カテゴリー: 映画

  • 映画「タンゴの後で」はベルトリッチのあのワンシーンの演出が問題なのか

    映画「タンゴの後で」はベルトリッチのあのワンシーンの演出が問題なのか

    2025年9月11日(木)

    イタリア出発前に劇場で映画を見れるのは昨日の水曜日のみ。木曜日はいつものルーティーンがあるのでね。

    日本映画だけれど原作があのカズオ・イシグロの「遠い山なみの光」とどっちにしようかと迷いましたが、自分はこちらを選択。

    「遠い山なみの光」はまだ2週間ぐらいは上映してそうなのでね。

    • 「タンゴの後で」

    大胆な性描写と心理描写が大きな反響を呼んだ1972年のベルナルド・ベルトルッチ監督作「ラストタンゴ・イン・パリ」の舞台裏にあった出演女優の葛藤と怒りを描き、エンタテインメント業界における権力勾配や搾取といった問題に鋭く切り込んだドラマ。

    19歳のマリア・シュナイダーは気鋭の若手監督ベルナルド・ベルトルッチと出会い、「ラストタンゴ・イン・パリ」への出演でまたたく間にトップスターに上りつめる。しかし48歳のマーロン・ブランドとの過激な性描写シーンの撮影は彼女に強烈なトラウマを与え、その後の人生に大きな影を落とすことになる。

    ベルトルッチ監督作「ドリーマーズ」でインターンとして働いた経験を持つジェシカ・パルーが監督を務め、マリアのいとこであるジャーナリストのバネッサ・シュナイダーの著作「あなたの名はマリア・シュナイダー:『悲劇の女優』の素顔」をもとに映画化。映画の撮影現場での問題について声をあげた最初の女性の1人であるシュナイダーの波乱に満ちた人生に焦点を当てて描き出す。

    「あのこと」のアナマリア・バルトロメイが主人公マリアを演じ、マット・ディロンがマーロン・ブランド役で共演。

    2024年製作/102分/PG12/フランス
    原題または英題:Maria

    ベルトルッチの「ラストタンゴ・イン・パリ」は知ってはいますが、自分は観たことありません。

    フォーカスすればあの場面の演出のことがクローズアップされるわけですが。確かに物議を醸した問題作ですが、時間を経れば巨匠となったベルトリッチを敢えて非難の声はあがらないのも事実。

    女性の映画会への関わりと役割はこの映画のメッセージどおりだと思いますが、そこは映画界だけの話しでもないし。

    トーキング・ヘッズの「サイコキラー」もいいところで流れたね、あの曲で踊れるんだ。

    まあいろいろと意識高い系の映画ですが、女優さんもいいし、映画としては小粒で“ピリッと山椒の効いた”佳作です。良い映画でしたよ。

    観終われば、明日は銀座の「共楽」なので、本日は旅の前の最後の日本橋「ますたに」さんへ

    まずはビールで祝杯。飲み終えれば、麺コールです。やっぱり超美味し。

    ここから10日以上は食べられないとは、辛いね、禁断症状が出ないか。ご馳走様でした。

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  • 必見のインド映画「銃弾と正義」、マシマシの二郎ラーメンを2杯食べたような多幸感

    必見のインド映画「銃弾と正義」、マシマシの二郎ラーメンを2杯食べたような多幸感

    2025年9月10日(水)

    月曜日は歌舞伎、昨日は映画だよ。この映画を観に、渋谷のテアトルシネマへ。

    久しぶりにインドのアクション映画を観に行こうかなという軽い気持ちで足を運びました。

    • 「銃弾と正義」

    “狩人”の異名を持つ警視と、人権擁護派の判事が火花を散らす!

    インド映画界を代表する俳優ラジニカーントとアミターブ・バッチャンが共演し、警察官が凶悪犯をその場で射殺する「特例射殺(エンカウンター)」をテーマに描いた社会派アクション。

    インド最南端のカンニヤクマリ県で勤務するアディヤン警視は、凶悪犯罪の捜査にあたり抵抗し反撃してくる犯罪者を迎え撃ち、その場で仕留めることをしばしば行い、”狩人”の異名をとる名物警察官。

    彼はある時、女性教師のレイプ殺人事件を知る。彼女は以前、教育現場をまきこんだ薬物汚染についてアディヤンに通報していた。女性教師殺人事件の特捜チームに参加したアディヤンは、犯人と思われる若い男の追跡を始める。

    一方、人権擁護派の判事サティヤデーヴはアディヤンの捜査手法を強い危機感をもって注視していた。

    2人はこの事件の捜査に関して正面から対決するが、やがてこの事件と、同時期に起きていた別の社会問題とのつながりが明らかとなっていくー

    監督:T・J・ニャーナヴェール

    出演:ラジニカーント

    2024年製作/161分

    原題または英題:Vettaiyan

    観て“ドヒャー”となりました。何か凄いものを観させてもらいました、マシマシの二郎ラーメンを2杯食べさせてもらった満腹感と多幸感

    出足は単純なインドのアクション映画的な始まりです。まあ中盤まではインド映画あるある的な展開です。

    それにしても主人公のラジニカーントはジョン・ウィックを上回る強さ、あの変わるサングラスに意味があるの

    アクションでのスローモーションが効いています。

    インターミッションの後はあれあれ、硬派な社会派映画に変わっていくではありませんか、それもかなり志高い系

    映画を2本観た感じ、どおりで満腹感がすごいのか。

    自分を“スーパースター”と名乗るだけあって、まあすごい濃い主人公だね

    インド映画好きの人なら今年必見の映画だと思いました。非常によく出来た映画でした、監督が素晴らしい

    音響も凄いので、是非、映画館で観ることを推奨です。

    観終われば、渋谷です。週末からイタリアに行くので、食べ納めを。

    道玄坂の「喜楽」に向かいます。12時30分で3名ほどの行列、ラッキー。

    今日もニコニコで“チャーシュー麺”(1,050円)。チャーシューも1枚多くて、ありがとう。

    ご馳走さまでした。



  • 残暑を乗り切るために芝大門にある「味芳斎」へ、ニラレバーで体力回復

    残暑を乗り切るために芝大門にある「味芳斎」へ、ニラレバーで体力回復

    2025年9月8日(月)

    9月に入って初めての週末です。週末はいつものようにDVDの鑑賞と土曜日の外食のルーティーンです。

    今週観た映画はこの2本。最近は任侠系の映画ばかり観ていたので、邦画以外の週末は久しぶりです。

    • 「トワイライト・ウォアーズ 決戦!九龍城砦」
    • 「リフライト・リスク」

    まずは、「トワイライト・ウォアーズ 決戦!九龍城砦」から。

    黒社会が覇権を争う九龍城砦で男たちが繰り広げる死闘を描き、香港で大ヒットを記録したアクション映画

    1980年代。香港に密入国した青年チャンは、黒社会のルールを拒んで己の道を選んだために組織から目をつけられてしまう。追い詰められた彼は運命に導かれるように、黒社会に生きる者たちの野望が渦巻く九龍城砦に逃げ込み、そこで出会った3人の仲間たちと深い友情を育んでいく。しかし九龍城砦を巻き込む抗争は激化の一途をたどり、チャンたちはそれぞれの信念を胸に命をかけた戦いに身を投じる。

    「SPL 狼たちの処刑台」のルイス・クーが主演を務め、サモ・ハン、アーロン・クォック、リッチー・レンら豪華キャストが集結。「ドラゴン×マッハ!」のソイ・チェン監督がメガホンをとり、5000万香港ドル(約9億円)をかけて制作した九龍城砦のセットで撮影。「るろうに剣心」シリーズの谷垣健治がアクション監督を務め、「イップ・マン」シリーズの川井憲次が音楽を手がけた。

    2024年製作/125分/PG12/香港
    原題または英題:九龍城寨之圍城 Twilight of the Warriors: Walled In

    香港での昨年の大ヒット作という触れ込みですが、こんなアクロバティックで漫画チックな演技と世界観、どうなんだろう。今の時代とは少し違うと思います。自分の感覚がずれている?

