月: 2022年5月

  • 池波正太郎も通った銀座の中華「羽衣」は大陸的でまさに昭和チックだった

    池波正太郎も通った銀座の中華「羽衣」は大陸的でまさに昭和チックだった

    2022年5月もはや最終週の土曜日です。そして、また悩みどころの夕食のレストラン選びです。先週も六本木の中国飯店で中華を食したのですが、本日は銀座でショッピングがあり、銀座界隈でレストランを見つけたいのです。

    銀座と言えば、池波正太郎先生です。検索で先生の名前と中華で検索します。

    ありました。リーズナブルなお店のようです。

    レストランの紹介タイトルは「本格派かつ日本人の口に合う中華調理の老舗“羽衣 銀座店”」のことです。

    ちなみに自分はこのお店の存在自体も知らなかったのです。というわけで、本日はこちらの「羽衣 銀座店」さんへ直撃します。

    池波正太郎先生のエッセイの一節です

    きょうは久しぶりで銀座へ出て、まず七丁目の「羽衣」へ行き、包子で生ビール(小)をのむ。さらに米粉のいためたものを食べてからコーヒー

    出典:「池波正太郎の銀座日記」新潮文庫

    • 東京都中央区銀座7-12-14 大栄会館 B1F

    土曜日の19時に3名で訪問です。さすがに老舗だけあって、銀座の通りで妖しいネオンを放っています。何か自分好みの雰囲気が漂います。昭和な雰囲気のレトロな外観が目印です。地下の入り口に通じる階段、まるで赤坂の「エイト」を思わせる怪しさです。

    店に入ると店内は広いのね。驚きました。あまり混んでいなくて良い雰囲気です。大陸的な雰囲気という表現はぴったりですね。

    初めてのお店はやはり他流試合のようで緊張します。だけど、そこはまずビールで喉の消毒です。前菜は何を注文しようかな。メニューを見ると魅力的な品が並びます。

    というわけで、本日の前菜は、

    • 自家製チャーシュー(1,050円)
    • 細切りザーサイとキュウリ合え(550円)

    それに合わせ、池波正太郎先生のお薦めの、

    • 包子(羽衣湯包子)(ハゴロモタンパオズ) (6個) 800円

    を2人前注文します。

    まずは細切りザーサイがやってきました。ビールのつまみには最適だな。これはいいわ。

    続いて、自家製チャーシューです。連れが言うには、これはラーメンのチャーシューだわと。自分も食しましたが、美味いのですが、もう少しジューシーさがあった方がよろしいようで。

    続いて、池波先生も愛した「羽衣湯包子」です。紹介文には“口に広がる肉汁はたまりません!”とありましたが、小籠包とは違って皮の中にスープはありません。シュウマイに近いかな。まさに大陸的な一品です。蒸し器も木製ではなく、鉄製なのね。

    羽衣湯包子を食べ終われば、メインを注文します。脱皮直後の蟹を揚げた「ソフトシェルクラブ」も大人気とあったので、ソースをガーリックにし、ちまきも注文です。ちまきがあるとは珍しいな。

    ソフトシェルクラブはサクサクした食感が楽しめるね。大人数で少しづつ食べればよい感じです。ソースは赤いチリソースのほうが見た目うまそうかな。

    “ちまき”はまあこんなものでしょう。

    最後は小さめのごま団子をいただきました。そして、お会計は8,600円ほどです。初めて伺いましたが、大陸的な広々とした店内で、銀座でリーズナブルにゆったりと食事を楽しめるお店としては貴重かな。

    ちなみに、メディアにもよく取り上げられる「羽衣」の名物は「河南涼麺」ですね。 麺と具が別々に提供される、めずらしいタイプの冷やし中華。ゴマ風味の酢醤油のタレとツルツルでコシのある縮れ麺は絶品で、夏の到来を待つファンも多いとのことです。

    ご馳走様でした。

    池波正太郎が愛したてんぷらの名店「山の上」、“親の敵に会ったように”食べろ






  • Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中の「ボテロ展」、絵の大きさに圧倒されたのなんの。あなた現存するピカソだよ。勉強になった

    Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中の「ボテロ展」、絵の大きさに圧倒されたのなんの。あなた現存するピカソだよ。勉強になった

    2022年年5月27日(金)は東京はお昼までは土砂降り雨だったのです。

    こんな時は美術館巡りです。どうしても行きたかった「ボテロ展」に行く絶好の機会です。

    この展覧会とボテロ展の詳細はあとで紹介しますが、この展覧会はすごかった。目からウロコが出ました。実物の絵を見る一番の良さは絵の大きさを感じることができるのです。

    「モナリザ」は何と小さいのか、「ゲルニカ」は超でかいのだな、と実感できるのです。

    そして、本日行ったボテロの絵はほぼすべてが“でかい絵”なのです。迫力満点です。同じ構図で色違いの花の絵は素直に感激しました。

    そして、最近の絵であるドローイングの絵も勉強になりました。鉛筆と薄い絵具でこんなでかいインパクトのあるものが書けるのですね。

    生きている画家では一番好きだな、素直にそう思いました。やっぱり絵画は中南米の絵が良いね。タマヨしかり、フリーダ・カルロしかり、ボテロです。やっぱり、ラテンアメリカの魔術的リアリズムはすごいね

    つたない説明ですが、この「ボテロ展」はみんな行ったほうがよいよ。絵画(実際に自分で描く)の勉強をしている自分にとっては大いなる刺激と完成に訴えるのでした。

    だけど、17歳の時に描いた「泣く女」のうまさに驚いたな。ピカソだよ。17歳でこんな絵が描けるなんて天才だよ、ボテロ。

    ちなみに写真もとれるコーナーもあるよ。

    そんな青春期を過ごして、“おデブちゃん”に行くのね。まるでピカソの変遷だよ。

    展覧会はこんなスケジュールです。

    開催期間 2022/4/29(金・祝)~7/3(日)

    開館時間 10:00-18:00(入館は17:30まで) 毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)

    会場 Bunkamura ザ・ミュージアム

    みどころです。

    〈みどころ1〉モナ・リザの横顔、世界初公開

    フェルナンド・ボテロが世界に注目されるきっかけとなったのは、1963年、ニューヨークのメトロポリタン美術館でレオナルド・ダ・ヴィンチの《モナ・リザ》が展覧されたとき、ボテロの《12歳のモナ・リザ》がニューヨーク近代美術館(MoMA)のエントランス・ホールに展示されたことです。一夜にして、ボテロの名前はニューヨーク中に知れ渡りました。「モナ・リザ」はボテロが描き続けているテーマの一つで、本展では2020年制作の《モナ・リザの横顔》が世界初公開されます。90歳を迎える今もなお、美術家として探求し続ける気迫の伝わる一枚です。

    〈みどころ2〉国内では26年ぶりの大規模展

    世界各国で空前のヒットとなっているフェルナンド・ボテロの展覧会ですが、本展は、1995-96年の巡回展以降、実に26年ぶりに日本国内で開催される大規模絵画展となります。ボテロ本人の監修により、初期から近年までの油彩ならびに水彩・素描作品など全70点で構成される本展は、展示作品のほとんどが日本初公開という注目のラインナップです。初めてボテロ作品に触れる方にも、ボテロファンにとっても、新たな発見のある展覧会となるでしょう。

     

    〈みどころ3〉世界中で愛される、ふくよかな作品

    1951年のコロンビアに始まり、ヨーロッパ、北米、南米、アジアなど世界各地でこれまで70年以上にわたり数えきれないほどの個展が開かれてきました。観る人を惹きつけてやまないのは、ふくよかでユーモア、ときに風刺を交えた独特な作風、そして作品自体の大きさにも圧倒されます。豊かで、生の喜びをも感じさせるボテロ作品の数々を、ぜひ会場でお確かめください。

    〈みどころ4〉なぜ、ふくよかな絵を描き続けるのか?

