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  • 名古屋めし〈2〉“ひつまぶし”発祥のお店、「あつた蓬莱軒 本店」で食す、焼き立てだったら最高だね

    名古屋めし〈2〉“ひつまぶし”発祥のお店、「あつた蓬莱軒 本店」で食す、焼き立てだったら最高だね

    2023年9月4日(月)

    本日は名古屋めしと言えばこれ、“ひつまぶし”の食レポです。

    名古屋には丁度2年前の8月に来て、“ひつまぶし”を食べたのです。その時のお店はこれも老舗の「しら河」というお店でした。

    今回は朝めしとお昼はかき氷にして、夕食の“ひつまぶし”に万全の体制で望みます。

    そして、今回訪問するお店は“ひつまぶし”発祥のお店で商標登録もしてある老舗中の老舗の「あつた蓬莱軒 本店」さんに伺います。

    情報誌によれば、行列必至という言葉が並びます。というわけで、18時頃にお店に電話して混雑状況を確認します。今は大丈夫ですよ、とのこと。

    早速、電車で向かいます。

    • 「あつた蓬莱軒 本店」
    • 愛知県名古屋市熱田区神戸町503
    • TEL 052-671-8686
    • 地下鉄名城線「熱田神宮伝馬町駅」下車 徒歩7分

    宿泊先の金山駅のクラウンプラザからは3駅目です、近い。

    近くに行って驚いたのですが、住宅街の一角に本店はあるのね。地下鉄の駅からは大きな道路渡った先がお店なのですが、もう対面の道路手前から、うなぎを焼いている匂いがするのです。付近はマンションもある住宅地です。毎日、この匂いを嗅がされると、住んでいる人はたまったものではありませんね。衣服に香ばしいうなぎの蒲焼のニオイが、まずい状況だろうな。

    お店の門構えは一流料亭のようです。何か敷居が高そうな感じがします。風情があるとも言うのかな。門を開ければ、下足番の方がおられ、番号札を渡されます。何か、人形町の「今半 本店」みたいだな。

    そして、本日は2階席の座敷席です。かなり広い2間です。8割方は埋まっています

    まずはキリンラガーの大瓶(633ml)をいただきます。つまみは「骨せんべい」(300円)で。

    ビールと骨せんべい、もうたまりませんね。そして、こちらのお店はつまみも含め、天麩羅やらお造りなど沢山の一品料理があるのね。

     

    ビールが来てから、うなぎの注文です。やっぱり、よいお値段しますが、ここまで来たなら、3名ともにこれしかありませんね。

    • ひつまぶし(商標登録済みだよ) 4,600円

    ちなみに、ひつまぶし以外のうなぎの料金はこんな感じ。

    • 鰻丼(3切) 3,100円
    • 上鰻丼(4切)3,800円

    そして、おさらいで、お店推奨の〈ひつまぶしの召し上がり方〉

    1. 始めにお櫃の中を十文字に4等分に分けてください
    2. (1膳目)そのままうなぎの味をお楽しみください
    3. (2膳目)薬味(ねぎ・わさび・のり)を掛けてお召し上がりください
    4. (3膳目)薬味(ねぎ・わさび・のり)を入れて、おだしを掛けてお茶漬けにして
    5. (4膳目)一番お気に入りのお召し上がり方で

    そして、“ひつまぶし”を注文して誤算が。焼き上がるまで、30分かかると思っていたのですが、それまでビールと骨せんべいでグダグダしようと思っていたのですが。

    注文してからものの5分で着丼です。既に作り置きしているのですね、まあ、こんな大店ですのでしかたがないか。

    お膳はこんな感じです。うなぎは濃厚でうまいね。これで焼き立てであれば最高だね。

    自分の再失態。興奮して山椒を入れ忘れたのはご愛嬌です。ちなみに、お茶漬け用の「たれ」は無料で追加できるようです。

    だけど、ご飯も含め量はかなりのものだよ。男の自分でも食べきれないほどでした。

    これでご飯が少なめでうなぎがパリッとした焼き上がりだったら、最高だね。だけど、“ひつまぶし”発祥のお店に敬意を払って、ごちそうさまでした

    お会計は、15,050円。堪能させていただきました。

    これで名古屋の1泊2日の旅レポートは終わりです。

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  • この世の極楽、土曜日の昼下がり娘と二人、老舗蕎麦屋で“まったり”とそばをたぐる。赤坂は室町砂場だよ。

    この世の極楽、土曜日の昼下がり娘と二人、老舗蕎麦屋で“まったり”とそばをたぐる。赤坂は室町砂場だよ。

    週末は土曜日のお昼です。本日は2名でのお昼ということになり、そうであればあそこに行くしかないな。赤坂にある「室町砂場」なんだな。ちなみに日本橋にある「室町砂場」の方にはあいにく行ったことがないのですが、こちらも海外から羽田について真っ先に飛び込みたくなるという評判のお店なのです。