    もうあの気功を使った技なんて、あり得ないでしょう。まあ、DVDで観る作品かな。

    次は「フライト・リスク」です。

    メル・ギブソンが、アカデミー賞6部門ノミネートを果たした「ハクソー・リッジ」以来、9年ぶりに手がけた監督作。アラスカ上空1万フィート(約3キロメートル)を飛ぶ飛行機の中で繰り広げられる、命懸けの騙し合いを描く

    保安官補のハリスは、ある事件の重要参考人のウィンストンを、アラスカからニューヨークまで航空輸送する任務に就く。初顔合わせとなったベテランパイロットのダリルは、陽気な会話でハリスの緊張をほぐしていく。離陸した機体は、壮大なアラスカ山脈の上空1万フィートまで上昇。頼もしいダリルの腕前もあって、順風満帆なフライトになるかに思えた。一方、後部座席につながれたウィンストンは、足もとにパイロットライセンス証が落ちているのを見つける。そのライセンス証の顔写真は、いま飛行機を操縦しているダリルとは全くの別人のもので……。

    パイロットのダリルをマーク・ウォールバーグ、ハリス保安官補をミシェル・ドッカリー、重要参考人ウィンストンをトファー・グレイスがそれぞれ演じた

    これは小粒でピリッとアクセントの効いたアクションもの。エンドロールで知ったのですが、これ監督がメル・ギブソンだったんだね。

    今回のミソはマーク・ウォールバーグか゛悪役というところかな、お勧めできる映画です。

    週末の夕食はこちらへ。芝大門にある「味芳斎」さんへ3名で訪問。猛暑が治ったとはいえ、まだまだ暑い夏の体力回復へ

    まずは瓶ビールから。注文はいつものね。

    • ピーマンレバー炒め
    • ニラレバー炒め(大)
    • 茄子と挽肉の辛子うま煮

    連れはデザートで杏仁豆腐を。今日もコスパよく、美味しゅうございました。

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  • 初めて観た“午前十時の映画祭”での「エイリアン」、ただただ傑作でした

    初めて観た“午前十時の映画祭”での「エイリアン」、ただただ傑作でした

    2025年9月6日(土)

    昨日の金曜日は東京は朝から台風直撃の日でした。

    だけど、こんな日でもまずは映画からね、“午前十時の映画祭”も新しいラインナップです。観たのはこちらの映画。

    • 「エイリアン」

    『ブレードランナー』(1982)などの作品でカルト的な人気を誇るリドリー・スコット監督の出世作となった、SFサスペンスの傑作。スイス人の画家H・R・ギーガーのデザインによるエイリアンのデザインが秀逸で、成長したエイリアンの全身出現を最後の最後まで抑える演出もまた素晴らしい。第52回アカデミー視覚効果賞を受賞

    宇宙貨物船ノストロモ号が航海の途中でSOS信号を傍受し、とある惑星に救助に向かった。発信元の宇宙船の内部は黒こげで、人影はない。そして船底には、奇怪な卵がびっしりと埋まっていた。

    航海士のケインが卵を覗き込むと、奇妙な生物が、その顔面に襲いかかった。一行はからくも母船へと戻り、ケインは快復したように思われた。航海を続けるノストロモ号。ところが突如、蛇状の生物がケインの腹を突き破り、孵化する。

    宇宙船内という閉鎖空間のなか、奇怪なエイリアンと、リプリー(シガニー・ウィーバー)ら残された乗組員たちの死闘が開始された……。

    エイリアンの特徴的なデザインは、スイス出身の画家・造形作家のH・R・ギーガーによるもの。リプリーを演じたシガニー・ウィーバーは本作以降「エイリアン4」までシリーズ4作に出演。

    監督: リドリー・スコット

    出演: シガーニー・ウィーバー,トム・スケリット

    1979年製作/116分/G/アメリカ

    原題または英題:Alien

    自分は観たことあると思っていたのですが、初めての映画と観ながら気づきました。大画面で観れる幸せ

    傑作と言われるだけあって、これはよく出来ているというか、記念碑的な作品だと思います。リドリー・スコットもシガニー・ウィーバーもこれをステップに大監督と大女優になったんだもの。

    古いと感じるのはコンピュータ周りぐらいかな。猫ちゃんが結構、キーワードになるんだね。

    続編も含めて少し“キワモノ”と思って敬遠していた自分に後悔。2作目の監督があのジェームズ・キャメロンだよ。もう凄すぎ

    台風の中、本当に良い映画を観せていただきました。

    観終われば、ここは日本橋室町、やっぱりランチはここだね。京都ラーメンの「ますたに」さんへ

    エイリアンに侵食された体をビールで消毒、ナンノコッチャ

    クビっと1本飲み終えれば、ここでも“麺お願いします”コール

    ご飯は小、麺硬めでいつものラーメン。やっぱり安定のお味。ご馳走様でした。



  • 新作映画を二度観「パルテノペ ナポリの宝石」、人生の光と影なんだね

    新作映画を二度観「パルテノペ ナポリの宝石」、人生の光と影なんだね

    2025年9月4日(木)

    昨日は1週間前に観たこの映画を再観するために渋谷のル・シネマへ足を運んだのです。新作映画で2度観するのはほとんど記憶にありません

    それほどパオロ・ソレンティーノ監督のこれはすばらしい、自分の琴線に触れたね、やっぱりイタリア。

    • 「パルテノペ ナポリの宝石」

    今回は観ながら思考したことを列挙するね。

    ちなみに、“パルテノペ”とは人魚の名でナポリの街を意味しているとのことです。

    主人公パルテノペ役には、本作がスクリーンデビューとなるセレステ・ダッラ・ポルタを抜てきしています、この女優さんがいいんだね。

    前半部分でパルテノペと運命的な出会いを果たす作家ジョン・チーヴァー役はゲイリー・オールドマンだったんだね、どおりで格が違う雰囲気が漂っています

    映画の構成は、ナポリ島までが前半部分、ここまでは主人公は水着のオンパレードです、すばらしい。あのカプリの場面では何故に挿入歌がシナトラのマイウェイなの、やっぱりパヴァロッティかボッチェリできてほしいね。

    兄の死後からの後半部分は水着控えめでシックな装いに変身、サンローランのオートクチュールが爆発(特に良かったのが最後の教授の息子と会う時のダブルのベージュのスーツ)

    後半は考えさせられる構成、大学・あの大女優・マフィア・あの神父・教授の息子と時々はさまれるナポリの美しい光景。

    観ながらここでもジョニ・ミッチェルの“Both sides now ”が頭をよぎります、物の二面性ね。ナポリの光と影(あの娼婦街の光景、マフィア)人生の光と影、若さと老い、生と死、美と老い、すべて二面性

