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  • 韓国映画「対外秘」は善人顔した主人公よし、展開早くおすすめ、どこも選挙は大変

    韓国映画「対外秘」は善人顔した主人公よし、展開早くおすすめ、どこも選挙は大変

    2024年11月19日(火)

    昨日の週初めの月曜日はまずは映画から。

    渋谷のテアトルシネマにこの一本を観に行ったよ、週刊誌のレビューを見て、結構評価が高かったのでね。

    • 「対外秘」

    自分的には全くのノーマークの映画です、韓国映画。選挙に関する映画という情報だけで観に行ったのです。

    話しはこんな感じ。

    「悪人伝」のイ・ウォンテ監督が、国家を揺るがす権力闘争の表と裏を予測不能な展開で緊迫感たっぷりに活写したサスペンス映画

    1992年、釜山。政治家のヘウンは党の公認候補を約束され、国会議員選挙への出馬を決意する。しかし国政を裏で支配する権力者スンテが、自分の言いなりになる男に公認候補を変えてしまう。激怒したヘウンは、スンテが富と権力を意のままにするために作成した極秘文書を手に入れて彼に復讐しようとする一方で、ギャングのピルドから選挙資金を得て無所属で出馬する。地元の人々から絶大な人気を集めたヘウンは圧倒的有利に見えたが、スンテが逆襲に打って出て、事態は果てしない権力闘争へと発展していく。

    「工作 黒金星と呼ばれた男」のチョ・ジヌンが主人公の政治家ヘウン、「KCIA 南山の部長たち」のイ・ソンミンが権力者スンテ、「犯罪都市 PUNISHMENT」のキム・ムヨルがギャングのピルドを演じた。

    2023年製作/116分/G/韓国
    原題または英題:The Devil’s Deal

    観ての素直な感想。非常に良くできた、おもしろい映画だね。ストーリーが目まぐるしく展開し(特に中盤以降かな)、飽きさせない展開、どんでん返しもあるしね

    監督の力量もありますが、主人公の一見まじめな風貌がこの映画の味だよね、一見善人顔に騙されるよね。兵庫の斎藤さんより善人づらだものね

    週刊誌のレビューではこの映画と比較しての日本映画の凋落を書いていましたが、日本映画も捨てたものではないと思うのですが、特に「ゴールドボーイ」などは遜色ないと思います。

    まあ選挙はどこの国でも大変ですが、韓国の方が怖くて激しそうですね、やっぱりあの国民性には恐れ入ります。

    日本語タイトルの「対外秘」よりは英題の 「The Devil’s Deal」の方が的確でいいと思いました。是非、劇場で観ることをおすすめします。

    観終われば、ここは渋谷。いつものようにこちらに足が向かいます。道玄坂の「喜楽」さんへ。途中、列がなかったので「一蘭」で待ち時間を聞いたところ1時間とのこと、時刻は12時、すぐに退散です。

    「喜楽」さんは待ち人数、3名です。味も絶対にこちらだよね。

    いつものように“チャーシュー麺”(1,000円)、週一でのルーティーンです。

    安定のお味、美味かったよ。

    「ゴールドボーイ」は出色の出来、主役はもはや安室朝陽役の羽村仁成だね

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  • [パリ旅行記2024秋-10]ザグレブでおすすめのレストラン「PURGER」

    [パリ旅行記2024秋-10]ザグレブでおすすめのレストラン「PURGER」

    クロアチアの首都ザグレブに到着して、キャノピーbyヒルトン・ザグレブ・シティセンターにチェックインです。時刻は18時です。

    明朝早く空港に向かうので、まずはザグレブで一番の有名な旧市街の“イェラチッチ広場”まで徒歩で向かいます

    広場まではこんな感じでセピア色の街頭の小径を歩きます。寂れ感、寂寥感がすばらしいですね、もちろん褒め言葉ですから。そして、一番の繁華街の広場に到着です。

    セピア色ですが、賑わっています。よい感じです。トラムの寂寥感もいいね、何かリスボンの裏道に共通するところがあるね。

    そして時刻は夜の7時。ザグレブで最初にして最後の食事です。

    広場からホテルまでの帰り道に良いレストランがあるかな、あまり活気のある街ではないのでね。するとこんな感じで良さげなレストランがあるではありませんか。

    唯一不安なのは、窓に貼ってあるメニューに日本語表記があるところかな

    というわけで、ここは気合一発、このレストランに決定です。

    • restaurant 「PURGER」
    • Petrinjaka 33, Zagreb

    自分たちが入った時には空席もあったのですが、15分もすると満席になり、外で待っている人もいます、地元では人気のレストランのようです。

    まあ何はともあれ、ビールです。店員さんに地元で一番ポピュラーなビールを尋ねると“ozujsko”と言われたので、これをまず先にね。

    メニュー(日本語表記もあります)を見ながらチョイスです。

    本日はこの3皿です。

    • ozujsko(0.5L) 3.0ユーロ (これビール、2杯)
    • PEC. RACA MLINCI 16ユーロ
    • DOM. SARMA PRILOG 11ユーロ
    • SPEK FILEKI SIR 8ユーロ

    ロールキャベツ(ここの名物のようだったので)、モツ煮込み、ダックのコンフィ(ダック好きとしては外せません)。

    このレストランの変わっているのは汁系はこんな変わったバケツのような入れ物で提供されるところです。

    この3皿では特別これといった一皿はありませんでしたが、どれも及第点以上のお味でした。その中でもモツの煮込みはうまかったよ

    そして驚くことに、お会計はビール2杯も入れて合計41ユーロ、安いね。

    チャージ料等なしの超明瞭会計でしたよ。ザクレブでおすすめのレストランだよ。ザグレブ駅から徒歩7分ぐらいだよ。

    [パリ旅行記2024秋-7]リュブリャナのレストランはここ、「S Hisa d. o. 」

     



  • 「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」は劇場で観るべし、チケット代以上の興奮は約束

    「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」は劇場で観るべし、チケット代以上の興奮は約束

    2024年11月16日(土)

    昨日の金曜日は六本木ヒルズのTOHOシネマズにこの超大作を観に行ったよ。

    昨日から封切りです。さすがに超大作らしく、どの大手映画チェーンでも上映するのね。

    • 「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」

    古代ローマを舞台に、皇帝の後継者争いの陰謀に巻き込まれ、剣闘士(グラディエーター)として苛烈な戦いに身を投じる男の姿を描いたスペクタクルアクション「グラディエーター」。巨匠リドリー・スコットが監督を手がけ、アカデミー賞で作品賞や主演男優賞など5部門を受賞した同作の24年ぶりとなる続編

    将軍アカシウス率いるローマ帝国軍の侵攻により、愛する妻を殺された男ルシアス。すべてを失い、アカシウスへの復讐を胸に誓う彼は、マクリヌスという謎の男と出会う。ルシアスの心のなかで燃え盛る怒りに目をつけたマクリヌスの導きによって、ルシアスはローマへと赴き、マクリヌスが所有する剣闘士となり、力のみが物を言うコロセウムで待ち受ける戦いへと踏み出していく。

    今作の主人公となるルシアスは、ラッセル・クロウが演じた前作の主人公マキシマスの息子という設定。そのルシアス役を、「aftersun アフターサン」でアカデミー賞にノミネートされたポール・メスカルが演じた。そのほかデンゼル・ワシントン、ペドロ・パスカル、前作から続投のコニー・ニールセンらが共演。リドリー・スコットが前作に続いて監督を務め、脚本は「ナポレオン」「ゲティ家の身代金」のデビッド・スカルパが担当。

    2024年製作/148分/R15+/アメリカ

    総評から言えば、是非とも劇場の大スクリーンで観るべき映画です。さすが大監督のリドリー・スコットです、チケット代以上の興奮は約束してくれます

    話しはちゃんと前の「グラディエーター」の続きになっているのね、だけど前作を観ていなくてもOKです。

    ツッコミどころは多々あると思いますが、これデンゼル・ワシントンも主役ですよね。それに対比しての、ローマの悪の皇帝(ゲタ帝とカラカラ帝)のキャラだちが弱いよね、もっと悪の権化の役回りにしたら面白いよね。だけど、「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」のように考えすぎなくて、素直に作って正解。話しはうまくいきすぎるげと、その分戦闘シーンがたくさんあるので飽きさせないね