    ボテロのボリュームへの関心は、17歳の頃描いた作品《泣く女》(1949年)にすでに見出せます。その後、ヨーロッパ、特にイタリアで学んだ経験は、彼のボリューム感、官能性、デフォルメ表現に対する基盤を確固たるものにしました。ボテロは言います、「ボリュームを表現することで、芸術的な美を表現することを目指しているのです」、「私の作風は、私の作品の代名詞であるだけでなく、私が後世に残す遺産でもあるのです」と。

     

    何回も言うけど、やっぱり、すごいね、ボテロ。

  • 東高円寺の「博多ラーメン ばりこて」は確かに熟成感のある豚骨スープ、値段もうれしいね

    東高円寺の「博多ラーメン ばりこて」は確かに熟成感のある豚骨スープ、値段もうれしいね

    先日の千駄ヶ谷の国立競技場前の「ホープ軒」に続いてのラーメンのお話しです。ラーメン屋さんもそろそろ新規開拓をしないとワンパターンに陥っている今日このごろのランチ事情なのです。

    そんな的に、高田馬場「渡なべ」などのラーメン店をプロデュースし、ラーメンコンサルタントという肩書を持っていらっしゃる有限会社 渡なべスタイルの代表である渡辺樹庵さんのツイートが流れてきたのでした。

    渡辺樹庵

    東高円寺「博多ラーメン ばりこて」で、ねぎラーメン。熟成感のある豚骨です。万人にウケそうなくらい優しい熟成感です

    そう言えば、最近は博多ラーメンを食べていないなということに気がついたのです。博多ラーメンを食したのは、2021年の暮に行った博多旅行以来、ないかな。

    そう思うと、あのプーンとした豚骨と替玉と紅生姜で満腹感を味わいたくなったのです。

    というわけで、東高円寺「博多ラーメン ばりこて」に行くしかないな。ネットで評判を調べると、東京で5本の指に入るぐらいという推奨をされている方もいらっしゃいます

    というわけで、平日の13時30分にお店に直行します。東京メトロ丸ノ内線の「東高円寺駅」下車、徒歩3分ですね。

    大きな暖簾をくぐると、カウンター席だけの小ぶりなお店です。入店した時には、お客さんはいらっしゃいませんでした。まずは初めてのお店なので、名刺代わりと喉の消毒のために瓶ビールをいただきます。平日の昼間からいただく、禁断のビール、美味いね

    つまみを頼もうかどうか、一瞬迷ったのですが、ここは自重します。おつまみもこんな感じでぜーんぶ350円(税込)とのこと。題して、“大将こだわりの手づくりおつまみ”

    • 鳥皮ポン酢
    • もつ煮込み
    • 味噌ずり
    • めんたいだし巻き
    • めんたいポテト
    • レンコンつくね
    • がめ煮

    “味噌ずり”とはどんなのかな。焼き味噌みたいで、焼いてない味噌なのかな。

    こんな瞑想をしながら、ビールもそろそろなくなります。ラーメンはどうしようかな。

    ビールで散財したし、ここはお店の原点「博多ラーメン」(680円)を食することにしました。麺は“かため”で、注文して1分で博多ラーメンの登場です。

    今流行のあわあわのスープが食欲をすすります。まずはスープを1口。確かに、こってり感というか熟成感のあるスープです。うましです

    薬味も“紅しょうが・すりごま・からし高菜”の三拍子も揃っています。博多ラーメンはやっぱりこれだね。麺の量は一蘭より少し多めかな。麺もグイグイとすすみます。

    そして、“替え玉”(120円)一つと声をかけます。30秒でサーブされます。テンポがいいね、お兄ちゃん。そして、あっという間に完食です。

    東京で650円でこの博多ラーメンが食べれるとはコスパ超いいね。近所にあれば、飲んだ後に思わず立ち寄るね、間違いなく。

    1つ思ったのは、チャーシューがデフォルトでもう少し多いといいな。

    ご馳走様でした。

     

     

  • 遠来の者が六本木の中国飯店で「里芋の葱油炒め」を食べたいと言い出して、直行。やっぱり邱永漢先生のことをを思い出すね

    遠来の者が六本木の中国飯店で「里芋の葱油炒め」を食べたいと言い出して、直行。やっぱり邱永漢先生のことをを思い出すね

    土曜日の夕食です。本日は遠来の地(日本なんだけどね)から帰ってきた家族1名も含めて4名で夕食のレストラン探しです。

    その遠来から帰ってきた者が言うには、久しぶりに六本木の中国飯店に行きたいということなのです。前回の訪問がこの2月でしたので約3ケ月ぶりの再訪です。

    家族が言うには、この中国飯店系列で一番最上位のレストランは麻布十番にある「富麗華」だのですが、先日そこのランチに行ったとのこと、やっぱりランチでも雰囲気はゴージャスだったというのです。そして、中国飯店のスタッフからも富麗華も高いものを注文しなければ(フカヒレとかね)、ここ中国飯店と値段はほぼ同じというお墨付きをもらってはいたのですが。

    やっぱり本日も六本木ヒルズの前で妖しい光を放つ六本木の中国飯店にいくことになったのでした。前日の予約でOKでした。

    そして、19時に4名で訪問です。4名で伺っても、注文するものは決まっているのです。

    • 干し貝柱とシャンツァイと押し豆腐の和え物
    • 里芋の葱油炒め
    • 小籠包(本日は各2個づつ)
    • 黒酢の酢豚
    • 松の実のせ牛挽き入り醤油味チャーハン(通称“黒いチャーハン”)
    • 胡麻団子

    いつもの3名の場合はこれで良いのですが、4名では量が少ないことはわかっていたのですが。さすが定員さんも分かっていらっしゃいます。4名分ぐらいの量にしましようか、という提案があったのです。さすがだね。(但し、金額は聞いていませんので、汗)

    そして、まずは喉の消毒です。こちらのお店はサッポロの黒ラベルで。

    まずは「干し貝柱とシャンツァイと押し豆腐の和え物」です。やっぱりこれだね。ビールがグイグイ進みます。シャンサイの香りが抜群に食欲をそそります

    続いて、小籠包です。今日は、各人の蒸し器に2個づつです。肉汁をこぼさないように、レンゲを使って食します。タレをつけるのはショウガを使ってね

    続いて、「里芋の葱油炒め」です。遠方から者が一番好きな料理なのです。感激で咽っています。メインはいつものように黒酢酢豚です。各人の取り分けでは各々4つと思っていたのですが、何と女性陣2名は2名ともに3つだったのです。男尊女卑と言って怒っていましたね。食べ物の恨み、黒酢酢豚の恨みは怖いね

    そして、締めは「黒いチャーハン」でね。本日は興奮しすぎて写真を失念です。デザートはジャスミンをお替りしながら、「胡麻団子」で口直しです。

    やっぱりこの一連のコースは至福というか、口福度200%だな。

    心配していたお会計は21,000円強でした。3名の時より約5,000円増しだね。

    そして、食べ終わって外に出てみれば、かなりの雨模様となった六本木の夜だったのです。

    ご馳走様でした。

     

  • “続とんかつ修行”代々木上原の「とんかつ武信」の“名物 醤油かつ丼”の美味さにまさに驚愕したぞ!

    “続とんかつ修行”代々木上原の「とんかつ武信」の“名物 醤油かつ丼”の美味さにまさに驚愕したぞ!

    今週発売の週刊文春のグルメコーナーの「切り捨て御免!食味探検隊」にそのお店は紹介されていたのです。今週は〈“とじ”に飽きたら“のせ”か“かけ、人気の変わりカツ丼をかっ込む!”〉という特集だったのです。

    そして、その店とは「とんかつ武信」さんです。

    • 東京都渋谷区西原3-1-7
    • 代々木上原 徒歩5分

    記事の抜粋です。

    無類の揚げ物好きに、サクサク系カツ丼がないものか聞いてみれば、代々木上原のとんかつ屋には一風変わったカツ丼があるという。膳は急げ。

    カツ丼のメニューは1種類。その名も醤油かつ丼。地方B級グルメの雄、ソースカツ丼の醤油版か。ロースとヒレ、メンチから選べ、肉はサイズ違いで松竹梅の3種類から。

    (中略)

    松だけあって、こちらも丼いっぱいのカツ。しかも分厚い。粗い鰹節がたっぷり。青ネギ、刻み海苔、そして大根おろしが載っかっている。付け合せに味噌汁、キャベツ、糠漬け。混ぜる、というより大根おろしを均して薬味を載せ直す感じで、まずはカツを戴く。おー!