    あのおぞましい教会では俗物が教皇になるという皮肉もちりばめてね。

    頭に残ったフレーズ、“若い時の恋愛は意味なし”、最後に流れる字幕“神は海を好きではないんだ”。台本を読み返したいぐらいの良いセリフが満載。

    映像の美しさ、特に素晴らしいのが冒頭のスローモーションのナポリの街のファッション、男性陣も素晴らしい、もうこれ、イタリアファッションというかサンローランの美

    そして、最後の海辺の光景のストップモーションもすばらしい。

    最後のカットのあの“満月に輝くナポリの海の美しさ”。

    南イタリア、特にナポリ・カプリ・アマルフィあたりが好きな人は必見の風景描写です。DVDが出たら永久保存版として買いたいね。

    やっぱり、今年観た映画のベスト・オブ・ベストです。

    観終わればここは渋谷ですが、赤坂見附に移動です。今日はどうしても“海鮮丼”を食べたくなってね。

    見附駅前の「魚がし 日本一」さんへ。13時過ぎに訪問。

    まずはビールで乾杯ね。“ビールのない海鮮丼はありえません”、これ自分の格言

    そしてこれがランチの海鮮丼(1,250円)、悪くないでしょう?。

    お会計はギリ2千円切り。ご馳走様でした。



  • 映画「8番出口」、自分には全く理解不能、インディーズなら良かったんだよ

    映画「8番出口」、自分には全く理解不能、インディーズなら良かったんだよ

    2025年9月3日(水)

    本日も映画三昧の日。本日は観る映画に困る中、東宝が力を入れているようなので、信頼してこの映画を観に行ったよ。

    自分のホームタウン、六本木のTOHOシネマズへ。

    • 「8番出口」

    2023年にインディーゲームクリエイターのKOTAKE CREATEが個人制作でリリースし、世界的ブームを巻き起こしたゲーム「8番出口」を、二宮和也主演で実写映画化

    蛍光灯が灯る無機質な白い地下通路を、ひとりの男が静かに歩いていく。いつまで経っても出口にたどり着くことができず、何度もすれ違うスーツ姿の男に違和感を覚え、自分が同じ通路を繰り返し歩いていることに気づく。そして男は、壁に掲示された奇妙な「ご案内」を見つける。「異変を見逃さないこと」「異変を見つけたら、すぐに引き返すこと」「異変が見つからなかったら、引き返さないこと」「8番出口から、外に出ること」。男は突如として迷い込んだ無限回廊から抜け出すべく、8番出口を求めて異変を探すが……。

    主人公の“迷う男”を二宮、スーツ姿の“歩く男”をドラマ「VIVANT」の河内大和が演じ、「渇き。」「糸」の小松菜奈、「遠いところ」の花瀬琴音、子役の浅沼成が共演。

    監督・脚本は、「怪物」「君の名は。」など数々のヒット作のプロデューサーとして知られ、2022年の初監督作「百花」で第70回サン・セバスチャン国際映画祭の最優秀監督賞を受賞した川村元気。2025年・第78回カンヌ国際映画祭ミッドナイト・スクリーニング部門出品。

    2025年製作/95分/G/日本
    配給:東宝

    観ての感想。これもとはインディーズのゲームだったんだね。だからストーリーはそんな感じだったもの、低予算でアイデア一つで新人監督が作るような映画だったからね

    この実写版はあの川村元気が監督です、だから東宝が力を入れているわけね。

    だけど、今年観た映画ではワーストだね。結局、何を言いたいのか、監督の意図も全くわかりませんでした。多くは二宮和也目当てなんだろうか。劇場は女性の2人連れが多かったものね。

    ポスターのとおり“エッシャー”の世界観なんだろうけど。

    まあハズレもあるよね、しかたなし。

    観終わればここは六本木で13時過ぎ。一瞬妄想したのが、「おつな寿司」での海鮮丼とビール。だけど、イタリア旅行を控えているので、散財は自重です。

    というわけで、麻布十番の「新福菜館」さんへ。ラーメン(並)とビールです。本日は行列はなし。

    店ののスタッフがかなり入れ替わりのよう。

    ラーメンのチャーシュとビールのお楽しみ。やっぱり美味いよね。

    節約もして、大満足のランチでした。



  • 映画館で「グラン・ブルー 完全版」で初めて観たよ、リュック・ベッソンとジャン・レノは偉大なり

    映画館で「グラン・ブルー 完全版」で初めて観たよ、リュック・ベッソンとジャン・レノは偉大なり

    2025年9月2日(火)

    9月に入っても、酷暑は続きます。歩くと危険なので、もっぱら電車利用です。

    昨日の週初めもまずは映画から、先週末からこの映画を上映しているのを知ったんだね、満を持して行くしかない

    というわけで渋谷のテアトルシネマへ。この映画を劇場で観るのは初めて、超楽しみ。

    • 「グラン・ブルー 完全版」

    「レオン」「フィフス・エレメント」のリュック・ベッソン監督の出世作で、素潜りの深度を競うフリーダイビングに情熱をささげる男たちの姿を描いた「グレート・ブルー」に、49分の未公開シーンを追加した完全版。

    幼い頃に海辺で出会い、潜水の腕を競い合っていたジャックとエンゾ。成長したエンゾは、フリーダイビングの大会にジャックを誘う。勝負に燃える情熱的なエンゾと、イルカと心を通わせるように海に潜る孤高のジャック。2人は競い合いながらも、互いに影響を与え合っていく。一方で、ジャックは彼に思いを寄せる女性ジョアンナとひかれ合いながらも、海への憧れと人間世界との狭間で揺れ動く。そんなある日、ジャックは人間の限界に迫るような記録を打ち立てる。負けず嫌いなエンゾは、その記録を超えようとさらなる挑戦に身を投じていくが……

    「グラン・ブルー グレート・ブルー完全版」の邦題で1992年に日本公開された。2010年には、デジタル処理によってフィルムの傷や汚れを修復した「グラン・ブルー完全版 デジタル・レストア・バージョン」としてリバイバル公開。2025年には、4Kリマスター版の「グラン・ブルー 完全版 4K」として再上映される。

    1988年製作/168分/R15+/フランス・イタリア合作

    原題または英題:Le Grand Bleu

    久しぶりに観たけど“大感動”したよ。リュック・ベッソンの才能が大爆発しています、それとジャン・レノの変化球演技には参ります。主役を完全にくっているものね

    これは人類にとっての永久保存版の映画。海を描いた作品では最高峰でしょう。

    だけど、唯一不満なのが、あのパスタの不味そうなこと。あんな不味そうなパスタを出すのは監督の演出上のねらいなのか、おお、マンマ・ミーアな世界。

    自分がシチリアに行ったのは2回ほど。前回旅したのが、2022年の12月。あの映画の舞台のタオルミーナに行ったよ、そして、あのパスタを食べたレストランの前まで行ったのです、ランチにね

    何とホテルが改装中で閉まっていました、今でも残念。だけどタオルミーナはすごい観光地になっていたよ、素晴らしいところ

    月曜日から素晴らしい映画を観せていただきました、もう一度、観に行きます。

    観終われば、ここは渋谷。ようやく夏季休業が明けた「共楽」さんへ。約3週間ぶりかな。

    ここではビールはなし、いつものチャーシュー麺(1,050円)。やはり美味し。

    ご馳走様でした。

     



  • 映画「入国審査」は勉強になる佳作、別室送りになりそうな人は必見だよ、そこのあなた

    映画「入国審査」は勉強になる佳作、別室送りになりそうな人は必見だよ、そこのあなた

    2025年8月28日(木)