    不安になったのは、初日の六本木で一番の大スクリーンで人がすくなかったところかな、アラン・ドロン追悼に完全に負けているね。

    あの主人公は「アフターサン」のあの人だったとは、180度違う映画へ出演、ご苦労さまです。

    観終われば、ルーティーンの如く、麻布十番の「新福菜館」へ。

    ビールと黒ラーメンを満喫です。夕食用のチャーシュー(小)(600円)のテイクアウトもね。

    ご機嫌な一日でした。

    リドリー・スコットの「ナポレオン」は劇場で観るべしの映画、戦闘シーンだよ

     



  • [パリ旅行記2024秋-9]ザクレブでヒルトン系のキャノピーはお薦めできるホテル

    [パリ旅行記2024秋-9]ザクレブでヒルトン系のキャノピーはお薦めできるホテル

    本日はスロベニアのリュブリャナから隣のクロアチアの首都ザグレブまで移動します。

    午前中に鉄道の窓口でザグレブまでの2等チケットは既に確保ずみです。一般的にはバスの方が本数もたくさんあり、値段もリーズナブルのようですが、何となくバスは旅情がないのでね。鉄道チケットが一人9ユーロと窓口で聞いて、この値段なら鉄道を即決した次第です。

    2等と言っても日本では考えられない個室のコンパートメント仕様でした。約2時間30分ほどの鉄道旅です。ちなみに鉄道はザグレブ行きは毎日2本のみ、14時台と夕方ですね。

    道中はほとんど大きな街に出会わない素朴な風景が広がっていましたよ。

    そして17時30分にザグレブに到着です。

    駅前の風景はこんな感じ。路面電車が走っています。

    そして自分たちの本日の宿は、こちらのヒルトン系のホテル。

    • キャノピーbyヒルトン・ザグレブ・シティセンター(Canopy by Hilton Zagreb City Centre)

    自分はこのヒルトンのキャノピー・ブランドのホテルに泊まるのは初めてです。かなりポップな感じのホテルなのね。1Fにはテラスもある普通のカフェが併設されています。

    ちなみに駅からホテルまでは徒歩7分ぐらいかな。自分たちは荷物をコロコロさせながら行きました。電車に乗っても1駅かな。乗り物に乗るほどの距離ではないね。

     

    チェックインです。チェックインカウンターはこんな感じでビジネスホテルよりは小さいのではという感じです。少しでも手間取る宿泊客がいれば、待つことになります。

    上級会員向けの優先チェックインはありません

    自分たちも10分待ってのチェックインです。

    ヒルトンのホテルステイタスは現在ゴールドなのですが、朝食は3名でも全員無料のようでした。(自分たちは早朝に空港に向かったので、朝食はなし、レストランは朝7時オープンのようです)

    お部屋はこんな感じ。非常にシンプルです。これで部屋代3万円強です、昨日のリュブリャナのインターコンチネンタルがいかに豪華だったかわかります、お部屋代もこちらの方が高いしね。

    まあ清潔感と水回りに不満はないので、これで満足しないとね。ちなみにバスタブはなく、シャワーのみです。水量と暖かさは十分すぎるシャワーでした。

    こちらのお部屋は鉄道駅に通じる表通りに面していました、風景はこんな感じです。

    全体的な総評としては、立地は非常に良し(街の中心のイェラチッチ広場まで徒歩10分)、お部屋も不満なし、ただ料金的には少し高いかな、大手チェーン系のホテルがないザグレブで地場系ホテルで冒険をしたくないという人にはお薦めできるホテルだと思います。

    ザグレブはまた行く街かもわかりませんが、その時にも第一の優先ホテルになると思います。

    夏のプリトヴィツェ国立公園は現地ツアーがベスト、入場チケット売り場が醜いことに

     



  • 映画「若者のすべて」はルキノ・ビスコンティ監督の社会派映画なんだね

    映画「若者のすべて」はルキノ・ビスコンティ監督の社会派映画なんだね

    2024年11月12日(火)

    本日もまずは映画のお話しからです。

    この1週間ほど、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下で「アラン・ドロン 追悼上映 Adieu(さらば) 」を上映しています。

    昨日はそのラインナップ最期の作品、こちらの観に行ったよ。

    • 「若者のすべて」

    この映画は今まで一度も観たことはありません。だけど監督があのルキノ・ビスコンティだと思い出し、急遽参戦したのでした。やっぱり映画の師匠筋だもんね。というわけで、今回はアラン・ドロンというよりルキノ・ビスコンティ目当てです。

    ストーリーはこんな感じ。

    イタリアの巨匠ルキノ・ビスコンティが1960年に発表した監督第7作で、都会の生活に翻弄される兄弟の姿を、アラン・ドロン、アニー・ジラルド、クラウディア・カルディナーレら若き俳優たちを起用して描いた

    ミラノに住む長男を頼りに、南部から移住してきたパロンディ家。次男のシモーネはボクサーとして成功への糸口を見つけるが、娼婦ナディアに溺れ落ちぶれていく。ある時、三男のロッコも偶然にナディアと知り合い、ロッコとナディアは惹かれあっていくが、2人の関係に嫉妬したシモーネによって悲劇が引き起こされる

    日本では60年に初公開。ビスコンティ生誕110年&没後40年となる2016年、「ルキーノ・ヴィスコンティ 生誕110年 没後40年メモリアル イタリア・ネオレアリズモの軌跡」と題した特集で、デジタル修復版が上映される(4K完全修復版マスターから変換した2K上映)。

    1960年製作/179分/G/イタリア・フランス合作
    原題または英題:Rocco e i suoi fratelli

    ほぼ3時間の大作ですね。円熟期の絢爛豪華たるビスコンティではなく、かなり社会派的な題材なのね。

    観終わってビスコンティは何をこの映画で訴えたかったのか、考えました。家族の崩壊、都市化と郷里願望との人間の生き方、などなのかな。

    ある人は、シモーネ(次男)の悪魔ぶりとロッコ(三男、アラン・ドロン)の聖人ぶりを対照させてドストエフスキーの白痴的な世界観、これはそこまではないのではと自分は思います。

    クラウディア・カルディナーレの役があまり目立たない役立ったので少し驚きました。

    原題で「ロッコと彼の兄弟たち」で、この方がしっくりはくるよね、「若者のすべて」はあまりに意訳すぎでしょう。

    まあ非常に良質な映画ですが、ビスコンティの頂点はやっぱり「山猫」と「ルートヴィヒ」でしょう。

    だけど本日もすごい映画を観させていただきました。

    観終われば表参道のとんかつ「まい泉」へ。

    本日は2時30分で20分待ちだったかな。

    まずはモルツの瓶ビールを1本。食事は“ロースかつ定食”を。

    本日も充実の一日でした。

    ミラノ・スカラ座に隣接する老舗理髪店「アンティカ・バルビエリア・コッラ」でひげそり用品を購入。顧客リストがすごいよ

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  • 映画「スカーフェイス」、アル・パチーノにギャング役やらせたら敵なし

    映画「スカーフェイス」、アル・パチーノにギャング役やらせたら敵なし

    2024年11月13日(水)

    本日もまずは映画のお話しから。

    本日は日本橋のTOHOシネマズへ「午前十時の映画祭」のこちらを観るために少々遠征を。

    • 「スカーフェイス」

    自分はもちろんDVDで観たことはあるのですが、劇場の大画面で観るのは初めてです。観ながら思ったのはストーリーは忘れていたね、自分が思っていたのは同じアル・パチーノ主演の「カリートの道」でした。

