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  • [2023年夏北海道一周23]帯広から襟裳岬へ、本日の岬の風景は霧と風

    [2023年夏北海道一周23]帯広から襟裳岬へ、本日の岬の風景は霧と風

    2023年6月の北海道一周の旅のいよいよ11日目です。明日はお昼の便で千歳から東京に帰るので、本日が北海道を観光する実質最終日ということになります。

    そして、本日の目的地は「襟裳岬」だけです。3年前にも同じルートでドライブしたのですが、とにかくここが一番長くドライブする日なのです。そして、その街道にはおいしい海鮮丼やウニ丼があるわけではないのがつらいね。このルートの海べりでは昆布を天日干ししている光景が見られますね。これがいわゆる日高昆布ということになります。

    帯広のアパホテルを9時過ぎにチェックアウトします。アパホテルはほとんど完全前金性なので、デフォルトがカードキーをBoxに入れるだけでいいのでチェックアウトが楽ですね。

    駐車場だけは自分で精算して1泊600円なりです。帯広駅前の駐車場でこの料金安いね。

    目指すは「吉良邸」ではなく「襟裳岬」です

    帯広からは広尾という町までは無料の疑似高速道路で、そこからはひたすら一般道です。襟裳岬までの道は長いトンネルだらけです。交通量は少ないのに、こんな立派な長いトンネルを造って大丈夫か、日本。

    ここでちょこっとガイドです。

    えりも黄金トンネル(えりもおうごんトンネル)は、北海道幌泉郡えりも町の国道336号(黄金道路)上にある国道トンネル。全長は4,941 mで、北海道内の道路トンネルで最も長い

    驚いたのが、このトンネルをチャリで走る人がいるのです、道の方を。見ている方が怖いよ。

    そして、12時30分に襟裳岬に到着です。今日は前回と違い、あたり一面濃い霧に包まれています。何でも1年の1/3は霧に包まれるようです。潮流などの関係なのかな。

    3年ぶりの「襟裳岬」です。

    「風極の地 襟裳岬」の碑の前でパチリ。本日は霧の関係で幻想的な雰囲気です。岬の先の様子は見られません。風景が見れないのに、襟裳岬突端まで歩いて行ってみます、人間の性なのでしょうか。道の途中の下には、「みさき荘」という旅館があります。すごい所に旅館があるね。宿泊すれば話のネタになりそうです。

    やっぱりここまで来れば、売店兼食堂を冷やかしたくなるね。昆布ソフトがイチオシのようです。 だけど、やっぱりここで食事をしようとは思わないね。

    というわけで、襟裳岬の滞在は約30分強です。ここを征服して初めて北海道一周が完結するのです。ここからはひたすら札幌を目指すだけのドライブです。

    あとはランチをどこでとるかです。3年前の悪夢はこのあたりは海の近くなので海産物だろうと思って入った寿司屋で失敗してしまったので、寿司はなしです。

    ランチは1時間30分ぐらい走らせて道路サイドに見つけたお店にします。

    • 本格手打そば「長寿庵」
    • 浦河郡浦河町東1-2-2

    連れが蕎麦がいいと言うもんでね。この地方の本格手打ちそばは、どんなものなのかな。

    メニューを見れば、

    • 田舎そば(黒)
    • 更科そば(白)100円増し
    • 十割そば(1日5食限定)100円増し

    となかなかの品揃えです。そして注文です。

    • カレー南ばん(1,050円) これ自分、田舎そばで
    • なめこ山菜(1,000円) これ連れ、十割そば

    お蕎麦はなかなかのものでした。ご馳走様でした。というわけで、17時には無事、札幌に到着です。自分、ご苦労さまでした。

    北海道一筆書きの一周旅行を完走。帯広から襟裳岬へ、そして札幌への旅程は車に1日乗ることになるのを覚悟のこと





  • 北海道の一周プランはこんな感じ、北東南の岬を巡るよ、始まりは函館から

    北海道の一周プランはこんな感じ、北東南の岬を巡るよ、始まりは函館から

    本日は旅のプランについてのお話しです。この6月中旬から月末にかけてレンタカーでの北海道一周を計画しているのです。この北海道一周をしたのはコロナ禍での2020年の夏に家族3名で11泊12日で行ったことがあるのですが。3年ぶりに再挑戦です。

    自分的な北海道一周の定義は南は函館、北は稚内の日本最北端の宗谷岬、日本本土最東端の納沙布岬、そして襟裳岬を回る完全一周のことと定義しているのです。(経験では稚内と襟裳岬を入れるとかなりの難易度というか日数がとられますので、時間がない人はこの2つは外した方がベターです)

    そして、2023年です。今回は前回の経験も含め12泊13日で決行することにしたのです。今回の旅の友は自分の高齢の母なのです。旅先のホテルでは親子心中に来たのではないかと疑われるのを心配しています、本当にね。シニアな息子っぽい男性と高齢の母親っぽい女性、今後の人生に希望が持てないので親子無理心中、よくあるパターンです、テレビの見過ぎかな。