    昨日の水曜日もまずは映画のお話しからです。

    今週は月曜日に「パルテノペ ナポリの宝石」、火曜日に「ランド・オブ・バッド」を観て、どちらも大当たりの映画だったのですが、3連チャンは続くかな。

    そして観た映画はこちら。

    • 「入国審査」

    移住のためアメリカへやって来たカップルを待ち受ける入国審査での尋問の行方を緊迫感たっぷりに描いた、スペイン発の心理サスペンス。

    本作が監督デビューとなるアレハンドロ・ロハス&フアン・セバスティアン・バスケスが監督・脚本を手がけ、故郷ベネズエラからスペインに移住した際の実体験に着想を得て制作。わずか17日間で撮影した低予算の作品ながら、サウス・バイ・サウスウエスト映画祭2023に正式出品されるなど、世界各地の映画祭で注目を集めた。

    スペインのバルセロナからニューヨークに降り立ったディエゴとエレナ。エレナがグリーンカードの抽選で移民ビザに当選し、事実婚のパートナーであるディエゴとともに、新天地での幸せな生活を夢見てやって来た。しかし入国審査でパスポートを確認した職員は2人を別室へ連れて行き、密室で拒否権なしの尋問が始まる。予想外の質問を次々と浴びせられて戸惑う彼らだったが、エレナはある質問をきっかけにディエゴに疑念を抱きはじめる

    「記憶探偵と鍵のかかった少女」のアルベルト・アンマンがディエゴ、「悲しみに、こんにちは」のブルーナ・クッシがエレナを演じた。

    2023年製作/77分/G/スペイン
    原題または英題:Upon Entry

    観ての感想。これも結構、秀逸な作品でした。低予算を逆手にとって良質な問題提起するエンターテイメントでもあります

    まあ台本のストーリーがいいのだと思います。劇場であえて観る必要はないかもしれませんが、DVDでは必観ですぞ。

    自分は入国審査で別室送りにはなったことはありませんが、厳しいアメリカなどではあんな感じになるのね、勉強になりました。

    まあとにかく“うそ”はダメだということ、SNSの投稿は本当に気をつけないとね。自分も身が引き締まりました

    映画の尺もコンパクトでよし。最後のオチもあれいいね。

    観終われば、毎日ラーメンはダメということで、渋谷ならこちらのお店に向かいます。

    表参道の「とんかつ まい泉」さんです。12時前に行けるなら、行列はないと思ってね

    小気味よい映画を観たので、まずはビールで祝杯です。ここはプレミアム・モルツのみ。五臓六腑に染み渡ります。

    本日の注文は一番リーズナブルなランチ、“ロースかつ定食”です。

    まずは“塩”でビールのつまみに、最後は“からし”をたっぷり付けた甘ソースでいただくのが王道

    美味しゅうございました、今日もよき1日。



     

  • 「ランド・オブ・バッド」は大当たり映画、現在の戦闘現場が見事に描かれている

    「ランド・オブ・バッド」は大当たり映画、現在の戦闘現場が見事に描かれている

    2025年8月27日(水)

    昨日の火曜日もまずは映画のお話しから。

    昨日は久しぶりに日比谷の東宝シネマズへ、この映画を観るために。

    何でも、“全米公開時には2週連続TOP10入りのスマッシュヒットを記録、観客満足度94%(Rotten Tomatoes)の高い評価を獲得し、配信でもNetflix全世界ランキング初登場1位に輝いた話題作”だそうです。

    • 「ランド・オブ・バッド」(LAND OF BAD)

    反政府ゲリラが支配する南アジア・スールー海の孤島。米軍特殊部隊デルタフォースは、誘拐されたCIAエージェントの救出任務に挑む

    航空支援の連絡役(JTAC:統合末端攻撃統制官)として新兵のキニー軍曹(リアム・ヘムズワース)が参加するが、部隊は予期せぬ敵の襲撃で壊滅寸前に陥る。

    通信も支援も武器も限られた中で孤立したキニーの唯一の希望は、遠隔地から作戦を支援する米空軍の無人戦闘機(MQ-9リーパー)オペレーター、グリム大尉(ラッセル・クロウ)だった。極限の48時間、生と死を賭けた想像を絶する脱出作戦が始まる。

    ※PG12

    監督 ウィリアム・ユーバンク

    出演 ラッセル・クロウ、リアム・ヘムズワース

    観ての感想。これは面白いハリウッドの戦闘・戦場ものです。現在のハイテク化された戦闘がよく描かれています。これは当たり映画

    戦場の泥臭い戦いとラスベガスのある米軍基地でのモニターを観ながらの援護がよく描かれています。まさに動と静の対比です。

    ラッセル・クロウの能天気ぶりが上手いね。いも役者のヘムズワースも、今回はぴったりあっていたね。

    ハリウッド映画でこんなに面白く観れたのは近年まれだね、観客も良く入っているのも頷けるもの。

    これは是非、劇場で観るべしの映画です。基地での勤務管理は本当にあんなに厳格なのかな、コンプライアンス厳格な世界と現場、皮肉な対比。

    現代の戦闘現場ではあんな航空支援の連絡役が必須なんですね、勉強にもなったよ

    観終われば、ここは日比谷。暑い中ですが、久しぶりに日本橋の「ますたに」さんに行こうかなと。

    お店に到着は14時。

    まずは駆けつけのビールを、2時間緊張の連続だったのでね、理由はいくらでも付けられます

    ビールを飲み干せば、ラーメン(並)です。

    今日も美味し。ご馳走様でした。



  • 映画「パルテノペ ナポリの宝石」は今年のベスト、あの“ナポリ愛”には参ったね

    映画「パルテノペ ナポリの宝石」は今年のベスト、あの“ナポリ愛”には参ったね

    2025年8月26日(火)

    昨日の週初めの月曜日もまずは映画から。

    予告編を観て以来、早く観たかったこの映画を渋谷のル・シネマさんへ。

    • 「パルテノペ ナポリの宝石」

    観ての結論。間違いなく今年観た映画の中ではベストofベストです。エロもグロも美も宗教もマフィアも全部ブチ込んで、監督の伝えたいメッセージは分かりませんが、イタリア勢凄いね。

    さすが、フェリーニ、ヴィスコンティ、アルマーニを生んだ国です。

    映画はこんな感じ。

    パオロ・ソレンティーノ監督史上 イタリア国内No.1大ヒット! サンローラン プロダクション × A24で贈る新境地

    第86回アカデミー賞®外国語映画賞を受賞した『グレート・ビューティー/追憶のローマ』(13)をはじめ、『グランドフィナーレ』(15)『The Hand of God -神の手が触れた日-』(21)など、圧倒的な映像美で<21世紀の映像の魔術師>と呼ばれ、人生の悲哀と幸福を表現し、映画ファンを虜にしてきたイタリアの巨匠パオロ・ソレンティーノ監督。

    時は1950年、人魚伝説が根付く南イタリア・ナポリに生を受け、街を意味する“パルテノペ”と名付けられた美しいひとりの女性の生涯を描く。ソレンティーノ監督が初めて女性を主人公に据えた本作は、第77回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品され、大きな話題に。その後公開を迎えたイタリア国内では、監督作史上最大のヒットを記録。監督の新境地かつ真骨頂といえる渾身の傑作が誕生した

    製作は、世界屈指のラグジュアリーブランド・サンローランが、異なる分野の先鋭的なアーティストたちとコラボレーションするという、サンローランのクリエイティブ・ディレクター、アンソニー・ヴァカレロの継続的な取り組みを反映して映画界へ参入したサンローラン プロダクションが手掛けた

    出演: セレステ・ダッラ

    やっぱり監督のメッセージは“ナポリ愛”なのかな、決して“イタリア賛歌”ではないのは分かりますが。サンローランの制作とは驚きました。すごいファッションが見れます、あの水着もサンローランなのかな。

