カテゴリー: 映画

  • 映画「開戦前夜」は硬派な骨太な問題意識の高い映画だった、締めは“第一旭”のラーメンと生ビール

    映画「開戦前夜」は硬派な骨太な問題意識の高い映画だった、締めは“第一旭”のラーメンと生ビール

    2026年8月5日(水)

    昨日の火曜日はこの硬派ぽい匂いのするこの映画を新宿まで遠征です、新宿テアトルね。

    何となく観とかないといけないかなとビビッときてね。

    • 「開戦前夜」

    朝10時開演でしたが、チケット売り場は5分ほどの行列です、年配の方は関心あるのかな。

    映画はこんな感じ。

    猪瀬直樹によるノンフィクション書籍「昭和16年夏の敗戦」を原案に、かつて日本に実在した機関「総力戦研究所」と日米開戦への流れを描いた人間ドラマ。

    2025年8月に放送されたNHKスペシャル「シミュレーション 昭和16年夏の敗戦」のドラマパートに約40分の追加シーンを加えた完全版。

    1941(昭和16)年4月、真珠湾攻撃の8カ月前。官僚・軍・民間から選りすぐられた若きエリートたちが、内閣総理大臣の直轄機関「総力戦研究所」に招集された。

    彼らに与えられた任務は、“模擬内閣”を結成して日米が開戦した場合の戦局をシミュレーションし、その結果を内閣に報告すること。

    宇治田を始めとするメンバーたちは、国家機密レベルのデータを駆使した激烈な議論の末、「日本必敗」という衝撃的な結論にたどり着く。

    しかしエリートたちが導き出した敗北の予測は、時代が放つ得体の知れない空気にのみこまれていく。

    キャストには主人公・宇治田役の池松壮亮をはじめ、仲野太賀、岩田剛典、中村蒼、三浦貴大、國村隼、佐藤隆太、江口洋介、佐藤浩市ら豪華俳優陣が集結。「舟を編む」などの石井裕也が監督・脚本・編集を手がけた。

    2026年製作/138分/G/日本

    NHKエンタープライズも制作に関わっているので、かなり骨っ太な映画でした。

    日本人なら結構面白く観れる映画だと思います、不謹慎か。

    結局、戦争に突入したのは社会の空気なのか、あの時代を経験していない自分にはわからないけれど。

    エンドロールで知ったのですが、東條は佐藤浩一だったのね、あの化け方ではわかりませんでした。

    女性で出てくるのは二階堂ふみだけですので、文字通り男臭い映画です。原案は猪瀬直樹なのか。

    観終われば、せっかくの新宿、「世界堂」で画材の仕入れを。ファーバーカステルの太軸の鉛筆HBを調達です。

    買い物が終われば、歩いて7-8分の京都のラーメンの名店「第一旭」さんへ。

    ラーメン(並)(990円)と生ビール(550円)で硬派な映画の後味をクールダウンです。

    麺ももちもち中太、スープもたっぷりで美味し、チャーシューもね。

    新福菜館も捨てがたいですが、第一旭も超美味し。

    ご馳走様でした。新宿に遠征した甲斐がありました。



  • ビックカメラ赤坂見附の「香港物語」、はや撤退とは、ローストダック楽しみにしていたのに

    ビックカメラ赤坂見附の「香港物語」、はや撤退とは、ローストダック楽しみにしていたのに

    2026年8月3日(月)

    週末はいつものとおり、土日でDVDを1本づつ鑑賞です。観たのはこの2本。

    • 「コンドル」
    • 「 如懿伝~紫禁城に散る宿命の王妃~ Vol.12」

    まずは「コンドル」から。

    実はCIAの下部組織であるNYのアメリカ文学史協会が何者かに襲撃され、局員は皆殺しにされた。

    偶然、その現場に居合わせなかったため命拾いをしたコードネーム“コンドル”はCIAと緊急連絡を取り落ち合う事にするが、その場所でコンドルを待っていたのは上司から向けられた銃口だった……。

    CIA内部で起きている陰謀と、その渦中に放り込まれた男の逃走を描いたサスペンス・スリラー。

    監督: シドニー・ポラック

    出演: ロバート・レッドフォード 、 フェイ・ダナウェイ

    シドニー・ポラックとレッドフォードなら間違いない映画だと思ってね、それにフェイ・ダナウェイだもんね。

    脚本が悪いのか、少し古臭いよね、今観ると。

    レッドフォードとフェイ・ダナウェイの出会いと接近も不自然すぎるもの。

    シドニーポラックでもこんな平凡な映画を撮るんだね。少し残念。

    そして、いつもの「 如懿伝~紫禁城に散る宿命の王妃~ Vol.12」です。

    これは安定の面白さ、まだまだ如懿は冷宮にいるんだよね。

    そして、土曜日の夕食です。

    先日偶然に赤坂見附のビックカメラで見つけたこのお店、「香港物語」へローストダックを食べに行こうかと。

    日本でお肉のたっぷりついたローストダックを食べれるのは希少だものね。

    お昼に予約の電話をしても出てくれません。まあ、いいか、予約なしで訪問です。

    店の前で呆然、何と「閉店のお知らせが」。撤退も早いのね、残念無念。

    すぐに近くの「ねぎし」に転身です。ローストダックは残念ですが、今夜は牛タンでね。

    いつものように、赤ワインからです。

    先にツマミように“ミニがんこちゃん”です。

    連れ2人はブラッキーセット、自分は白たん定食です。

    普通は食べないご飯ですが、“とろろ”と麦飯でぱくりです、本当にこの組み合わせは不思議だね。

    こんな感じど週末は過ぎて行ったのです。



  • 映画「A.I.」、キューブリックが生前に温めていた企画なのか、オチは違った方が良いのでは

    映画「A.I.」、キューブリックが生前に温めていた企画なのか、オチは違った方が良いのでは

    2026年8月1日(土)

    昨日の金曜日もまずは映画から、1ヶ月ぶりに“午前十時の映画祭”へ。

    日比谷のシャンテです。観たのはこちらの映画

    • 「A.I.」

    スタンリー・キューブリックが生前に温めていた企画を、スティーブン・スピルバーグ監督が映画化したSFドラマ。

    テクノロジーが天文学的なペースで発達した近未来。人間は“感情”以外の面において万能なロボットを召使いとする生活を送っていた。

    そんなとき、サイバートロニクス社は世界で初めて“愛する”ことをインプットしたロボットの少年デイビッドを作り上げる。

    彼は試験的なケースとしてサイバートロニクスの従業員夫妻の養子となるが、やがて予期せぬ状況の連続で生活を続けられなくなり、デイビッドは家を出る。

    デイビッド役は「シックス・センス」でアカデミー賞にノミネートされ、天才子役として一躍名をはせたハーレイ・ジョエル・オスメント。

    2001年製作/146分/G/アメリカ
    原題または英題:A.I. Artificial Intelligence

    このスピルバーグ映画は一度も観た事はなかったね。

    冒頭にキューブリックのプロダクション名が出てくるのは、上記の理由からなのね。

    スピルバーグの映画としてはなんとなく物足りないかな。

    前半と後半は全く景色の違う映画になるんだね。後半の景色は少しやり過ぎ感があるのかな。

    だけどジュード・ロウのあの化け方と演技には感心しました、彼の真骨頂の役だったね、どハマり。

    あの人、ウィリアム・ハートなのね。最近はめっきり見かけないけれど、お元気なのかしら。

    自分としてはオチは全く違うオチの方が良かった気がします、色んなオチが考えられますが。

    考えるに、あの後半の景色はブレードランナーぽい景色だね。

    初観だったので面白く(筋の予備知識も全くなかったので)、面白く観れました。

    観終われば、日本橋に移動してこのラーメンを。約1ヶ月ぶりです。

    京都ラーメンの「ますたに」さんへ。

    麺は待ちで、まずは瓶ビールから。美味し。

    飲み終えれば、ラーメンです、麺硬めの普通の“ますたにラーメン”(950円)。

    こんなにうまいラーメンとビールを1,500円で食べれる東京は天国だね。

    ご馳走様でした。



  • 映画「海辺の一日」、移りゆく時代と価値観、その間での個人の幸せがテーマなのかな、傑作だよ 

    映画「海辺の一日」、移りゆく時代と価値観、その間での個人の幸せがテーマなのかな、傑作だよ 

    2026年7月30日(木)