    そして、今回計画したのが以下の旅程です。

    • (1泊目)函館
    • (2泊目)ニセコ(北海道唯一のヒルトンがあるのでね)
    • (3泊目)札幌市内
    • (4泊目)富良野
    • (5泊目)旭川
    • 6泊目)稚内
    • (7泊目)紋別
    • (8泊目)知床
    • (9泊目)知床
    • (10泊目)釧路
    • (11泊目)帯広
    • (12泊目)札幌市内

    函館 inの札幌 outの旅程です。今回の工夫は、やっぱり道央の富良野あたりが見どころが多いと判断し、富良野と旭川に2泊することにしたことかな。前回の経験では道央から稚内へはかなりの時間がかかる旅だったもんで、やっぱり稚内は相当に辺鄙な場所であり、北海道一周の鬼門だと思った次第です。前回の体験ではね。やっぱり留萌から稚内へのオロロンラインは絶景だけど、大変なルートだよ。時間もかかるしね。

    後は稚内から紋別や網走にぬける海沿いのルートも長距離で大変ですよ。

    そして、今回の予約で大変だったこと。この季節の羽田との函館線はかなり混雑しているのね。便数も限られており、北海道観光にはベストシーズンだからかな。チケット代はほぼ割引のないような金額だったのです。

    ホテル予約で苦労した点は、稚内と知床かな。稚内はほんとうに宿泊ホテルが少ないので、予約できずもあるし、かなりの高額な宿泊料金だったのです。今回の旅行でホテル代が一番高かったのは稚内です。知床は観光地なので、こちらの限られたシーズンなので、2番目に高額な場所でした。

    それと、本当は今回は根室に宿泊したかったのですが、適当なホテルが皆無だったので、宿泊はパスです。鈴木宗男さん、ホテルを誘致しないと根室はダメになるよ。

    ちなみにレンタカーは函館空港で借りて千歳空港に返すという方法で保険込で9万円ほどでした。かなり安いよね。

    だけど、この北海道一周、絶対に時計回りのルートしか思い浮かばないんだな。逆回りは想定できないんだな、絶対にね。

    というわけで、あと2週間後に出発の予定です。

    [総括]一筆書きでの北海道一周旅程はこんな感じの11泊12日。宗谷岬も納沙布岬も襟裳岬も完全制覇





  • [総括]一筆書きでの北海道一周旅程はこんな感じの11泊12日。宗谷岬も納沙布岬も襟裳岬も完全制覇

    [総括]一筆書きでの北海道一周旅程はこんな感じの11泊12日。宗谷岬も納沙布岬も襟裳岬も完全制覇

    2020年の8月から9月にかけて家族3名でレンタカーを利用して北海道一周旅行を敢行しました。家族の北海道出身の友人からは距離的にかなり過酷な旅になると思う、という感想を事前にいただいておりました。

    結局、11泊12日で一筆書きのように函館inから札幌outができました。ルートはこんな感じです。

    • 1日目 函館空港着 函館泊
    • 2日目 ニセコ泊
    • 3日目 小樽経由 札幌泊
    • 4日目 旭川経由 富良野泊
    • 5日目 稚内泊
    • 6日目 網走泊
    • 7日目 知床観光 斜里泊
    • 8日目 屈斜路湖泊
    • 9日目 根室経由 釧路泊
    • 10日目 帯広泊
    • 11日目 襟裳岬経由 札幌泊
    • 12日目 東京着

    この日程で回って、日本最北端の宗谷岬、日本最東端の納沙布岬、有名な襟裳岬をすべて制覇できました。

    この日程の中で省くことが可能なのは、ニセコ泊、網走泊、屈斜路湖泊は省けるのかもと思います。

    自分としては、ニセコは北海道で唯一ヒルトンホテルがあるところで修行も兼ねて宿泊したかったのです。そして、コロナ禍前は地価の上昇率のすごさ、外国人観光客が押しかけて、そんなニセコという町を一度は見たかったのです。

    そんな理由でニセコ泊を入れたのです。結果的には、コロナ禍で“強者どもが夢のあと”の様相を見れたのは参考になりました。

    確かに瀟洒なロッジなどが点在して、他の北海道とは全く違う風情でした。

    ニセコのホテルの人たちは夏はこんなもんだよ、と言っておられましたが、果たしてどうなのかな。

    そして、確かに稚内まで行こうとすると日程が急にきつくなりますね。だけど、それだけに稚内まで行くと達成感も半端ありません。小樽から稚内につづく人気のオロロンラインは是非体験していただきたいです。

    稚内到着の1時間30ぐらい前からのオロロンラインは湿原と風力発電の様子がかなり不気味な風景を作っています。

    だけど、稚内のノシャップ岬で食べたウニ丼(3,000円)は本当に美味しかったな

    日本最北端の宗谷岬の海が一番おだやかだったのは意外でした。そこの間宮堂で食したほたてラーメンも貴重な体験でした。

    稚内から網走も距離的には延々と長い道のりです。網走には宿泊しなくて、一気に斜里やウトロまで行ってもよいのかもわかりません。自分としてはせっかくここまで来たのだから、網走にも宿泊したかったんだな。ウトロまで行ったなら、是非、山を隔てた向こう側の町、羅臼まで足を延ばしましょう