    確かに醤油味。とんかつを醤油で食べるのは初めてだったから、最初の印象は少し物足りない。もっと醤油が欲しくなる。なんならソースを付けてやろうか、とさえ思ってしまう。

    けれどそのぶん、肉と衣をしっかり味わうことができると気づけば、もうソースは欲しくない。薬味で少しづづ味変を楽しみつつ、大根ネギ海苔鰹節の全てが口中で混じり合ったタイミングで白米をとって放り込めば、今一度豚肉の旨味が立ち上がって、これぞ口福全開、丼ワールドの醍醐味だ

    というわけで、この記事を見て昨日の平日のお昼に突撃したのでした。午後1時30分に訪問です。店の佇まいは凛としてよろしいようで。期待が持てます。

    1階はカウンター席で2名以上は2階に案内されるようです。本日は1階のカウンター席に案内です。何はともあれ、まずは瓶ビールを1本、名刺代わりに注文です。

    そして自分的には、本日はまずは普通のとんかつ定食を食べようと思って来たのでしたが。ビールを飲みながらメニューを拝見です。赤字での“武信名物 醤油かつ丼”がメニューの中で存在感を放っているのです。瞬時に方針転換です。今日はやっぱり“醤油かつ丼”にしよう。

    そして日本人らしく、「醤油かつ丼ロース・松(130g)」(1,870円)を注文します。松竹梅とあれば、真ん中の竹を注文する日本人の悲しさサガです。

    ビールを飲みながら、12-3分待って、醤油かつ丼の登場です。一目見て、そのお膳の美しさです。特にお漬物の美しさと彩りにはは目を見張ります。キャベツの千切りもみみずみずしくて良しです。カツを食べる前から、このお店は当たりだと確信したのでした。

    そして、カツにかぶりつきます。肉厚で非常にジューシーなカツです。一切れでよいトンカツを使っているとわかります。薬味も“大根ネギ海苔鰹節”がマリアージュがすばらしい

    食べ始めるともう止まりません。食べ終わった後には、ただ満足感ののみです。その満足感は半端ありません。ただ、次回の再訪時はランチであれば、一番安い梅でよいかな。竹の130gはビール1本飲めば、かなりヘビーだったので。

    これでお会計は2,530円也です。帰り際に夜は予約可能か聞いたところ、こちらのお店では予約は受け付けてないとのことでした。

    都内で変わりカツ丼で比較すると、四谷の「とんかつ鈴新」で名物の“かけかつ丼”の「かつ丼」三兄弟になるかと思いますが、「とんかつ武信」さんの方が明らかに上だなと思った次第でした。

    ご馳走様でした。

     

  • あわや札幌で朝食難民に。札幌で45年続くレトロ喫茶「エーデルワイス」はタバコが駄目な人には無理、無理

    あわや札幌で朝食難民に。札幌で45年続くレトロ喫茶「エーデルワイス」はタバコが駄目な人には無理、無理

    2022年GW中の6泊7日での北海道はニセコ・札幌への旅です。だけど、よく話題が続くね。自分でも褒めたいぐらいです。

    本日は、札幌の札幌駅周辺での朝食というか朝食喫茶の状況なのです。この旅行中、札幌のでの宿泊時にホテルでの朝食ビュフェが付いていない日が2日あったのです。

    あえて割高なホテルビュッフェではなく町中の老舗喫茶店で朝食をとろうと予定していたのです。

    まず、うち1日は札幌駅地下街の全国チェーンの上島珈琲店でモーニングセットをチョイスしたのでした。何故この店なのかは、他に適当な喫茶店が見つけられなかったんのです。

    札幌では有名らしいおにぎりチェーンの“ありんこ”での朝食は、家族が駄目と言うもので。

    だけど、この休日に行った上島珈琲店のモーニングのオペレーションは本当に悲惨な状況でした。事前の注文受付はできるのですが、バックヤードのトースト焼きが全く追いつかないのです。連れが言うには、トースターの数が少なすぎて、オーダーに全く追いつけないというのです。その通り、モーニングのトーストが出てきた時には、30分かかってのサーブです。他のお客さんも含めて、怒っていましたね。

    続いて次の朝の朝食です。宿は「ANAクラウンプラザ札幌」です。近くに超老舗の「エーデルワイス」という喫茶店があるではありませんか。徒歩5分かな。モーニングもやっているようです。今日はここしかないな。

    「エーデルワイス」はなんでも札幌で45年続くレトロ喫茶の代表格で、なんと朝ごはんも有名とあるではありませんか。札幌駅前と大通公園をつなぐ地下歩行空間、通称「チ・カ・ホ」に直結。敷島ビル地下1階にあります。

    朝8時半に店の前に来ました。黒板には、“今月のおすすめ”としてしょうゆ味の焼スパゲッティや各種サンドイッチなどが列記されています。なかなか魅力的な喫茶店です。

    いざ入店です。入った瞬間に何か匂いが。タバコです。見ると、すべてのテーブルには灰皿がおいてあるではありませんか。東京では考えられない光景です。

    いくらレトロな魅力的な喫茶店でもタバコはいけません。ほうほうの体で逃げ出すように退散した次第です。

    だけど何か食べないいけません。札幌駅の地下に喫茶店があるのを思い出しました。店の名前は「サイセリア」、くれぐれもサイゼリヤではありません。入店です。おばちゃんがワンオペで運営しているようです。そして、入店早々におばちゃんが強烈なパンチを浴びせてきます。

    「この店、今月で終わるから、モーニングはトーストセットしか出来ないよ」とのこと。

    まあ、しかたありません。朝食難民です。トーストセットを注文します。そして、出てきたトーストセットですが、ワンオペで作っているとは思えない、きちんとした朝食だったのです。

    お客さんもたくさんついているようなので、閉店する必要ないんじゃないの。

    まあ、そんなホテル外での朝食はこんな感じです。ディープな朝食希望なら、朝から海鮮丼かラーメンにいくんだろうな。

    だけど、札幌はおむすびチェーンの「ありんこ」が増殖しているようで、ビックリしました。

  • 数十年ぶりで伺った国立競技場前の「ホープ軒」の大盛りラーメンは巨大で危険な食べ物だった

    数十年ぶりで伺った国立競技場前の「ホープ軒」の大盛りラーメンは巨大で危険な食べ物だった

    ラーメンのお話しです。

    表参道というかあのあたりには当然ながら、おしゃれな雰囲気のお店やレストランばかりで美味しいラーメンやさんがないのが残念なんだな。そんなことを残念に思っているのは自分ぐらいかな。

    そして、あの界隈で異彩を放っているのが、名前にどちらもホープが付いている「野方ホープ」と「ホープ軒」があるのです。そして、自分的にはこの2つが頭の中ではいつも同じになっているのです。

    北参道にあるのが「野方ホープ」、国立競技場の前にあるのが「ホープ軒」。先日、このホープ軒の創業者の方のインタビューをテレビで見ていて、そういえば何十年もこのホープ軒のラーメンを食べていないことに気づいたのです。どんな感じのラーメンだったか、全く記憶にありません。

    そんな訳で先週の平日の昼間にホープ軒にうかがったのです。

    こんな感じのお店なのですね。

    千駄ヶ谷駅徒歩5分、
    昭和35年より創業の背脂入りラーメン「ホープ軒」
    当店の発祥は屋台から。1杯のラーメンをお客様に提供し、いろいろなお客様のアドバイスをもらい、皆様に支持され、愛されるラーメンへとなりました。

    スープや今の背脂を使ったものも屋台時代とは変わらず、それをさらに進化させ、今の若い方から当時のファンの方など、幅広い方に支持をされております。
    また、麺はスープによく絡み、食べ応えのあるものにした結果、製麺所を作り、こだわり抜いたもののみを使用しております。
    メニューは定番の1杯から、自家製のワンタンを使用したワンタンメンなど、大道のメニューにてご用意しております。
    背脂は、多めや少なめなど、お客様のお好みに合わせて調整ができます。また、当店ではネギを席のすぐ近くに置き、入れ放題にてご提供しております。
    そのほか、無料のトッピングも多数席の近くにご用意しておりますので、あなただけの1杯を作ってみてはいかがでしょうか。
    神宮球場や国立競技場にも程近く、スポーツ観戦後にもご利用いただけます。
    店内は3階建てで、1階はお急ぎの方に便利な立ち食いスタイル、 2階と3階はテーブル席をご用意しておりますので、団体様でもご利用ください。
    積み重ねてきた歴史と今とを融合させた、
    この1杯をお楽しみください。

    12時過ぎに訪問です。そして、初めて新装なった国立競技場を見たのでした。緑が一杯飾ってあってよい雰囲気ですね。そして、こちらのホープ軒は券売機で先に食券を購入するスタイルです。

    本日は、軽い気持ちで「大盛りラーメン」(1,000円)と缶ビール(350円)を注文します。1階は立ち食いスタイルなので、2階に向かいます。だけど、食券は1階で渡すのね。

    2階の国立競技場が見えるカウンター席に座ります。前にはボウルに入ったネギです。

    ビールで喉の消毒です。2階フロアを仕切っているおじさんが、1階に向かってお客をどんどん上げろ、詰めて座らせるから大丈夫、と威勢の良い掛け声が飛びます。

    そして、待つこと5分。自分の想像外の大きさの器でラーメンが登場です。沼の中に麺とチャーシュー1枚とシナチクという超シンプルなラーメンです。心を落ち着かせ、ネギを投入します。

    スープを一口。スープは普通にうまい豚骨スープです。だけど、少しパンチのない、薄めという感じのするスープです。そして、麺はかなり硬めのシワシワ中太ストレート麺です。この麺の量とスープの量が半端ないのです。ラーメンやに来て、久しぶりに大盛りにしたことを後悔したのでした。

    ホープ軒の“大盛りラーメン”は今の自分にとっては頼んではいけない危険な食べものへと変わっていたのです。

    今の自分には合わないな、を悟ったランチでした。

    ご馳走様でした。

     

  • 2022年の所得税の確定申告、還付されるまで3ケ月かかった、全く処理が早くないe-Taxで申告する必要あるの?