    話しはこんな感じ。

    1980年、キューバからアメリカ・マイアミへ渡ったトニーはコカインの取り引きに携わる。その働きが認められたトニーはマフィア組織の配下に収まった後、ボスを殺害。無一文の身からマイアミ暗黒街の頂点へと上りつめ、さらにはボスの愛人エルビラも手に入れることに。しかしその栄光は長く続かなかった……。

    ハワード・ホークス監督作品「暗黒街の顔役」の現代版リメイク。主演アル・パチーノの鬼気迫る演技、そしてバイオレンス描写も凄まじいアクション・ドラマ

    1983年製作/169分/アメリカ
    原題または英題:Scarface

    3時間弱の映画ですが、堪能させていただきました

    自分的には監督のブライアン・デ・パルマとは相性が悪くて、この人の映画はあまり良いと思ったことがなかったのですが。そして、この映画、脚本があのオリバー・ストーンなのね、どうりでね。やっぱり裏方まできっちりお金をかけている映画はよいね。

    だけど主演のアル・パチーノに尽きるよね、あの目つきはこの人しかできません。ゴッドファーザーのマイケルより凶暴さを発揮して、はっきり言って狂っている演技です。

    こんなキレキレのアル・パチーノを見ると、最近のデブの彼は映画では絶対に見たくないよね、あの「ハウス・オブ・グッチ」での彼。

    そして、この映画ではあまり良い評判をきかない妻役のミシェル・ファイファーですが、自分は適役だと思ったよ、いわゆる雰囲気美人としてね、あのクールさが良いと思います。

    これがシャローン・ストーンだったら肉感的になるしね。

    まあ評価が分かれる映画だとは思いますが、アル・パチーノの怪演に敬意を払うべきでしょう。今こんな目つきができる俳優、いるのかな

    デ・ニーロにもない、危険な目つきだもんね。

    ちなみに「スカーフェイス」(scarface)」は、文字通りに訳すと「傷顔」を意味し、一般的には、顔に傷跡がある人を指す言葉だそうです。映画を観れば判ります。

    観終われば、アル・パチーノ気分で危険です。日本橋ですので、京都ラーメンの「ますたに」でビールで火照った頭を冷やします。まずはクールダウン。

    飲み終われば、いつもの“ますたにラーメン”を。

    本日もアドレナリンが充満した一日でした。

    映画館でゴットファーザー3部作を全観る。至福の時だった。映画館を出る時、どうしてマイケル・コルレオーネの目つきになるんだろうな

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  • アラン・ドロン 追悼特集「太陽がいっぱい」の舞台が架空の街だったとは

    アラン・ドロン 追悼特集「太陽がいっぱい」の舞台が架空の街だったとは

    2024年11月12日(火)

    週初めはまずは映画のお話しからです。

    先週末から1週間ほど、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下でこの特集をやっています。

    • アラン・ドロン 追悼上映 Adieu(さらば) アラン・ドロン

    というわけで先週金曜日と昨日はこの2本を観に行ったよ、何回も観ていますが、劇場の大画面では初めて観ます。

    • 「太陽がいっぱい 4Kレストア版」
    • 「冒険者たち」

    まずは「太陽がいっぱい」からです。新しい発見があるよね。

    この映画の主舞台とも言うべきイタリアの「モンジベッロ」(mongibello)は実在しない街なのですね。調べたところによると、ナポリ近郊の港町と設定されており、リゾート地ポジターノがモデルとのこと。何か親近感が湧いてきました、アマルフィ・ポジターノとくればね。

    因みにmongibelloはエトナ火山のシチリア方言で“美しい山”という意味だそうです。

    ということはローマ・テルミニからモンジベロまでのあの時刻表は映画のために作ったのか、思いました。そして、原作がパトリシア・ハイスミスだけあって、細部の細かいプロットには感心しました。やっぱり良い映画

    次は「冒険者たち」。監督のロべール・アンリコの代表作ですね。原作はジョゼ・ジョヴァンニ。これはやっぱり主役はリノ・ヴァンチュラだね。存在感がすばらしい。

    パリの大空、煌めくアフリカの海、そして海底に眠る財宝…… 三人の男女の愛と友情を描いたロマンあふれる青春レクイエム!

    やっぱり後味の良い映画はすばらしい。

    同じロべール・アンリコ監督なら、「追想」も超おすすめだよ。

    そして週末の土曜日の夕食です。1ケ月に1回定期的に通う六本木の「おつな寿司」です。

    本日は珍しく4名で訪問です、ちょっと訳ありでね。というわけで初めてのテーブル席です。

    まずはサッポロの黒ラベルからです。そして本日のつまみ2品は“マグロ煮”と“ブリしゃぶ”です。自分の好きな貝系はなかったね、少し残念。

    今日の握りです。カウンターではないのでお皿に2貫づつの提供です。

    まずは前半戦。

    • ひらめ
    • いか
    • ホタテ
    • あじ
    • 赤身まぐろ

    ここで、茶碗蒸しで仲入りです。後半戦です。

    • ずわいかに
    • 大トロ
    • いくら
    • たまご
    • 鉄火巻
    • おつな名物“いなり寿司”
    • あなご

    最後はいつものように“アイスもなか”だよ。本日は話しに夢中になり、芋焼酎のお湯割りは2杯、お会計もいつもより若干安め、酒の功名でした。

    [ナポリ旅行記4]ナポリからアマルフィ日帰り観光、サレルノ経由がベスト

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  • [パリ旅行記2024秋-8]リュブリャナの旧市街観光は半日で十分だよ

    [パリ旅行記2024秋-8]リュブリャナの旧市街観光は半日で十分だよ

    ここはスロベニアの首都リュブリャナの中心地です。本日は市内の観光の話しです。

    朝食を終えて、まずは本日の午後のザグレブへの移動の手配です。バスか鉄道の2択となります。どちらも2-3時間の移動となります。

    ガイド誌はバスが一番おすすめとありましたが、まずは風情のある鉄道がいいなと思い、インターコンチから徒歩3分のところにある鉄道駅舎に向かいます。

    チケット売り場には誰もいません、窓口の人に“本日のザグレブまではいくら”と聞くと、14時10分発で一人9ユーロとのこと。すごい安いね

    その場で3枚のチケットを確保して、余った時間はリュブリャニツァの市内観光を楽しむことにしました。約3時間ほどね。

    市内観光の中心は旧市街、町の中心のインターコンチネンタルホテルからは徒歩5分、スロベニアの首都だけど本当に小さい街です。

    街を歩いてまず見つけたのがこちらの橋。

    • 「竜の橋」

    リュブリャナ市の紋章でもある竜の像が4頭いる竜の橋はリュブリャニツァ川を渡るリュブリャナの代表的な観光スポットの一つです。元々はそれまであった「肉屋の橋」が1895年のリュブリャナ地震で崩落し、その後リュブリャナ初の鉄筋コンクリートの橋として建てられました。当時はオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフの即位40周年を記念して「即位橋」と呼ばれていたのが、4頭の竜がいることから現在の竜の橋となったとかリュブリャナ市の最も有名な橋で絵葉書にもなっており、多くの観光客が訪れる場所です。

    橋の入口に、町を守るように2頭の竜が誇らしげに口を開け観光客を睨みながら鎮座しています。

    もう人生で訪れることのない所、記念に写真をパチリ。

    続いてすぐ近くの山の上にあるのが、

    • 「リュブリャナ城」

    リュブリャニツァ川を望む小高い丘の上にある11世紀初頭に建築されたリュブリャナ城は市のシンボルです。有名なハプスブルグ家も所有していた歴史あるこのリュブリャナ城ですが、現在では市の式典や結婚式等で使用される市民の憩いの場となっているそうです。こんな中世のお城で結婚式を行うなんて夢のようではありませんか?

