カテゴリー: 長期滞在

  • スターフライヤー、本当に実現できるかな? 「羽田便乗り放題+福岡の賃貸住宅、来春めどサブスク」、ツッコミどころ満載!

    スターフライヤー、本当に実現できるかな? 「羽田便乗り放題+福岡の賃貸住宅、来春めどサブスク」、ツッコミどころ満載!

    昨日(2022年10月13日)の日本経済新聞の朝刊の中面の記事には驚いたのです。その記事のタイトルは、「羽田便乗り放題+福岡の賃貸住宅、スターフライヤー・来春めどサブスク」

    遂に究極のサブスクが誕生しそうです。何と地方から羽田までの飛行機のサブスクが誕生するとのことなのです。地方に住んで、出社するときだけ飛行機で駆けつけるというものです。

    サラリーマン、憧れの究極の職住です。記事からです。

    北九州空港を本拠地とするスターフライヤーは、福岡県内の賃貸住宅と東京-福岡間の航空券をセットにしたサブスクリプション(定額課金)サービスを2023年春までに開始する。リモートワークの多い首都圏の会社員に福岡への移住を促す。飛行機は原則乗り放題とし、新型コロナウィルス禍で下がった搭乗率の回復につなげる。

    新サービスの想定利用者を「東京の賃貸マンションに家族で住んでいる会社員」と説明。月額料金は「東京23区の家族向けマンションの家賃と同水準にしたい」という。

    利用者に対してはスターフライヤーの法人会員と同じように会員専用ページにアクセスすることで、航空券を予約できるようにする。

    月額20万円台を想定しているとみられるが、スターフライヤーの横江会長は「社内には30万円~40万円が望ましいとの意見もある」と述べ、詳細は今後詰めるとした。

    「必要なとはにいつでも飛行機に乗れなければサブスクの意味がない」とする半面、乗り放題の機関に年末年始などの繁忙期を含めるかは検討中とした。

    福岡空港と羽田空港を結ぶ航空券と家賃がセットのサブスクも有力とした。福岡市は大企業の支社・支店が多く、単身赴任者向けの法人需要も見込めそうだ。

    アイデア的にはあると思いますが、ツッコミどころが満載のサービスだと思うな。個人的にはこんなところが解決できるのかな。

    • いつまで続けるという保証はあるのか? 少なくくとも5年程度は続けてもらわないとな、賃貸でも引っ越しが伴うので、いや、家族引越ならば10年程度の継続保証が必要かな
    • 賃貸住宅+飛行機サブスクというセット売り方は可能なの?その売り方だと賃貸住宅の選択肢が非常にせまくなるのでは
    • 飛行機サブスク料金だけの設定ならわかるが、そうすると分譲の人も対象になるのかな
    • 家族持ちだけに限定? 限定できるのかな
    • 何故、会社員だけ、フリーランスや自営業や無職でもよいのでは
    • 会社規定の通勤費支給はどうなるのかな、こんな特別規定を設けている(大)企業はないので、すぐには対応できないと思うな

    まあ、あら捜しをしてもしょうがないので、現在のスターフライヤーの羽田-福岡線のスケジュールです。

    朝7時に福岡発で羽田に8時40分着、東京で仕事をして羽田20時発で福岡に21時55分着。1日おきなら出来ないこともないな

    ほんまに実現可能なのか、スターフライヤーさん。制度設計がまずければ人気殺到しそうだよ。

  • ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートも滞在型ワーケーションに参入。ラウンジ付きのプランもあるよ

    ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートも滞在型ワーケーションに参入。ラウンジ付きのプランもあるよ

    世の中、コロナ禍では仕事の仕方も様変わりで、どこを向いてもワーケーションという言葉が飛び交います。そんなコロナ禍でホテルの利用の仕方も様変わりです。

    先日も帝国ホテルがフロアーを改装して売り出したサービス付きサービスアパートメントですが、販売と同時に瞬時に全室完売という報道です。世の中、驚くばかりです。

    そんな中、リゾートでのワーケーションに最適なホテルが新たに参入です。

    沖縄県国頭郡恩納村にある「ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート」が新たに参入です。概要はこんな感じです。

