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  • ジョージ・クルーニー監督の「グッドナイト&グッドラック」は日本人は難しいね

    ジョージ・クルーニー監督の「グッドナイト&グッドラック」は日本人は難しいね

    2025年2月17日(月)

    本日からいよいよ確定申告の受付開始ですね。だけどこの時期はその関係も合ってそわそわするよね。ちなみに自分は自宅で税務調査を受けたのは2回、ここ10年で

    • 「水で書かれた物語」
    • 「グッドナイト&グッドラック」

    まずは「水で書かれた物語」です。

    石坂洋次郎の同名小説を映画化

    近親相姦や異母兄妹といったテーマを、スタイリッシュな映像の中に描き出す。平凡なサラリーマンである松谷静雄は、美しい母との二人暮らし。病弱な父は入院がちで家を空けることが多い。母は町の権力者である橋本伝蔵と不倫関係にあるが、静雄は母を憎むことができない。

    静雄は伝蔵と母から、伝蔵の娘ゆみ子との結婚を勧められる。しかし静雄は、ゆみ子と自分が異母兄妹なのではないかと思い始めていた

    岡田茉莉子と浅丘ルリ子が目当てで、このDVDをチョイスしたのですが、これはハズレでした。なんか身内の暗い題材を暗く重黒しく撮ったような映画ですね。小説自体も悪いのだと思います。自分的には最後まで見られず、途中で投げ出しました。

    次は「グッドナイト&グッドラック」です。

    “赤狩り”の猛威が吹き荒れた1950年代を舞台に、危機に瀕した自由を守るため、時の権力に敢然と立ち向かったキャスター、エド・マローと番組スタッフたちの姿を描いたジョージ・クルーニー監督作

    1953年、米ソの冷戦が激しさを増す中、アメリカ国内ではマッカーシー上院議員を旗頭に、国内の共産主義者の徹底した排除活動が行なわれていた。その標的は、いまや政府に少しでも楯突く者すべてに及んでいた。一般の市民はおろか、マスコミさえもが恐怖の前に沈黙してしまう。

    そんな中、CBSの人気キャスター、エド・マローとプロデューサーのフレッド・フレンドリーはある重大な決断をする

    これはジョージ・クルーニー 、製作にスティーヴン・ソダーバーグが加わっており、今、テアトルシネマでも上映しているしね。映像は引き締まって非常にカッコいい映画だとは思います。だけど、この題材は日本人にはちょっと向かないし、地味すぎると思います。

    しかしエド・マロー役のデビッド・ストラザーンは雰囲気ありありの人ですね。まるでサム・シェパード に匹敵する渋さですね。

    そして週末土曜日の夕食はこちらのお店です。もう40年来のお付き合いです。

    銀座百名店の「鳥ぎん」さんへ。もう外の行列は当たり前ですね。本日は4名で。

    まずはサッポロの黒ラベルです。

    串は、皮・ねぎま・レバー・つくね・砂肝・手羽先などを。こんな感じだよ。

    串が運ばれたら、すかさずここで”とり釜飯”を3つ注文です。ここで注文しとかないとダメだよ

    本日は興奮して、鳥釜飯の写真はなし。

    お会計は1万円なり。あー、美味しかった。ご馳走様でした。

    銀座の裏通りに妖しい光を放つ「ニュー鳥ぎん」さん、予約の段階ですでに羞恥プレー炸裂

     



  • 「あたり前田のクラッカー」、銀座のニュー鳥ぎんで釜めしの“デッド食い”を目撃したぞ、男前だね

    「あたり前田のクラッカー」、銀座のニュー鳥ぎんで釜めしの“デッド食い”を目撃したぞ、男前だね

    週末の土曜日の夕食のレストラン選びです。本日は家族一同で意見が一致したのでした。その前兆は、2022年9月30日夜10時よりのNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で「スタミナ苑」の特集をしていたのでした。番組の中で、おやじさんのレバーのさばき方を見て、旨いレバーを食べたくなったんだな。

    我が家でレバーと言えば、日本一の町中華の芝大門の「味芳斎」のレバニラ炒めか、銀座の裏通りの「ニュー鳥ぎん」の焼鳥のレバーしかないんだな。(選択肢が狭いね)

    そして、久しぶりに銀座の「ニュー鳥ぎん」に行こうかということになったのです。ここ数日の外国からの訪日客の多さを見て、これは予約しないと危険かなと思い、当日のお昼に電話したのでした。19時の予約を希望したのですが、19時30分ならOKとのこと。

    ここで本当に確認しておきたいのですが、この“鳥ぎん”のある妖しい裏通りは「鳥ぎん 本店」と「ニュー鳥ぎん」が相対して営業しているのです。自分は江戸に来て、40年間、見た目は年季の入りすぎた「ニュー鳥ぎん」派なのです。

