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  • 香港映画「ゴールドフィンガー」、2大スター共演なのに残念、史実に忠実すぎ

    香港映画「ゴールドフィンガー」、2大スター共演なのに残念、史実に忠実すぎ

    2025年1月25日(土)

    ブログで政治の話しはしたくないのですが、昨日の石破の所信表明演説は本当に酷かったね。

    キャッチフレーズが「楽しい日本」とは。これ幼稚園児への投げかけなのかな。

    国民をバカにするのも本当にいい加減にした方がよいです。みんなトランプ再登場で身構えている時に、国会で首相が「楽しい日本」というこの日本、野党の厳しい批判も聞かないのでね。

    本当に国民をバカにするのはやめて、バカ石破に声を上げた方がいいよ

    怒りはここまで。

    昨日の金曜日は新作の封切り、観に行った映画はこちら。

    • 「ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件」

    何経って、トニー・レオンとアンディ・ラウの共演だものね、ただそれだけで劇場に向かいます。映画はこんな話し。

    トニー・レオンとアンディ・ラウが「インファナル・アフェア」シリーズ以来、およそ20年ぶりに共演した作品で、1980年代の香港バブル経済時代を舞台に巨額の金融詐欺事件を描いた

    イギリスによる植民地支配の終焉が近づいた1980年代の香港。海外でビジネスに失敗し、身ひとつで香港にやってきた野心家のチン・ヤッインは、悪質な違法取引を通じて香港に足場を築く。チンは80年代株式市場ブームの波に乗り、無一文から資産100億ドルの嘉文世紀グループを立ち上げ、一躍時代の寵児となる。そんなチンの陰謀に狙いを定めた汚職対策独立委員会(ICAC)のエリート捜査官ラウ・カイユンは、15年間の時間をかけ、粘り強くチンの捜査を進めていた。


    凄腕詐欺師チン・ヤッイン役をトニー・レオンが、執念の捜査官ラウ・カイユン役をアンディ・ラウがそれぞれ演じる。監督、脚本を「インファナル・アフェア」3部作の脚本を手がけたフェリックス・チョンが務めた。香港で興行ランキング5週連続1位となるなど大ヒットを記録し、香港のアカデミー賞と言われる第42回香港電影金像奨で12部門にノミネートされ、トニー・レオンの主演男優賞など6部門を受賞した。

    2023年製作/126分/G/香港・中国合作
    原題または英題:金手指 The Goldfinger

    観ての感想。期待度が高かったのですが、映画の作りとしてはダメかな。実話に忠実すぎなのか。話しが分かりづらく、株の値上がりの話しも今となっては少し引く展開だよね。

    せっかくの香港映画の2大スターの共演なのに、展開が分かりづらく、少し眠くなったものね。監督の力量によってはもっと面白い映画になったと思います、キッパリ

    とにかく実話に忠実すぎるのがよくないと思いました。

    そして、本日は六本木ヒルズのTOHOシネマズに観に行く前に前ラーメンです。

    向かうは麻布十番の「新福菜館」です。

    11時30分過ぎですので、2名の待ちです。入店すればテーブル席へ。

    ラーメンのチャーシューを肴に瓶ビールを。映画の前のビール、染みるね

    このおかげで、映画の時に眠くなったのかな。

    ご馳走様でした。

    「燈火(ネオン)は消えず」はド直球の香港のノスタルジーを感じる映画

     



  • 「花様年華」は香港映画の超傑作、ウォン・カーウァイの才能に最敬礼、小津だね

    「花様年華」は香港映画の超傑作、ウォン・カーウァイの才能に最敬礼、小津だね

    2024年8月31日(土)

    昨日は東京都心でも台風の影響で大荒れの様相です。だけど、こんな時こそ、庶民が行く娯楽は映画館だよね。お誂え向きに「午前十時の映画祭」も新しいラインナップです。

    そして、観に行った映画はこちらです。日本橋のTOHOシネマズです。

    • 「花様年華」

    自分はこの映画は観たことありません。あんまり、ウォン・カーウァイは良いと思わないのでね。だけど、「午前十時の映画祭」で取り上げるからには観に行かざるを得ないよね。

    既婚者同士の密やかな恋を、ウォン・カーウァイ監督が官能的な映像美で綴ったラヴ・ロマンス。原題は“人生でもっとも美しい瞬間”という意味。香港電影金像奨の主演男優、女優賞を受賞したトニーとマギーの魅力はもちろん、60年代香港のムードを鮮やかに再現したクリストファー・ドイルの撮影、美術と衣装の素晴らしさも見どころ

    物語 1962年、香港。地元新聞社の編集者チャウ(トニー・レオン)と、日系企業で秘書として働くチャン夫人(マギー・チャン)は、偶然にも同じアパートに同じ日に引っ越してきた。隣人同士の付き合いを始めたものの、チャウの妻とチャン氏は仕事が忙しくあまり家におらず、二人はそれぞれに孤独を感じていた。だが、互いの伴侶が実は不倫関係にあることを知ってしまう。裏切られ傷ついた者同士が慰め合うように、二人は時間を共にし始める。