    後半の方はフェリーニのような理由のわかんない世界も出てきたり。

    あのエンドロールの入り方はすごかった。あんな粋なエンドロールの入れ方があるとは

    まああの美人の一代記なのですが、これだけナポリを美しくとったのはこの映画が史上最高なのでは。この女優さん、サンローランのアイコンになるのでは、離さないよね、オードリーのように。

     

    観終わればランチタイムの渋谷、本来であれば道玄坂の「喜楽」に急行するのですが、あいにく夏休み中。

    そうであればこの選択肢、表参道の「一蘭」へ。本当に珍しく13時前なのに、奇跡的に行列はなし

    今日も替え玉は1つ。美味しゅうございました。

    「国宝」みるぐらいなら「パルテノペ」だよ、あなた。

     



  • 映画「バレリーナ」批判だけど、あの“アナ・デ・アルマス”だから許す、心が広いね

    映画「バレリーナ」批判だけど、あの“アナ・デ・アルマス”だから許す、心が広いね

    2025年8月23日(土)

    ようやくいつもの自分のペースに戻りました。

    そして昨日の金曜日は映画のラインナップが更新される日です。そろそろ“オコチャマ映画”も少なくなっていくから、いいね。

    そしてまずは観なければならない新作は、あの“アナ・デ・アルマス”が殺し屋役をするというこの大作です。

    観に行ったのは、六本木ヒルズ、やっぱり六本木はこころ落ち着くホームタウン。その映画とは、

    • 「バレリーナ The World of John Wick」

    キアヌ・リーブス主演の大ヒットアクション「ジョン・ウィック」シリーズのスピンオフ作品。シリーズ第3作「ジョン・ウィック パラベラム」とクロスオーバーしながら、新たな暗殺者の復讐劇を描く。主演は「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」「ブレードランナー 2049」のアナ・デ・アルマス。

    伝説の殺し屋ジョン・ウィックを生み出した組織「ルスカ・ロマ」で殺しのテクニックを磨き、暗殺者として認められたイヴは、ある殺しの仕事の中で、亡き父親に関する手がかりをつかむ。父親を殺した暗殺教団の手首にあった傷が、倒した敵にもあったのだ。コンチネンタルホテルの支配人・ウィンストンとその忠実なコンシェルジュのシャロンを頼り、父親の復讐に立ち上がるイヴだったが、教団とルスカ・ロマは、はるか以前から相互不干渉の休戦協定を結んでいた。復讐心に燃えるイヴは立ち止まることなく、教団の拠点にたどり着くが、裏社会の掟を破った彼女の前に、あの伝説の殺し屋が現れる。

    2025年製作/125分/R15+/アメリカ
    原題または英題:Ballerina

    観ての感想。ヤリすぎ感たっぷりの映画というかアクション。もう現実離れしている世界です。ストーリーも何かヘンテコで。

    だけど許します、あの“アナ・デ・アルマス”だからね。ツッコミどころは満載です。まあ悪いとすれば、監督とプロデューサーでしょう。

    今回のアクションで一番の売りはあの“火炎放射器”乱闘シーンなのか。これもやり過ぎ感ありすぎ。そして、キアスと対峙するときだけは弱いのね。

    終わり方を見ると、これも続編が当然ありそうです。怖いことになったね。ジョン・ウィック

    まあ劇場で観るべき映画には間違いなし。

    観終わればここは六本木、ここに行くしかないね、麻布十番の「新福菜館」へ

    1ヶ月以上のご無沙汰です、こんな心がけではいけないね自分

    2時過ぎですので、行列はなし。

    まずは瓶ビールであの火炎放射器の熱を冷まします。半分飲んだところで、ラーメンの着丼。

    残りのビールとラーメンのチャーシューをつまみに、楽しむひととき、いいね。

    今日も美味しゅうございました。夕食のテイクアウトのチャーシュー小(700円)も確保済み

    今日の夕食も楽しみです。

     



  • 「アイム・スティル・ヒア」は素晴らしい映画、リオデジャネイロの風景、ブラジルの風

    「アイム・スティル・ヒア」は素晴らしい映画、リオデジャネイロの風景、ブラジルの風

    2025年8月19日(火)

    ようやくお盆週間が空けたね、自分的にはこれで少し安堵、いつもの行きつけのお店が平常に戻るので

    そして昨日の月曜日はまずは映画から。

    ここ10日ほど古いインド映画(サタジット・レイ)を追いかけて、渋谷のル・シネマばかりだったんだな。

    本日は新作を観に、渋谷の久々のテアトルシネマに。観たのはこちら。

    • 「アイム・スティル・ヒア」(I’M STILL HERE)

    言葉を奪われた時代── 彼女はただ、名を呼びつづけた。

    名匠ウォルター・サレスが、16年ぶりに祖国ブラジルにカメラを向けた本作は、軍事独裁政権下で消息を絶ったルーベンス・パイヴァと、夫の行方を追い続けた妻エウニセの実話に基づいている。

    サレス自身、幼少期にパイヴァ家と親交を持ち、この記憶を、喪失と沈黙をめぐる私的な問いとして丁寧に掘り起こした。自由を奪われ、言葉を封じられても、彼女は声をあげることをやめなかった。サレスは、理不尽な時代に抗い続けたひとりの女性の姿を、美しくも力強い映像で永遠の記憶として刻みつける。

    主演はサレス作品の常連で名優フェルナンダ・トーレス。老年期のエウニセを演じるのは実の母であり『セントラル・ステーション』でブラジル人初のアカデミー主演女優賞候補となったフェルナンダ・モンテネグロ。母と娘、ふたりの女優が、記憶と時代、そして命の継承を映し出す。

    監督 :ウォルター・サレス

    出演 :フェルナンダ・トーレス、セルトン・メロ、フェルナンダ・モンテネグロ

    これは素晴らしい映画でした。話しは深刻なのですが、それを感じさせない淡々とした演出、リオデジャネイロの風景、ブラジルの風が和らげてくれます

    ブラジルというか南米で1970・80年代でもこんなことが起こっていたんだね。やっぱり軍事政権とか共産・社会主義、独裁はダメだね。

    本題とは違いますが、コパカバーナ・ビーチの横の家、素敵ですね。この家族の裕福さに前半は見入るね。富める者と貧者の対比

    とにかく劇場で観ることをおすすめします。

    観終われば、ここは渋谷。道玄坂の「喜楽」さんへ。入り口には張り紙が、恐れていたことです。27日(水)まで夏季休業とのこと、トホホ。

    転身です。来るときにチラ見して、行列の少なかったこちらへ、渋谷「一蘭」さんへ

    ここでは健康的にビールはなし。但し、“替え玉”は一つ。初めて渋谷店に入りましたが、案外座席数が少ないのね。

    まあ一蘭のお味です、ご馳走様でした。

     



  • 銀座の「アーンドラ ダイニング」へ、本場インドのお味、マイルドではないよ

    銀座の「アーンドラ ダイニング」へ、本場インドのお味、マイルドではないよ

    2025年8月18日(月)

    お盆週間の週末です。旅行に行かない限り、自分のルーティーンは変わりません。

    土曜日夜の外食と土日でDVDを1本づつの鑑賞です。今週末に観たのはこの2本。

    • 「緋牡丹博徒 二代目襲名」
    • 「懲役太郎 まむしの兄弟」

    もう「緋牡丹博徒」シリーズは“観始めたら止まらない、かっぱえびせん”状態だね。

    まずはその「緋牡丹博徒 二代目襲名」から。

    藤純子と高倉健が共演する「緋牡丹博徒」シリーズ第4弾。父の死後、渡世修行の旅を続けていたお竜は7年ぶりに故郷へと帰る。それを知ってかつての矢野一家の子分たちが賭けつけてきたことから、お竜の念願だった矢野一家の再興が実現しかけるのだが…。