    “リゾートに暮らす” ⻑期滞在型宿泊プラン 発売

    サンゴの島で、快適なロングステイ 30泊35万円から

    ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート (客室数400室)は20 21年4⽉19⽇より、リゾートでのワーケーションを推進する30泊⻑期滞在プラン「CLUB STAY 58(GOPACHI)」「MANZA STAY 35(SANGO)」を発売いたします。

    ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートでは、国定公園ならではの恩納村の恵まれた⾃然環境で「仕事も遊びも 快適に」をコンセプトに、ビーチリゾートでの⻑期滞在型ワーケーションをご提案いたします。

    プランは上層階のクラブフロア宿泊と専⽤ラウンジアクセス付きの充実プラン「CLUB STAY 58」と気軽にワーケーシ ョンを始められるスタンダードルーム宿泊のシンプルプラン「MANZA STAY35」の2種類をご⽤意。どちらも30泊 からご利⽤いただけます。

    ホテルならではの上質なサービスと最⾼のロケーションを堪能できる、リゾートに暮らすという選択。お⼀⼈で、ご家族 とご⼀緒に、⾃分らしい働き⽅・休み⽅を叶えてみませんか。

    対象期間

    宿泊期間:

    • 2021年4⽉22⽇(⽊)〜2021年 7⽉16⽇(⾦)
    • 2021年8⽉29⽇(⽇)〜2021年12⽉17⽇(⾦)

    予約受付:

    • 2021年4⽉19⽇(⽉)〜2021年11⽉15⽇(⽉)
    • ※ご宿泊⽇の3⽇前までご予約を承ります。

    それぞれのプランはこちらのとおりです。

    プラン共通特典

    • Wi-fi無料
    • レストラン&バーおよびインルームダイニングのご利⽤料⾦25%OFF
    • ランドリーサービスのご利⽤料⾦25%OFF
    • ⼤浴場無料
    • 駐⾞料⾦無料(1室につき1台まで)

    「CLUB STAY 58(GO-PACHI)」概要

    朝⾷と専⽤ラウンジのアクセスが付いた贅沢なホテルステイ

    • ルームタイプ:クラブインターコンチネンタルルーム
    • 特典:クラブインターコンチネンタルラウンジアクセス付き
    • お⾷事:ご朝⾷付(クラブインターコンチネンタルラウンジ)
    • 料⾦:30泊 1室 580,000円(税・サービス料込)

    「MANZA STAY 35(SANGO)」概要

    お⾷事が付かないシンプルステイだからより⾃由に

    • ルームタイプ:スタンダードルーム
    • お⾷事:なし ※1名様 プラス60,000円で全泊分のご朝⾷をお付けいたします
    • 料⾦:30泊 1室 350,000円(税・サービス料込)

    1室につき、最大2名まで利用できるそうです。そして、宿泊料金の支払いは全額、事前決済ですね。

    「CLUB STAY 58(GO-PACHI)」の方は専用ラウンジのアクセスが付いているということは、ラウンジでのお酒は飲み放題という理解でいいのかな。何か、体を悪くしそうで、怖いプランですね。

    沖縄で暮らしてみたいとは思いますが、丁度、こんな感じの月単位での暮らしの方がよいのかもと思います。だけど、面白い試みだと思います。

  • 京王プラザホテルおまえもか。都心の一流ホテルはサービスアパートメント事業に続々参戦中

    京王プラザホテルおまえもか。都心の一流ホテルはサービスアパートメント事業に続々参戦中

    つい先日は、帝国ホテルから食事など定額制のサービスが付随した「サービスアパートメント」事業が発表されたばかりです。既にオリンピックは中止もしくは海外からの観客を全く考慮していないものと判断できるような発表だったのです。

    そして、昨日の2021年2月17日は新宿にある京王プラザホテルもこの「サービスアパートメント」を始めるとの発表があったのです。

    京王プラザホテルは、長期滞在者向けの宿泊プラン「“暮らす”@theHOTEL」を、2月17日より販売する。

    価格は「本館スタンダード(23.5平方メートル)」が30連泊21万円(税・サービス料込、以下同)、「本館スーペリア(33.7平方メートル)」が30連泊24万円、「本館デラックス(35.5平方メートル)」が30連泊27万円。このほか7連泊コースがあり、延長料金により延泊も可能。1室2人まで利用でき、1人でも2人でも料金は変わらない。宿泊期間は2月22日から5月15日まで。

