもらえるとは思いますが」と康成さんは笑う。

    よいお話しですね。崎陽軒のシウマイ、貝柱が決めてだったんですね。知らなかったな。

    こんなお話しを聞くと、「順海閣」に行ってシウマイを食べてみたいな。

    ちなみにこちらのお店のHPではオンラインストアでシウマイが購入できますね。

    お店が横浜の中華街にしかないのが残念なところです。

    2日前に食べた崎陽軒のシウマイ弁当、また食べたくなってきました。

    今度は、まずは小梅をずらして、市島晃生先生のシウマイ弁当 攻略の極意の順に則って食して見たいな。

  • 崎陽軒のシウマイ弁当の食べ方ここに極まる、攻略の極意とはまずは小梅をずらしてから

    崎陽軒のシウマイ弁当の食べ方ここに極まる、攻略の極意とはまずは小梅をずらしてから

    世の中には恐ろしいことを考える人がいるものです。

    天下の日本経済新聞の朝刊の裏面にその記事は出ていた。文化欄です。

    2019年10月10日付け、「シウマイ弁当 攻略の極意」、筆者は市島晃生という方です。

    この方、真心込めて作ってもらった料理を最高の手順で完食したいということで、「食べ方学会」というものを立ち上げ、おいしい食べ方を研究し発信している方です。

    以下、記事から抜粋していきます。

    食べ方を考える上で最高の教材は崎陽軒の「シウマイ弁当」だ。

    神奈川県生まれの私は幼いころから俵型ご飯にシウマイが5個並ぶ横浜名物の弁当に親しみを持ってきた。

    シウマイ以外にも唐揚げ、筍煮、鮪とおかずが実ににぎやかだ。

    「ご飯対おかず群」という基本構図の中で、食べ手は実力が試されているといえよう。

    中略

    有名レストランのシェフら約20人の「食のプロ」に弁当を持参し、極意を取材した。

    酢豚を連想させるように、唐揚げとアンズを一緒に口に入れる。

    シウマイ半個分をご飯の上に乗せて握りにする。

    はたまた鮪の照り焼きを半分ほぐし、フレーク状にする。

    彼らにはいくつかの共通点が見られた。

    それらをいいとこ取りしたのが写真の順番だ

    中略

    初手は本家本元、崎陽軒の野並直文社長の流儀だ。

    野並社長が好きという小梅を真ん中からずらし、塩気が染み込んだご飯からいただく。ほっと一息ついたところでシウマイが1個残っていれば小躍りする

    自分を満足させるためには演出も必要だ。

    中略

    理解を深めるために包括的な調査をした。

    SNS上で600人超にアンケートを取ったところ、意外な結果が明らかになった。

    なんと、最初に箸を付けたもので最多なのはご飯でもシウマイでもなく、「筍煮」だったのだ。

    今までの取材をもとにした、食べ方学会が示す食べ順に自信を失ったが、筍煮には女性の支持が集まったらしい。

    一方、右2つ目のシウマイから食べ始める人は0人

    そんな「幻のシウマイ」を最初に食べる人がいたら、ぜひご一報願いたい。

    驚きました。驚いた研究結果です。深い考察です。

    ここまでくれば、「たかが、シウマイ弁当、されど、シウマイ弁当」ですね。

    ここまで、攻略の極意を極めてもらえれば、シウマイ弁当も弁当冥利に尽きると思います。

    というわけで、昨日の夕食はシウマイ弁当にしたんだな。

    そして、同じシウマイ弁当でも神奈川と東京では弁当の包み方も違うというのを、先日、初めて知ったのでした。

    神奈川で売られているのは昔ながらの紐がけ。東京バージョンは絵柄が印刷されたかぶせ蓋

    紐がけ作業は時間がかかるので、東京工場から出荷されるものはかぶせ蓋となっているそうです。

    というわけで、昨日の自分が購入したシウマイ弁当は東京バージョンですね。

    まあ、弁当一つでこれだけ語れる弁当は「シウマイ弁当」だけだな。

    やっぱり安定なおいしいお味でした。

    ご馳走様でした。

    崎陽軒のシウマイ弁当に強敵現る、品川名物の駅弁「貝づくし」には参ったな

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