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  • 高輪の老舗和菓子屋「松島屋」で予約必須の豆大福を食べる。こちらも通のおもたせだよ

    高輪の老舗和菓子屋「松島屋」で予約必須の豆大福を食べる。こちらも通のおもたせだよ

    平日の夕方です。仕事から帰ると、家人がうれしそうにあるものを見せるのです。

    何と、また、豆大福を買ってきたというではありませんか。今日は高輪にある老舗和菓子店の「松島屋」さんで大人気の豆大福を渋谷のデパートで販売しているのを見つけたので、買ってきたというではありませんか。

    自分は松島屋の豆大福を知りませんでした。自分にとっての豆大福は虎ノ門にある「岡野栄仙」の豆大福が世界一と思っていますので。キッパリ

    だけど、家人が言うには、世間一般の評価では東京三大豆大福と言えば、音羽の「群林堂」、原宿の「瑞穂」と高輪の「松島屋」というのです。そして、わが「岡野栄仙」の豆大福は4番手に位置するというのです。

    高輪の「松島屋」はこんな感じのお店の様です。

    白金高輪駅と泉岳寺駅のどちらからも約10分。伊皿子交差点近くにある大正7年創業の老舗和菓子店。人気の大福は豆、草、吉備の3種類。午前中で完売することも多く、例え1個でも予約は必須。

    一番人気はやっぱり豆大福。薄いのに噛むと餅の味と食感がしっかりあって、中には粒餡がたっぷり! 薄めの色合いで甘さは控えめだ。煮ずに蒸した赤えんどう豆は柔らかく、口の中でゴロゴロしない。強めの塩気で粒餡の甘味がグッと深まり、良い塩梅に。
    草大福はよもぎの苦みがアクセントになり、大人好みな仕上がり。吉備大福は、見た目ほどにプチプチ感は感じないものの、吉備餅と餡子のダブル効果で、素朴ながら甘さの効いた味わいだ。

    石狩産の小豆は風味を存分に引き出すために約6時間煮る。餅米は弾力と食味の良い宮城産みやこがねを使用と、“良い素材で手作り”という創業時からの教えを守る。

    ちなみに、松島屋の豆大福は1個170円(税込)です。岡埜栄泉は1個270円します。

    そして、夕食のあと実食です。ちなみに岡埜栄泉の豆大福と比べるとかなり小ぶりですね。持った感じも少し小さいので、ずしりという重さはないですね。

    薄めの皮で餡は確かに甘さ控えめで上品な豆大福とお見受けしました。だけどですが、現在でも自分にとっての最高の豆大福はやっぱり岡野栄仙のなんだな。あのずしりと重い豆大福にかぶりついた時のうまさ、何とも言えません。

    そして、実は先日も岡埜栄泉を訪問し、数日前は完売していた桜餅があったので、購入してみたのです。こちらは上品な逸品です。だけど、豆大福ほどのインパクトはないかな。季節のものと言う感じかな。

    だけど、最近、自宅では豆大福を食する機会が多いです。まさに、豆大福祭りの様相を呈してきました。



  • 平日のランチで「支那麺屋 よかろう」で担々麺を食す。途中、「岡埜栄泉」で豆大福もゲット。何と幸せな日だろう

    平日のランチで「支那麺屋 よかろう」で担々麺を食す。途中、「岡埜栄泉」で豆大福もゲット。何と幸せな日だろう

    本日のランチは少し趣向を変えて、寒いながらもからっと晴れた天気につられて、東京虎ノ門にある「支那麺屋 よかろう 虎ノ門店」で担々麺(だんだんめん)が無性に食べたくなったのでした。

    いつもはお昼のランチで担々麺(だんだんめん)を食べたくなったことはないのですが。

    自分の中で担々麺(だんだんめん)と言えば、東京溜池山王の首相官邸前の「はしご」か、日本で一番高価な担々麺(だんだんめん)と推測されるキャピタル東急ホテルのパーコー麺が思い浮かぶのですが。

    今日はなにはともあれ、「支那麺屋 よかろう 虎ノ門店」に急行します。

    • 東京都港区虎ノ門3丁目8−2 虎ノ門吾妻ビル1F

    神谷町駅からお店を目指します。時間は13時です。「よかろう」さんに向かう途中に、あの秘書が選ぶ最強おもたせの豆大福で有名な「岡埜栄泉」(おかのえいせん)を通った時、店の外に10名ほどの行列があったのが、気になったのでした。

    行列があるということは、まだ豆大福が残っているのかな。だけど、まずは今日は担々麺なのですね。13時過ぎに「よかろう」さんに入店します。お客さんの入りは半分ぐらいかな。

    ですぐに注文です。ここは何たって坦々麺の中で最強の“排骨担々麺(ぱいこうだんだんめん)”(1,100円)を注文です。

    • 坦々麺の中に、豚あばら肉に独特な下味を付けてから、油で揚げた肉が入っている、つゆそば

    担々麺には当然ライス付きです。なにせ、千切りにした“たくあん”と一緒に白いライスを食べる幸せがあるのです。だけど、どうして坦々麺屋さんにはこの千切りのたくあんなのかな。