    2022年の所得税の確定申告、還付されるまで3ケ月かかった、全く処理が早くないe-Taxで申告する必要あるの?

    本日は令和3年度分の確定申告の還付に関する話題です。

    自分にとっては喉に刺さった骨のようになっていた令和3年度分の確定申告の還付がようやく今週2022年5月16日の週に終わったのでした。

    今年は長い忍耐の時期を過ごしました。

    まず、令和3年度分の確定申告をしたのが、2022年2月17日という確定申告開始受付が2月15日ですから、受付開始早々にe-Tax経由で確定申告を行ったのでした。(同日に税務署にも行き、関係書類も提出しました)

    これが今年の申告から還付までの時系列です。

    1. 2022年2月17日にe-Taxで確定申告提出
    2. 3月2日付けで税務署より「令和3年度分 所得税の訂正申告書の提出について」が郵送で届く
    3. 3月4日に指摘された訂正した確定申告書をe-Taxで提出
    4. 5月17日に還付金が自分の銀行口座に着金

    まず、何が言いたいかといいますと、e-Taxで申告すると紙ベースでの申告より圧倒的に還付が早いですよ、というのはウソということです。

    もう一点、ほぼ最速で確定申告を行ったにもかかわらず、途中で訂正を求められたのですが(それも最速で対応したにもかかわらず)、還付まで何故に3ケ月かかるのか、全く意味不明です。

    当該税務署の人は本当に真面目に仕事をしているのか大変疑問です。

    この間に2回ほど当該税務署に現在の状況を確認したのです。決まって、システムの都合上、時間がかかっていますとのこと。はっきり言えば、本当ならこんなシステム、ダメでしょう。(だけど本当はシステムの問題ではないと確信)人間が手作業で行った方が圧倒的に早いと思うのです。

    だけど、自分が個人的に思うのは、何故、こんなに還付までの手続きが遅いのか

    実は昨年も2回目の個人の所得税での税務調査を自宅で受けたのです。その前にも1度うけたことがあり、計2回ほど個人の税務調査の経験があるのです。

    そしてどちらとも、大きな指摘はなく、何もなく終わったのでした。

    おそらく税務調査に来て何も指摘できなかった税務署の今回の還付の遅らせはその“嫌がらせ”だと確信しているのです。心が狭いね、当該税務署

    そして、自分の備忘録も兼ねて今回、指摘された箇所の復習です。

    自分は米国株での現地(米国)での徴収源泉税の還付を毎年確定申告を行って受けているのです。

    今回指摘されたのは、

    • 特定上場株式等の配当等(国外株式等)の配当等の額の合計欄と納付税額を記入しないといけない

    ということです。自分は最初は、配当等の額については国外株式の金額のみを、還付税額を記入して提出したのでした。これは間違いとのです。

    詳しくは、マネックスの「特定口座年間取引報告書」を添付します。正しいのは、赤で囲った金額を、所得の内訳欄の利子・配当の収入金額と源泉徴収額にそれぞれ記入しないといけないということです。

    自分の場合はほぼ誤差の範囲の金額でしたが、これを指摘されました。

    だけど、この税務署の非効率というか、属人的な判断は本当にやめるべきだと思います。

    個人の所得税の税務調査に関しては非常に不信感を持っています。何故なら、真面目にきちんと申告しても疑いの目を向けられます。あの日大の田中氏は悪質な脱税行為でもそんな大した税務上の追徴額は請求されなかったし。

    2021年11月下旬に2度目の所得税の税務調査を受けた、自分は税理士なしで対応





  • 三井住友カードが大改悪。マイ・ペイすリボご利用時の0.5%上乗せが廃止になる。多くの人が被弾!

    三井住友カードが大改悪。マイ・ペイすリボご利用時の0.5%上乗せが廃止になる。多くの人が被弾!

    自分の現在のメインクレジットカードは、「ANA VISAプラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード」なのです。その三井住友カードが今回大きなサービス改定を行う旨の知らせが届いたのでした。既にネットでは話題なのですが。

    改定はこんな感じです。

    プラチナカード

    <対象カード>

    • ANA VISA プラチナプレミアムカード
    • ANA VISAプラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード

    <改定内容>

    • マイ・ペイすリボご利用時の特典改定

    ゴールドカード

    <対象カード>

    • ANAカード(ワイドゴールドカード)
    • ANAスーパーフライヤーズ ゴールドカード
      • ANAコーポレートカード(ワイドゴールドカード)は対象となりません。

    <改定内容>

    • WEB明細ご利用時の年会費割引廃止
    • マイ・ペイすリボご利用時の特典改定
    • 情報誌「VISA」「MY LOUNGE」年間定期購読料の無料サービス終了
    • カード付帯の海外・国内旅行傷害保険の適用条件改定

    プラチナ・ゴールドカードを除くその他カード

    <改定内容>

    • WEB明細ご利用時の年会費割引廃止
    • マイ・ペイすリボご利用時の特典改定

    上記を見ると、一番影響がありそうなのが、ゴールドカード保有者かな。プラチナカードは一見被弾が少なそうに見えますが、この“マイ・ペイすリボご利用時の特典改定”(改悪)は影響大ですね。ANAマイルが高還元で貯まるルートが断たれたことになります。

    マイ・ペイすリボご利用時の特典改定

    従来、「リボ手数料」が含まれる月のご請求には、通常ポイントに加え、ご利用金額200円(税込)あたり0.5%のポイントを還元しておりましたが、2022年8月10日(水)のご請求を以て終了し、新サービスに改定いたします。

    新サービス内容

    <概要>

    次の条件を満たされた方に年2回(6月、12月)500円相当のVポイントを還元いたします。

    〈6月の場合:その条件〉(12月も同じ)

    6月ポイント付与(初回のポイント還元は2023年6月、以降毎年6月実施予定)
    条件1 4月請求日翌日のリボ払いの残高が2万円以上あること
    条件2 5月のご請求にリボ手数料が含まれていること

    今までは、少額でもリボ手数料を発生させれば、すなわち請求金額に一手間加えるだけで0.5%上乗せされていた裏道が完全に封鎖されたのです。500円相当のVポイントでは到底報われません。

    ゴールドカードの方にとっては情報誌「VISA」「MY LOUNGE」年間定期購読料が1,980円(税別)が必要になります。

    カード付帯の海外・国内旅行傷害保険については、すべての担保項目について、事前に旅費などを当該カードでクレジット決済いただくことが前提となりますとのことです。

    自分にとっての備忘録ですが、マイ・ペイすリボの改定は2022年8月10日(水)のご請求を以て終了ということですね。

    まあ、これだけの大きな改悪があっても当面はメインカードは変わらないかな。自分の手持ちカードの中では「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス ・カード」もマイルという観点では大変貴重なカードになったきました。

    なかなか大変な世の中ですね。

  • 2022年の土用の丑の日は、7月23日(土)と8月4日(木)。梅雨入り前に赤坂の「ふきぬき」でエネルギーチャージ

    2022年の土用の丑の日は、7月23日(土)と8月4日(木)。梅雨入り前に赤坂の「ふきぬき」でエネルギーチャージ

    今年2022年の土用の丑の日は、7月23日(土)、8月4日(木)となります。

    だけど最近の東京の天気、雨模様も多く、気温も上がり、うっとおしい季節になりました。そんな今日このごろの土曜日の夕食なのです。

    はからずも、家族のみんなが言い出したのは、そろそろあの季節ね、ということなのです。

    土用の丑の日はまだ少し先の話しですが、そろそろ“うなぎ”でも食べて、うっとおしい梅雨の季節を乗り越えたいものです。そして、我が家で“うなぎ”と言えば、どうしても赤坂の「ふきぬき」なんだな。

    赤坂界隈の競合店と言えば、老舗対決では「宮川」、新興勢で言えば稀代のアイデアマン・中島武氏率いる際コーポレーションの「にょろ助」がありますが、やっぱり赤坂では「ふきぬき」なんだな、これが。

    そんなわけで、5月中旬の土曜の夕食ですが、赤坂の「ふきぬき」に伺うことにしたのでした。予約は当日のお昼にしました。

    そして、当日夜の19時に3名で訪問です。1階入り口付近で妙なものを見つけたのでした。「赤坂ふきぬき オリジナル商品販売中」との張り紙です。とうとうオリジナルの手拭いやエコバックを売り出されているようです。