    16室限定で設定し、本館2階オールデイダイニング<樹林>で宿泊人数分の朝食、館内ラウンジで1泊1人2回までのドリンクを提供。

    同フロアに設置する会議室の1日2時間までの利用、駐車場、朝刊も料金に含まれている。

    客室の清掃は週2回、バスアメニティは到着日のみ、ランドリーは30%割引で提供する。一部の客室には冷凍冷蔵庫・電子レンジを設けている。荷物の預かりやベルスタッフによるサポート、ルームサービスなどは通常の宿泊と同様に利用できる。

    京王プラザホテルでは、ホテル型サービスアパートメント「西新宿 ニューライフスタイル」として、20室限定で160,000円で販売することをすでに発表している。このプランには、朝食や駐車場、会議室の利用といった特典は含まれていないものの、1人1泊500円分のホテルクレジットが付くため、実質130,000円で利用できた。

    ちなみに、帝国ホテルの方の価格は約30平方メートルの客室で、税・サービス料込み30泊で36万円。約50平方メートルの客室(同60万円)です。

    この帝国ホテルの価格と比べると、京王プラザホテルの方がお得感は高いと言えますが、帝国ホテルの方はプールなどのフィットネスルームが無料で利用できたり、フロアにはコインランドリーも設置されたりして利用者にとってはの利便性は帝国ホテルの方が高いと思います。

    まあ、最終的な判断は職場が新宿に近いか銀座・有楽町に近いかが選択基準の一番になると思いますが。

    だけど、京王プラザホテルはこんな価格でお部屋を出して大丈夫なのかな。まあ、利用期間は2月22日~5月15日宿泊までなので、多少腰が引けているのかもわかりません。まだ、オリンピックに未練があるのかな。

    だけど、このコロナ禍でワクチンの接種が始まってもこの渡航しづらい環境は長続きすると見込んで、都心の一流ホテルははや新しい生き残り策を模索中と拝見できます。

    個人的にはホテルに住まうという考え方には共鳴でき、是非実践したいと思いますが、心配なのは健康に少し心配のあるシニアの人が多数の住まいにならないのかなと思ったりします。

    さすがにオークラは追随しないかな。そこはオークラの矜持を見せてほしいものです。

  • 帝国ホテル、客室をサービス付きアパートに転換 30泊36万円から、駐車場とプールも使えるよ

    帝国ホテル、客室をサービス付きアパートに転換 30泊36万円から、駐車場とプールも使えるよ

    2021年2月1日の日本経済新聞の1面にこんな記事が掲載されたのには、少しビックリしたのでした。

    帝国ホテルは食事など定額制のサービスが付随した「サービスアパートメント」の事業を始める。旗艦の帝国ホテル東京(東京・千代田)の客室の一部を改修し、99室を専用のアパートに切り替える。専属のスタッフが付き食事や洗濯など定額で提供する。新型コロナウイルスの影響でホテルの稼働率は長期低迷が続く。ホテルならではのサービスや設備を生かし、新事業を育てる試みが広がる。

    帝国ホテルはタワー館の3フロアの一部を改修する。2月1日から予約受け付けを始め、まずは3月15日から7月15日までの予約を受け付ける。価格は約30平方メートルの客室で、税・サービス料込み30泊で36万円。約50平方メートルの客室(同60万円)なども用意する。最低5泊から利用できる。

    コロナ下でテレワークが普及する中、経営者などを中心としたビジネスパーソンに第2の仕事場として利用してもらうことなどを想定。法人による事業継続計画(BCP)の一環や、富裕層のセカンドハウスとしての利用も見込む。

    一般的なサービスアパートメントとの最大の違いは、ホテルならではのサービスを受けられることだ。食事や洗濯は定額制のサービスを別途利用できる。例えば食事はルームサービスによる利用者専用のメニューを開発し、1カ月6万円で利用できる。洗濯は1カ月3万円でいつでも依頼できるようにした。専属のサービススタッフを配置し、あらゆる要望に応じる。

    施設内の設備も宿泊者同様に使える。ラウンジでコーヒーや紅茶を提供するほか、駐車場やフィットネスルーム、プールなどを利用する場合も追加料金などはかからない。客室には洗濯機やキッチンなどの設備は付かないが、各フロアに1カ所共用フロアを作り、洗濯乾燥機や電子レンジなどを設置する。