    「室町砂場」はこの日本橋店と赤坂店しかないんだな。

    というわけで土曜日のの1時30分過ぎに赤坂の「室町砂場」に伺います。

    伺うと、玄関前が少し違う風景です。おやじ7-8名がたむろしているのです。おそらく入店を待っているのかな。だけど、見るからに客層は悪そうです。

    彼らとは別に店の前に並びます。だけど、小さい老舗蕎麦屋(予約もできない)に多人数で押し寄せるこいつら、江戸の粋がわかってないね

    なんのしがらみもないので、好きなことが言えます。

    そして、待つこと10分。本日も入り口近くのテーブル席に案内されます。あの多人数のおやじたちは小上がりで騒いでいます。

    本日は娘と一緒ですので、冷静に行動する必要があります。

    まずは喉の消毒で瓶ビールの大を1本です。もう、これだけで先程の大人数のいやなことは忘れるんだな。この“あさりの煮物”が出てくればもう天国にいる心地です。

    そして、今日は2人ですのでつまみを注文です。迷いはありません。東京の蕎麦屋でこれは外せません。玉子焼きです。実は先日雨降りの日に1人で来店した時に知った驚愕の秘密があるのです。その時、何気に玉子焼きの注文が入り、お姉さんが板場に注文告げる時です。“3等分”にして下さいと指示されるのです。

    自分はこの時に注文時にお願いすれば、2等分でも3等分でもしてくけるんだなと思った次第です。これを娘に自慢気に語ると、そんなの知っているよ、ここはいつも玉子焼きは人数分で切ってサーブされるよとのことです。自分はこのことを知らなかったのです。すごいサービスですね。

    というわけで本日も黄金に輝く“玉子焼き”です。確かに綺麗に2等分されています。恐るべしです。そして、自分はビールとつまみで楽しむの横目に蕎麦を注文です。我が家ではいつもこちらでは“大もり”です。これが一番うまいと思うのですが。蕎麦が立っているんだな。

    大もりには薬味が2皿です。お約束なのです。このシンプルにしてコシのある蕎麦、他では味わえないんだな。これが一番。自分の“大もり”を注文するころには食べ終わった娘がいつものように蕎麦ぜんざいです。今日は冷たいのでと言っています。

    玉子焼きと蕎麦の大もりと蕎麦ぜんざい、日本が誇るフルコースです。鉄板だな。そして、財布にも。

    この山椒の付け合せが繊細すぎます。

    お勘定も4,400円。素敵すぎます。

    日本の粋、ここにありです。ご馳走様でした。

    いろいろ言うけど、やっぱりこれだよ。

  • [名古屋めし2]名古屋めしの王様。老舗の「しら河」でひつまぶしを食す。“ご飯少なめ、お出しをたっぷり”でね

    [名古屋めし2]名古屋めしの王様。老舗の「しら河」でひつまぶしを食す。“ご飯少なめ、お出しをたっぷり”でね

    記念すべき名古屋の宿泊の1日目の夕食です。買い物を兼ねて、名古屋の繁華街の栄に来たのでした。デパートでブランドショップをひやかした後です。

    そろそろ何を食べるか決めないといけません。

    昼はきしめんを食せば、夜はこの食べ物、名古屋名物の“ひつまぶし”しかありません。

    栄周辺で有名なお店を検索です。

    ありました。名古屋では有名らしい「しら河 栄ガスビル店」です。

    「しら河」で極めるうなぎ

    地元名古屋人の舌を唸らせる素材のよさ×焼きの技×秘伝のタレ。 ひつまぶしの名店で季節の滋味に浸る贅沢をご堪能ください。

    少し早めですが、18時30分に伺ったのです。この時間でも1組お待ちです。帰りには、10名ほどお待ちだったので、名古屋の方はよっぽど“ひつまぶし”好きとお見受けしました。

    まずは注文です。注文したのは、まずは王道の「しら河のひつまぶし」(2,800円)です。キッチコピーに“「カリッ」「ふわ-」のひつまぶしをお楽しみ下さい”とあります。

    だけど、うなぎやさんに来て、ビールが飲めないのはつらいのなんの。

    まずは、メニューに書いてあるひつまぶしの食べ方です。

    [味の三様]ひつまぶしの召し上がり方

    • お手元のしゃもじで軽く混ぜていただいて、お茶碗によそっていただきます
    • 召し上がり方が「三通り」あります。
    1. 1つめ/そのまま そのままで、鰻の味をお楽しみください
    2. 2つめ/薬味をかけて ネギ、のり、ワサビの薬味をかけてお楽しみください
    3. 3つめ/お茶漬けで 薬味をかけた上にお茶漬けで召し上がりください
    • お茶漬けのお出しは、後ほどお持ちしますのでお声がけをお願いします
    • 薬味・お茶漬けのお出しはおかわりできます
    • お茶漬けは「ご飯少なめ、お出しをたっぷり」かけるのがおすすめです

    そして、待つこと10分。やってきました。「しら河のひつまぶし」です。

    まずは、教科書どおり、そのままで食べます。やっぱり鰻は美味しいですね、どこで食べても。次は、薬味をおいて食べます。ワサビのパンチが効いて、また違う感じになるのが不思議です。そしていよいよ、お出しをいただいて、ひつまぶしです。

    薬味のおかわりもいただき、ご飯も少なめにし、準備万端です。

    まあ、これだけ役者が揃っているのです、圧倒的にうましです。

    当然、お出しのおかわりです。そして、このお出しがうまいのです。こんな説明があります。

    ひつまぶしをしめくくる茶漬け。使用するのは普通の日本茶ではありません。それは鰻とタレ、薬味をみごとに調和させ引き立たせるこだわりの吸茶。薄味の出汁をベ―スに豊かな薫りを加えました。

    連れは、お茶漬けで食べたあとは、最後の一杯はシンプルにうな重で食べるというこだわりです。

    東京で自分のご贔屓のうなぎやさんは赤坂にある「ふきぬき」ですが、東京でもひつまぶしを注文してみようかなと思わせるうまさなのでした。

    名古屋飯し、恐るべし