    みなさん、厳しい飲食店業界、生き残るには必死です。“ふきぬき手拭い”は粋だね。

    そして、本日はB1階のテーブル席です。お客さんも数組いらっしゃいます。

    久しぶりの「ふきぬき」です。まずは喉の消毒です。本日のビールはアサヒのスーパードライです。突き出しは、きゅうりとさつま揚げの和え物です。

    まずはメニューは見ずとも、つまみの注文です。お店ではこの2品で決まりです。

    “煮こごり”と“骨せんべい”です。そして、やってきました、煮こごりです。本日は中に入っているうなぎが大きいな。そして、骨せんべいの骨も骨太だね。

    土曜日の夕刻に、ビールを飲みながらうなぎの煮こごりと骨せんべいを酒の肴にしながら食せる幸せを実感します。こんな幸せは、老舗のそばやとうなぎやさんしかないな。

    つまみが出されて、すかさず、メインのうな重を注文です。一番安価な“梅”のうな重を3つ注文です。梅ですが、十分にうなぎを堪能できると思います、少なくとも我が家では

    ビールのお替りもしながら、うな重の登場を待ちます。そして、肝吸いとお新香を従えてやってきました。うな重のうなぎを観た瞬間、これでいいね、と皆で納得です。ご飯も少なめでわかっていらっしゃる。

    うなぎのシーズンに入っての初めての訪問でしたが、今年の夏は少なくともあと2回ぐらい訪問するんだろうな。

    やっぱり、梅雨入りと夏バテ防止はうなぎだよ。きっぱり

    これでお会計は12千円なりです。

    ご馳走様でした。

     

  • 札幌の中心部の廻る寿司「根室花まる」に何故、人は群がるのか?対面にある廻らない「函太郎」で十分なのでは!

    札幌の中心部の廻る寿司「根室花まる」に何故、人は群がるのか?対面にある廻らない「函太郎」で十分なのでは!

    2022年GW中の6泊7日での北海道はニセコ・札幌への旅です。本日はその札幌での夕食事情なのです。うち1日はサッポロファクトリー内にある「牛亭」というお店で札幌には似合わないハンバーグを食したのでした。

    やっぱりGW真っ只中のレストランです。ジンギスカンの人気店はやっぱり相当な時間並ばないとダメだろうなと思ったのでした。

    それを確信したのは、ある晩にいったANAクラウンプラザホテルからほど近いところにある回転寿司の人気店「回転寿司 根室花まる 大同生命札幌ビル miredo店」に夜7時に伺ったのでした。夜7時に伺っても既に本日夜の整理券の配布も完了し、この時間で新規の人は受付さえもできない状況を目の辺りにしたのでした。

    いくら人気店でもそれはないだろう。おそらくジンギスカンの人気店もこんな感じなのかな。

    だけど、何か食事できる店を探さないといけません。

    ぶらぶら歩いていると丁度、根室花まるから地下道を挟んで丁度反対側にある「函太郎」というお店はメニューを見てもリーズナブルで行列もないのです。回転する寿司でもないし。何か名前に見覚えがあります、新千歳空港にある前回も食したあの函館の回転寿司やさんだと気づいたのでした。隣には「函館うに むらかみ」というお店もあります。こちらは少しお高いですね。

    だったら、回る根室花まるよりこちらの方がよいではないかと即決です。本日の夜はこちらのお店にお邪魔します。

    本日はテーブル席に陣取ります。

    いつものようにまずは、サッポロクラッシックで喉の消毒です。だけど、実感したのは、北海道はお店ではこのサッポロクラッシック率が非常に高いのですね。

    付き出しでビールがすすみます。

    お寿司もセットメニューだけだと思って入店いたのですが、アラカルトも1貫から注文できるのですね。これはいいわ。

    自分はまずはツマミです。本日のおすすめの中から“本日の刺し盛”(1,200円)を注文です。やっぱり海鮮の北海道、まぐろの赤身は外して地魚の方がよいと思うのですが。

    連れはボタンエビとサーモンが美味ということでアラカルト注文でパクパクと行っています。

    まあ、家族3人、昼間の味噌ラーメンに疲れた身です。夕食はこんな感じで「函太郎」さんで軽く食したのでした。これでお会計は5,000円ほどです。

    自分的には、何故、回転寿司の「根室花まる」があんなに大人気なのか最後まで意味不明です。

    「函太郎」さん、ご馳走様でした。

  • [滞在記]ANAクラウンプラザホテル札幌はGW中でも超破格な宿泊代金だった、驚いたね

    [滞在記]ANAクラウンプラザホテル札幌はGW中でも超破格な宿泊代金だった、驚いたね

    2022年GW中の6泊7日での北海道はニセコ・札幌への旅です。札幌での宿泊は4日です。前半2泊は「京王プラザホテル 札幌」、後半2泊は「ANAクラウンプラザホテル札幌」にしたのでした。後半2泊は2022年のGW真っ只中です。

    今回、何故「ANAクラウンプラザホテル札幌」を選択したかと言うと、ズバリその驚愕な宿泊料金に目を見張ったからなのです。

    ちなみに自分はホテル修行も兼ねていますので、当然、IHGの公式サイトからの予約です。そして、自分が予約したレートは下記のとおりです。

    • 2 Single Beds Standard
    • Rate Type: Reward Nights
    • Number of Rooms: 1
    • Room Rate Per Night: Wed 04 May 2022 – Fri 06 May 2022
    • Nightly Points Used: 7500
    • Nightly Cash Amount: $31.00 (USD)

    1泊あたりポイントを7500ポイントを利用しますが、何と手出しのキャッシュはUS31ドル(約4,000円)とのことです。最初このレートを見た時は何かの間違いだろうと思ったのですが。確か宿泊の2週間ほど前に予約したのでした。

    特にGWでもこの値段はありえません。慌てて2泊分を予約したのでした。これでエキストラベッドも無料で入れてもらって、3名での宿泊です。

    ちなみに、「ANAクラウンプラザホテル札幌」は札幌駅南口より徒歩7分という絶好のアクセスです。有名な時計台もすぐ近くです。自分はこの「ANAクラウンプラザホテル札幌」は初めての宿泊かな。

    16時ぐらいにチェックインです。お部屋はアップグレードしましたとのことです。まあ、ダイヤモンド会員(旧スパイア会員)ですので、まあそうでしょう。

    そして、朝食です。最上級会員でも無料ではありません。やはり朝食に関しては塩対応です。カウンターの人曰く、前日までに予約すれば、“利用料金 一人 3,025円(税・サ込)”が2,000円になるとのこと。これを聞いて、翌日の1泊分のみ朝食をお願いしたのでした。

    そして、上級会員用としてウェルカムポイントとラウンジでのウェルカムドリンクの2者択一だったので、家族の要望を思わずラウンジでドリンクをお願いしたのでした。

    だけど、この最上階のウェルカムドリンクはセルフサービスのアルコールなしという塩ラウンドだったのです。ポイントにしとけばよかったと後悔です。

    そして、お部屋です。ツインルームに少し横幅の小さいエキストラベットが1台です。高層階で眺めはよいかな。

    そして、前日の京王プラザホテルと比べて明らかによかったのは、水回りです。特にバスタブのサイズが大きく、快適なバスタイムが楽しめました。

    そして、翌日の朝食です。会場は「オールデイダイニング メム」です。こちらの朝食は特に目立ったものはなかったかな。ただ、オムレツコーナーはちゃんとありました。珍しいところでは、“北海道産 そいのお刺身”というものが朝からあったことぐらいかな。

    この朝食ブュッフェ、2,000円だったらまあいいかなと思いますが、3,000円は高いと思うな。まあ、いろんな小言も書きましたが、祝日でこの値段で泊まれるのであれば、本当に格安で別格だと思います。今でも間違いだったんではないかと思う今日です。

  • サッポロ味噌ラーメン食べ歩き、「幸村」の味噌ラーメンは一番オーソドックスだったな

    サッポロ味噌ラーメン食べ歩き、「幸村」の味噌ラーメンは一番オーソドックスだったな

    またまた、2022年GW中の6泊7日での北海道はニセコ・札幌への旅です。

    今回の旅で札幌でラーメンを食したのは3回です。そのうちの2回は「狼スープ」と「そら」だったのです。どちらも味噌ラーメンで非常にレベルが高いことを実感したのでした。

    そして、本日紹介するのが、3食目のラーメン屋さんです。GWのお昼のランチです。家族3名でJR札幌駅前の商業施設「エスタ」10階レストラン街に2004年10月1日にオープンした北海道ラーメンのフードテーマパーク「札幌ら~めん共和国」に行こうということになったのです。

    2日前には自分ひとりでこの「札幌ら~めん共和国」で「そら」の味噌ラーメンを食したのでした。今回のお店のチョイスは家族に任せます。それが家庭が丸く収まる秘訣なのでしょう。