    お城へはケーブルカーで数分または徒歩で15分程歩くと着きますが、もちろんだんぜん徒歩がお薦め!坂を登って散歩も楽しめ、リュブリャナ城につけば町を一望する景色も楽しめると観光客を2倍も楽しませてくれます。

    ケーブルカーの発着所にお城のチケット売り場もあります。自分たちはケーブルカーの単純往復の家族変わりを15€で購入(3名分なので非常にお得でした

    帰りは下りなので、歩いて降りてもいいのかなと、道は整備されていましたよ。

    お城のテラスからの眺めはこんな感じで街全体が見通せます。(テラスは入場無料)

    眺めを楽しんだあとは、お城のカフェでデザートタイム。

    こんな感じでリュブリャナは半日あれば観光できますよ。旧市街に行けばオシャレなカフェもあります。

    [ナポリ旅行記8]ナポリのヌオーヴォ城からの大パノラマ、絶景が広がります

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  • [パリ旅行記2024秋-7]リュブリャナのレストランはここ、「S Hisa d. o. 」

    [パリ旅行記2024秋-7]リュブリャナのレストランはここ、「S Hisa d. o. 」

    スロベニアの首都リュブリャナでの食事のことです。

    ホテルに到着したのが日曜日は夜の8時15分です。明日の午後はザグレブに移動するので、外のレストランで食事をとれる機会は本日の夜の1回のみです。

    美味しいレストランがあるかな。しかも日曜日の夜です。

    ホテルを出たのが8時45分。ホテルの前は街の中心部なのに全くお店やレストランが見当たりません。(明日の午前に旧市街を観光して分かったのですが、レストランやカフェは旧市街の川沿いにあるのね、インターコンチから徒歩10分)

    そんな土地勘もわからずホテルの近くを探します。ファーストフードに毛の生えたようなピザ屋やタコスぐらいです。本当に何にもない街、だと思いました

    1軒よさげなレストランを見つけましたが(白いテーブルクロスがかかっているお店)、中に入るともう本日は閉店でオーダーストップとのこと。

    そして、娘がインスタで見つけたこのお店に行ってみようとのこと。インターコンチから徒歩3分のお店。少し奥まったところにある、外観はレストランと気付かないお店でした。

    そのお店とはこちら。

    • 「S Hisa d. o. o.」
    • 住所: Cesta dveh cesar jev 170, 1000 Ljubljana

    この外観、どうみてもレストランには見えないよね

    だけど、もう選択の余地はありませんので、ここに突撃です。入店OKのようです。少し銀座のライオンを狭くしたビアホールのようで、地元の人が多いね

    非常に良さげな雰囲気です

    まずは何はともあれビールだよね。この雰囲気とメニューを見る限り、ワインよりビールの方が正解のようです。

    ウェイトレスの人に声をかけ、最もここでポピュラーなビールはどれと聞いたところ、おすすめはこのビール。

    • toceno Union

    自分はこの0.5 Lit(3.8€)を注文です。結果的にはこのビールを2杯、これ美味しです。

    そして、娘がインスタでこのレストランでの有名なお皿を探しました。それから注文したのはこちら。

    • Bograc (8ユーロ)
    • Prazena telecja jetrca na ptujskem Luku (12.40ユーロ)
    • Idrijski zlikrofi po Figcevo (15.30ユーロ)

    写真でどのお皿が上記なのかわかりませんが、肉系、汁系、つまみ系でこの3皿にしました、インスタの写真を見てね。

    食します。パンもこんな感じでチャージ料なしの明瞭会計でした。

    一番感動したのが、家族一同、このお肉を焼いたような一皿。このお肉、牛のレバーを炒めた一品だと思いました。最初に食べたときは何かザラッとした食感があったので、アレッと思いましたが、これはレバー肉だよねということ。

    こんなお肉料理、初めてだよねと、家族一同感心というか感動の一皿でした。

    今でも東京でこんな逸品があったら、食べたいねと回想しているぐらいです。

    そして、お会計は43.30ユーロでした。

    空港からのタクシー代は異常ですが、良いところだよ、リュブリャナ。インターコンチに泊まってこのレストランでの食事、最高だよ

    [パリ旅行記2024秋-3]パリでリーズナブルなお薦めレストラン「ブイヨン シャルティエ」





  • [パリ旅行記2024秋-6]リュブリャナのホテルはインターコンチだよ、朝シャンあり

    [パリ旅行記2024秋-6]リュブリャナのホテルはインターコンチだよ、朝シャンあり

    スロベニアの首都リュブリャナに初上陸です。

    空港からのタクシーで70ユーロを取られましたが、まあ無事にリュブリャナの中心にあるインターコンチネンタルホテルに到着しました。時刻は夜8時15分です。

    外観は中心地に建つ実に立派なビルです。道路を挟んだ対面にも同じようなビルで立派なホテルがあります。こちらのホテルはチェーン系ではないようです。名前の知らないホテルでした。こちらのインターコンチ、ロビーはこんな感じで豪華さは全くありません

    1Fのエレベーター横にはATMが1台ありましたよ。

    当方はIHGではダイヤモンドなので、チェックインも非常にスムーズです。選べるベネフィットはいつものように朝食無料を選択です。2名までとも言われなかったので、おそらく3名無料ということなのだろう、と判断しました。(実際に3名無料でした)

    ちなみにリュブリャナにはIHG系のホテルがもう一つあり(Holiday Inn Express)、価格差が60ユーロぐらいなら、インターコンチを選んだ方が立地もお部屋も断然良いです。

    こちらのお部屋は日本円で3万円ほど。

    お部屋はこんな感じで50平米強の広いお部屋です。どのお部屋もそうだと思います。

    キングベット1台とソファーベット1台です。ソファーベットは別部屋にあります。

    水回りも完璧でした。このお部屋、パリなら15万円はするね。

    お部屋は高層階で眺めはこんな感じ。首都リュブリャナ、本当に田舎の都市ということがわかります。

    テレビもこんな感じでオシャレです。頑張っています、リュブリャナのインターコンチ。

    そして、遠距離バスも含むバス停は目の前、鉄道駅は徒歩3分、観光地の旧市街まで徒歩10分かな。というわけでここにしておけば問題なし。

    そして、特筆すべきはこちらのホテルの朝食が凄かったよ

    • 会場は最上階(20F)の見晴らしの良さ
    • 何と朝から“シャンペン”のボトルが置いてある
    • プロシュートハムは自分で機械を使って切っていくスタイル

    これに生サーモンとエッグベネディクトも揃っているという正に黄金の朝食ブュッフェです。

    少なくとも自分が今まで泊まったホテルでマイセルフでプロシュートハムを切らせてくれるところはありませんでした。そしてこのハムが美味いのね、塊から切り出した直後だものね

    そして、シャンパンを飲んでいるのは自分だけという天国の境地。みんな節操が凄いね、見つけていないのかな。朝シャンで怖いのは家族の目でけです、3杯でストップがかかりました。

    このビュッフェ、お値段はお一人いくらなんだろうね、最低25ユーロぐらいかな

    これが3名無料であれば、ホテル代の元は取った気分だね。

    自分の人生でもうこのリュブリャナへは行かないと思いますが、行かれる方は是非にお薦めできるホテルでしたよ。

    [ハノイ旅行記3]インターコンチ・ウエストレイクは絶景ホテル、ウォシュレット付





  • 「十一人の賊軍」、東映的には大作なんだろうが少し話しが小さすぎるのでは

    「十一人の賊軍」、東映的には大作なんだろうが少し話しが小さすぎるのでは

    2024年11月7日(木)

    パリ旅行記を中断して、日々の日常をね。

    火曜日と昨日の水曜日はこの映画を1本づつ。まずは渋谷のル・シネマで。

    • 「捕えられた伍長 4K レストア」<ルノワール 新しい波>

    2024年に生誕130年を迎えるフランス映画の巨匠ジャン・ルノワール監督、フランス映画の巨匠の軌跡を辿る珠玉の2作品を4Kレストアで限定上映

    「コルドリエ博士の遺言 4Kレストア」もあったけど、こちらの方が面白そうと思ってチョイスです。

    映画はこんな感じの話しです。

    ただひたすら、自由を求めて。名作『大いなる幻影』の変奏ともいうべき傑作喜劇。 生の歓びを高らかに謳い上げるルノワール最後の人生讃歌!