    熊本で大きな地震が起きても、昨日の水曜日はいつもと同じ、まずは映画館へです。

    自分は渋谷の某放送局にいた時に、熊本には3年ほど住んでいたんだね、30歳前だけど、遥か昔。

    本日観に行った映画はこちら、渋谷のル・シネマさんへ。

    • 「海辺の一日」

    「ヤンヤン 夏の想い出」「牯嶺街少年殺人事件」などで知られる台湾の名匠エドワード・ヤンが1983年に手がけた長編監督デビュー作。

    13年ぶりに再会した2人の女性の会話を起点に、封じ込められていた記憶と人生の層が浮かび上がっていく様子を描き、台湾ニューシネマ最初期の重要作として高く評価された。

    佳莉(ジャーリィ)は小さな町の医師の娘として生まれ、親への服従を重んじる伝統的な価値観のもとで育つ。

    父の権威に逆らえず愛を失った兄・佳森(ジャーセン)の姿は、彼女に深い衝撃を与えた。やがて佳莉は父が望む結婚を拒み、同級生との結婚を選んで家を出る。

    一方、佳森の元恋人・蔚青(ウェイチン)は、留学先のオーストリアから帰国しピアニストとして活躍していた。

    蔚青は佳莉の自由な決断に憧れを抱いていたが、佳莉の結婚生活はいつしか理想とかけ離れたものになってしまう。

    ある日、警察に呼び出されて海辺を訪れた佳莉は、夫との歳月や自分が選んできた人生、そして見ないふりをしてきた感情と向き合いはじめる。

    過去をたどるなかで、彼女の中に封じ込められていた時間が少しずつ姿を現していく。

    主人公・佳莉役にシルビア・チャン。ウォン・カーウァイ監督作品などで知られる世界的撮影監督クリストファー・ドイルの長編デビュー作でもある。2026年7月、4Kレストア版にて日本初の一般劇場公開。

    1983年製作/167分/G/台湾
    原題または英題:海灘的一天 That Day, on the Beach

    愛とは、人生とは、周りから束縛される人生と自由な人生、移りゆく価値観(これが一番しっくりくるかな)、この映画のメッセージとしてね。

    だけど監督の第一作からこんな映画を作れる人はいないね、好き嫌いはあるけど。

    映像がフィルムのセピアぽい映像が時代を反映していて高評価、撮影監督クリストファー・ドイルかあ。

    筋は全く知らずに見たのですが、最初はあの人のことの映画なのかと思ったけれど、実はあの人の人生にフォーカスしているんだね。

    いつもの自分のテイストには受け入れがたいいつもの恋愛映画でしたが、さすがにエドワード・ヤンと納得した次第。

    あと中盤を40分カットして2時間20分ほどの映画だったら、超傑作だったかも。

    だけどあの人、桜田淳子(例えが古い)に似ているね。

    終われば、突然食べたくなった、ゴールドラッシュのハンバーグ、赤ワインとね。

    暑い中を公園通り上まで歩きます。

    14時でもゴールドラッシュは大盛況。

    ハンバーグ150gと赤ワインのカラフェです。

    2千円オーバーのランチだけれど、まあいいよね。

    ご馳走様でした。

  • 映画「チルド」、現在人の心の闇というか屈折をニヤッとしながら観ている自分が怖い

    映画「チルド」、現在人の心の闇というか屈折をニヤッとしながら観ている自分が怖い

    2026年7月29日(水)

    ジャカルタから帰ってきてすぐに5日間ほど図書館にアルバイトに行っていたので、昨日より普通の日常に戻りました。

    お昼のビール代ぐらい稼ぎに行かないとね。このアルバイトは8月のもう3日ほど。

    そして、昨日は港区の年金事務所へ。

    自分もそろそろそうゆう年齢になりました、しかし、予約するのにリードタイムは1ケ月程度は必要なのね。

    あとは誕生日直前に書類をポストに投函するだけ。

    確認したところ、もう今後は年金事務所を訪問することはないとのこと。

    終われば浜松町からJRで渋谷へ、本当に久しぶりに山手線に乗ったね。

    渋谷へはこの映画を観るためにテアトルシネマさんへ。

    • 「チルド」

    染谷将太が主演を務め、コンビニを舞台に描くホラー作品。

    コンビニというルーティン化された社会の中で起こった小さな歪みをきっかけに、外の世界も終わりに向かっていく姿を描く。

    第76回ベルリン国際映画祭フォーラム部門に出品され、国際映画批評家連盟賞を受賞した。

    東京の片隅にあるコンビニ、エニーマート倉冨町7丁目店の副店長・堺は、学生時代に働き始めて以来、気づけば20代のほとんどをこの店で過ごしてきた。

    レジ打ちに品出し、廃棄処理。そしてスマホゲームにマッチングアプリ。

    毎日はただ同じことを繰り返して過ぎていく。

    オーナーはコンビニというシステムの中でわずかな乱れも許さず店を支配しているが、そこへ新人アルバイトの小河が現れたことで、店の均衡は静かに崩れ始めていく。

    ショートフィルム集「NN4444」や中編ホラー「〇〇式」を手がけて注目を集める映画レーベル「NOTHING NEW」が初めて送り出した長編作品。

    監督は、「NN4444」にも収められた短編「VOID」を手がけ、これが初長編作品となった岩崎裕介。

    主人公のコンビニ副店長・堺を染谷が演じ、新人アルバイト・小河役を唐田えりか、オーナー役を西村まさ彦、コンビニ店員・室井役をお笑いコンビ「令和ロマン」のくるまが務めた。

    2026年製作/88分/R15+

    筋書きも何も知らなくて観たよ。まあホラーではないよな。

    身近な閉ざされた空間の現在人の心の闇というか屈折をニヤッとしながら観ている自分。

    最近の日本映画の特徴の小賢しい恋愛ものよりはずっと良い映画だと思います、平日の昼間なのにお客さんも入っていたしね。

    この手の風刺の効いた映画は日本では荻上直子が一番だと思うね。

    だけどこの夏、おすすめの映画だよ。

    観終われば、ここは渋谷。

    本当に久しぶりに道玄坂の「喜楽」へ。チャーシュー麺やっぱり美味し。

    ご馳走様でした。



  • 映画「アイ・ワズ・ア・ストレンジャー」、監督の演出と構成の素晴らしさ、傑作だったよ

    映画「アイ・ワズ・ア・ストレンジャー」、監督の演出と構成の素晴らしさ、傑作だったよ

    2026年7月9日(木)

