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  • 我が家のレストラン選びの横綱「中国飯店」を再訪、黄金のメニューは別格だね

    我が家のレストラン選びの横綱「中国飯店」を再訪、黄金のメニューは別格だね

    毎週土曜日の夕食のレストラン選びです。1週間前に行った我が家での町中華の最高峰に位置するお店、芝大門にある「味芳斎」が東の横綱なら、西に控える横綱は高級中華の「中国飯店 六本木店」なのです。我が家ではこの両横綱を中心に世界が回っていると行っても過言ではないのです。

    ということは、そろそろ「中国飯店」に行きたいんだな。前回訪問したのが記憶をたどればこの5月下旬だったのです。2ケ月も経過すれば禁断症状も出るわな

    そうゆうわけで今回は誰が言い出すともなく、本日のレストランはすんなりと「中国飯店 六本木店」に決まったのでした。ちなみに当日のお昼に電話して予約したのでした。よかったね。

    当日19時に3名で訪問です。六本木ヒルズを挟んで、中国飯店の妖しいネオンに吸い寄せられていきます。妖しいですね

    だけど一歩お店に入ればそこは高級中華、きわめて快適な空間が待っています。そして、本日は久しぶりに1F奥の間のテーブル席に案内されたのです。お客さんの入りです。あまり入っていないかという感じです。コロナ第7波の影響かな。

    まずは、なにわともあれ、喉の消毒です。サッポロの黒ラベルをいただきます。至福の時です。(何か毎週至福の時だね。)

    そして、注文です。まずは軽く前菜2品です。

    • 干し貝柱とシャンツァイと押し豆腐の和え物
    • 小籠包(本日は各2個づつを3つ)

    いついただいても「シャンツァイと押し豆腐の和え物」にまさる前菜はないな。今からの食欲もつのるし、お口もさっぱりとするんだな。

    自分はこの和え物とビールで十分なつまみです。そして、小籠包の登場です。今日は自分は小籠包はいただかず、連れにさしあげることにしたんだな。太っ腹だね。

    そして、連れは小籠包の肉汁を自分のシャツに飛ばした云々で大騒ぎです。小籠包の肉汁をシャツに飛ばした話しは先日の日経夕刊のエッセイにも出ていたので、うっかりものは気をつけないとね。

    • 里芋の葱油炒め
    • 黒酢の酢豚
    • 松の実のせ牛挽き入り醤油味チャーハン(通称“黒いチャーハン”)
    • 胡麻団子

    そして、ここからデザートまでは一直線にすすみます。

    「里芋の葱油炒め」をまずは堪能です。これなんとも言えないんだな。いつも言いますが、この料理は亡き邱永漢先生を思い出すのです。

    続いて「黒酢の酢豚」です。もうこの頃には、ビールも2本目の佳境に入ろうとしています。黒酢酢豚はちまたにたくさんありますが、やはり発祥の中国飯店のものが一番よろしいようで

    そして、締めは「黒いチャーハン」をいただきます。松の実がいい味を出しています

    最後のデザートはお決まりの胡麻団子です。ジャスミン茶のお湯を足してもらい、このねっとりした黒餡、たまりません。

    お会計は3名で丁度15,000円でした。

    大変、ご馳走様でした。本日もありがとうございました。

    遠来の者が六本木の中国飯店で「里芋の葱油炒め」を食べたいと言い出して、直行。やっぱり邱永漢先生のことをを思い出すね



     



  • 遠来の者が六本木の中国飯店で「里芋の葱油炒め」を食べたいと言い出して、直行。やっぱり邱永漢先生のことをを思い出すね

    遠来の者が六本木の中国飯店で「里芋の葱油炒め」を食べたいと言い出して、直行。やっぱり邱永漢先生のことをを思い出すね

    土曜日の夕食です。本日は遠来の地(日本なんだけどね)から帰ってきた家族1名も含めて4名で夕食のレストラン探しです。

    その遠来から帰ってきた者が言うには、久しぶりに六本木の中国飯店に行きたいということなのです。前回の訪問がこの2月でしたので約3ケ月ぶりの再訪です。

    家族が言うには、この中国飯店系列で一番最上位のレストランは麻布十番にある「富麗華」だのですが、先日そこのランチに行ったとのこと、やっぱりランチでも雰囲気はゴージャスだったというのです。そして、中国飯店のスタッフからも富麗華も高いものを注文しなければ(フカヒレとかね)、ここ中国飯店と値段はほぼ同じというお墨付きをもらってはいたのですが。

    やっぱり本日も六本木ヒルズの前で妖しい光を放つ六本木の中国飯店にいくことになったのでした。前日の予約でOKでした。

    そして、19時に4名で訪問です。4名で伺っても、注文するものは決まっているのです。

    • 干し貝柱とシャンツァイと押し豆腐の和え物
    • 里芋の葱油炒め
    • 小籠包(本日は各2個づつ)
    • 黒酢の酢豚
    • 松の実のせ牛挽き入り醤油味チャーハン(通称“黒いチャーハン”)
    • 胡麻団子