    そして、発言力のある家人が選んだのが「札幌真麺処 幸村」でした。この幸村はこんな紹介がされています。

    ラーメンを食べ歩く中で、自らの味を追求する夢を持ち、某有名店で修行しながら研鑽を積んだ店主が満を持して開業。すべてに“麹”を使ったオリジナリティ溢れる一品

    「みそラーメン」

    白麹味噌の旨みと甘みを引き出したスープに、フライドオニオンと焦がしにんにく油でパンチを加えた絶妙な一杯。

    さすがに14時過ぎでもどこのお店も行列です。幸村も約10分ほど並んで入店です。店の内装は昭和チックなポスターが張り出されています。

    まずは喉の消毒用にサッポロクラッシックの瓶ビールです。そして、家族3名ということで、つまみのつもりで餃子を一皿注文します。2名は“味噌ラーメン”(880円)を注文です。

    味噌ラーメン(880円)

    豚骨、豚足、野菜、昆布で長時間焚き上げた白湯スープに白味噌、白麹味噌を合わせ仕上げた特製焙煎味噌スープ。

    焦がしにんにく油にフライドオニオンと白ごま、更には山椒を加え、香ばしさも引き立つ至極の一杯

    そして餃子が運ばれてきました。こちらの餃子は形がプクッとして面白いですね。味は至って普通の餃子です。

    味噌ラーメンも運ばれてきました。焦がしにんにく油がスープの表面で主張していみます。具材も定番です。麺もストレートの中太麺かな。味はオーソドックスな味噌ラーメンという感じです。

    今回食べた3食のラーメンでは一番オーソドックスであまり主張せずのラーメンとお見受けしました。

    自分的な評価では、一番インパクトのあったのは「狼スープ」、東京で大人気のすみれ系の「三ん寅」に一番近いとおもった「そら」が高評価かな。

    まあ、こと札幌ラーメン、味噌ラーメンだけはどこでもうまいね。だけど、味噌ラーメンの専門店となると少ないのには驚くね。そんな意味からしても「狼スープ」は貴重だな。

    ご馳走様でした。

     

     

  • 都心の連休中の穴場レストランだよ。表参道の「とんかつ まい泉」で2022年のGWも“かつ重”を食す

    都心の連休中の穴場レストランだよ。表参道の「とんかつ まい泉」で2022年のGWも“かつ重”を食す

    2022年GW中の6泊7日での北海道はニセコ・札幌への旅から帰ってきての、GW最終盤の土曜日の夕食なのです。GWの終盤でも東京都心のレストランは混んでいるんだろうなと思いながらです。

    前日に札幌から帰ってきたとあっては、やはり海鮮ものはパスですね。そんな時には我が家ではこのチョイス一択になるのです。

    久しぶりに“とんかつ”も食べたいし、そうなると表参道の「まい泉」に行くしかないのですね。もう40年間通っているということになります。

    そうゆうわけで、財布には忘れずに“大人の休日倶楽部カード”を忍ばせて急行します。このカードを帰りの精算時にチラリと見せるだけで10%割引になるという誠に太っ腹のクレジットカードなのです。

    そしてこのカードは男性は満50歳~64歳、女性は満50歳~59歳までの人は“大人の休日倶楽部ミドルカード ”(2,624円(税込・カード年会費524円+大人の休日倶楽部ミドル年会費2,100円))というものが持てます。

    一番大きな特典は、

    • 新幹線を含むJR東日本線・JR北海道線を片道・往復・連続で201キロ以上ご利用いただくと、JR東日本線・JR北海道線の運賃・料金が5%割引

    ということかな。

    まあ、「まい泉」だけの利用でも、年3回、1万円の食事をするだけで年会費分のもとは取れますね。本当にお得なクレジットカードです。サービスの改悪もないしね。さすがJRは強しです。

    そんなことはさておき「とんかつ まい泉」の方です。

    行列することを覚悟で、土曜日の19時に伺ったのです。入り口近くのカウンター席が変です。ほとんどお客さんがいないではありませんか。拍子抜けするぐらい、スムーズに奥のテーブル席に案内されてたのです。普通の土曜日よりお客さんは少ないです。

    奥のテーブル席では皆さん優雅にとんかつを食されています。自分たとのテーブルは庭園が見える窓側の席です。

    まずは、いつものように喉の消毒です。「まい泉」の親会社はサントリーですので、消毒はプレミアム・モルツでということになります。突き出しの大根おろしで喉を潤します(いや消毒ですね)。

    連れ2人の注文はいつものように“茶美豚ヒレカツ定食”です。自分はひたすら喉の消毒に専念します。ヒレカツ定食が運ばれてきました。連れはトンカツにかぶりついています。

    そして食べながら一言、“今日のキャベツは美味しくない”というのです。自分も食しましたが、春キャベツの旬の時期というのに、白っぽいシャキシャキ感のないキャベツです。今の時期にこんなキャベツを出していてはダメでしょう。

    そんな愚痴を言いながら、自分の注文です。牡蠣の季節が終わった今では、やっぱり、カツ重にいくしかないな。ご飯少なめで。

    そして、カツ重にもキャベツが付くようになったんだね。

    まあ小言も言いましたが、この立地と雰囲気、この価格でこのとんかつ、表参道の「まい泉」は別格ですね。

    ご馳走様でした。

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  • あの4630万の誤入金をした山口県の阿武町は自分の出身地、人生でその過疎地がYahooのトップニースになるとは思いもしなかった

    あの4630万の誤入金をした山口県の阿武町は自分の出身地、人生でその過疎地がYahooのトップニースになるとは思いもしなかった

    本日は呑気にニセコ・札幌の旅を書いている場合ではない事態となったのです。

    今、日本一、世間をさわがせ有名になった町は知床を除けば“山口県阿武郡阿武町”だと思います。あのやってしまった、コロナ関連の「住民税非課税世帯等に対する1世帯あたり10万円の臨時特別給付金」を誤って1世帯に4630万円を振り込んでしまったという大失態をしでかした町です。

    そんな阿武町なのですが、実は私の出身地なのです。今でも実家には母が一人住んでいるのです。自分が存命中、絶対にYahooのトップ画面に出ることのない町名だったのですが。

    実はこの1ケ月前の2022年4月下旬に一度実家の墓参りに帰省していたのです。その時にはこの事件は既に起こっていたのです。

    何故、本日この禁断の話題を取り上げたかというと、昨日5月12日付で阿武町がこの人に対し提訴に踏み切り、誤って振り込んだ先の個人名が公表されたからなのです。

    訴訟を起こされた人(誤入金者)は下記の人ですね。

    • 阿武町大字福田下3437番地
    • 田口 翔(たぐち しょう)

    町の位置関係を説明すると山口県と島根県の県境に位置しています。隣町は萩市です。最寄り空港は萩・石見空港になります。町全体の人口は3400人ぐらいです。町は大きく3つの地区に分かれています。奈古地区・宇田地区・福田地区です。特に、福田地区は海に面していないため、農業とほそぼそと林業の町です。鉄道の駅もない山間の集落です。そして、阿武町の一番エリート職種は阿武町役場に務めることかな。(日本の寒村の町はすべて同じだと思いますが)

    話しは変わりますが、4月下旬に実家に帰省した際に母に聞いたのですが、町の人々のうわさにも誤入金先の名前は上がっていない、と話していました。小さい町なので地元の人はうすうすわかっていると思っていたのですが。

    そして、昨日の阿武町役場からの発表によれば、この田口翔という人、年は24才で実家は山口県内の阿武町以外のどこかということです。

    ここからは自分の全くの想像ですが、その福田地区にこの年齢の若者が住んでいるということ事態、普通は信じられません。おそらく萩市や近郊の工場や事務作業に勤務する人ではないと思います。この年齢であれば、同じ町内でももっと交通の便の良い奈古地区に住むのが普通だと思います。

    そうすると、収入の少なさを考えても、農作業や森林作業を勉強兼働きに来ている若者かなと思うのです。

    だけど昨日の発表を読んで、自分的にはどうしても納得がいかない部分があるのです。

    現金を銀行窓口ではなくカードで引き出したとあるのです。自分が利用している東京の都市銀行でも普通はATMから1日に引き出せる現金は100万円程度だと思うのですが、1-2週間で何故4630万円が引き出せるのかわかりません

    まあ、そのうちネットではSNS上でも顔写真もアップされると思うのですが、逃げ切れるとは思いませんが。実家を巻き込んだことも考えれば、4630万円で人生を棒にふるとは。

    だけど、あの福田地区にその年齢で住んで荒んだ生活をしていれば、さもありなんかな。

    そんな感想を持ちました。

  • JR札幌駅は「札幌ら~めん共和国」の「そら」で味噌ラーメンを食す。札幌ラーメンの底力を見せてもらった、三ん寅に似ているね

    JR札幌駅は「札幌ら~めん共和国」の「そら」で味噌ラーメンを食す。札幌ラーメンの底力を見せてもらった、三ん寅に似ているね

    2022年GW中の6泊7日での北海道はニセコ・札幌への旅です。

    昨日は、札幌は中島公園近くにあるネーミングのインパクトがすごい「狼スープ」を紹介したのでした。本日は札幌滞在のランチタイムは実質3日の初日に食したラーメンやさんです。