    監督: 小沢茂弘

    出演: 富司純子 、 待田京介 、 嵐寛寿郎 、 高倉健 、 長門裕之 

    今回は映画の中での藤純子の仁義はなし。毎回同じのを嫌うのはよくわかるのですが、絶対にはじめに仁義を切った方がよい派です。

    今回は長門裕之がコミカルな役で出ているのがアクセントかな。高倉健の役はなんとなく、パリッとしない役だね。監督の活かし方が悪い

    というわけでこのシリーズ4作目は凡作だと思います。藤純子の切れ味はいつものとおりですが。

    次は「懲役太郎 まむしの兄弟」です。

    菅原文太と川地民夫がコンビを組んで大暴れするアクションコメディシリーズ第1作。前科12犯の通称ゴロ政こと政太郎が、兄弟分・勝次の出迎えで出所。ふたりは神戸の新開地を縄張りとする七友会山北組を巡る抗争の最中、大立ち回りを演じる。

    監督: 中島貞夫

    出演: 菅原文太 、 川地民夫 、 佐藤友美 、 安藤昇 

    これは任侠ものというより、お笑い映画のよう、まさにトラック野郎シリーズみたいだもの、少し任侠のスパイスも振りかけましたという。

    だからあまり真剣に観てはいけないね、まあまあというところかな。これもシリーズ化されていますが、自分はもういいかな。

    そして土曜日の夕食です。久々にインド料理にしてみようかと。というわけで銀座の「アーンドラ ダイニング」さんへ。かなりの有名店ですね。

    • 「アーンドラ ダイニング」
    • 東京都中央区銀座1丁目8-2

    19時に2名で予約して訪問です。まずは駆けつけの1杯。本日は生ビールで

    注文は一番オーソドックスなものを。どちらもセットメニューです。

    • アーンドラ・ミールス(2,250円)
    • ハイデラバード・ダム・ビニヤリ(2150円)

    どちらも量はなかなかのボリューム。お味は日本人向けにマイルドにしたようなお味ではなく、本場っぽいお味かな。自分としてはもう少しマイルドな方がいいかな。

    ビリヤニは半分以上残すことになったので、持ち帰りに。日曜のお昼用にね。

    これでビール2杯とラッシーを飲んで、5千円台です、お財布に優しいね。

    ご馳走様でした。



  • サタジット・レイの「ビッグ・シティ」はインドでの女性の社会進出の厳しさの話し

    サタジット・レイの「ビッグ・シティ」はインドでの女性の社会進出の厳しさの話し

    2025年8月16日(土)

    自分にとっての2025年のお盆はこの人の映画を集中的に観た週だったね、インドの巨匠サタジット・レイ。

    昨日の予告どおり、昨日の金曜日も観に行ったよ。

    • 「サタジット・レイ レトロスペクティブ2025」

    そして、今回の企画で上映された映画はこの7本。

    • 「音楽サロン」→これ超傑作
    • 「ビッグ・シティ」
    • 「チャルラータ」→傑作
    • 「臆病者」
    • 「聖者」
    • 「主人公」
    • 「エレファント・ゴッド」

    そして、昨日観たのは最後のこの1本。

    • 「ビッグ・シティ」

    レイ監督が初めてネオリアリズムへの挑戦を試みた作品であり、物語は1955年当時のコルカタの日常を描く。貧しい下層・中流階級を襲う社会経済的な苦悩に焦点を当て、それを主人公女性の自立を通じて表現している。

    1963年/原題:Mahanagar/英語題:The Big City/136分
    ベルリン国際映画祭 銀熊賞(監督賞)受賞
    監督・脚本・音楽:サタジット・レイ/原作:ノレンドロナト・ミットロ/撮影:シュブロト・ミットロ
    出演:マドビ・ムカルジ、オニル・チャタルジ、ヘレン・チャタルジ

    観ての感想。これは古いインドの社会的な問題を扱っているね、特に女性の社会への参加。昔のインドはこんなに女性が働くことが恥だと思われていたんだね、家族にとって

    これは日本の昔でもあんまり考えられないね。だけど、エンディングは何となく希望が持てる終わり方、だからビック・シティか。

    コルカタが舞台なんだね。あのマザー・テレサがコルカタのスラム街で活動を始めたのが1948年。この映画は1963年製作

    良い映画だけど、「音楽サロン」や「チャルラータ」のように上流階級の没落を描かせたほうがこの監督はいいよね、おそらく出がいいから。

    そして、いつも関心するのがこの監督、小物の使い方が秀逸。主演は今回もミューズのマドビ・ムカルジ

    だけど、10日前まで全く知らなかった監督、いいものを観せていただきました。

    このキャッチコピーのそのままでした。

    “黒澤明、マーティン・スコセッシ、フランシス・フォード・コッポラ、ウェス・アンダーソン……世界の巨匠たちが敬愛してやまない”

    サタジット・レイは昨日で打ち止め。だけど「音楽サロン」はもう一度観たいね

    観終われば12時40分。

    お盆真っ盛りの日にまともなランチを食べるには、チェーン店に行くしかないね。

    そんなわけで宮益坂の「どうとんぼり 神座」さんへ

    生ビールと“おいしいラーメン”のコスパが良すぎてね、今週2度目

    今日も満足なランチ、ご馳走様でした。



  • サタジット・レイの「チャルラータ」は傑作、この女性、監督の伝説的ミューズなんだね

    サタジット・レイの「チャルラータ」は傑作、この女性、監督の伝説的ミューズなんだね

    2025年8月15日(金)

    本日は終戦記念日、だから自分にとっては何もないのですが。

    本日もこの人の映画を観に行ったよ、昨日の予告どおり。まさに“インド映画の巨匠にハマりました”。

    • 「サタジット・レイ レトロスペクティブ2025」

    本日観たのはこちら。午前の回でもお客さんの入りは上々。

    • 「チャルラータ デジタルリマスター」

    愛、理想主義、失望、そして悲哀への賛歌である本作。レイ監督が手掛けた中で最も優美な作品であり、監督の創造期と言われる1960年代に撮られた最高傑作のひとつ。

    1964年/原題:Charulata/英語題:Charulata/119分
    ベルリン国際映画祭 銀熊賞(監督賞)受賞
    監督・脚本・音楽:サタジット・レイ/原作:ラビンドラナート・タゴール/撮影:シュブロト・ミットロ
    出演:マドビ・ムカルジ、ショウミットロ・チャタルジ、ショイレン・ムカルジ

    観ての感想。これは傑作でした。まあこれもインド社会を風刺しながら、許されない恋愛を描いたものですが、女の主人公の目付き・顔つきがいいね

    調べて見ると、このマドビ・ムカルジという人、“サタジット・レイ作品の伝説的ミューズ”と言われているのね。ちなみに題名の“チャルラータ”はこの女主人公の名前です。

    だけどレイという監督、インドの上流社会を描くのがうまいね、うますぎるね。映画では女性への学問をなかなか許容しない社会への皮肉なのかね。

    音楽場面もまたよろし。

    「音楽サロン」は超傑作だと思いますが、こちらも傑作ですよ。

    観終われば、本日の渋谷のモンベルへ。目を付けた品物があったので現物チェックです。

    何でも、“様々な形状の機器に対応する包むケース”というもの。

    • 「クリマバリア カメラップ」(2,000円)