    溜池山王の「はしご」も同じ千切りのたくあんですね。

    そして、待つこと数分です。何年振りかに食べる「よかろう」さんの排骨担々麺です。まずはスープを一口。昔からの同じ味わいのスープです。

    次に麺を食した時に、少し違和感があったのです。麺が柔らかめなのです。もうすこし麺固の方が好みです。この麺は柔らかすぎですね

    そうは言っても、食べ出すともう止まりません。たっぷりスープを吸った排骨肉、うましです。白いごはんの上に千切りのたくあんの乗せて口に含めば、至福のランチタイムです。

    いろいろ言いながら、数分で完食したのでした。やはり、排骨担々麺、うましです。禁断の食べ物です。

    そして、お店を後にして、再度、「岡埜栄泉」前を通りかかります。まだ、3名ほど外に行列があります。ダメ元で、その行列に並びます。本当に豆大福が残っているかはわかりません。そして、いよいよ自分の番が来て、入店します。なんと、豆大福はあと5つしかありません。店員さんに慌てて、3つ注文します。私の後ろの人が2つ購入されて、本日は完売となったのでした。13時30分ごろには完売なんだな(自分の備忘録として)

    ちなみに豆大福は現在、1個270円(税込)なのですね。初めて値段知りました。

    次からは、ランチに「よかろう」に遠征したくなったら、「岡埜栄泉」で豆大福をゲットしようと誓ったのでした。

    ランチに排骨担々麺、夕食のデザートに「岡埜栄泉」の豆大福、すばらしい実りのある1日になったのでした。

     

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  • ジョブズが愛した“まんじゅう”は、赤坂で120年続く和菓子店「青野」の豆大福

    ジョブズが愛した“まんじゅう”は、赤坂で120年続く和菓子店「青野」の豆大福

    昨日のブログでは、ビジネスマンの最強のおもたせは「岡埜栄泉」(おかのえいせん)の豆大福という記事を書きました。そして、大福と言えば思い出すのが、あの故スティーブ・ジョブズのことなのです。

    今回は大福つながりということでこの話題について書きたいと思います。

    ジョブズは、日本の食をたいそう好み、シリコンバレーにある和食店「桂月」に足繁く通っていました。残念ながら「桂月」は2011年に惜しまれつつも閉店となっており、ジョブズが夢中になった味を体験することはできません。しかし、「桂月」のオーナーであり、料理人である佐久間俊雄さんへのインタビューをまとめた「ジョブズの料理人」(日経BP社出版局編/日経BP)の中に、次のような興味深い一節があるのです。

    自分もこの本を購入し、読んで知ったのです。

    日本に行ったスティーブは、東京・赤坂の老舗和菓子店「青野」のまんじゅうをいたく気に入って帰ってきた。カウンターで興奮気味に話し、わざわざ後から店の住所などを書いた電子メールを送ってきたくらいだ。(『ジョブズの料理人』より引用)

    そうなのです。ジョブズが愛した味とは「青野」のまんじゅうのことなのです。ちなみに、「桂月」でも何度か自家製のまんじゅうを提供したと書かれてありますが、それに対するジョブズのコメントはこんな具合だったといいます。

    「だんだんとよくなっているが、青野にはまだ及ばない」と言う。そして直後に突然、いいアイデアを思いついたとばかりに「費用は全額負担するから、板前をひとり修行に出したらいい」と言い出したのだ。(『ジョブズの料理人』より引用)

    ジョブズが気に入っていた「青野」こと「赤坂青野」の歴史は古く、江戸時代にまでさかのぼります。もとは「青野屋」を名のり、神田明神の横で飴や駄菓子を商っていたのだが、明治時代になると五反田へと移転。今の前身、餅菓子屋「青野」として、大福、ぼた餅、ようかんなどを扱うようになる。現在地の港区赤坂7丁目に移転したのは1899(明治32)年のことで、2019年には、赤坂に店をかまえて120年目の節目の年を迎えています。

    そして、肝心のジョブズとのことのはじまりは、一本の電話だったとのことです。話しぶりから外国人だと思われるその電話の主は、青野の和菓子をカリフォルニアに送ってほしいといっていたとのこと。しかし、「赤坂青野」では基本的に海外への発送は受け付けていない。輸送に時間がかかってしまうと品質を保証できないからです。その時は、電話の主にもそう伝え、丁重に断ったそうです。

    ところが後日、一人の日本人が来店し、「カリフォルニアに和菓子を届けてほしい」といってきた。その人物は、無理なお願いであるのは重々承知であり、自分がいったん購入した品を送るから、と説明した。「それだったら」と、対応した5代目当主の青野啓樹さんも承諾し、以後、2週間おきに和菓子の詰め合わせを送ったそうです。