    知床では、知床五湖ツアーは断念しました。知床は夏でも天気が急変します。事前にツアー予定は入れずに、天気予報次第で現地についてツアーを組んだ方がよいかもと思います。

    そして、少しビックリしたのが根室の町が以外と大きな町ということです。納沙布岬は根室市内を通過して行かなくてはならないので必然的に見ることになります。

    あの鈴木宗男さんの選挙区ですね。信用金庫の名前が「大地」というのには笑いました。宗男、偉大なりです。

    納沙布岬も一度は行った方がよいところだとおもいます。鈴木食堂の生さんま丼を是非食して下さい

    帯広と釧路ですが、ホテルのコスパを考えると帯広はコスパのよい街ですね。駅弁でない本場の温かい豚丼がこんなに美味とは知りませんでした。

    襟裳岬に行って帰るには1日かかります。本当の北海道一周にこだわらなければ、ここは訪問しなくてもよいのかもわかりません。

    食事の中では、家族はウトロの「漁協婦人部食堂」で食したイクラ丼が今回の旅行の中で一番おいしいかったとの評です。

    自分的には、稚内のみなとやさんのうに丼かな。小樽のあんかけそばも忘れなれない味です。

    旭川の「梅光軒 本店」の男気のある醤油ラーメンももう一度食べたいな。

    まあ、振り返ってみると、まさしくお腹一杯になった充実した北海道一周の旅でした。

    一度こんな感じで全部を速足でも回っておくと、後はピンポイントで行けばよいので楽になりますね

    (おわり)

    稚内は樺太食堂の“無敵のうに丼”を目指したが、閉店時間を過ぎ、隣の「みなとや」で食べたうに丼、人生で最高





  • 北海道一筆書きの一周旅行を完走。帯広から襟裳岬へ、そして札幌への旅程は車に1日乗ることになるのを覚悟のこと

    北海道一筆書きの一周旅行を完走。帯広から襟裳岬へ、そして札幌への旅程は車に1日乗ることになるのを覚悟のこと

    北海道一周旅行もあと一日を残すのみとなりました。11日目の旅程は帯広から襟裳岬に行き、旅の最終宿泊地の札幌に行く旅程となります。

    ちなみに襟裳岬は森進一さんの唄などで有名なところですね。

    襟裳岬は、北海道幌泉郡えりも町えりも岬に属し、太平洋に面する岬。

    北緯41度55分28秒、東経143度14分57秒。北海道の形を大きく表徴する自然地形の一つである。

    日高山脈の最南端で、太平洋に向かって南へ突き出した岬である。海上にまで岩礁群も伸びている。

    帯広を出発して、延々と南下していきます。太平洋が見えてくると心が和みます。

    襟裳岬に近づくにつれ、トンネルが続きます。おそらく人生で一番長いと思われるトンネル体験をしたと思います。

    9時に出て、到着したのが12時30分ぐらいです。帯広からはかなりの距離がありますね。

    襟裳岬に到着です。きれいに整備された岬の観光施設があります。

    「風極の地、襟裳岬」という碑もあります。

    島倉千代子さんと森進一さんの襟裳岬という歌の歌詞を彫った碑もあります。

    風景は、根室の厳しい風景の納沙布岬、稚内のおだやかだった宗谷岬の丁度あいだぐらいの風景が広がります。

    でこちらの岬にはお土産屋さんは1軒のみですね。当然、海鮮類も販売しています。

    店の奥には食事ができるところもあります。

    前浜エゾバフンウニ使用の「スーパーうに丼」やえりも名物「ミステリーラーメン」という看板もありますが、こちらの岬は、宗谷岬のほたてラーメンや納沙布岬の生さんま丼などのこれはと言った名物がないのが残念です。

    時計を見ると、時間は13時30分ぐらいですが、こちらの岬では食事はとらず、えりも町の町中のお寿司の方がよいと判断し、えりも町に向かいます。

    国道沿いにある「銀寿司」さんにお邪魔します。

    • 北海道幌泉郡えりも町字本町201
    • TEL: 01466-2-2052

    当然、目の前に太平洋がひろがるえりも町です。うまいお寿司を食べさせてくれるだろう、という期待で暖簾をくぐるのでした。

    自分は生ちらし(2,000円)、連れ2人はにぎり・いずも(にぎり9貫)(2,500円)を注文したのでした。

    お味の結論は、普通のお寿司です。漁港の近くということで期待しすぎました。

    北海道の田舎町でのお値段としては少し?マークがつきますね。家族全員が同意見でした。

    そして、車はサラブレットで有名な日高地方を駆け抜けていきます。途中、高速道路もありますが、高速と一般道で到着の時間差が30分程度なので、札幌まで延々と一般道を走ります。札幌到着は夕方6時頃とにりました。

    この帯広から襟裳岬だけを観光して札幌に行くという旅程ですが、たっぷり1日を車で走るということになります。日高地方の牧場でサラブレット見学ということは難しい旅程ということに気づかされた一日でした。

    まあ、無事、札幌に着けただけでも良いと思うしかありません。

    これで丁度、北海道一周を完走したことになりますね。