    いつもの3名の場合はこれで良いのですが、4名では量が少ないことはわかっていたのですが。さすが定員さんも分かっていらっしゃいます。4名分ぐらいの量にしましようか、という提案があったのです。さすがだね。(但し、金額は聞いていませんので、汗)

    そして、まずは喉の消毒です。こちらのお店はサッポロの黒ラベルで。

    まずは「干し貝柱とシャンツァイと押し豆腐の和え物」です。やっぱりこれだね。ビールがグイグイ進みます。シャンサイの香りが抜群に食欲をそそります

    続いて、小籠包です。今日は、各人の蒸し器に2個づつです。肉汁をこぼさないように、レンゲを使って食します。タレをつけるのはショウガを使ってね

    続いて、「里芋の葱油炒め」です。遠方から者が一番好きな料理なのです。感激で咽っています。メインはいつものように黒酢酢豚です。各人の取り分けでは各々4つと思っていたのですが、何と女性陣2名は2名ともに3つだったのです。男尊女卑と言って怒っていましたね。食べ物の恨み、黒酢酢豚の恨みは怖いね

    そして、締めは「黒いチャーハン」でね。本日は興奮しすぎて写真を失念です。デザートはジャスミンをお替りしながら、「胡麻団子」で口直しです。

    やっぱりこの一連のコースは至福というか、口福度200%だな。

    心配していたお会計は21,000円強でした。3名の時より約5,000円増しだね。

    そして、食べ終わって外に出てみれば、かなりの雨模様となった六本木の夜だったのです。

    ご馳走様でした。

     

  • 久々の大前節炸裂の言葉、“時間配分”“住む場所”“つきあう人”を変えるしか人間は変わらない

    久々の大前節炸裂の言葉、“時間配分”“住む場所”“つきあう人”を変えるしか人間は変わらない

    Twitterをなんとなく見ていた時でした。久しぶりに、大前研一さんのキレの良い含蓄のあるつぶやきに思わず、膝を売ったのでした。

    大前節、炸裂といったところです。内容はこんな感じです。

    人間が変わる方法は3つしかない。

    1番目は時間配分を変える。

    2番目は住む場所を変える。

    3番目はつきあう人を変える。

    この3つの要素でしか人間は変わらない。最も無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。

    最も至極真っ当な含蓄のある言葉です。そして、自分が思うに、1と3は自分の意思が強くないとなかなか実行できないと思います。特に、3番めの「つきあう人を変える」はなかなか思うは易く、実行するのはなかなか難しいかなとは個人的には思うのです。

    やっぱり一番簡単なのは、強制的に住む場所を変えてリセットするのが一番だと思います。

    だけど、最も無意味なのは「決意を新たにすることだ」にはシビレますね

    この大前さんの言葉を聞いて、思い出したのが、故邱永漢先生の言葉なのです。

    こんな言葉だったと思います。

    俗に人・もの・金といいますが、金が一番瞬時に動きます。次に遅れて“もの”が動きます。一番最後に動くのが人です。お金は儲かりそうな場所があれば、その情報を聞きつけてあっという間に動きます。人はなかなか動かないものなのです

    この邱永漢先生の言葉も含蓄に富んでいます。邱永漢先生が言いたいのは、日本は既に経済の成長が止まって、完全な停滞期、成熟経済になっています。成長しないところにいても、自分の懐が潤う確率は低いです。

    だけど、海の向こうを見れは、例えば10年、20年前であれば今から成長するぞといった中国が横たわっています。そんな国が日本のそばにあるのです。例えば、福岡から見れば、東京に行くより上海へ行った方が近いわけです。

    日本の野心ある若者は、日本にいる場合じゃないだろう、上海で起業なり商売をしないと懐は潤いませんよ、というわけです。

    自分が思うに、この40年間を振り返って、後から見て一番社会にインパクトあった出来事は“インターネットの出現”と“中国の成長”だったと思います。

    極端な言い方をすれば、この2つの大変化に絡まなかった会社なり起業家は大成功や成長が享受できなかったと思います。

    そして、日本の一番のお金持ちは孫正義さんです。孫さんはこの2大変化にど正面から絡んでいました。中国の成長はアリババへの投資で最大享受を受けたのでした。

    そして、ユニクロの柳井さんです。柳井さんは出店と縫製工場ということで中国は取り込みましたが、インターネットについては絡んでいません。

    ここが孫さんと柳井さんの成功の大きさの違いかと思います。

    自分も住む場所を変えるしかないかな。もう遅いかな。

    そんなことを思った大前さんの含蓄あるお言葉だったのです。