    昨日の水曜日もまずは映画です。

    夏休みシーズンも始まって、“アンパンマン”や“トイ・ストーリー”などのアニメものが始まり、大人には辛い季節です。

    そんな中ですが、あまり期待せずにこの映画を観にいきました、何となくシリア内戦ものでそそられるものがあったので。

    日比谷のTOHOシネマズさんのシャンテです。

    • 「アイ・ワズ・ア・ストレンジャー」

    シリア内戦の長きにわたる戦禍を逃れるため1400万人が国外避難を余儀なくされたという現実に着想を得て、紛争により引き裂かれた家族と彼らを取り巻く人々の姿を多角的に描いた群像ドラマ。

    シリア、トルコ、ギリシャ、アメリカの4カ国を舞台に、5つの家族の人生が交差する物語を5章構成で描き出す。

    独裁政権が続くシリアで、政府軍と反政府組織の内戦が激化した。シリアの医師アミラは娘とともに安全な国へ逃れるため、危険な国境越えを決意する。

    国境を守るシリア兵ムスタファは残虐な政府軍に不信感を抱き、命令に従う兵士であるべきか、心ある人間でいるべきか苦悩する。

    トルコの密航業者マルワンは病弱な息子とアメリカへ移住するため、難民をギリシャ行きのボートに乗せて金を稼ごうとする。

    詩人のファティは妻子を連れてそのボートに乗り込むが、死の危機に直面する。ギリシャ沿岸警備隊のスタヴロスは嵐の海を航行する難民を発見し、人命救助に尽力するが……。

    映画プロデューサーで人道支援活動家でもあるブラント・アンダーセンが、2020年に手がけた短編映画「Refugee」を原点に自ら長編初監督・脚本・製作を手がけ、丹念にリサーチを重ねて撮りあげた。

    短編映画「Refugee」でも同役を務めたヤスミン・アル・マスリーが医師アミラ、オマール・シーが密航業者マルワンを再び演じた。

    2024年製作/104分/G/アメリカ・ヨルダン・パレスチナ合作
    原題または英題:I Was a Stranger

    驚いたのは、お客さんが多いこと、若い人も含め。これ、何かあるのレベルです、こんな地味な映画にね。

    観ての感想、素晴らしいドキュメンタリータッチの映画でした、この種の同類映画では傑出しているのでは。

    シリアスだけどエンターテイメント性もあってね。

    全体を5章に分けた監督の演出と構成も素晴らしい、各章とも結末がどうなったのか意味深な演出。

    久しぶりに良い現代の問題をえぐる作品を観たね。

    それにしてもシリア内戦は酷いね。

    傑作でした。

    観終われば、東京駅のラーメンストリートにも髪を引かれながら、いつもの八丁堀のこちらへ、「麺や 七彩」さんへ。

    シリア内戦で狂った頭をビールでクールダウン。

    飲み終えた頃に、“煮干しラーメン”が着弾。

    今日も超美味し。ご馳走様でした。



  • 映画「春樹」、例えていうなら村上春樹の小説のような、テーマがよくわからん

    映画「春樹」、例えていうなら村上春樹の小説のような、テーマがよくわからん

    2026年7月7日(火)

    本日はめでたい七夕の日です。

    昨日の週の始まりは週末の日経新聞の映画評で誉められていたこの映画を銀座のシネスイッチに観に行ったよ。

    • 「春樹」

    「キムチを売る女」「春の夢」「福岡」など中国・韓国・日本を横断しながら映画を撮り続けてきた中国出身のチャン・リュル監督が、変わりゆく現代中国のなかで喪失するアイデンティティをテーマに描いたドラマ。

    女優としての夢が行き場を失い、恋愛にも行き詰まってしまった37歳の春樹(チュンシュウ)。

    故郷・成都に20年ぶりに帰った彼女は、かつての演技指導者・張梅(ジャン・メイ)のもとを訪れるが、張梅は認知症で言葉を失いつつあった。故郷に居場所を見つけられない春樹に、母の世話をするため上海から戻ってきた張梅の息子・冬冬(ドンドン)が静かに寄り添う。

    過去の栄光も、教えも、学びも、時代の流れのなかで忘れ去られ、朽ちたまま残された国立映画撮影所のように、停滞する人々のかたわらで日々はささやかに過ぎていく。

    出演は「モンスター・ハント」のバイ・バイホー、「サタデー・フィクション」のワン・チュアンジュン。

    2025年・第38回東京国際映画祭コンペティション部門にて最優秀監督賞と最優秀男優賞(ワン・チュアンジュン)を受賞(映画祭上映時タイトル「春の木」)。本作の撮影後、同監督・同キャストによる姉妹編「ルオムの黄昏」が制作された。

    2025年製作/122分/中国
    原題または英題:春樹 Mothertongue

    うーん、これが今の中国映画か、自分的には何とも言えない不思議な感覚。

    監督は何を言いたいのだろうか、これだけ淡々とすぎていく映画も珍し。

    あれは恋愛と言えるのだろうか、映画へのオマージュを訴えているのだろうか。

    最後のあの場面、人生は何となくすぎていくもんだよ、と言いたいのか。

    もうギラギラした中国は過ぎ去ってしまったのか。

    もしかして、ハマる人にはハマる映画なのかもね。

    自分もそんなに嫌いではないけれど、テーマがよくわからない映画でした。なんか村上春樹の小説のような。

    観終われば、日本橋に移動です。定番のますたにラーメンを食べたくなってね。

    まずはビールから、ビールを飲みながら難解な映画をもう一度整理です。やっぱりよくわからん。

    ビールを飲み終えれば、ラーメンコール。

    やっぱり美味しいね。ご馳走様でした。



  • 夏本番なら芝大門の「味芳斎」へ、カリッと素揚げしたレバーが最高、ピーマンレバーもね

    夏本番なら芝大門の「味芳斎」へ、カリッと素揚げしたレバーが最高、ピーマンレバーもね

    2026年7月6日(月)

    今週の週末は落ち着いた日々。

    いつものように土日でDVDを1本づつ視聴です。

    • 「野いちご」
    • 「如懿伝~紫禁城に散る宿命の王妃~ Vol.9」

    実はベルイマンの映画を観るのは初めてです。

    最初は彼の一番の傑作と言われている“野いちご”からだよね、やっぱり。

    「野いちご」とはこんな映画。

    スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマンが、ひとりの老人の1日を通して人生のむなしさや孤独をつづり、ベルリン国際映画祭金熊賞をはじめ数々の映画賞に輝いた傑作ドラマ。

    名誉博士号を授与されることになった老教授が車で授与式場へと向かう道のりを、老教授の回想や悪夢を織り交ぜながら描いていく。

    老教授を演じるのはサイレント期の名監督として知られるビクトル・シェストレムで、本作が遺作となった。

    まあ、渋すぎる映画だね。

    これが名画と言われる理由は自分には理解できませんが、味わいのある映画だとは思いましたが。

    これ自分の感性が悪いのかな。

    今観る映画としては、もう少し起承転結というか活劇があった方がいいよね、その意味では黒沢の椿三十郎などは偉大なり、時代を超えての普遍性ね。

    「如懿伝」は安定の面白さ。

    だけど紫禁城の中は魔物だね、習近平も大変そう。

    そして我が家では土曜日の夜は外食タイムです、もう30年以上もこの習慣が続いています。

    そして夏と言えばやっぱり“ニラレバ”が食べたくなるね、そして自分はニラレバはここでしか食べません、そこはキッパリ。

    我が家では日本一の街中華といえばここ、芝大門にある「味芳斎 支店」です。

    ここのレバーはモチではなく、カリとしているのです、素揚げしてあり、レバー臭さがまったくありません。だから自分も食べれます。

    今日は少し早めの18時30分にお店に向かいます。3名で訪問です。

    今日は比較的空いていたね。

    まずは駆けつけの瓶ビールから。

    注文はこの3品、いつもの定番。

    • ピーマンレバー炒め
    • ニラレバー炒め(大盛)
    • 野菜肉うま煮

    今日のニラレバの大盛りは盛りがすごかった、いつもの大盛りの1.2倍はあったね。

    そして夏に食べる辛味の効いたピーマンレバーとビール、もうたまりません。

    本日もビールの大瓶を2本、その代わりに自分はご飯は食べません。

    お会計もリーズナブル。

    今日も美味しかった。



  • 映画「ぼんち」、放蕩を重ねてもぴしりと帳尻の合った遊び方をする人やで

    映画「ぼんち」、放蕩を重ねてもぴしりと帳尻の合った遊び方をする人やで

    2026年7月4日(土)