    ちなみに滞在は「京王プラザホテル」です。ランチタイムです。家族2名は本日はホテル近くににある六花亭でデザートランチをするとのこと。

    ということは、ガチ1名でランチです。1名ですので決断は早いです。JR札幌駅前の商業施設「エスタ」10階レストラン街に2004年10月1日にオープンした北海道ラーメンのフードテーマパーク「札幌ら~めん共和国」でうまそうなラーメン屋さんに入ろうと直行したのでした。

    だけど、さすがにGW真っ只中です。10階のレストラン街も大賑わいの大行列です。時刻は14時にもかかわらずです。とにかく「札幌ら~めん共和国」です。

    自分が食したことのある函館の「あじさい」と旭川の「梅光軒」以外を物色です。

    どこのラーメン屋さんもかなりの行列です。これには驚きました。

    そんな中で比較的列のすくなさそうな「そら」というラーメン屋さんを本日は選択したのでした。こちらのお店はは自分は全く知りませんでしたが、こんなお店なのですね。

    札幌ススキノで行列の絶えない名店『そら』。現在では札幌にとどまらず、海外にも出店し現地で人気を博しています。札幌味噌らーめんの有名な店で、沢山の芸能人も口こみで来店する店、米国のラスベガスやフィリピンにも支店がある。

    それもそのはず!店主は札幌ラーメンの老舗“すみれ”で腕を磨いていたこともある根っからのラーメン職人なのです。

    コクがあるのにあっさりしたスープに、炒めた味噌をあわせて、麺は中太卵ちぢれ麺、これが札幌らーめんのスタイル、5時間煮込んだ、やわらかいチャーシューも人気

    ちなみに新千歳空港の国内線ターミナルビル3Fにもお店があります。

    空(そら)を駆ける至高の1杯をぜひご賞味ください

    5分ほど待って、カウンターのボッチ席に着席です。まずは喉の消毒で“サッポロクラッシック”の瓶ビール(600円)を注文です。なにげにメニューを見ていると、おつまみ(チャーシュー・メンマ・味玉)300円というものがあるではありませんか。東京民の感覚では、このつまみのうちの1つを注文し、それが300円なんだろうと思って注文です。お店のお姉さんに注文すると、3つ揃ってで一品で300円というではありませんか。

    こんな感じのつまみが出てきて、サッポロクラッシックとベストマッチです。楽しい前菜タイムになったのです。ラーメンは王道の「味噌ラーメン」(910円)を注文します。

    ラーメンの登場です。小ぶりで見た目がきれいな渾身の味噌ラーメンですね。ちゃんとショウガも乗っています。中太卵ちぢれ麺もぷりぷりです。

    スープを一口。これは美味しです。全体的に非常にバランスのよい美味しい味噌ラーメンです。東京で一番自分が通う、そして東京で今一番うまい味噌ラーメンをたべさせるお店、江戸川橋にある「三ん寅」さんのラーメンによく似ています

    どちらも“すみれ”出身ですものね。東京なら長い行列ができるんだろうな。

    全く先入観なしに訪問した「そら」さんでしたが、札幌ラーメンの底力を見せていただきました。ご馳走様でした。

     

  • 札幌は中島公園近くの味噌ラーメン専門店「狼スープ」はネーミングで勝ちだな

    札幌は中島公園近くの味噌ラーメン専門店「狼スープ」はネーミングで勝ちだな

    2022年GW中の6泊7日での北海道はニセコ・札幌への旅です。

    今回の旅で食べたラーメンは3回です。すべて味噌ラーメンだったのです、札幌だもの(相田みつを風)。但し、小樽のあんかけ焼きそばは除きます。これは麺料理ですが、ラーメンではありません。

    そして本日のブログ記事にするラーメンは最後に食した、味噌らーめん専門店の「狼スープ」なのです。名前からして、勝負あり、食べる前からして勝ったという店名ですね。

    何故、このラーメン店を訪問することになったかは、家族の一人が知り合いに札幌に行くと打ち明けたところ、“それじゃあ、狼スープは外せないねと言われたのがきっかけだったのです。

    • 札幌市中央区南11条西1丁目5-1

    自分たちは札幌駅周辺の駅から散歩がてら歩いて伺いましたが、すすきのを経て、徒歩30分ぐらいかな。ちなみに「狼スープ」はこんな感じのお店です。自分はこちらのお店は全く知りませんでした。情報誌にも出てないしね

    ABOUT OHKAMI SOUP

    札幌でも珍しい味噌ラーメン専門店。豚ゲンコツの旨味とコラーゲンを取り出した円やかな清湯スープ。 ニンニク、生姜、ジャガイモなどの根野菜とスパイスを効かせたスープは身体(内臓)の芯から熱くなります。

    FOOTPRINT OF OHKAMI SOUP

    狼スープというワイルドな店名から強い味の主張をイメージされるかもしれません。創業21年、屋号に込めた力強いスープのイメージは変わませんが、現在は安易に化学調味料や既製品に頼りません。 味噌ラーメンを突き詰めた結果、疲れた体や例えば風邪を引いた時に欲するようなラーメンを目指しています。ワイルドなイメージの狼から一転、自然本来の神秘的な味の狼へと想いが変わりました。

    期待にワクワクさせながら、13時過ぎに中島公園近くのお店に到着したのでした。お店の前に並んでいるのは2名ほどで、長い行列と思っていたので拍子抜けしたのです。(だけど帰りには長い行列になっていたのには、ギョッとしたのですが)

    数分待って、店内へ。店内の待ち椅子でも10分待ったかな。待たされる要因はラーメンを作るのにかなり時間がかかるようです。まさに“渾身の一杯”という様相です。

    ようやくテーブル席に案内です。厨房は男性一人、サービスは女性一人という体制です。

    まずは喉の消毒です。こちらはサッポロ・クラッシックです。一緒に三人とも味噌ラーメン(900円ぐらいだったかな)を注文です。丁度、ビールを1本飲み終わったところで、ラーメンの登場です。席についてから、10分強かかるかな

    一見、お肉が大きくワイルド感はありますが、繊細なラーメンのようです。麺も中太麺でスープとよくマッチしています。スープは内蔵に染み入る味噌のうまさが味わえますね

    お肉は分厚くて柔らかくて、非常にうまいチャーシューです。このお肉を数枚重ねたチャーシュー麺のメニューにあれば良いな。いや、邪道か。

    「狼スープ」の味噌ラーメン、シンプルにして極上の味噌ラーメンを味わせていただきました。

    ご馳走さまでした。

    ラーメン二郎を超える麺があるとは。それは小樽の「龍鳳」のあんかけ焼きそば。恐るべし小樽ローカルフード

     



  • 「札幌 牛亭」のハンバーグはカルト的な味、胡椒が効いて超スパイシー

    「札幌 牛亭」のハンバーグはカルト的な味、胡椒が効いて超スパイシー

    2022年GW中の6泊7日での北海道はニセコ・札幌への旅です。札幌のグルメと言えば、ジンギスカンと海鮮です。だけど、GW期間中です。昼間に人気ラーメン店と夜に大人気の回転寿司の「根室花まる」を見て確信したのでした。

    特に「根室花まる」は夜7時に伺っても本日の入場受付は終了しましたのと表示です。急いで、転進します。おそらくジンギスカンなどの人気店は相当並ばないといけないだろうなと確信したのでした。

    そんな中で徒歩圏内で行ける店をピックアップです。札幌に来てまで、ハンバーグはないだろうと思ったのですが、その評価を見て、サッポロファクトリー内にある「札幌 牛亭」を訪問したのでした。20分待っての入店です。

    「ステーキハウス 札幌牛亭」はこんなお店なのですね。

    歴史 -History-

    美味しくて、ボリュームがあり、満腹と満足をモットーに、1981年10月18日 北海道 札幌に『ステーキハウス 札幌牛亭』をオープン。

    オープン当初はステーキをメインとしたメニューだったが、札幌牛亭なりの「肉の美味しさ」の伝えるべく、メニューにハンバーグを追加。味の決め手となるソースとの絶妙なコンビネーションが多くの方に支持される

    札幌牛亭ではその味を守り抜くため、店主から新たな店主へのバトンタッチが、さらに札幌牛亭で修行を積んだDNAによって、

    ⇒ 2006年琴似店出店

    2006年サッポロファクトリー出店

    そして、『札幌以外でも食べたい!』『東京でも食べたい!』等々、多くのお声を頂戴し、2010年10月1日『札幌牛亭 南池袋店』出店。私たちの新たな挑戦は始まります。