    何度失敗しても果敢に捕虜収容所からの脱走を試みる伍長の姿を通して、生きる歓びと素晴らしさを描いたルノワールの遺作。自身の代表作『大いなる幻影』(37)の変奏とも言える作品だが、シリアスでペシミスティックな『大いなる幻影』に対し、本作はより軽快なタッチと魅力的なキャラクター描写により軽快な喜劇に仕上がっている。

    まあ歴史的に見ていい映画なんだろうけど、この手の映画はシリアスな方がいいかな。やっぱり「大脱走」なんか大傑作だもんね。フランスのエスプリを好む人はこちらかな。楽しい時間でした。

    そして昨日、六本木のTOHOシネマズで観た最新作はこちら。

    • 「十一人の賊軍」

    江戸幕府から明治政府へと政権が移りかわる中で起こった戊辰戦争を背景に、11人の罪人たちが藩の命令により決死の任に就く姿を描いた時代劇アクション。「日本侠客伝」「仁義なき戦い」シリーズなどで知られる名脚本家の笠原和夫が残した幻のプロットを、「孤狼の血」「碁盤斬り」の白石和彌が監督、山田孝之と仲野太賀が主演を務めて映画化した。

    1868年、江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜を擁する旧幕府軍と、薩摩藩・長州藩を中心とする新政府軍(官軍)の間で争われた戊辰戦争。そのさなか、新政府軍と対立する奥羽越列藩同盟に加わっていた新発田藩(現在の新潟県新発田市)で繰り広げられた、同盟への裏切りのエピソードをもとに、捕らえられていた11人の罪人が、新発田藩の命運を握る、ある砦を守る任に就き、壮絶な戦いに身を投じる姿を描く

    山田孝之が、妻を寝取られた怒りから新発田藩士を殺害して罪人となり、砦を守り抜けば無罪放免の条件で決死隊として戦場に駆り出される駕籠かき人足の政(まさ)を演じ、仲野太賀は、新発田の地を守るため罪人たちと共に戦場に赴く剣術道場の道場主・鷲尾兵士郎役を務める。彼らとともに決死隊となる罪人たちを尾上右近、鞘師里保、佐久本宝、千原せいじ、岡山天音、松浦祐也、一ノ瀬颯、小柳亮太、本山力が演じ、そのほかにも野村周平、音尾琢真、玉木宏、阿部サダヲら豪華キャストが共演

    2024年製作/155分/PG12/日本
    配給:東映

    やっぱり話しが小さすぎるのでは、脚本もさすがに少し古くさいと思いました。もう少し話しをコンパクトにして2時間ぐらいの映画にすればよかったのに。

    監督の力技は認めますが、話しも展開も少々分かりづらいしね。阿部サダヲの家老も話しが美味すぎでリアリティないのが残念かな。

    観終われば、いつものように麻布十番の「新福菜館」へ。

    13時過ぎで行列は2名ほど。ビールをラーメン(並)のチャーシューをつまみに食す幸せ

    今日も充実した一日でした。

    映画「碁盤斬り」、刀で碁盤が切れるわけ無いだろう、草薙のやつれ役はいいね

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  • [パリ旅行記2024秋-5]パリからスロベニアへ、Transavia航空はおすすめ

    [パリ旅行記2024秋-5]パリからスロベニアへ、Transavia航空はおすすめ

    パリには2泊3日だけ滞在して、脱出します。やっぱりホテル代が尋常ではないのでね

    最終地はクロアチアのザグレブに決めていました。カタール航空が飛んでいるのでね。ザグレブに2日いるのも芸が無いと思い、別の場所をさがします。

    丁度、イタリアとクロアチアにまたがった国があるではありませんか。自分は行ったことのない国、スロベニア。アドリア海に面して、風光明媚なところみたいです。

    その首都のリュブリャナを目指すことにしたのでした。

    パリのオルリー空港からLCCのTransavia(トランサヴィア航空)が片道1万円でのチケットを見つけたのでした。このTransavia全く知りません、大丈夫なのか?

    オランダの格安航空会社。エールフランス‐KLMグループ

    まあこれしかリーズナブルなエアラインはないのでしかたないね。

    フライトは17時50分。ホテルは14時までのレイトチェックアウトを受けていただき、シャワーを浴びてオルリー空港に向かいます。3名なのでUBER利用です。35ユーロだったかな

    オルリー空港は少し変わったエントランスだね、車を降りて地下を歩く構造です。あまりなじみのない造りです。

    そして、このTransaviaはLCCであっても、Ryan AirやEasy Jetのようにチェックインの渋滞はまったくありません。チェックインシステムは全くエールフランスと同一です。

    このスムーズさには驚きました。

    そして、LCCの夕方便なので遅延して出発するんだろうなと確信していたのですが、何と出発時刻の17時50分には離陸していて空の上。こんな出発、体験したことはありません。というわけでリュブリャナには20以上早く到着です。

    残念なことにオルリー空港の我々のターミナルにはラウンジがなかったことかな。

    飛行も非常にスムーズでしたよ、このTransavia大変お薦めしますよ。おそらくフランスとオランダ中心なのかな。

    というわけで19時30分にリュブリャナ空港に初めて降り立ったのでした。

    空港からホテルまで移動です。3名なのでタクシー一択と思いました。残念ながらUberはなし。調べたところによると乗り合いバスが一般的なようですが、3名なのでまあタクシーでも30-40ユーロぐらいだろうと。

    空港のタクシー乗り場に向かいます。初老の人がドライバーのタクシーに乗り込みます。本日のホテルは市内中心のインターコンチネンタルです。

    空港から市内中心までは30分ぐらいかな。ひたすら田舎道を走ります。

    ホテルに着いて料金をドライバーに尋ねると70ユーロとのこと。ぼったような感じではなかったのでそのまま支払いましたが、これじゃパリのタクシーより高いよね

    今回の旅でこれが唯一の失敗だったかな。

    翌日にクロアチアで乗ったUberの運転手に聞くと、「スロベニアは怠惰な国だから、Uberも導入していないんだよ」と悪口を言っていたね。

    気をつけろ、リュブリャナ空港でのタクシーですね。

    [パリ旅行記2024秋-1]現在のパリのICカードはスマホNavigo一択だよ

     



  • [パリ旅行記2024秋-4] オルセー美術館は事前予約必須だよ

    [パリ旅行記2024秋-4] オルセー美術館は事前予約必須だよ

    2024年秋のパリ旅行記です。ホテルとレストラン以外の行動です。

    日本から事前に予約していたのは、オルセー美術館のみです。(渡仏1週間前に公式サイトから予約です)

    確か11時30分の入場予約だったのですが、当日朝は小雨模様のお天気です。

    対岸のルーブル周辺でぶらぶらして、オルセーに徒歩で向かいます。自分はオルセーは初めての訪問です。行ってビックリです。まず小雨の中、当日入場券を求める人で長蛇の列です。この光景に恐れをなしました。

    ネットの事前購入は2€ほど高いですが、オルセーは絶対に事前購入予約して行くことを強くお薦めします

    事前勉強せずに訪れたオルセーですが、時間がない人は直接5階に行ったほうがいいですね、モネとルノワールとゴッホ。これだけで入場料のもとはとれますね、先日の田中一村よりは空いていたよ。

    そして、パリと言えばクロワッサンです、女性陣のたっての頼みでこちらのお店へ。パリ5区へ。

    • 「La Maison d’Isabelle」

    フランスのクロワッサンで2018年1位のお店だそうです。食しましたが、自分にはその良さが今一わかりませんでした。だけど、このお店の左右においしい惣菜やさんが3軒とワインやさんがあり、ホテルでの夕食の仕込みには最適なところでした。

    こんな感じで日本では考えられない惣菜を購入したよ、これとワインが1本あれば天国だな、自分にとっとは。

    そして、良かったのはデパートのラファイエットの屋上です、自分初めてです。

    映えするスポットですね。無料で来られるエリアですので、たくさんの観光客が、皆さんよく知っているね。こんな感じでオペラ座も目の前です。エッフェル灯も手の上にかざせるスポットもあるよ。