    昨日の金曜日は時間さえ合えば、是非、劇場で観たいと思っていた映画を観に行ったよ。

    有楽町の角川シネマ有楽町産へ。その映画とはこちら。

    2年ほど前に自宅でDVD視聴したのですが、その時に強烈な印象が残った映画だったので。

    • 「ぼんち」

    山崎豊子の傑作同名小説を、名匠・市川崑が映像化!
    激動の戦前・戦後を背景に、市川雷蔵が軽妙な演技で魅せる、華麗なる女性遍歴!
    若尾文子、中村玉緒、草笛光子、越路吹雪、山田五十鈴、京マチ子ら超豪華女優陣、華やかに共演!

    ●原作は「白い巨塔」の山崎豊子。戦前から戦後へ、激動の昭和を生きた大阪商人の、女体遍歴と商魂を描き出した文芸作
    ●市川雷蔵は軽妙に若旦那役を演じ、京マチ子、若尾文子、中村玉緒、草笛光子、越路吹雪と、彼を取り巻く女優陣と豪華な競演を繰り広げる
    ●監督は「炎上」に続くコンビとなる市川崑。撮影・宮川一夫、美術・西岡善信など、超豪華スタッフも結集

    【ストーリー】

    放蕩の限りをつくしてもその底にぴしりと帳尻の合った遊び方をする…それを大阪ではぼんちと呼ぶ!
    四代続いた船場の足袋問屋の一人息子・喜久治は57歳の今、妾の子である太郎に養われる日々を送っている。
    時代の波に取り残されたのにも気づかずに旦那気分に浸ったまま喜久治は、下手な落語家の春団子に昔語りを始める。
    それは五人の女をめぐる華やかにして数奇な男の半生だった…。

    【キャスト】
    喜久治/市川雷蔵 ぽん太/若尾文子 弘子/中村玉緒 幾子/草笛光子 比佐子/越路吹雪
    勢以/山田五十鈴 喜兵衛/船越英二 春団子/中村鴈治郎 お福/京マチ子

    ちなみに、「ぼんち」とは船場商家の跡取りに対する呼び名のひとつで、単なる「ぼんぼん」とは異なり、放蕩を重ねてもぴしりと帳尻の合った遊び方で、地に足がついたスケールの大きな者に与えられる愛称のことだそうです。

    お客さんはパラパラとでしたが、今回も大感激でした、この役、市川雷蔵しかできないよね。玉三郎をもう少しナンパにした雰囲気。

    映像もスタイリッシュ、あの上から撮影するショット、特にあの赤の傘をさした上からの構図、ソウル・ライターか荻上直子よりも先だもんね。

    原作が素晴らしいのですが、きの(喜久治の祖母)役の毛利菊枝の快演、中村鴈治郎をあの役で使う余裕、大映映画の最盛期は素晴らしい。

    京マチ子のあの役をやれるのは太地喜和子が亡くなって、できる役者は皆無だもんね。

    楽しい映画を観せていただきました。ありがとう。

    見終われば、日比谷から八丁堀まで徒歩。

    お昼は八丁堀の「麺や 七彩」さんへ。

    金星ビールと煮干しラーメンで気分は最高。

    良い1週間でした。



  • 映画「黒牢城」、時代劇としてはスケールが小さすぎないか、ミステリーとしてもオチ弱すぎないか

    映画「黒牢城」、時代劇としてはスケールが小さすぎないか、ミステリーとしてもオチ弱すぎないか

    2026年7月2日(木)

    本日はまずは映画のお話しから。

    最近は“午前十時の映画祭”が日比谷のTOHOシネマズに移ったせいで専ら日本橋に行く機会が減ったのですが、昨日はこの映画を観るために日本橋のTOHOシネマズさんへ。

    • 「黒牢城」

    「スパイの妻」「クリーピー 偽りの隣人」などで国内外から高く評価されてきた黒沢清監督が自身初の時代劇に挑み、第166回直木賞と第12回山田風太郎賞をダブル受賞した米澤穂信による同名ミステリー小説を映画化。

    荒木村重は織田信長の暴虐なやり方に反発して謀反を起こし、有岡城に立てこもる。

    織田軍に包囲され孤立無援となった城内で、村重は血気盛んな家臣たちを抑えつつ、妻・千代保を心の支えに、城と人々を守ろうと苦心していた。

    そんな中、城内で少年が殺害される事件が起こり、その後も怪事件が続発する。

    容疑者は密室と化した城内にいる家臣や身内の誰かで、城外には敵軍、城内には裏切り者という状況に、誰もが疑心暗鬼に陥っていく。

    追い詰められた村重は、信長の使者として説得に訪れ牢に囚われた天才軍師・黒田官兵衛に協力を仰ぎ、事件の解決に挑む。

    城主・荒木村重を本木雅弘、天才軍師・黒田官兵衛を菅田将暉、村重の妻・千代保を吉高由里子、村重の腹心・荒木久左衛門を青木崇高、若手の家臣・乾助三郎を宮舘涼太(Snow Man)、事件の目撃者である狙撃の名手・雑賀下針を柄本佑、村重の隠し刀として暗躍する郡十右衛門をオダギリジョーが演じる。

    2026年・第79回カンヌ国際映画祭カンヌ・プレミア部門出品。

    2026年製作/147分/G/日本
    配給:松竹

    ちなみに原作も読んでおらず、ストーリーも知らずに映画館へ足を運びました。

    観ての感想、原作も悪いのか(直木賞受賞作だからそんなことはないと思いますが)、原作は良くて映画がつまらないのか、そこはよくわかりません。

    特に話しのスケール感が小さすぎて、細い迷路に入り込みすぎでは。

    ミステリーとしても良くわかりません、黒田官兵衛が必要なの。

    いくら主演が本木雅弘でもこれではどうしようもありません。

    宗教絡みのオチも自分的にはあまり関心できるオチではないと思ったね。

    だけどお客さんはそこそこ入っていたので、そこも驚き。

    日本人でもよくわからないのに、これでカンヌで外人から評価をもらうのは至難の技では。

    観終えれば、遅いランチを。

    久しぶりに日本橋室町の「ますたに」さんへ。

    ビールで頭の中を強制クールダウンさせます。

    飲み終えればラーメンを、麺硬めのライス小です。

    食べ終わっても、今日の映画はよくわからんです。



  • 映画「急に具合が悪くなる」は不思議な浮遊感のある映画、監督のメッセージはあのホワイトボードかな

    映画「急に具合が悪くなる」は不思議な浮遊感のある映画、監督のメッセージはあのホワイトボードかな

    2026年6月27日(土)