    そして、当日、19時30分に3名で訪問です。そして、この3年間見たこともない、恐ろしい光景を目にしたのです。何と、10名程度の行列です。予約してよかったな。

    行列を後目に入店です。本日は2Fの予約席に案内されました。

    店内を見渡すと、どのテーブルも埋まっています。こんな光景を見るのは3年ぶりだな。我が家の生活様式は全く変わっていませんが。

    まずはともあれ、サッポロの黒ラベルで喉の消毒です。銀座の裏通りの妖しい光に黒ラベルは最高にマッチしますね。いつものように付き出しの大根おろしと食する、土曜日の庶民の幸せです。やっぱり、これだよね。ビールも大瓶だしね。

    そして、間髪いれずに串を注文します。

    • レバー
    • 砂肝
    • やきとり(正肉)

    レバーは自分は食しないのですが、連れの女性2名が2本づつという注文です。そして、焼き鳥がサーブされれば、ここで間髪入れずに、“鳥釜めし”を2つ注文しておきます。

    本日の込み具合では釜めしも少し時間がかかるだろうな。

    だけど、本日の本題はここからなのです。隣のテーブル席に恰幅のよい(ウクライナ兵士のような)男性の外国人が座ったのでした。釜めしを注文されたようです。以前のブログでも紹介させていただいた恐怖の“デッド飲み”ならぬ“デッド食い”をリアルに見せてもらったのでした。

    ちなみにデッド飲みとは、

    「デッド飲み」

    ラーメンを食べるとき、レンゲを使わず直接丼に口をつけてスープを飲むことを、こう呼ぶ。英語で書くと「死」のDeadと同じだが、ここでの意味は「直接」。ゴルフで直接ピンを狙うとき「デッドで狙う」というが、そっちのデットのことらしい

    目撃してしまったデッド食いとは、その外人が、釜めしを自分前において“しゃもじ”で直接食べ始めたのでした。お茶碗なんか使いません。まさに釜めしのデッド食いです。

    何とも男前な食し方でした。まさに目撃したという表現が適切です。

    そして、自分たちは日本人らしく、お茶碗に取ってモクモクと食したのでした。

    やっぱり美味いね、ニュー鳥ぎんの鳥釜めし。いろんな種類の釜めしがありますが、良い子は、浮気せずに、「鳥釜めし」一本だよ

    お勘定は7,700円なりです。

    本日もご馳走さまでした。



  • 銀座のニュー鳥ぎんで生まれて初めて、とり釜飯をテイクアウト。家とり釜めし、2杯目はお茶漬けで、超うまし

    銀座のニュー鳥ぎんで生まれて初めて、とり釜飯をテイクアウト。家とり釜めし、2杯目はお茶漬けで、超うまし

    今日は、銀座で焼き鳥というなら“鳥ぎん”で決まりでしょう、という話しです。鳥ぎん(現在の本店)は、戦後間もなく銀座の地にオープンした釜飯と焼き鳥のお店です。

    鳥ぎんの本店は銀座の裏路地にありますが、その本店の目の前の路地をはさんで、“ニュー鳥ぎん”というお店も存在しています。

    「鳥ぎん」が新しいピカピカのお店、「ニュー鳥ぎん」が少し昭和チックなお店と思っておけば間違いありません。だけど、どうして対面に2店競争するかのように立地しているのか不思議に思っていたのでした。

    調べてみると、鳥ぎんはこの“ニュー鳥ぎん”含めて数十の店舗を展開しており、東京の新橋や渋谷でも釜飯と焼き鳥を楽しむことができるようです。 そして、新橋や渋谷は直営店ですが、目の前のニュー鳥ぎんは、鳥ぎん会という会員組織のお店になっていて、完全に別経営なのだそうです。なんだか不思議な関係性です。

    だけど自分が40年間以上通っているのが、ニュー鳥ぎんの方なのです。急な階段がある昭和チックな方が焼き鳥にはしっくり来るんだな、やっぱり。

    そんな鳥ぎんとニュー鳥ぎんですが、先日お店の前を通りかかった時に、テイクアウト用の「焼きとり弁当」(1,280円)なるものを見つけたのでした。いつか買って食べてみたいな。

    そんな日曜日の夕食です。家人が夕方に銀座に行くというではありませんか。

    ということは先日見た、あの「焼きとり弁当」を買ってきてもらえることになったのです。

    そして、夕食時です。帰ってきた家人が言うには、やっぱり「ニュー鳥ぎん」の方でとり釜めしと焼き鳥を買ってきたというではありませんか。実は自宅で食する初めての鳥ぎんの釜めしなのです。