    旅行用に一眼レフのカメラを包むのにようさうだったので、現物見て即買いです。色は赤のMサイズ。

    モンベルでの買い物が終われば、ランチ。すぐ横のゴールドラッシュでハンバーグとワインにしようかと思いましたが、少し重いかな。

    また、「どうとんぼり神座」にしようかと。センター街を歩いていると、横には桂花ラーメンの横道が。

    転身です、本日は久しぶりに「桂花ラーメン」にしようかと

    ビールと茎わかめの誘惑に負けたんだな

    桂花ラーメンのチケットも持ってカウンター席に陣取ります。馴染みのお姉さんにビールと茎わかめのチケットを渡します。しかし、外人さんだらけだね。

    この瓶ビールと茎わかめのコンビ、たまりません。

    ビールを飲み終えれば、ラーメンを。この“しわしわ麺”、たまりませんね。外人にこの感覚わかるかな、わからないだろうね。

    ご馳走様でした。明日も最後にサタジット・レイ祭りに参加しますよ、それで最後。



  • サタジット・レイの映画「主人公」はフェリーニタッチの演出だね、でお昼は海鮮丼

    サタジット・レイの映画「主人公」はフェリーニタッチの演出だね、でお昼は海鮮丼

    2025年8月14日(木)

    天気予報では暑さが戻ると言っていましたが、ここ数日は過ごしやすいね、東京都心。

    昨日も予告していたとおり、本日この監督の映画を観に行ったよ。もうこうなったらとことん付き合おうと思ってね。おそらく生きている間に劇場で観れることはないと思うんだね。

    • 「サタジット・レイ レトロスペクティブ2025」

    本日観た映画はこちら。

    • 「主人公 デジタルリマスター」(日本劇場初公開)

    映画俳優である主人公アリンダムの危機や内省を通して、映画業界の問題(軽薄な娯楽作品の量産、商業主義、そして腐敗したビジネス慣行)を巧みに批判した作品。

    1966年/原題:Nayak/英語題:The Hero/117分
    ベルリン国際映画祭 審査員特別表彰
    監督・脚本・音楽:サタジット・レイ/撮影:シュブロト・ミットロ/編集:ドゥラル・ドット
    出演:ウットム・クマル、ショルミラ・タクル(ヒンディー語読み:シャルミラー・タゴール)、ニルモル・ゴーシュ

    観ての感想。まあ悪くはないが、少し監督自身の問題提起が一般人から見ると空回りしている感じかな。話しが直線的でないので、何が言いたいのかが分かりにくい。

    フェリーニほど奇想天外ではありませんが、何となくフェリーニたっちを感じたね。昨日と同じ女優さんが登場。監督の好みの女優さんなのかな。

    ジャ・ジャンクーにとってのチャオ・タオ、伊丹十三での宮本信子のように。

    だけど登場人物がどんな効果を発揮するのをねらっているのかわからない演出だよね。あの広告代理店と奥さんもどうゆう効果があるんだろう

    KKKKの怪しいババ風のヤツもね。

    サタジット・レイの中ではあまりメッセージ性のない映画かな。

    食べ終われば、本日はラーメンではなく、無性に“海鮮ちらし”が食べたくなったんだね。

    というわけで渋谷から赤坂に移動、赤坂見附の「魚がし 日本一」へね。ここならお盆でも開いていると思ってね。

    まずは瓶ビールで、“自分お疲れ様”。

    ビールを1杯飲めば、気持ちも安らぐよね。ここで喉が潤えば、“海鮮ちらし”を注文。

    何度も繰り返しますが、お昼は握りではなく“海鮮丼”です、キッパリ

    お会計はギリの2千円きり。やっぱり2千円超えると、罪悪感あり

    ご馳走様でした。

    ところで明日もサタジット・レイを観に行くよ。いつもの木曜日のルーティーンはないのでね。



  • サタジット・レイ「臆病者」も傑作、カースト制度には論評できないな

    サタジット・レイ「臆病者」も傑作、カースト制度には論評できないな

    2025年8月13日(水)

    いよいよお盆だね、東京都心もなんとなく閑散としているね。

    そんな時でも自分のマイペースは崩しません。まずは平日ですので、映画を観に行ったよ。

    今週も続いているこの監督の映画です。

    • 「サタジット・レイ レトロスペクティブ2025」

    そして観た映画はこちら。

    • 「臆病者 デジタルリマスター」(日本劇場初公開)

    家族、結婚、男尊女卑、階層といった旧来の価値観と、個人の自由や愛、自己決定といった新しい価値観がぶつかり合う。伝統と近代化の岐路に立つインド社会に対するレイ監督の鋭い観察が投影された作品。

    1965年/原題:Kapurush/英語題:The Coward/70分
    監督・脚本・音楽:サタジット・レイ/原作:プレメンドロ・ミットロ/撮影:ショウメンドゥ・ラエ
    出演:ショウミットロ・チャタルジ、マドビ・ムカルジ、ハラドン・バナルジ

    これはわかり易くて、シンプルな演出で出来のよい作品でした。先日の「音楽サロン」のような超傑作ではありませんが。

    一つ残念なのはいくら映画でもあの女の人と偶然に会うということは普通では考えられないところに、少し不自然さを感じたのも確か。カースト制度について語れるほど、インド社会には通じていませんが、あのご主人の価値観がある種のあの階級の考え方なにんだろうね。

    男尊女卑の価値観はあまり感じられないと想うのですが。あの最後のオチはあの小物が役立つのね

    この作品は宗教的なものはなかったね。明日もこの監督の作品を観に行く予定です。やっぱり“サタジット・レイ”、すごい人だよね、観続けてわかったよ

    観終われば渋谷で12時30分。まずはQBカットの表参道店で身だしなみの整理を。そのあとランチね。

    本来ならば、道玄坂の「喜楽」に急行するところですが、おそらくお盆で今週は休みと判断し断念。

    安定の大手チェーンを選びます。最近、宮益坂に出来た「どうとんぼり神座」さんへ

    本来はほとんど食べることのない“神座”ですが、お盆なのでね。

    まずはなにはともあれ“かけつけの1杯”です。生ビールを注文

    この生ビール、キップがいいね。本当の大ジョッキでした。これはいいね

    ビールを飲み干せば、“おいしいラーメン”(850円)を注文です。無料クーポンがあったので、“煮玉子”を追加投入。

    久しぶりのカムクラ、どんな味だったかな。まずは麺から、麺が細麺の縮れは自分の好みではないんだね、残念。

    だけど、お味はいいんではないかな、まあカムクラの特徴だから、白菜については論評できません。

    だけど、大ジョッキとこのラーメンで合計1,510円は秀逸です。

    ご馳走様でした。自分の中ではランクが少し上がったね。



  • 祝日の朝は“コメダ珈琲”で朝食を、ホテルブュッフェを考えるとコスパ超良し

    祝日の朝は“コメダ珈琲”で朝食を、ホテルブュッフェを考えるとコスパ超良し

    2025年8月12日(火)