    観ての感想。これは傑作でした。ウォン・カーウァイの美的センスが爆発です。小津安二郎+ウォン・カーウァイです。香港映画では“男たちの挽歌”とこの“花様年華”が歴史的な名画だと思ったね。

    黒澤と“男たちの挽歌”のジョン・ウー、小津と“花様年華”のウォン・カーウァイという並びかな。

    自分的にはマギー・チャンはいつ観てもそんなに美人とは思わなかったが、この映画のチャイナドレスの七変化はすばらしい。ウォン・カーウァイの美的センスのすばらしさ。小津で言えば、司葉子の雰囲気だよね。

    マギー・チャンの代わりに、自分的な香港の女神“コン・リー”様でも合うのでしょうが、彼女だと肉体関係を想像させるのでアウトなのかな。

    最後は三島由紀夫的な映像で終わるのね。最後は残像の残る映像の終わり方の方がよかったのでは、とは思いました。

    だけど、ただただ傑作だと思いました。手元にDVDを置きたい衝動が。

    2週間後の“男たちの挽歌”が楽しみになりました。やっぱり、チョウ・ユンファだよね。

    終われば、日本橋室町の「ますたに」へ。ビールとラーメンをサクッといただきました。

    台風で大荒れなので、真っ直ぐ帰宅です。良い1日でした。

    「サタデー・フィクション」のコン・リー様の降臨には参ったね、超スタイリッシュ

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  • 「燈火(ネオン)は消えず」はド直球の香港のノスタルジーを感じる映画

    「燈火(ネオン)は消えず」はド直球の香港のノスタルジーを感じる映画

    2024年1月18日(木)

    昨日はまたいつものように午前に映画を1本観に行きます。観たのは、

    • 燈火(ネオン)は消えず

    という香港映画です。そう言えば、香港のあのケバケバしいネオンはあっという間になくなったね。あのケバケバしさが香港だと思うのですが。ノスタルジーかな。

    予告編を観ていてなんとなくあらすじは分かっていたので二の足を踏んだのですが、ジェイソン・ステイサム先生の「エクスペンダブルズ ニューブラッド」よりは情緒がありそうな気がしてね。

    ストーリーはこんな感じ。

    腕ききのネオン職人だった夫の死後、夫がやり残した最後のネオンを完成させようと妻は決めた。

    腕ききのネオンサイン職人だった夫(サイモン・ヤム)の死後、妻(シルヴィア・チャン)は夫がやり残した最後のネオンを完成させようと決意し……。

    『返校 言葉が消えた日』で知られる人気女優セシリア・チョイと本作で香港電影金像奨新人賞にノミネートされたヘニック・チャウが共演。 2010年の建築法等の改正以来、2020年までに9割ものネオンサインが姿を消したと言われる香港

    昨年、東京国際映画祭アジアの未来部門で上映された際には、独自の文化が少しずつ消えてゆく香港の今と物語を重ね合わせながら、それでもその灯を消さないと奮闘する香港人の心意気と、ネオン職人たちによる映画のラストサプライズが大きな感動を呼んだ

    観ての感想。タイトルの通り、ど直急の展開です。ただ、映画の構成は夫との生前の馴れ初めや生活が現在と交差していくので、多少、解りづらくて忙しい展開になっていますね。

    自分としてはもう少し違う展開があってもよかったのかな。タイトルもコンセプトもよいので、もっと意外な展開が欲しかったね。俳優陣は主人公が年配のシルヴィア・チャンだしね、華も欲しいね。

    ふと思ったのは、あのニューシネマパラダイスのような懐古ものだったらよかったかな、そうすると脚本にもっと工夫が必要です。

    まあ、よい映画には違いないのですが。最後のエンドロールの現在のネオン職人の映像を見て、香港の良き時代は終わったんだね、としんみりするね

    中国の傘下に下った香港、ネオンの消滅と同時にますます魅力を失っていくね。そんなノスタルジーを覚えた香港映画でした。

    そうゆう意味では2日前に観たひたすら棺桶を担いでいくトルコ映画の摩訶不思議さに屈するよね。

    渋谷で映画を観終われば、ランチタイム。本日は水曜日なので「喜楽」は定休日。

    そうなればセンター街の「桂花ラーメン」に向かうしか選択肢はありません

    13時に到着です。こちらはまだ行列がなくて一安心。まず、ビールと茎わかめでまったりです。このゆるい時間がいいね。

    ビールを飲み終えれば、“桂花ラーメン”の大盛りをお願いします。やっぱりこの塩辛いスープとしわしわ麺が最高だね。外人にこの味が解ってもらえないことを祈願します。

    最後の砦、「桂花ラーメン」にかの国の人達は来てはダメだよ

    おじさんからのお願い。

    2024年も宇宙最強の男はドニー・イェンだね、「シャクラ」を観てしまったよ

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