    買ってきた焼き鳥は、下記を各2本づつ。

    • 砂肝
    • とり皮
    • レバー

    焼き鳥の容器もなんとなく良い雰囲気ですね。自宅でニュー鳥ぎんの焼き鳥ととり釜めしが食べれるなんて、何とステキなのでしょう。

    やっぱり“とり皮”うましです。芋焼酎のお湯割りがグイグイすすみますね。

    続いて、とり釜めしです。自宅とり釜めしでは、容器の側のおこげを削ぐ楽しみはありませんが、やっぱり鳥ぎんの家釜めし、超うましです。

    家人はここから禁断の食べ方をするのです。1杯目は普通に食し、2杯目は釜めしに緑茶をかけてお茶漬けで食すと言うではありませんか。禁断の食べ方です。さぞ、うまいのだろうな。

    誘惑に勝てず、自分もお茶漬けにします。うーん、超うましです。

    そして、家人が言うには「ニュー鳥ぎん」で釜めしが出来上がるのを待っている間に、アルコールの瓶があり、その雰囲気でアルコールを出しているのではと思い、お店の人に聞くと、小声で「はい、お静かな方にはお出しています」と囁かれたと言うではありませんか。

    家人曰く、「主人に言うと、喜ぶと思います」と言って、ニュー鳥ぎんを後にしたそうです。

    次に、緊急事態宣言が出されても、次はニュー鳥ぎんが救ってくれるな。

     

  • 銀座の狭い路地にたたずむ釜めしと焼き鳥の名店“ニュー鳥ぎん”。釜めしにはやっぱりとりスープだな。

    銀座の狭い路地にたたずむ釜めしと焼き鳥の名店“ニュー鳥ぎん”。釜めしにはやっぱりとりスープだな。

    土曜日は3名で夕食。

    本日は有楽町のビックカメラにBOSEのヘッドホンを買うために銀座に行こうという話しになり、そうであれば、銀座裏通りの釜めしと焼き鳥の名店「鳥ぎん」しかないね、ということに話しが相成りました。

    どうして、この時期にビックカメラでヘッドホンを買うことになったかは、今絶賛開催中のポケットカード発行のP-oneカードのID利用で15%キャッシュバックがあるから、必然的にIDが利用可能なビックカメラで購入することになりました。

    本日、土曜日の天気は大雨です。

    そして、無事買い物を済ませ、鳥ぎんへ直行です。

    裏通りの路地に新旧の鳥ぎんが道を挟んで2店並んでいますが、自分はいつも古いしもた屋風の古い方に行きます。こちらの方が昔の風情があってよろしい。

    そして、本日は1階に通されました。

    まずはビールで乾杯。

    定番の焼き鳥をどんどん注文します。

    • ねぎま
    • やきとり(正肉)
    • 鳥皮
    • 砂肝
    • レバー
    • つくね

    あとでちょっと失敗したと思ったのは、“ねぎま”か“やきとり”のどちらかを、塩にしてもらえればベストだったかな。たればっかりだと、チョット、味が一本調子になるので。

    そして、やきとりがサーブされる途中で、最後の釜めしを注文しておきます。焼き物を食べ終わった後に注文すると釜めしまで待つことになるので。鳥ぎんでの鉄則ですね。釜めしは出来上がるまでに20分-25分程度かかります。

    そして、鳥ぎんでの釜めしはいろいろなバリエーションがありますが、王道のとり釜で決定です。やっぱりこれが一番おいしいと思います。キッパリ。

    そして、今日は3名なので少し多いと思いましたが、とり釜は2つ注文。併せてとりスープもつけてもらいます。赤だし派かとりスープ派は意見の分かれるところですが、自分はとりスープ派かな。その日の気分によって使い分ける時もありますが。

    そして、とり釜の実食です。まずは、下準備でしゃもじできれいに周りのおこげをとります

    それから、お茶碗に配膳です。釜が熱い時にまわりをこさいでおくことが大切です。後々、釜めしが取り易くなります。

    銀座のとり銀の釜めしは本当においしいですね。日本人で生まれてきて良かったと実感できます。だけど、どこの鳥ぎんも同じか釜めしの味というわけではありません

    おそらく、のれん分けした分店だと思いますが、某所ではおいしくない釜めしを食べたことがあります。のれんは、鳥ぎんですが。

    そして、これだけお腹一杯とビールも2本飲んで、7,400円とは。頭が下がります。

    本日は1階のテーブル席でしたが、自分は3階のテーブルが好きなんだな。あの狭い階段を昇っていくのにノスタルジーがわくんだな。

    外は大雨でしたが、ともかくご馳走様でした。

    また、伺います。