    そして、あの“Cafe De Flore”にも行ったよ、連れのたっての頼みでね。

    メニューを見てビックリ。みんな高すぎるよね、たかがカフェでね。

    自分はベルギービール一択だと思いました。50ミリリットル16€のベルギービールの生です。価格は別にしてこのビールは美味かった、2,500円も仕方ないと思いました。

    だけど、女性陣は飲み物とケーキ類。これでお会計は1万円超えです。すごいね、パリの一流カフェは。

    まあこんな感じで2泊3日の駆け足のパリでしたが、ホテルとiPhoneのNavigoで全くストレスなく、快適に過ごせました

    自分はあんまり今までフランスには近づきたくない派(イタリア大好き)でしたが、今回の旅行で見直しました、家族全員。港でのあの醜い入国審査さえ回避できれば、すぐにでもまた行きたいね

    そしてパリ滞在のあとは、スロベニアのリュブリャナへLCCで移動です。

    スロベニアはイタリアとクロアチアの間にある国だよ。

    [パリ旅行記2024秋-2]おすすめします「Hilton Paris La Villette」

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  • プリンセス・シシーとかけてとんかつの“まい泉”と解く、その心は成熟

    プリンセス・シシーとかけてとんかつの“まい泉”と解く、その心は成熟

    2024年11月2日(土)

    昨日の金曜日も渋谷のル・シネマに満を持して映画を観に行ったよ。

    • 「プリンセス・シシー」

    もちろんあの世界の大女優のロミー・シュナイダーのデビュー作です。この映画は数週間前から上映されていましたが、自分は敢えて避けていたのです。なんとなくお姫様映画の女性向けかなと。やっぱりロミーには大人の色気を出してもらわないとね。

    というわけで、自分としては意を決して映画館に向かったのでした。

    映画はこんな感じ。

    オーストリアの最も美しく最も悲劇的な皇后とも言われるエリーザベトと、夫であるフランツ・ヨーゼフ1世の出会いや結婚を描いた歴史恋愛ドラマ

    後に「夕なぎ」「ルートヴィヒ」などで活躍する名女優ロミー・シュナイダーが、主人公エリーザベト(通称シシー)を演じ、当時弱冠17歳だった彼女の名をヨーロッパ中に知らしめた作品。

    19世紀のオーストリア。皇太后ゾフィーは若き皇帝フランツ・ヨーゼフのお后候補として、妹ルードビカの長女ネネに白羽の矢を立てる。ネネ一家の主であるマックス公爵は宮廷暮らしを嫌い、家族そろって田舎暮らしをしていたが、フランツが一目で恋に落ちたのはネネではなく、田舎暮らしを楽しむ自由闊達な妹シシーの方で……

    フランツを演じるのはライナー・ベルナー・ファスビンダー作品ほか、のちに「血を吸うカメラ」などにも出演するカール=ハインツ・ベーム。ロミーの母であるマグダ・シュナイダーが、シシーの母役で出演した。2024年10月、「ロミー・シュナイダー傑作選2024」にて4Kデジタルリマスター版でリバイバル公開。

    1955年製作/102分/オーストリア
    原題または英題:Sissi

    お姫様映画としては、非常によく出来ていました。だけど、あまりにも王道すぎて、2回目はいいかな。ロミー・シュナイダーも確かに美人ですが、色気はないね、この頃。

    この手の映画では「ローマの休日」との比較ですが、やっぱりローマの方が話としては面白いし、数段上といった感じです。だけど、オーストリアの絶頂期の華やかし宮廷の様子がよくわかる超良質な映画でした。

    観客は年配の女性の多いこと、そんな映画です。男の人も楽しめるよね。

    自分の中での評価は、ロミーの魅力を伝える映画としてはNo.1は「太陽が知っている」ですね、白い水着には勝てません。N0.2はヴィスコンティ監督の「ルートヴィヒ」です、もう完全倒錯の世界です。

    観終われば、現実社会です。本日のランチは表参道の「まい泉」へ

    長い行列を覚悟して13時に訪問。あれ、今日は行列はなしです、インバウンドどうしたの。

    何と奥の4人席のテーブルに案内されました、一人なのにね。

    そして、まずは瓶ビールを、モルツです。

    食事はランチメニューの「ロースカツ定食」(1,150円)でした。

    明日からは3連休ですが、よい金曜日を過ごせました、ご馳走様でした。

    「愛と哀しみのボレロ」を劇場で観たよ、まさにこれを観ないでに死ねるか

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  • パナソニック美術館の「ベル・エポック―美しき時代」、パリ華やかし時代だね

    パナソニック美術館の「ベル・エポック―美しき時代」、パリ華やかし時代だね

    2024年11月1日(金)

    とうとう11月になりました。年の瀬まであと2ケ月です。早いね。

    昨日は東京は快晴で、芸術の秋の日としました。

    訪問した展覧会はこちら。

    • 「ベル・エポック―美しき時代」
    • 会場: パナソニック汐留美術館
    • 展覧会会期: 2024年10月5日(土)〜 12月15日(日)
    • 入館料 一般: 1,200円

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    こんな感じの展覧会です。

    19世紀末から1914年頃までのパリが芸術的にもっとも華やいだ時代「ベル・エポック」。

    本展は、ベル・エポック期から1930年代に至る時代の美術、工芸、舞台、音楽、文学、モード、科学といったさまざまなジャンルで花開いた文化のありようを重層的に紹介するものです。
    会場には、トゥールーズ=ロートレックやジュール・シェレによるポスター、当時のブルジョワたちが身にまとった衣服に装身具、エミール・ガレやルネ・ラリックの工芸作品に加えて、芸術家同士の交流がうかがえる書簡や稀覯本など、その頃のパリの繫栄や活気を鮮明に伝える、多様な分野の作品が並びます。

    とりわけ、展示の中核をになう、デイヴィッド・E.ワイズマン氏とジャクリーヌ・E.マイケル氏の絵画コレクションは、往時のモンマルトルの世相を色濃く反映した珠玉の作品群です。本邦初公開の同コレクションにもご注目ください。

    2週間前までパリにいたので、なんとなく雰囲気がよくわかりますね。

    ベル・エポックは今から約120年前でパリが都市として栄え、華やいだ時代ですね。第一次世界大戦でその時代は終焉なのかな。当然、若きピカソもいたんだろうね。

    自分はあまり知識のない時代なので、展覧会は楽しめました。ムーラン・ルージュなどのキャバレーとブルジョワの台頭と大衆芸能華やかし頃

    展覧会も興味を引く絵も多数あり。ルノールのこのアクリル画は気に入りました。お客さんも程よい入りでしたよ。

    だけどこちらの美術館が保有しているルオーの絵画はやっぱりいいよね、ルオーも20代から60代までがこのベル・エポックの時代と同世代だそうです。

    そして、観終われば遅いランチです。どうして本日、汐留に来たかった訳は銀座のあの老舗に行きたいからだったのです。毎週木曜日のルーティーンを崩したくなかったのでね。

    銀座の超老舗ラーメン店の「共楽」さんを訪問です。

    15時過ぎですが、5名ほどの行列です。

    やっぱり“いつもの”で通じる幸せ。ビールと“たけのこ”のつまみです。

    今日はこの時間でも行列が絶えないようです。飲み終えれば、“麺お願いします”コールです。

    やっぱり“ワンタン麺”、超絶うまいよね

    ご馳走様でした。来週からまた絵画教室が再開しますね。

    東京都美術館の「マティス展」に行ったよ、やっぱりドローイングの天才だよね

     



  • 映画「八犬伝」を観終わって悲劇が、イヤホンを失くしたらアプリを、里見家のたたりか

    映画「八犬伝」を観終わって悲劇が、イヤホンを失くしたらアプリを、里見家のたたりか

    2024年10月31日(木)