    昨日はいつもと違う朝でしたね、朝8時にはテレビの前に。

    日本 vs スウェーデン戦を家族で観戦です、まあ結果は皆さんご承知の通りです。

    朝の一仕事が終われば、10時です。

    台風下での都心は雨模様ですが、映画とラーメンを食べに銀座へ。

    本日観た映画はこちらの非常に良い評判のこの話題作です。

    • 「急に具合が悪くなる」

    「ドライブ・マイ・カー」「悪は存在しない」の濱口竜介監督が、パリを舞台に同じ名前の響きを持つ女性2人の魂の邂逅を描いたドラマ。

    がんの転移を経験しながら生き抜く哲学者・宮野真生子と、臨床現場の調査を積み重ねた人類学者・磯野真穂が交わした20通の往復書簡「急に具合が悪くなる」を原作に、偶然出会った2人の女性の交流と世界に対峙する姿を描き出す。

    パリ郊外の介護施設「自由の庭」で施設長を務めるマリー=ルー・フォンテーヌは、入居者を人間らしくケアすることを理想としながらも、人手不足やスタッフの無理解に悩まされていた。

    そんな中、日本人の舞台演出家・森崎真理と出会ったマリー=ルーは、がん闘病中の彼女が描く演劇に勇気をもらう。

    同じ名前の響きを持つ偶然に導かれて交流を始める真理とマリー=ルーだったが、あるとき真理は急に具合が悪くなる。

    真理の病の進行とともに2人の関係は深まり、互いの魂を通わせ合うようになっていく。

    「ベネデッタ」のビルジニー・エフィラがマリー=ルー、「ウルヴァリン:SAMURAI」などハリウッド映画にも出演する世界的ファッションモデルのTAOこと岡本多緒が真理を演じ、真理が演出する舞台の出演俳優・清宮吾朗役で「敵」の名優・長塚京三、吾朗の孫・窪寺智樹役で「見はらし世代」の注目若手俳優・黒崎煌代が共演。

    2026年・第79回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、ビルジニー・エフィラと岡本多緒がそろって女優賞を受賞。岡本は日本人で初のカンヌ国際映画祭女優賞受賞を果たした。

    2026年製作/196分/G/フランス・日本・ドイツ・ベルギー合作

    スペクタクルでも冒険譚でもないストーリーをこれだけの長編にして商業映画にまとめ上げる監督の手腕はすごいと思います。

    最近の日本人監督のちまちました恋愛系でもないし。前作の「悪は存在しない」と同様、不思議な浮遊感のある映画。

    監督の言いたいことは、あのホワイトボードに書く現代の資本主義の問題点なのかな。

    あの介護のあのやり方、“モンテッソーリ教育”老人版の思想と思ったね。

    まあ色んな意見はある映画ですが、監督の力量には拍手です。

    観終われば、八丁堀の「麺や 七彩」さんへ、カルシウム欠乏で煮干しが食べたくなってね。

    雨模様の13時30分でも数名の行列、みんなもカルシウム欠乏症かな。

    金星ビールと煮干しラーメン、超美味し。

    やっぱり東京は最高だね。



  • 映画「ダイヤモンド 私たちの衣装工房」は人間讃歌と映画へのオマージュ愛、傑作だった

    映画「ダイヤモンド 私たちの衣装工房」は人間讃歌と映画へのオマージュ愛、傑作だった

    2026年6月26日(金)

    世界一周旅とロンドン旅のブログ執筆も終わり、ようやくいつもの日常に戻ります。

    昨日の木曜日はいつものとおりのルーティーンのある日です。

    12時30分に銀座にある絵画教室へ向かいます。

    教室は13時~15時の2時間です。

    本日は引き続き「油彩 自由課題 3/6」です。

    自分は先日行ったリスボンの対岸の街、カシーリャスの寂れた漁村を描いています。こんな風景です。

    この風景を油絵でF6キャンバスに描いています。

    絵画教室が終われば、いつもの銀座の老舗ラーメン店の「共楽」さんへ。本日は台風接近の雨模様で行列もなく、お店もお客さん少なし。

    昨日見たテレビ番組で葉加瀬太郎もこの店の味を絶賛していたね。

    奥のカウンター席に陣取ります。本日は海南島のおばさんは不在、帰省かな。

    いつものようにビールからです。つまみの“たけのこ”です。

    ビールを飲み終われば、“麺お願いします”のコールです。

    やっぱりこちらの“ワンタンめん”、絶品だね。渋谷の喜楽ではワンタンは頼まないもんね。

    本日は水曜日に観た映画から、観たのはこちら。

    • 「ダイヤモンド 私たちの衣装工房」

    1970年代のローマ、カノーヴァ姉妹が営む衣装工房。豪華で美しい衣装制作の裏側には、それぞれに事情を抱えるお針子たちの人生の物語があった。

    失恋の痛みを抱えたままの姉、娘の喪失を酒で紛らわす妹、夫の暴力に怯えるお針子のニコレッタらは年に一度の昼食会を控え忙しく働いている。

    ある日、著名デザイナーから新作映画の依頼が舞い込む。

    気難しい監督の要求、デザイナーの葛藤・・・重なる困難の中で一人ひとりは脆くても、至高の一着を生み出すために力を合わせ、彼女たちは輝き始める。

    監督:フェルザン・オズペテク

    出演:ルイーザ・ラニエリ/ジャスミン・トリンカ/ステファノ・アコルシ

    これは傑作。あまり期待しないで観に行ったのですが。

    やっぱりイタリア勢、恐るべしです。

    監督が言いたいことは、やっぱり“人間讃歌”なのかな、普遍的なテーマだけれど。やっぱりお針子ものは面白いよね。

    “情熱のシーラ”とかね。

    久しぶりに監督の映画へのオマージュ愛溢れる映画を観たよ。山猫やルートヴィヒだものね。

    女性陣には主人公のルイーザ・ラニエリ他のファッションも楽しめるよ。

    あー、楽しかった。



  • 映画「Michael マイケル」、主役のジャファー・ジャクソンで世界ツアー敢行レベルの歌とダンス

    映画「Michael マイケル」、主役のジャファー・ジャクソンで世界ツアー敢行レベルの歌とダンス

    2026年6月20日(土)

    本日はロンドン旅ブログを小休止。

    何故なら、今週は音楽関係の良い映画を2本観たのでそのご報告を。

    特に昨日金曜日はこの渋いドキュメンタリー映画でしたよ。懐かしい顔ぶれが。その2本とはこちら。

    • 「Michael マイケル」
    • 「イミディエイト ファミリー」

    まずは話題の超大作「Michael マイケル」から。

    圧倒的な歌唱力と革新的なダンスパフォーマンスで時代や国境を越えて愛され続ける「キング・オブ・ポップ」ことマイケル・ジャクソンの人生を描いた伝記映画。「トレーニング デイ」「イコライザー」シリーズのアントワン・フークア監督がメガホンをとり、音楽の枠を超えて世界に多大な影響を与えたマイケルの物語を、数々の名曲と共に描き出す。

    野心家の父ジョセフのもとで厳しいレッスンを受け、兄弟グループ「ジャクソン5」のメンバーとして幼くして成功を収めたマイケル・ジャクソン。やがて名プロデューサーのクインシー・ジョーンズと出会った彼は、ソロアーティストとして数々の歴史的名曲を生み出し、瞬く間に時代の寵児となっていく。しかしその栄光の裏には、早熟の天才ゆえの孤独感や、強権的な父の呪縛、家族への愛と自分の中にあふれるビジョンとの間で葛藤するひとりの人間の姿があった。