    コロナ禍で旅行やビジネス需要が蒸発し、業界には深刻な打撃となっている。全日本シティホテル連盟(東京・千代田)が加盟ホテルを対象に実施した調査によると、2020年12月の全国平均客室利用率は前年同月比32.2ポイント減の45.9%。だが、足元では政府による需要喚起策「Go To トラベル」事業の一時停止が決まったことでキャンセルが相次ぎ状況は悪化している。

    ホテル各社はテレワーク需要の取り込みなどで対策を打ち出している。ホテルニューオータニ(東京・千代田)は、テレワーク専用の定額制プランを販売。30日間、1室あたり30万円からで、1日あたり最大12時間客室を使える。吉祥寺東急REIホテル(東京都武蔵野市)は、ベッドがなくデスクだけ配置した部屋など3種類の客室を用意し、3時間から利用できるようにした。

    帝国ホテルの2020年4~12月期の連結決算は、最終損益が86億円の赤字(前年同期は30億円の黒字)だった。売上高は前年同期比62%減の166億円。政府による緊急事態宣言の発令も影響し、足元の稼働率は1割前後まで落ちこんでいる。新事業で代替の需要を取り込む考えだ。

    帝国ホテルは、“HOTELiving(ホテリビング)”―「ホテルに住まう」と表現していますね。

    記事以外でのこのサービスのメリットは次の2つかな。

    • 駐車場が無料→1室につき1台無料で利用可能、24時間出し入れ自由
    • フィットネスセンター・プール・サウナ無料→ご滞在期間中は、タワー館20階に位置するフィットネスセンター・プール・サウナを無料で利用可能

    昔、ホテルを住まいにしている有名人では、映画評論家の故淀川長治さんがいらっしゃいました。淀川さんはテレビ朝日で番組を持っていた関係で隣接する現在のANAインターコンチネンタルホテル東京だったと思います。

    今回の帝国ホテルのプランですが、長く暮らすのであれば50平米の広さは欲しいな。料金も36万円から60万円で高いか安いかはそれぞれの判断があるかと思いますが、駐車場とプール・フィットネスも付いてのお値段なら、まあ妥当な料金だと思います。賃貸のように、仲介手数料や更新料も必要ありません。

    結構人気の出るサービスかもわかりませんね。既に帝国ホテルの公式HPでは募集が始まっています。

  • タイのエリートビザがコロナ禍で販売が好調で値上げとのこと、来年には1000万バーツでマンションを1物件購入した人に5年間の在留ビザを無料とは

    タイのエリートビザがコロナ禍で販売が好調で値上げとのこと、来年には1000万バーツでマンションを1物件購入した人に5年間の在留ビザを無料とは

    日本経済新聞社が発行する週刊投資金融情報紙の日経ヴェリタスの2020年12月13日号の中に以前も紹介したことのある、タイのエリートビザで気になる記事を見つけたのでした。

    NIKKEI ASIAから記事です。内容はこんな感じです。

    タイ、「エリートビザ」需要増で値上げ

    外国人向けビザ「エリートカード」を運営するタイ政府観光庁(TAT)の直営企業、タイランド・プリビレッジ・カード(TPC)が入会金を2021年1月から20%値上げする。今年、同プログラムを使って、新型コロナウィルスの感染が少ないタイへの在留資格を求める需要が急増したためだ。

    TPCによれば、9種類あるエリートビザプログラムの1つ、「イージーアクセス」の入会金を1月1日から60万バーツ(約210万円)に値上げする。(現在は50万バーツ)TPCは2020年9月度に前年度比24.8%増の2,674人な新会員を獲得。新規入会者の6割以上がイージーアクセスの会員だ

    イージーアクセスはタイランドエリートでは最も安価で、5年間継続してタイに滞在できる点が魅力だ。TPCのソムチャイ社長は今年、資格取得者数が過去最高に達した原動力として、タイが新型コロナウィルス感染の抑制に成功している点を挙げる。

    実際、タイでの感染者数は累計4,000人をわずから上回る水準にすぎない。9月30日時点で、エリートビザ会員数は1万1100人以上に達した。その大半は中国人や日本人、韓国人、英国人、米国人が占めている。TPCは21年9月期に2,700人以上の新規会員獲得を目指している。実現すれば、過去最多になるという。