    昨日の東京は雨。そんな時は映画鑑賞に限るね。

    映画館は六本木ヒルズのTOHOシネマズ。観に行ったのはこちらの映画。

    • 「八犬伝」

    やっぱり今が一番の充実期の役所広司主演だものね、劇場に観に行かない手はないよね。

    話しはこんな感じ。

    山田風太郎の小説「八犬伝」を役所広司主演で映画化。里見家の呪いを解くため運命に引き寄せられた8人の剣士たちの戦いをダイナミックに活写する“虚構”パートと、その作者である江戸時代の作家・滝沢馬琴の創作の真髄に迫る“実話”パートを交錯させて描く

    人気作家の滝沢馬琴は、友人である絵師・葛飾北斎に、構想中の新作小説について語り始める。それは、8つの珠を持つ「八犬士」が運命に導かれるように集結し、里見家にかけられた呪いと戦う物語だった。その内容に引き込まれた北斎は続きを聴くためにたびたび馬琴のもとを訪れるようになり、2人の奇妙な関係が始まる。連載は馬琴のライフワークとなるが、28年の時を経てついにクライマックスを迎えようとしたとき、馬琴の視力は失われつつあった。絶望的な状況に陥りながらも物語を完成させることに執念を燃やす馬琴のもとに、息子の妻・お路から意外な申し出が入る。

    滝沢馬琴を役所広司、葛飾北斎を内野聖陽、八犬士の運命を握る伏姫を土屋太鳳、馬琴の息子・宗伯を磯村勇斗、宗伯の妻・お路を黒木華、馬琴の妻・お百を寺島しのぶが演じる。監督は「ピンポン」「鋼の錬金術師」の曽利文彦

    2024年製作/149分/G/日本
    配給:キノフィルムズ

    八犬伝の映画と滝沢馬琴の生涯が入れ子になっている構成です。最初は多少の違和感もありましたが慣れてくればOK。全体としてみれば良く出来た映画と素直に思いました

    だけど役所広司が出る映画としてはどうなのかな、かなり疑問。もっと魅力的な映画のオファーがありそうだけど。だけど、河合優実は今売れている女優だね、あの「ナミビアの砂漠」

    自分としては映画館で没入して観れたので非常に満足感が高かったです。

    原作が山田風太郎なのね。だけど、寺島しのぶの演技は鼻についたよ。

    是非、劇場で観ることをおすすめします、決して配給会社の回し者ではありません。

    そして、観終わってランチに行くときに悲劇は起こりました。六本木ヒルズどJBLのイヤホン1個を付ける時に落としてしまい、見つからないのです。15分探しましたが、見当たりません。

    諦めて、トボトボと麻布十番の「新福菜館」に向かいます。

    いつものように瓶ビールとラーメン(並)。ラーメンを食べていても思いは失くしたイヤホンのこと。もしやそのJBLのアプリに何か探せるツールがあるのでは、と思ったのです。

    何と、無くした方に大きなビープ音を鳴らせて探す機能があったのです。

    もうラーメンを早く食べ終わることだけです。戻ってこのビープ音を鳴らしたところ、失くしたイヤホンが見つかりました。

    今日の格言、「イヤホン失くしたらアプリを」ね。

    禁断のイヤホンを発見、ルイ・ヴィトンのホライゾン ライト・アップ

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  • 映画「まる」、最近の監督の荻上直子に外れなしを確信、やっぱり毒気と風刺ね

    映画「まる」、最近の監督の荻上直子に外れなしを確信、やっぱり毒気と風刺ね

    2024年10月30日(水)

    昨日の東京都心はかなり冷え込みましたね。2週間前に行ったパリと同じ気温かな。

    そして本日もまずは映画のお話から。

    日本橋のTOHOシネマズにこの映画を観に行ったよ。

    • 「まる」

    堂本剛が主演で話題ですが、自分は監督の荻上直子が目的です。彼女の前作「波紋」の辛辣な風刺が気に入ったのでね。今回もきつい風刺がいっぱいなのかな。

    「かもめ食堂」「彼らが本気で編むときは、」の荻上直子が監督・脚本を手がけ、堂本剛が27年ぶりに映画単独主演を務めた奇想天外なドラマ

    美大を卒業したもののアートで成功できず、人気現代美術家のアシスタントとして働く沢田。独立する気力さえも失い、言われたことを淡々とこなすだけの日々を過ごしていた。そんなある日、彼は通勤途中の雨の坂道で自転車事故に遭い、右腕にケガをしたために職を失ってしまう。部屋に帰ると、床には1匹の蟻がいた。その蟻に導かれるように描いた○(まる)が知らぬ間にSNSで拡散され、彼は正体不明のアーティスト「さわだ」として一躍有名人に。社会現象を巻き起こして誰もが知る存在となる「さわだ」だったが、徐々に○にとらわれ始め……。

    田の隣人で売れない漫画家の横山を綾野剛、沢田と同じく美術家のアシスタントとして働く矢島を吉岡里帆、コンビニ店員・モーを森崎ウィン、ギャラリーオーナーの若草萌子を小林聡美が演じる。堂本が「.ENDRECHERI./堂本剛」として音楽を担当。

    2024年製作/117分/G/日本
    配給:アスミック・エース

    現代アーティストが単純な絵で突然有名人になることはたまにある話しですが、やっぱり風刺たっぷりの映画でした。この手の映画をとらせると今では荻上直子がピカ一だと思います。昔ではアイロニーを効かせたのは伊丹十三だったと思います。

    今回は映画を観ながら、西加奈子の「さらば」を思い出したよ。(ちなみにここ15年で読んだ小説で一番自分が感銘を受けた小説です、小説の力を考えさせられました)

    綾野剛は適役だと思いましたが、小林聡美では筒井真理子(波紋の主人公)の毒舌に負けていると思います、適役は筒井真理子だね

    あの切れている女、吉岡里帆なのか、今気づきました。

    自分が観た会はやっぱり堂本贔屓の女性が多いと思いましたが、入りはいまいちかな。だけど飽きさせないよい映画でした、やっぱり最近の荻上直子にはずれなし

    見終わればここは日本橋室町です。お決まりの京都ラーメンの「ますたに」へ

    いつものようにまずはビールを1本。飲み終わればラーメンを。

    毒気もありましたが、今日も良い1日でした。

    ノルウェー版大豆田とわ子?映画「わたしは最悪。」を見たぞ。恋愛と人生に悩む現代人に送る、セリフが刺さる映画だよ

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  • 「ジョイランド わたしの願い」は良質な映画、パキスタンの社会は窮屈だね

    「ジョイランド わたしの願い」は良質な映画、パキスタンの社会は窮屈だね

    2024年10月29日(火)

    本日は毎月恒例のANAのキュンの日だね。

    そんなことはさておいて、まずは映画のお話しから。

    昨日、渋谷のテアトルシネマに観に行った映画はこちら。

    • 「ジョイランド わたしの願い」

    めずらしいパキスタンを舞台にした映画です。

    パキスタンで伝統的な価値観に縛られながら暮らす若い夫婦が、自分らしく自由に生きたいと願い揺れ動く姿を描いたドラマ

    パキスタンで2番目の大都市である古都ラホール。保守的な中流家庭ラナ家の次男ハイダルは失業中で、メイクアップアーティストの妻ムムターズが家計を支えている。ハイダルは家父長制の伝統を重んじる厳格な父から、早く仕事を見つけて男児をもうけるようプレッシャーをかけられていた。そんなある日、ハイダルは就職先として紹介されたダンスシアターでトランスジェンダー女性ビバと出会い、そのパワフルな生き方にひかれていく。

    監督は、本作が長編デビューとなる新鋭サーイム・サーディク。本国パキスタンではLGBTQを描いたことで保守系団体の反発を受けて政府から上映禁止命令が出されたが、監督・出演者たちの抗議活動やノーベル平和賞受賞者マララ・ユスフザイらの声明によって撤回された。2022年・第75回カンヌ国際映画祭にパキスタン映画として初めて出品され、「ある視点」部門審査員賞とクィア・パルム賞を受賞。