    「カリフォルニアへの和菓子の発送はおよそ半年間続きました。その後、来店された日本人の方から『実はスティーブ・ジョブズ氏に送っていた』と教えていただいたのです」と武田さん。

    そして、数ある「青野」の商品の中でジョブズのお気に入りは、一体どの和菓子だったのかです。

    店長の武田さん曰く、「当店の看板商品である『赤坂もち』は、カリフォルニアに送った詰め合わせに必ず入っていました。また、『ジョブズの料理人』の出版社の方のお話によると、ジョブズさんは当店の『豆大福』もお好きだったそうです」。

    豆大福。おもちは見るからにやわらかそうで、小豆がそこかしこにのぞいています。中には粒あんがみっちりと詰まっており、頬張った瞬間、あんの存在感には圧倒されます。

    「当店の豆大福は、塩味をきかせていません。豆もあんも北海道の大納言小豆を使っており、常連のお客様には『小豆の甘みを堪能できるのがいい』と好評をいただいております」と武田さんはおっしゃっています。しっかりと甘いのに、重たい印象はまったくなしの逸品です。

    だけど、自分は塩味を聞かせた「岡埜栄泉」にやっぱり軍配を上げるかな。キッパリ

    高輪の老舗和菓子屋「松島屋」で予約必須の豆大福を食べる。こちらも通のおもたせだよ



  • ビジネスマンの最強おもたせは「岡埜栄泉」の豆大福、持たせた秘書はえらい

    ビジネスマンの最強おもたせは「岡埜栄泉」の豆大福、持たせた秘書はえらい

    先日、家人がめずらしく外出先から帰宅するなり、喜びの声を掛けてきたのです。何でも、お昼ごろに新宿にあるデパートに行ったら、「魚久」の切り落としと、「岡埜栄泉」(おかのえいせん)の豆大福がまだ売れ残っており、購入できたと喜び勇んで言うではありませんか。

    どちらも開店の朝一で並ばなければ購入できないという品物です。

    定員さんが言うには、このコロナ禍でお客さんがめずらしく少なく、売れ残っていたとのことです。

    自分的には、できるビジネスマンで「岡埜栄泉」の豆大福を手土産で持参されるビジネスマンを最上位に見ます。できる秘書がいて、困難の中、手に入れたのだと推測されます。これを手土産にするあなたは、えらい。

    ちなみに「岡埜栄泉」は本店は港区の虎ノ門にありますね。

    • 東京都港区虎ノ門3-8-24
    • 電話:03(3433)5550 FAX:03(3433)5564
    • 営団地下鉄銀座線:虎ノ門駅より徒歩7分 営団地下鉄日比谷線:神谷町駅より徒歩7分
    • 営業時間: 月~金 9:00~17:00 土 9:00~12:00 日祝、定休

    お店のHPからです。

    創業80余年。初代より大福一筋に精進して参りました

    初代は商人といううよりも職人気質が強く凝り性で味にはこと喧しい人でした。二代目はその味を守りつつ良い商品をより多くの人々に召し上って戴く為、努力して参りました。

    そして私は父の意志に従ってより多くの方々に喜んで戴く事に努力しております。

    なお、一番人気は豆大福。二番目は栗饅頭。三番目はワッフル、どら焼。田舎、茶饅頭、最中、季節菓子等々・・・。

    そして、“通のおもたせ”としての、豆大福はこんな大福なのです。

    大正元年の創業から昭和、平成と時代が移り変わっても、手土産として不動の人気を誇る「虎ノ門 岡埜栄泉」の豆大福。近隣のワーカーが取引先へ訪問の際や、大切な方への贈り物に全国各地から買いに来るなど、確かな味に寄せる顧客の信頼は絶大だ。

    独自の味を生み出した初代 松下勝重氏の味を守り、今も毎朝4時から北海道産の小豆で餡を練る。大福、饅頭、最中など、商品ごとに煮方や潰し具合、砂糖の量も異なる独自の餡を作るというからすごい! 餅には宮城米をはじめとする厳選した米を使用。保存料、添加物不使用なのも食べる側には安心でうれしい。

    つきたての柔らかい餅の中に、滑らかなこし餡がたっぷり。所々に散った赤えんどう豆の微かな塩気がこし餡の甘味とコクをより引き立て、舌の上でまろやかに味がまとまっていく。餅、餡、赤えんどう豆、それぞれの素材が際立ち過ぎないのもポイント。
    当日消費の売り切りスタイルのため、その日の分は昼過ぎには完売してしまう。確実に手に入れるには、朝に取り置きの電話をするか、前日までの予約をおすすめしたい。

    自宅で、「岡埜栄泉」の豆大福が食べれるこの幸せ。そして、この豆大福はずしりと重いのです。その重量感とうまさで他を圧倒します

    味わったことのない方は是非、ご賞味あれ。

    ジョブズが愛した“まんじゅう”は、赤坂で120年続く和菓子店「青野」の豆大福