スターフライヤー、本当に実現できるかな? 「羽田便乗り放題+福岡の賃貸住宅、来春めどサブスク」、ツッコミどころ満載!

昨日(2022年10月13日)の日本経済新聞の朝刊の中面の記事には驚いたのです。その記事のタイトルは、「羽田便乗り放題+福岡の賃貸住宅、スターフライヤー・来春めどサブスク」

遂に究極のサブスクが誕生しそうです。何と地方から羽田までの飛行機のサブスクが誕生するとのことなのです。地方に住んで、出社するときだけ飛行機で駆けつけるというものです。

サラリーマン、憧れの究極の職住です。記事からです。

北九州空港を本拠地とするスターフライヤーは、福岡県内の賃貸住宅と東京-福岡間の航空券をセットにしたサブスクリプション(定額課金)サービスを2023年春までに開始する。リモートワークの多い首都圏の会社員に福岡への移住を促す。飛行機は原則乗り放題とし、新型コロナウィルス禍で下がった搭乗率の回復につなげる。

新サービスの想定利用者を「東京の賃貸マンションに家族で住んでいる会社員」と説明。月額料金は「東京23区の家族向けマンションの家賃と同水準にしたい」という。

利用者に対してはスターフライヤーの法人会員と同じように会員専用ページにアクセスすることで、航空券を予約できるようにする。

月額20万円台を想定しているとみられるが、スターフライヤーの横江会長は「社内には30万円~40万円が望ましいとの意見もある」と述べ、詳細は今後詰めるとした。

「必要なとはにいつでも飛行機に乗れなければサブスクの意味がない」とする半面、乗り放題の機関に年末年始などの繁忙期を含めるかは検討中とした。

福岡空港と羽田空港を結ぶ航空券と家賃がセットのサブスクも有力とした。福岡市は大企業の支社・支店が多く、単身赴任者向けの法人需要も見込めそうだ。

アイデア的にはあると思いますが、ツッコミどころが満載のサービスだと思うな。個人的にはこんなところが解決できるのかな。

  • いつまで続けるという保証はあるのか? 少なくくとも5年程度は続けてもらわないとな、賃貸でも引っ越しが伴うので、いや、家族引越ならば10年程度の継続保証が必要かな
  • 賃貸住宅+飛行機サブスクというセット売り方は可能なの?その売り方だと賃貸住宅の選択肢が非常にせまくなるのでは
  • 飛行機サブスク料金だけの設定ならわかるが、そうすると分譲の人も対象になるのかな
  • 家族持ちだけに限定? 限定できるのかな
  • 何故、会社員だけ、フリーランスや自営業や無職でもよいのでは
  • 会社規定の通勤費支給はどうなるのかな、こんな特別規定を設けている(大)企業はないので、すぐには対応できないと思うな

まあ、あら捜しをしてもしょうがないので、現在のスターフライヤーの羽田-福岡線のスケジュールです。

朝7時に福岡発で羽田に8時40分着、東京で仕事をして羽田20時発で福岡に21時55分着。1日おきなら出来ないこともないな

ほんまに実現可能なのか、スターフライヤーさん。制度設計がまずければ人気殺到しそうだよ。

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