    やっぱり最初は喉の消毒です。ここはサッポロファクトリーです。ビールは王道のサッポロ黒ラベルですね。

    食事の注文です。3名が3名ともに、ステーキハンバーク200gの単品(1,120円)を注文します。ソースは全員がオススメの“オリジナルデミグラスソース”にします。焼き方はやっぱりミディアムで。レア部分が残りますとのこと。

    焼き上がるまでには時間がかかります。待つこと10数分です。いよいよジュウジュウのハンバーグの登場です。全員、エプロンをかけて準備万端です。

    デミグラスソースがたっぷりとかかっています。

    まずは一口いただきます。このデミグラスソース、かなり胡椒が強いです。舌がピリピリします。これはごはんがすすむハンバーグですね。

    そして、こんな赤みが残るレアなハンバーグステーキは初めてかな。うまいのはうまいのですが、シニアには少しつらいかな。なんたって、デミグラスソースの胡椒にまいったのです。

    ということは、アルコールが進みますね。非常にカルト的なハンバークをいただいたのでした。これを平然と食する札幌市民は偉大だな。

    ご馳走様でした。

    札幌の夕食は「成吉思肝 だるま」でジンギスカンを堪能、しめパフェはないだろう





  • [宿泊記]札幌の京王プラザホテルの朝食ブッフェに驚愕、朝シャンと寿司があるよ

    [宿泊記]札幌の京王プラザホテルの朝食ブッフェに驚愕、朝シャンと寿司があるよ

    2022年GW中の6泊7日での北海道はニセコ・札幌への旅です。

    ニセコから札幌へは途中に小樽経由にしたのですが、その小樽であんかけ焼きそばの手荒い洗礼をうけたのち、ホウホウの体で札幌に逃げるように向かったのでした。

    そして、レンタカーは札幌で返却します。札幌駅前のトヨタレンタカーで乗り捨てて、本日のホテル「京王プラザホテル」にスーツケースをコロコロしながら向かいます。札幌駅からは徒歩5分弱かな。

    札幌で何故、ホテル修行から外れる「京王プラザホテル」を予約したかは、こちらのホテルにはエキストラベッドではない3台ベットのお部屋があるのです。それを前回の滞在時にも利用し、すこぶるよかったので今回もこちらをチョイスです。

    デルタのスカイマイルをJTB旅行券に交換し、JTB経由で予約したものです。1泊目は朝食付き、2日目は朝食なしプランです。朝食あるなしは単に予算の関係です。(汗)

    やっぱりホテルチェーンの上級会員でない宿泊はアウェイ感があります。まずはチェックインです。お部屋をアップグレードさせていただきました、と告げられたのですが。

    お部屋は16階の比較的高層階です。お部屋はノーマルベットが3台きちんと据え付けられています。眺めもよいのですが、バスルームが少し貧弱かな。バスタブの横幅が狭く、シャワーを浴びるにも少し狭いと思いました。それ以外は快適かな。

    ホテルの目の前にはセブンイレブンもあるしね。

    そして、驚いたのがホテルの朝食ブッフェだったのです。前回の2年前の滞在時はコロナ禍真っ最中ということもあり、ブッフェではなくお膳での定食の配膳だったのですが、今回はトンギをビニール手袋でつかむ方式のブッフェです。

    京王プラザの朝食で驚いたのが次の2点です。

    まず1点目。これには本当に驚愕しました

    • 朝シャンがあったのです、正確にはスパークリングワインですが

    少なくとも日本の朝食ブッフェで朝シャンを提供しているのは、自分では経験したことないな。やるじゃないか、京王プラザホテル。だけど、この朝シャンのボトルを見ただけで、家族にはこいつはもう午前中は使い物にならないな、と判断されたのでした。

    そして、驚きの2点目です。

    • お寿司のにぎりのカウンターがあった

    なんと、朝からちゃんと職人さんが目の前でにぎる寿司コーナーがあるのです。これには驚きました。ネタは、まぐろ赤身・にしん・サーモン・白身・何と“いくら”他です。

    こんな状況では悠長にオムレツを食している場合ではありません。朝シャンに寿司では朝からもう止まりません。家族の目を盗みながら、グラスにシャンを補充します。ちなみに、この寿司コーナーはお寿司の個数制限はありませんので、お好きなだけどうぞ

    これ以外にも、ししゃもやホッケのフライなどもありました。もはや、居酒屋状態ですね。

    そして、改めてこの朝食ブッフェの料金をチェックしてみると、大人2,200円(税・サービス料込)です。朝シャンがついてこの料金とは信じられません
    駅近・部屋良し・朝食良しの三拍子がそろった札幌の「京王プラザホテル」、お薦めです。
    宿泊の際は、朝食を付けてね。
    https://kazuohada.com/post-19921/
  • ラーメン二郎を超える麺があるとは。それは小樽の「龍鳳」のあんかけ焼きそば。恐るべし小樽ローカルフード

    ラーメン二郎を超える麺があるとは。それは小樽の「龍鳳」のあんかけ焼きそば。恐るべし小樽ローカルフード

    2泊3日での余市でのヒルトンホテル滞在を終え、次の目的地の札幌に向かいます。今回の「ヒルトンニセコビレッジ」で最後に印象に残ったのは1名分の朝食をきっちりと課金されたところかな。何の問題もないのですが、3名での宿泊で、チェックインの際、ダイヤモンド会員は朝食2名は無料、1名分のみ課金という説明を受けたのです。

    実際の朝食会場では1名分の食事後のサイン等は求められなかったので、無料なのかなと一瞬思ったのでした。チェックアウトの際はきっちりと2日分の1名分が課金されたのです。

    そして、コロナが開けようとしてる中、次にニセコに来ることはあるかなという気持ちでニセコを後にします。途中、ひらふ坂を経由したのですが、人は全く見られずです。まさしく「夏草や兵どもが夢の跡」です。

    まずは札幌に向かう前に、小樽を目指します。何故なら、小樽のソウルフードをまた食べに行こうということになったのです。前回、2年前にはJR小樽駅前のアーケード街“小樽都通り商店街”で64年から営業する「中華食堂 桂苑(けいえん)」で小樽あんかけ焼きそばを食したのです。家人は“あんかけそば”は腰が引けるようです。

    ニセコから小樽までは車で1時間半というところでしょうか。

    今回はるるぶで紹介されていた小樽の「中華食堂 龍鳳(りゅうほう)」を目指します。小樽訪問はここ、一点のみです。

    町の中心のアーケード街から5分ぐらい離れているのかな。それでも小樽中心部です。店の前には道路を挟んで6台ぐらい止められる専用の駐車場があります。

    時刻は1時30分です。運良く1台止められるようです。店の前には4名ほどの行列です。小雨も降ってきます。そして、自分たちが列に並んだ後から十数名の列になっていくのです。お客さんの回転は少し悪いのかな。

    15分ほど待って、テーブルに案内されました。厨房は1名、そして店をさばくのはそのお母さんかな?という2名体制なので、注文して料理が出てくるまで10分以上はかかるのかな。

    メニューです。基本、あんかけ以外のものはありません。自分たちは1品ほど、メニューにあったあんかけとは違うソース焼きそばを頼んで、注文は通ったのですが、後で厨房からソースが切れて作れないというお達しがあります。

    そして、こちらのお店は子どもを除いて、一人1皿の注文をしないといけません。お店のお母さんから注意が入りました

    ビールの注文はOKなようです。ビールを持ってきてくれました

    そんなこんなで、自分たちが注文した品は下記の3皿です。

    • 塩あんかけ焼きそば(豚肉)(ハーフ)800円
    • 醤油あんかけそば(豚肉)900円
    • 付景炒麺/五目焼きそば(海老・鶏豚・うずらの卵)1,100円

    ちなみに、普通が麺2玉、ハーフが麺1玉となります。

    ビールを飲んで、ひたすら待ちます。厨房は一人なので、出来上がるまでには時間がかかります。注文の3皿がきました。皿だけでテーブルが一杯になります。すべてにねり辛子がついてきます。もう見ただけでお腹一杯です。まさに物体です

    まずは塩あんかけからいただきます。“あん”はうまいね。塩のあとは醤油と五目に移ります。やっぱりものすごいボリュームです。特に五目の豚肉なんて厚くてデカすぎです。

    この一人前を隣の初老のおばちゃんが平らげるとは、恐るべしです。

    自分はもっぱら“あん”だけを食していました。

    世の中には恐ろしい食べ物があります。自分は、ラーメン二郎の大よりすごい量だと思いました。何故なら、肝心の“あん”ももとはでんぷんから出来ているので。

    本当に恐るべし小樽のローカルフード、あんかけ焼きそばです。これを食す小樽市民に脱帽です。世の中にラーメン二郎より恐ろしい食べ物があるとは、世の中広しです。

    「桂苑」で噂の“小樽あんかけ焼きそば”を食す、量が多いので注意との必要との警告、ご婦人がペロリ