    昨日の月曜日は“山の日”で祝日、毎日が日曜日の自分にとってはルーティーンが壊れてしまうんだね。

    昨日は朝食について、家族から提案が。久しぶりに朝食を食べに「コメダ珈琲」に行かないかと。誘われれば、断るという選択肢はなし。

    支払いは自分持ちでもね。以前はホテルの朝食を食べ歩いたのですが、チェックしてみると、オークラ東京の朝食(オーキッド)は今6,500円

    とてもじゃないが、おいそれとは行けないね。

    前振りはここまでで、小雨の祝日の朝、9時ごろに赤坂のコメダ珈琲へ。

    空席感もいい感じで、ゆったりです。

    注文はすべて連れが行います。トースト系と玉子サンド(写真)なし。自分はホットコーヒーの大です。

    まったりと過ごす幸せ。優雅なホテルブュッフェに行かなくても、十分満足できるね。

    これでお会計は3,500円なり。ホテルで食べれば1人分以下、コスパよし。

    自宅に戻れば、いつものようにDVDを1本。Netflixでね。

    • 「我が名はヴェンデッタ」

    かつて殺し屋だった男とその娘が、因縁の敵への報復を企てる緊迫のストーリー。世界91ケ国でベスト10入りを果たした作品。

    2022年の作品。

    観ながら思ったのは、自分この映画は1度観たことあるね、Netflixでね。だけど今回も楽しんで観れたよ。

    Netflixにしてはよく出来た映画からなのかな。全体的なストーリーとしてはあの名作「レオン」の超チープ版というのかな。

    そしてお昼は昨日届いた、日本トランスシティ(株)の株主優待です。

    • 飛騨牛ビーフカレーセット

    6食分届きました。お店ではこのレトルトは買えないお値段なのでしょう。何たって“飛騨牛”だもの。

    食べた感じは高級なカレーでした、お肉も十分。

    全く予期していなかった株主優待が届いて、うれしい誤算

    こんな感じで3連休は終了。だけど熊本の洪水被害は醜いことになっているね、自分は20代後半に3年間、熊本に住んでいたのでね。



  • シリーズ3作目「緋牡丹博徒 花札勝負」は“お竜さん”の仁義の切り方が違うんだね

    シリーズ3作目「緋牡丹博徒 花札勝負」は“お竜さん”の仁義の切り方が違うんだね

    2025年8月11日(月)

    今週末は3連休ですが、土日はいつものように自宅でDVDの鑑賞です。

    観たのはこの2本。

    • 「その女、殺し屋テズ」
    • 「緋牡丹博徒 花札勝負」

    まずは、「その女、殺し屋テズ」から。欧州系でこのタイトルならリュック・ベッソン系のアクション映画かと思ってね。

    凄腕の女殺し屋に壮絶な戦いが待ち受けるアクションノワール。

    ベルギーのブリュッセル。美術品に隠して輸送された麻薬資金を警察が発見し、運び屋は何者かに射殺された。運び屋のボスは、裏切り者を追い詰める命令を部下に出し、女殺し屋・テズを雇う

    監督: クリストフ・ホフホイスラー

    出演: ソフィー・ヴェルベーク 、 ルイ=ド・ドゥ・ランクザン 、 マルク・リンパッハ 、 ヒルデ・ファン・ミーゲン 、 ムラード・ゼグェンディ 、 ナシム・ラシ 、 ソフィー・ヴェルベーク

    観た感想。うーん、ストーリーがよくわからないね、もっとシンプルな分かり易いすいストーリーをね。女殺し屋役の女性も魅力的ではないしね。やっぱりアナ・デ・アルマスは偉大なり。

    美人で動ける女優です、シャーリズ・セロンもね

    続いて「緋牡丹博徒 花札勝負」です。シリーズ第3作目です。

    この映画はストーリーを語ってもしょうがないので、割愛。前2作と違って、本編前のお竜さんの仁義はなし、あれっと思ったのですが。

    本作は本編導入部で仁義を切る構成になっているのね。第1作に続き、高倉健が別の役柄で登場です。第1作では最後に死んでしまったもの。

    だけど今回は何と言っても“アラカン”でしょう。存在感たるもの、大したものです。それとお竜さんのお決まりの半肩を出すシーンが本作ではなし、あれっ

    清川虹子と若山富三郎はいつもの通りの安定のボケと演技。

    そして土曜日の夕食です。

    我が家で“食堂”といえば、表参道の「とんかつ まい泉」です。もちろん予約なしで3名に19時に訪問です。

    本日はびっくりな光景が。いくらお盆期間の都心でもこんな人気店に人がいません。テーブル席もガラ空きです。こんな光景初めてかな。

    だけどこんな時でも元気に注文です。まずはビールからね。ここはサントリーの聖地(オーナーだものね)、プレミアムモルツです。

    つまみに松重似のおじさんが、キャベツを持ってきてくれたよ、ありがたいサービス。

    連れ二人はいつもの“茶美豚 ヒレカツ”です。

    自分は2本目のビールを飲み干す頃合いを見計らって、“かつ重 ロース”を注文です。元気な男の子はやっぱりロースだよね。

    本日も充実感のある食事。

    お会計は大人の休日倶楽部カードを見せて、1割引。ビール2本飲んで、6千円台だよ。お財布にも優しい“まい泉”。



  • 「メリー・ポピンズ」を人生で初観、これがディズニーの世界観の原点だね

    「メリー・ポピンズ」を人生で初観、これがディズニーの世界観の原点だね

    2025年8月9日(土)

    昨日の金曜日は「午前十時の映画祭」も2週間ぶりに新しいラインナップです。向かうは日本橋のTOHOシネマズです。

    自分は今まで一度もこの名作と言われる作品を観たことがないのです。(汗)何となく、子供向けの映画と思ってね。

    その映画とはこちら。

    • 「メリー・ポピンズ」

     

    ある日、風に乗ってやって来た家庭教師メリー。不思議な魔法を使う彼女とバンクス家の子供たちはすぐ仲良くなり、楽しい冒険の旅に出かける――。実写とアニメの合成は当時画期的な表現。ジュリー・アンドリュースは映画初主演にしてアカデミー賞主演女優賞に輝いた。シャーマン兄弟作詞・作曲の「チム・チム・チェリー」は永遠の名曲。

    1910年、ロンドン。銀行家バンクス氏(デイヴィッド・トムリンソン)の子供たち、ジェーンとマイケルは大の悪戯好き。そのために家庭教師はすぐに辞めてしまう。姉弟は「優しくて美しく、親切で面白い家庭教師を求む」の広告を作るが、厳格な父親はその紙を暖炉に投げ込んでしまう。だが、その広告は煙突から空高く舞い上がり、雲の上のメリー・ポピンズ(ジュリー・アンドリュース)の元に。翌朝、傘を差したメリーが空から舞い降りてきた―

    1964年のアカデミー賞では、実写とアニメーションの合成技術が高く評価され、特殊視覚効果賞を受賞した。受賞者の一人である特殊効果マン、ピーター・エレンショーは、合成用マット・アートの第一人者であり、初期カラー映画の名作『黒水仙』(47)に助手として参加した後、ディズニー制作の『海底二万哩』(54)や『スパルタカス』(60)でも見事な作画合成を披露している。『~二万哩』のSF版リメイク『ブラックホール』(79)でもオスカー候補となった。

    監督 ロバート・スティーヴンソン

    出演者 ジュリー・アンドリュース ディック・ヴァン・ダイク

    観ての感想。ディズニーの原点のような作品、まさにディズニーランドの世界観はこれだね。サウンド・オブ・ミュージックのようにジュリー・アンドリュースの魅力爆発とは言えませんが、十分すごいですね。

    相方のディック・ヴァン・ダイクの方が魅力大爆発で、ジュリーは少し損しているかな

    まあ時代的に言ってもこの合成は凄かったんだろうね、当時としては。

    自分としては劇場で何度も観ることはないと思いますが、まだ観ていない大人は必見ですね、一度はね

    観終われば、ここは日本橋室町。久しぶりにこちらのラーメン屋さんへ京都ラーメン「ますたに」さんへ

    まずはビールでチム・チム熱を冷やさないとね、つまみなし。

    飲み干せば麺コールです。本日も至極の一杯でした。

    明日から3連休。祝日の月曜はどうしようか。