    11月の第1週時点で、タイ当局は1,000人近い外国のエリートビザ会員の入国を承認。その後も約200人が入国している。ソムチャイ社長は9月の申請の6割は外国からの申し込みで、3月の2倍に達しており、タイのコロナ対策への信頼を示す結果だと分析する。

    エリートビザは当初、1回100万バーツのに入会金を支払い、タイへの「生涯」在留権を望む富裕層向けのプログラムとして2003年に導入されたが、現在は異なる価格帯の9種類のビザがある。5年、10年、20年の在留権が得られ、価格は50万-200万バーツだ。

    TPCは21年1-3月期、国内の不動産開発会社と提携し、富裕層のマンション購入者を対象とする10番目のエリートビザプログラム「フレキシブル・ワン」を開始する予定だ。1000万バーツ(約3,500万円)のマンションを1物件購入した人が5年間の在留ビザを無料、もしくは割安な価格で取得できる仕組みとなる見通しだ。コロナ禍の消費低迷により、タイの不動産市場は落ち込んでおり、需要促進も期待する。

    何故、タイが新型コロナウィルスの抑制で成功しているかはよくわかりませんが、気候やほど良い大都市感はバンコクなどは結構住みやすいと思うのです。

    不動産を買わせて、ビザも付けてやるとは究極の景気テコ入れ策ですね。

    日本もこれぐらいしないと、人口減少に歯止めがかからないのかな。

    まあ、このビザ、よくウォッチしておいておくことが大事と思うのでした。

  • タイムシェアと言えばハワイ、コロナ禍でタイムシェアが投げ売りの状況、ここは一番の買い場かな

    タイムシェアと言えばハワイ、コロナ禍でタイムシェアが投げ売りの状況、ここは一番の買い場かな

    世の中にはリゾート地などに別荘を持つ方法の一つにタイムシェア(timeshare)という方式があります。タイムシェアとは、リゾートマンションなどを所有または利用する際に、その期間の経費だけを負担するシステムなのです。

    当然日本のリゾート地にもありますが、ハワイやラスベガスなど、リゾートのコンドミニアムスタイルやホテルタイプの1室を1週間単位で購入します。車1台分ほどの価格(200~400万円前後)で購入できるものもあり、お子様からお孫様まで永代所有することも可能です。

    まずは最初この権利を購入し、毎年、決められた管理費を支払う必要もあります。

    自分も保有しようとしたこともありますが、この方式で1週間なりの自分別荘を持つことは割高だと判断し、今まで購入したことはないのです。

    そして、タイムシェアと言えば、ハワイです。

    そして、このコロナ禍です。飛行機も飛んでいませんし、観光客もほぼいない状態です。ホノルルのダウンタウンは現在はゴーストタウン状態と言われています。

    いわゆる一般のホテルも飲食店も壊滅状態ですね。

    当然、タイムシェアの価格も暴落しているという話しを聞いたのです。

    この海外のタイムシェアの物件を売買しているサイトに「くじら倶楽部」というのがあります。そこの代表の中山さんのブログからです。

    売り急ぐか、焦らずに時を待つか?

    現在はハワイ観光マーケットの低迷に伴い、タイムシェアのリセール市場も低迷しています。売買価格が下がっています。そのような中で株式市場と同じように、安い市場で売ろうとせずにじっくり構えるオーナー様と、少しでも早く売却しようと考えるオーナー様に分かれている様子です。

    買い手市場の現状においては、可能であれば売主様にとっては焦らずじっくりマーケットの回復を待つのが得策かと思います。市場規模が小さいため、マーケットが回復すればリセール市場の価格上昇も一般不動産よりも早いと予想します。

    買い手市場と言える状況

    一方、リゾート会社においては、新型コロナウィルスの影響が出る中で、開発会社が所有する「第一先取り特権」が行使されていない現状です。

    つまり、従来ヒルトン及びマリオットであれば正規価格の3分の1以下、ディズニーのアウラニに関しては半額以下では買うことが出来なかった状態から、価格に関係なく安くても購入できるようになっているということです。ですから今は完全な買い手市場と言えます。