    映画のストーリーや演出に特別な感じは全く感じませんでしたが、楽曲とダンスの再現性は素晴らしい出来です。

    ということは時が経過しても色褪せないマイケルの凄さを体感できるね、主役のジャファー・ジャクソンで世界ツアーをやれば良いレベル、ダンスはすごいね。

    映画で一番好きなシーン、“ビリージーン”のギターソロをマイケルが聴いた時、マイケルは“ロックしているね”、Qは“ヴァン・ヘイレン”だもの。

    映画の中でも一瞬名前が出てくる“ロッド・テンパートンは偉大なり”、マイケルのスリラーとベンソンのGive me the nightを造った男だよ。

    ディズニーランドよりデートはこの“マイケル”に観にいくべし。

    次は超渋の「イミディエイト ファミリー」です。

    アメリカのウエストコースト・サウンドを支えた4人のセッションミュージシャンの軌跡と絆を描いた音楽ドキュメンタリー。

    1970年代初頭、ロサンゼルスのローレル・キャニオン周辺に住んでいたキャロル・キング、ジェームス・テイラー、ジャクソン・ブラウン、リンダ・ロンシュタットらのレコーディングに参加した、ダニー・コーチマー(ギター)、ワディ・ワクテル(ギター)、リーランド・スカラー(ベース)、ラス・カンケル(ドラムス)の4人のミュージシャン。後にスーパーグループ「ザ・イミディエイト・ファミリー」と呼ばれる彼らは、その確かな演奏と音楽的な理解力によって多くの名曲の誕生に携わり、アーティストたちの表現を支え続けた。

    特に70年代のウエストコースト・サウンドに馴染みのある人にはお涙頂戴ものドキュメンタリー。

    はっきり言って、ジェームステイラーには何の関心もありませんが、今のリンダ・ロンシュタットやステービーニックス、フィル・コリンズを見れたのは僥倖。

    私見ですが、リンダは良い年の取り方、スティービーは魔物になっていたね、大変失礼しました。

    やっぱり“キャロル・キングの“タペストリー”は強烈な名曲ですね。

    ジャクソン・ブラウンも元気そうで何より。

    あー楽しかった。



  • 映画「シラート」は強烈な音と近未来的な不穏な時代背景で、普通ではない傑作、ぜひ映画館で

    映画「シラート」は強烈な音と近未来的な不穏な時代背景で、普通ではない傑作、ぜひ映画館で

    2026年6月12日(金)

    6月のロンドン旅のブログが始まっていますが、本日はその旅から帰ってすぐさま観た映画のことを。

    なにしろ強烈な体験だったので。その映画とはこちら。

    • 「シラート」

    失踪した娘を捜すため砂漠のレイブパーティに参加した父と息子の旅の行方を、奇想天外なストーリーとクールなダンスミュージックを融合させて描き、本国スペインをはじめヨーロッパ各国で話題を集めたロードムービー。

    ルイスは砂漠でのレイブパーティに参加したまま行方がわからなくなった娘を捜すため、息子エステバンとともにモロッコの山岳地帯から砂漠の奥地へと車を走らせる。

    やがて彼らは現実と幻覚が混濁するような野外レイブ会場にたどり着くが、そこにはすでに娘の姿はなかった。父子はレイブの参加者グループを追い、娘が向かったと思われる次のレイブ会場を目指すが……。

    父ルイス役に「パンズ・ラビリンス」のセルジ・ロペス。「ファイアー・ウィル・カム」のオリベル・ラシェが監督・脚本を手がけ、製作にはスペインを代表する名匠ペドロ・アルモドバルが名を連ねた。

    タイトルの「シラート」はアラビア語で「道」を意味し、宗教的な意味においては審判の日に天国と地獄の上に架けられる細い橋を象徴するとされる。

    2025年・第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、審査員賞など4冠に輝いた。第98回アカデミー賞では国際長編映画賞と音響賞にノミネート。

    2025年製作/115分/PG12/スペイン・フランス合作
    原題または英題:Sirāt

    自分はストーリーも知らずに出かけました、予告編では“映画館で体験せよ”とも言っていたのでね。

    のっけからレイブのあの音にやられました、まあ全編通してグルーヴ感がたっぷり、これ現代の若者には圧倒的に受けるんだろうね、薬物をやりながら。

    メロディアスでない音をこれだけ有効に使った映画はこれが史上最高だと思います。

    クールな時代背景の設定とも絡んでね、まあ近未来的な不吉な世界観。

    結局明確なメッセージはわからずとも不穏な時代と強烈な音と映像で、この監督は傑作を作ったと思います、よっぽどの感性でないと創れない映画。

    観る人の感性が問われる映画。

    数々の映画賞をもらっているのもうなずけます。

    初見でこれを観ればインパクト強烈だもの。是非、映画館で爆音で観てください。

    そして木曜日でしたので絵画教室へ、油絵でこんなのを完成させたよ。

    終われば、銀座の「共楽」さんへ。

    いつものビールとワンタンメンです。

    これでここ2ケ月旅が続きましたが、ようやくいつもの日常です。



  • パナソニック汐留美術館のルオーと“花様年華”、良いものを観させてもらった東京に感謝

    パナソニック汐留美術館のルオーと“花様年華”、良いものを観させてもらった東京に感謝

    2026年5月16日(土)

    本日は世界一周旅のブログを止めて、昨日行った展覧会のご報告です。

    自分が気に入っている画家はピカソは別格にして、やはりマティス・ルオー・ルソーです。

    そんなルオー好きには堪らない美術展が汐留で今開催されているので、これは見逃せません。

    会期末も近づいているので、映画を差し置いて急遽参戦です。

    • 「ジョルジュ・ルオー アトリエの記憶」
    • 会場: パナソニック汐留美術館
    • 展覧会会期: 2026年4月11日(土)〜 6月21日(日)
    • 入館料 一般: 1,200円

    [展覧会の概要]

    パナソニック汐留美術館は開館以来、20世紀のフランスを代表する画家ジョルジュ・ルオー(1871–1958)の作品を中心に収集し、現在では約270点のルオー作品を所蔵しています。

    とりわけ近年は、ギュスターヴ・モローのアトリエで学んでいた頃の初期の貴重な作品群が充実し、そこに師モローの作品も新たにコレクションに加わりました。

    本展は、近年新たに迎えた収蔵作品を中心に、当館のルオーコレクションを紹介する展覧会です。

    ルオーの名作の数々が生まれた場である「アトリエ」に焦点を当て、作品がどのような環境で、どのような画材を用いて描かれたのか、初期から晩年までの代表作と共に紹介します。

    また、パリのルオー財団の特別な協力のもと展示スペースの一角に、ルオーが晩年、自身最後のアトリエで実際に使用していた画材道具や机などを用いて、アトリエの一部再現を試みます。

    身近な家族でさえも立ち入りを制限されていた聖域である画家のアトリエの記憶を作品と共に紐解きます。

    この度、収蔵作品としては初めて出品される《モデル、アトリエの思い出》にもご注目ください。

    いやあ、この絵画展はよかったね、どうして皆んな足を運ばないのだろう、格的にはモネとかと同等なのにね、日本人には受けないのかね。

    今回初展示のモネのアトリエも見れて勉強にもなりました。やっぱり天才が道化師というかピエロを描く絵には魅力あり、ピカソしかり。

    特に気に入ったのがこの4点

    • 飾りの花
    • 女曲馬師
    • 手品師 又はピエロ
    • マドレーヌ

    そして映画のお話しを。

    今、渋谷のル・シネマで「花様年華 25周年特別版」を上映しています。

    自分的には中国映画ではこの映画がダントツ一位、今回も2度劇場に足を運びました。

    この映画のウォン・カーウァイはいい、天才だと思います、小津安二郎の美学に通ずるものがありますね。

    ルオーと花様年華、良いものを観させてもらった東京に感謝。



     

