パリ旅行記が続いていますが、今日は一服です。映画のお話しを。
昨日は満を持して、楽しみにしていたザ・ボスのこの映画を観に行ったよ。予告の時から楽しみにしていたんでね。
- 「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」

アメリカを代表するシンガーソングライター、ブルース・スプリングスティーンの若き日を描いた音楽ドラマ。ウォーレン・ゼインズの著書「Deliver Me from Nowhere」を原作に、「クレイジー・ハート」のスコット・クーパーが監督・脚本を手がけた。
1975年リリースのサードアルバム「明日なき暴走 BORN TO RUN」で一大センセーションを巻き起こしたスプリングスティーン。それから7年が経った1982年のニュージャージーで、彼は人生の大きなターニングポイントを迎えていた。世界の頂点に立つ直前、スプリングスティーンは成功の重圧と自らの過去に押しつぶされそうになりながらも、わずか4トラックの録音機の前で、たったひとり静かに歌いはじめる。
ドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」のジェレミー・アレン・ホワイトが主演を務め、ギター、ハーモニカ、歌唱トレーニングを経て若き日のスプリングスティーンを体現。「アプレンティス ドナルド・トランプの創り方」のジェレミー・ストロングがマネージャーのジョン・ランドー役、「帰らない日曜日」のオデッサ・ヤングがガールフレンドのフェイ・ロマーノ役、「ボイリング・ポイント 沸騰」のスティーブン・グレアムが父親ダグ役、ドラマ「ブラック・バード」のポール・ウォルター・ハウザーがサウンドエンジニアのマイク・バトラン役で共演。
2025年製作/120分/G/アメリカ
原題または英題:Springsteen: Deliver Me from Nowhere
配給:ディズニー

映画としては地味な作りというのが素直な感想です。なかなかスプリングスティーンでもヒットしないんだろうね。特にあの「ネブラスカ」を知らないと面白くない映画だと思う、キッパリ。
自分としてはかなりエネルギーを消耗すると思って、体調が万全な日に観ようと思ったんだが、そんな熱量はあまりないです。
ただ、昔からスプリングスティーンのことを知っている人には興味深い映画だね。自分もその口。ファーザー・コンプレックスとか鬱とか。
だけどもう少しサービス精神でライブ・パフォーマンスを入れてもよかったのでは、映画的には。
マネージャーのジョン・ランドー役がすばらしかった、知的な感じで。あの、私は『ロックン・ロールの未来を観た』。その名はブルース・スプリングスティーン」と絶賛のコラムを掲載した人だね。

だけど楽しい2時間でした。スプリングスティーンはやっぱりアルバムとしては「リバー」が最高、楽曲では「Born To Run」に異論なし、そこはキッパリ。
観終われば、麻布十番の「新福菜館」へ急行。やっぱり黒ラーメンを久しぶりに。


映画の余韻に浸りながら、ビールと黒ラーメン、至福の時でした。
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