    市場原理が働くタイムシェア

    リセール市場 もし、売主の方がこの記事を読んでいられたら、現在は買い手市場ですので今すぐに売却することはお勧めしておりません。

    逆に、追加購入や新規でのタイムシェアの購入をご検討中のお客様には、従来よりも良い相場での購入が期待できます。

    仮に買換えをご検討中であれば、相場の安い今購入して、可能であれば売却は数年後にマーケットが回復してから進める形がベストの方法だと思います。いずれにしても、我々プロのアドバイスの元に、より良い売却と購入を進めて頂けたらと思います。

    ハワイはコロナが克服すれば、間違いなく一番最初に観光需要が回復する場所だと思います。

    ハワイのタイムシェアを欲しい人はここは一番の買い場と思いますが、投資は自己責任で。

    自分はどうしようかな?

  • シニアの夢は海外長期滞在、バンコクのハイアットリージェンシーが1年間宿泊プランを発売 料金は100万バーツ (約347万円)とは

    シニアの夢は海外長期滞在、バンコクのハイアットリージェンシーが1年間宿泊プランを発売 料金は100万バーツ (約347万円)とは

    仕事を退職すれば、1年間ぐらい海外で住むように滞在したいと考えるのです。

    そんな時に、ビザの問題もありますが、アパートなどを借りて住むか、まずはどのように住居を確保するかが最初の大きなハードルです。

    映画の解説で有名だった故淀川長治さんは、当時のテレビ朝日にも近い現在のANAインターコンチネンタルホテルの一室に住んでいらっしゃったと記憶しています。

    ホテルも長期契約の話しを相談すれば、おそらくディスカウント価格で長期滞在も可能だと思います。

    そんなホテルを自分の住まいにするという選択肢もある中で、微笑みの国のタイの有名ホテルからこんな年間契約プランが発表されたようです。

    ハイアットリージェンシー・バンコク・スクンビット(Hyatt Regency Bangkok Sukhumvit)は、同ホテルのクラブルームに1年間宿泊できるプラン、ワンミリオンバーツクラブ(One Million Baht Club)の予約受付を開始しているとのことです。

    365泊分の宿泊料金はプラン名通り100万バーツ(約347万円)。主な特徴・特典は以下。

    • クラブルーム365泊
    • クラブラウンジでの飲食(朝食、スナック類、カクテルなど)
    • クラブラウンジ内の会議室使用
    • 館内の飲食施設・ルームサービスで利用可能な20万バーツ(約69万円)分のクレジッ
    • クリーニング及びドライクリーニングは毎日6枚
    • コンシェルジュサービス
    • バンコク都内リムジンサービス10回
    • フアヒン、サムイ島、プーケットにあるハイアット系列ホテル宿泊10泊分
    • バムルンラード病院での健康診断
    • タイマッサージ10回(各1時間)
    • サイアムパラゴン、サイアムセンター、サイアムディスカバリー、アイコンサイアムでのショッピング特典

    こちらのクラブルームはウォークインシャワーと独立したバスタブのあるバスルーム、ワークスペース、バンコクを見渡すモダンなタイ風の装飾が施された機能的な35〜37平方メートルの客室とのことです。

    そして、クラブラウンジが利用ですので、朝食はもちろん夕方にはイブニングカクテルでお酒類も無料で飲めます。

    価格的には1年間で約347万円ですので、1日約1万円ということになります。それで、朝食も付いて、その他の付帯するサービスを考えてみても、夫婦2人で滞在する住居コストでは非常に優秀なのではないかと、個人的には思います。

    問題のビザですが、タイでのロングステイするにあたって、長期滞在できるビザを申請する必要があります。30日以上のロングステイの場合、就労や永住を目的としないノンイミグラントビザ-O(Non-immigrant Visa-O)を取得することで1年間滞在できます(タイ国内での延長も可能)。

    このビザを取得するためには、年齢が満50歳以上であることや、タイ国内銀行発行預金残高証明書または日本の銀行の残高証明書が必要で、最新月のもので預金残高が800,000バーツ(約240万円)以上あることが確認できるものなどが必要とのことです。その他の要件でも申請可能ですので、チェックが必要です。

    まあ、このホテルプラン、コロナ禍でのやむを得ないプランなのか、今後も継続されるのか、要ウォッチかと思います。