     

  • 映画「サムライ」、フィルムノワールの超傑作、まるでマイルスの“Kind Of Blue”だね

    映画「サムライ」、フィルムノワールの超傑作、まるでマイルスの“Kind Of Blue”だね

    2026年4月28日(火)

    世界一周旅ブログは本日は休止。

    何故なら、昨日最高なフィルム・ノワール映画を堪能したのでね。渋谷のル・シネマさんへ。

    その映画とはこちら。

    • 「サムライ(1967)」

    フレンチフィルムノワールの名匠ジャン=ピエール・メルビルがアラン・ドロンを主演に迎え、一匹狼の殺し屋の生きざまを描いたフィルムノワール。

    中折れ帽とトレンチコートを身にまとう孤高の殺し屋ジェフは、コールガールの恋人ジャーヌにアリバイを頼み、仕事へ向かう。

    今回の標的であるナイトクラブの経営者を首尾よく暗殺するジャンだったが、現場を立ち去ろうとした際に女性歌手ヴァレリーに顔を見られてしまう。

    警察の一斉検挙によりジェフも連行されるが、ヴァレリーが面通しで嘘の証言をしたため釈放されることに。しかし刑事はジェフを疑い、彼に尾行をつける。

    共演に「カビリアの夜」のフランソワ・ペリエ、当時ドロンと婚姻関係にあったナタリー・ドロン。

    1967年製作/105分/フランス
    原題または英題:Le Samouraï

    その他の公開日:1968年3月16日(日本初公開)

    劇場の大画面で観るのは初めてなのですが、今回も痺れました。

    淡々とアリバイを積み上げていく殺し屋、アパートの小鳥、研ぎ澄まされた音楽、渋めの撮影とすべてが揃ったフィルムノワール。

    あのピアニストの女性もいいね。

    まるで全体がマイルスの「カインド・オブ・ブルー」のように、音というか映像を積み込んでいかない、削ぎ落としていく美学。

    もう一度観に行こうかな。

    そして、土曜日は月に一度の恒例行事、美味い寿司を食べに六本木の「おつな寿司」さんへ。 2名で19時に訪問です。

    旅行に行く前から仕込んでいた予約、帰ったら間違いなく“寿司”を食べに行きたくなると思ってね。

    そして入ってびっくり、土曜日でこんな満員は初めて見る光景、カウンターも。

    いつものとおり一番奥の大将の前のカウンターです。“サッポロの黒ラベル”で喉を湿らせます。

    つまみは“ホタルイカ”と“かつおのねぎジュレかけ”、どちらも超うまし、今が旬。

     

     

    今日の握りです。 まずは前半戦。

    • イカ
    • ほたて
    • さば
    • マグロ漬け赤身

    茶碗蒸しで中休み。続いて後半戦です。

    • タラバガニ
    • 大トロ
    • いくら
    • 玉子焼
    • 鉄火巻
    • おつな名物“いなり寿司”
    • 穴子

    今日の大トロと鉄火巻きはすごかった。

    今日も超美味し、ご馳走様でした。

    来月も行くよ、帰り際に予約も完了。



  • 映画「落下音」、久しぶりに自分の理解力を嘆いたよ、印象的なのは1910年代のアルマ

    映画「落下音」、久しぶりに自分の理解力を嘆いたよ、印象的なのは1910年代のアルマ

    2026年4月7日(火)

    週初めの月曜日は各紙の映画批評欄で話題のこの映画を観に渋谷のテアトルシネマさんへ。

    そのとはこちらの映画。

    • 「落下音」(英題: Sound of Falling)

    北ドイツの農場を舞台に、それぞれ異なる時代を生きる4人の少女が体験する不可解な出来事を描いた映像叙事詩。

    1910年代、アルマは同じ村で自分と同じ名前を持つ、幼くして死んだ少女の気配を感じる。

    1940年代、戦争の傷跡が残るなか、エリカは片足を失った叔父への抑えきれない欲望に気づき、自らの得体の知れない影に戸惑う。

    1980年代、アンゲリカは常に自分の肌にまとわりつく“何か”の視線におびえていた。

    そして現代、家族とともに移り住んだレンカは、自分の存在が消えてしまいそうな孤独感にさいなまれる。

    4人の少女の不安は百年の時を経て響き合い、北ドイツの農場を静かに覆い尽くしていく。

    本作が長編第2作となるドイツ出身の新鋭マーシャ・シリンスキが監督・脚本を手がけ、2025年・第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にて審査員賞を受賞した(オリバー・ラクセの「Sirât」と同時受賞)。

    2025年製作/155分/PG12/ドイツ
    原題または英題:In die Sonne schauen

    訳がわからない映画(自分的にはです)でしたが、何かヒシヒシと訴えかけてくるものがあるね。生と死、性、社会の抑圧とかね。

    ストーリー展開的には4つの時代が入れ子になって展開していくので、何回か観ないと、どの時代のことが少し混乱するよね、登場人物も。

    現代の2020年代の場面は携帯が出てくるのですぐに分かるのですが。

    自分的にはどうしてあの“労災”ということが何回も出てくるんだろう、ドイツの歴史に詳しい人なら判るのかな。

    だけどこの映画で最も印象的な人物は1910年代のあの末っ子のアルマだね。

    だけど映像美というか一つ一つのビジュアルには非常に印象深いシーンのある映画。

    すごい映画を観させていただきました。

    観終わればランチです、そしてここは渋谷。

    水曜日から15日間の旅に出るので、このお店で食べ納めをしないとね。

    道玄坂にあるいつもどおり「喜楽」さんへ。

    13時過ぎに到着、本日は10名ほどの行列が。

    いつものように1Fのカウンター席で“チャーシュー麺”(1,050円)を。

    やっぱり美味し、これが半月の間食べれないのは禁断症状が出るね。

    ご馳走様でした。



  • 映画「時代屋の女房」、ド昭和の世界、そして昭和は遠くになりにけり

    映画「時代屋の女房」、ド昭和の世界、そして昭和は遠くになりにけり

    2026年4月6日(月)

    来週は水曜日からまるまる2週間の旅に出ますので、4月はルーティーンの週末は少ないですが、土日で1本づつDVDの視聴を。

    • 「時代屋の女房」
    • 「偽りなき者」

    まずは、“時代屋の女房”から。

    骨董屋を経営する中年男と、その店に転り込んできた娘の関係を中心に、近所に住む人々の生活を人情味ゆたかに描く。

    第八七回直木賞を受賞した村松友視の同名小説の映画化で、脚本は「キャバレー日記」の荒井晴彦、長尾啓司、「黒木太郎の愛と冒険」の森崎東の共同執筆、監督も森崎東、撮影は「港町紳士録」の竹村博がそれぞれ担当。

    1983年製作/97分/日本
    原題または英題:Time and Tide

    出演: 夏目雅子 、 渡瀬恒彦、津川雅彦、朝丘雪路

    久しぶりに“ド昭和”の香り漂う映画だったね、自分的にはこうゆうのは好きなのですが。

    話し的には何も起こることのない日常のストーリーなのですが。夏目雅子もかなり昭和顔だよね、今見ると。

    主題歌はちあきなおみと来れば、向かうところ敵なしですね。

    楽しい昭和ドリップでした。

    次はあのマッツ・ミケルセン主演のこの映画、“偽りなき者”。

    少女の何気ない嘘によって人生を破壊された男が、理不尽な迫害を受けながらも、自らの尊厳を守るべく周囲のいわれなき疑惑と憎悪に懸命に立ち向かっていく姿を厳粛に描き出した衝撃のヒューマン・ドラマ。

    主演は本作の演技でカンヌ国際映画祭主演男優賞に輝いたデンマークの名優マッツ・ミケルセン。監督は「セレブレーション」「光のほうへ」のトマス・ヴィンターベア。

    デンマークの小さな町で幼稚園の教師として働くルーカス。ある日、彼にプレゼントを受け取ってもらえなかった園児クララが、軽い仕返しのつもりで発した嘘が彼の人生を狂わせてしまう。

    “ルーカスにいたずらされた”というクララの証言を鵜呑みにする大人たちに対し、懸命に無実を訴えるルーカスだったが…。

    2012年 カンヌ国際映画祭 男優賞

    2012年製作

    話しの主題は閉鎖的な田舎ではあるあるの話しかと思いますが、最後の最後のあの意味深な終わり方はすごかったね、後を引く疑問の数々。

    なかなか深い映画とお見受けしました。

    そして土曜日の夜は「黒猫夜 赤坂店」に再訪。最近お気に入りのお店です。19時に3名で訪問です。

    飲み物はまずは“白マーラー”です。

    • 白マーラー 自家製辛子漬け白酒の辛子ジンジャーエール割。ハマりますとのこと

    まずは前菜の注文です。

    • スペアリブのドウチ蒸し
    • 臭豆腐のニラ玉

    臭豆腐は先の台湾旅行でハマった連れのたっての希望です。

    自分は遠慮しましたが、臭豆腐美味しいとのこと、ブルー系のチーズだそうです。

    メインは過去2回辿り着けなかったこれです。

    • 角煮
    • チャーハン

    この角煮も味が濃かったよ、美味し。

    チャーハンとは青菜の炒めの方がよく合うかな、角煮のパンチが強すぎて。

    今日も美味しかった。

    ご馳走様でした。



  • 映画「パリから来た殺し屋」は舞台がロサンゼルスでもフレンチの香りが漂うよ

    映画「パリから来た殺し屋」は舞台がロサンゼルスでもフレンチの香りが漂うよ

    2026年4月4日(土)

    昨日の金曜日はこの映画を観たくて、有楽町の角川シネマ有楽町さんへ。

    トランティニャンとロイ・シャイダー共演の犯罪ものなら、ヨダレを垂らした観に行くよね、間違いなく。

    • 「パリから来た殺し屋 4K」

    罠に落ちた殺し屋が、“天使の街”ロサンゼルスを彷徨う

    「男と女」「暗殺の森」などで知られるフランスの名優ジャン=ルイ・トランティニャンが主演を務めた、フランス、イタリア、アメリカ合作によるクライムサスペンス。

    ロサンゼルス国際空港に一人のフランス人が降り立った。

    その男、殺し屋ルシアンは、ビヴァリーヒルズのホテルにチェックインすると、拳銃を懐に車でターゲットの住む高級住宅街へと向かう。

    組織の大ボスを手際良く始末してホテルに戻るが、すでに何者かによってチェックアウトされ、パスポートと航空券が消えていた。

    疑心暗鬼に陥るルシアンに、突如、正体不明の殺し屋が放つ銃弾の雨が降り注ぐ―。

    “天使の街”で罠に落ちた異邦人の孤独な戦いが始まった。

    ルシアン役のトランティニャンのほか、「愛の狩人」のアン=マーグレット、「フレンチ・コネクション」のロイ・シャイダーをはじめとする仏・伊・米の個性派俳優たちが共演。

    監督は「ボルサリーノ」2部作や「フリックストーリー」などで知られるジャック・ドレー。

    脚本を「存在の耐えられない軽さ」「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」など数々の名作を手がけたジャン=クロード・カリエールが担当。1972年の製作から半世紀以上を経て、2026年に4Kリマスター版で日本初公開。

    監督 ジャック・ドレー

    出演 ジャン=ルイ・トランティニャン、アン=マーグレット、ロイ・シャイダー

    1972年製作/112分//フランス・イタリア・アメリカ合作
    原題または英題:The Outside Man

    舞台はロサンゼルスでも、フレンチの香り漂う映画だよね。トランティニャンが終止スーツをビシッと決めての映画だからかな、もしくは音楽もミッシェル・ルグランだもの、そのあたりの効果か。

    映画もなかなかの出来ですよ、あの若い苦み走ったロイ・シャイダーだけを観に行ってもよい映画。

    それにしてもあの葬儀の故人、すごい演出だね。アン=マーグレットはあんなにダイナマイトボディの人だったんだね。

    新作のつまらない映画よりは“これを観るべし”レベルだよ。

    楽しかった。

    観終われば、八丁堀の「麺や 七彩」さんへ。

    かかりつけ医の忠告が頭をよぎりますが、まずはビールから。

    ビールを飲み干せば、“喜多方煮干しラーメン”です。

    本日も超美味し、ご馳走様でした。



  • 映画「そして彼女たちは」は観終わった後、心にザワつきの残る良い映画

    映画「そして彼女たちは」は観終わった後、心にザワつきの残る良い映画

    2026年4月1日(水)

    いよいよ4月1日、新年度に突入です。

    今月はあと1週間後に迫った完全世界一周旅行ですね。

    そして昨日の火曜日はこの映画を観に、渋谷のル・シネマさんへ。

    • 「そして彼女たちは」

    「ある子供」「少年と自転車」などで知られるベルギーの名匠ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟が、母子支援施設で暮らす5人の若き母親たちを描いた群像劇。

    若くして妊娠した女性たちを支援する施設で共同生活を送る、ジェシカ、ペルラ、アリアンヌ、ジュリー、ナイマの5人の少女。

    頼る人を持たず、貧困や暴力などさまざまな問題を抱える彼女たちは、戸惑い、悩み、目指すべき家族像を見いだせないまま母親になる。

    押し寄せる孤独感に飲み込まれそうになりながらも「愛する」ことを望む少女たちは、時に誰かに寄り添われ、それぞれが歩むべき道を選びとっていく。

    「CLOSE クロース」のルーカス・ドン監督が共同プロデューサーに名を連ねた。2025年・第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、脚本賞とエキュメニカル審査員賞を受賞。

    2025年製作/104分/G/ベルギー・フランス合作
    原題または英題:Jeunes mères

    実はこれ、あまり期待しないで劇場に足を運んだのですが、今週は春休みでアニメが多くて観たい映画がないのでね。

    ほぼドキュメンタリーかなと思うような、リアルさがあり、非常に引き込まれるような良い映画でした。

    現在のティーンエイジャーの抱える特に貧困、一人親、薬、若い妊娠など身につまされる現実をシビアに描いています。

    何か心というか、思考とか考え方に問題を抱えている人が多すぎ。

    まあ貧困が次の世代の貧困につながっていくという負のスパイラル。

    後味は何とも言えないザラつき感がある映画です。

    観終われば13時前、ランチはいつもの道玄坂の「喜楽」さんへ。

    雨空の天気だからかな、行列はなし、すぐにカウンター席へ。

    ここではビールはなし、いつもの“チャーシュー麺”(1,050円)を。

    本日も安定のお味、美味しゅうございました。