    2022年製作/127分/G/パキスタン
    原題または英題:Joyland

    非常に上質で余韻を引く映画でした。予告編は観た限り、もう少しドラマ性のない同性愛を描いた映画かなと思っていましたが。展開もおもしろく、パキスタンの家族社会の窮屈な姿がよくわかりました。インドと隣接していますが、インド映画恒例の踊りと歌はないのね、パキスタン。

    上映館は少ないですが、意識高い系の人には絶対おすすめの映画です。自分は意識高くないですが、非常に好感を持ちました。

    そして週末は土曜日の夕食です。本日は新しく出来た赤坂のスペイン料理のバルへ

    • 「PINCHOS TIGER」
    • 港区赤坂2-12-13

    1週間前を通った時、感じがよさそうだったので。2名ですが、予約して訪問しました。

    店内はテーブル席が3つとカウンターだれの小さいバルです。男性1名で料理とホールを担当されています。ちょうど良い感じかな。

    まずは生ビールです。最初に注文したのはこの3品。

    • おまかせピンチョス3種盛り
    • ハモン・セラーノ(400円、メニューに原価出しと記載あり)
    • 海の幸のフリット

    突き出しで、日本で言う魚の南蛮漬けが出ます。(1人500円)これもビネガーが効いて、うまし。だけど出色なのは“ハモン・セラーノ”です。これ普通のレストランなら1,800円でもOKなのでは。ボリュームといい味といいすばらしい。お店の横で切り出しです。これはあまりの美味にもう一皿注文です

    サクッとワイン2杯飲んで、このハモン・セラーノ、たまりません。

    リピ必死のお店になりました。2人でお会計は6,900円。すばらしいです。

    別所哲也さんもお薦めのスペインのギタリスト、カニサレス。ほぼコンサート完売とは日本の観客はすごいな。

     



  • [パリ旅行記2024秋-3]パリでリーズナブルなお薦めレストラン「ブイヨン シャルティエ」

    [パリ旅行記2024秋-3]パリでリーズナブルなお薦めレストラン「ブイヨン シャルティエ」

    2024年秋パリ滞在記で、本日はグルメというか食事の話しです。ホテルも高いけれど、レストランの食事代も高騰しているパリと伝聞には聞いています。

    マクドナルドのセットメニューが2,000円とかラーメン一杯が2,500円とかね。

    実際はどうだったか。やっぱり高かったよね

    だけど朝はホテルの無料朝食、夜はデパートでテイクアウトしたものをワインで食します、これはこれで最高の贅沢です。

    というわけで、外食したのはカフェを除いてランチのみです。自分的には、パリでの外食は高くてどうしようかなと思っていたのですが、お会計を支払う身としてね。

    そんな時に、facebookのパリ通の人に教えてもらった、パリ北駅のこちらのお店です。

    • Bouillon CHARTIER (ブイヨン シャルティエ)

    パリに早朝に着いて、ホテルでシャワーを浴びた後に、パリの第1食に向かったのがこちらのレストラン。12時頃だったと思いますが、50名ぐらいの行列だったかな。これは良い方で並んでいると列がどんどん伸びて150名ぐらいまーの行列に。外国でこんなに行列観たことない雰囲気に。

    自分たちは30分待ってテーブルに。すごい店内の喧騒とキャパです。

    そして、注文したのはこちら。

    • お店おすすめのワイン 15ユーロ
    • エスカルゴ 12個
    • 鶏のコンフィ(ダックのコンフィを注文したつもりだったのですが)
    • 伝統的な牛タンのステーキ
    • ホームメイドのポークテリーヌ
    • デザート

    そして注文したものは、ウェイターの方がテーブルクロスに書いて、お皿がくれば消すという方法なのですね。これで56€ぐらいだったかな。

    ワインはハウスワインをカラフェで頼めばよかったかな。横のフランス人のテーブルを見て気づきました。カラフェがあるんだ。

    注文した中では、ポークテリーヌず出色のおいしさでした。

    今のパリはレストランで食事すると高いと覚悟していましたが、こんなにリーズナブルに食事できるとは新発見でした。並んでも食べる価値がありました

    というわけで、実は翌日のランチもシャルティエに行きました、今度はモンマルトル店の方です。土曜日の13時30分に伺ったのですが、すごい行列に度肝を抜かれました。100人ぐらい並んでいるのではと、ようやく入店した時が15時。1時間30分待ちです。

    外国でもこんなに行列するんだと、ラーメンに二郎の三田本店以上です。

    そして、注文したのはこちら。

    • ハウスワインのカラフェ 5.8ユーロ
    • エスカルゴ 12個
    • ダックのコンフィ
    • ビーフシチュー
    • 海老入りドレッシングをかけたアボガド(他のテーブルで頼んでいる人が多かったので)

    やっぱり定番のビーフシチューが美味しかったね。そして2日続けてのエスカルゴです。

    2日続けて同じレストランに来たということで、そのおいしさとコスパの良さがわかっていただけたかと思います。

    パリでおすすめのカジュアルなレストランです。

    [バンコク旅行記2024-3]新記のローストダックは世界一、もう地上の天国だよ

     



  • 「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」は大混雑、オルセーのゴッホよりすごい人だよ

    「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」は大混雑、オルセーのゴッホよりすごい人だよ

    2024年10月25日(金)

    早くパリ旅行記に戻りたいのですが、毎日、話題が多すぎるんだね。

    本来は木曜日は銀座の絵画教室に出かける日なのですが、本日は秋のスケッチ会開催(ちなみにスケッチする場所は上野公園)のために教室はなし

    だけど朝一で毎月のかかりつけ医の所へ。中性脂肪の値を低くすることに思案中なのです。

    まあ、まだ元気に生きていることに感謝です。

    そして、本日は1ケ月前から前売り券を仕込んでいたこちらの展覧会へ。奇しくも上野公園にお出かけです。その展覧会とはこちら。

    • 「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」
    • 会期: 2024年9月19日(木)~12月1日(日)
    • 会場: 東京都美術館
    • 観覧料: 一般 2,000円

    展覧会はこんな感じ。

    自らの芸術の探究に生涯を捧げた画家・田中一村(たなか・いっそん/1908-1977)
    本展は、一村の神童と称された幼年期から、終焉の地である奄美大島で描かれた最晩年の作品まで、その全貌をご紹介する大回顧展です。
    世俗的な栄達とは無縁な中で、全身全霊をかけて「描くこと」に取り組んだ一村の生涯は、「不屈の情熱の軌跡」といえるものでした。
    自然を主題とする澄んだ光にあふれた絵画は、その情熱の結晶であり、静かで落ち着いた雰囲気のなかに、消えることのない、彼の魂の輝きをも宿しているかのようです。
    本展は、奄美の田中一村記念美術館の所蔵品をはじめ、代表作を網羅する決定版であり、近年発見された資料を多数含む構成により、この稀にみる画家の真髄に迫り、「生きる糧」としての芸術の深みにふれていただこうとする試みです。

    見どころです。

    みどころ
    1. 最大規模の回顧展!
      絵画作品を中心に、スケッチ・工芸品・資料を含めた250件を超える作品で、一村の全貌に迫ります。
      奄美で描いた代表作《不喰芋(くわずいも)と蘇鐵》、《アダンの海辺》はじめ、未完の大作も展示。近年発見された初公開作品も多数出品し、未知の軌跡もたどります。
    2. 一村ゆかりの地、上野での展覧会がついに実現!
      現在の東京藝術大学に東山魁夷等と同級で入学したものの、2ヶ月で退学。
      その後は独学で自らの絵を模索した一村。
      「最後は東京で個展を開いて、絵の決着をつけたい」と述べたその機会が訪れます。
    3. 奄美の文化や自然を体感!
      展示空間の中で、一村が魅了された奄美の自然を高精細映像で紹介。
      会期中に奄美の文化を紹介する関連イベントも実施します。

    田中一村の今見れる絵画がすべて集結している感じでボリュームはすごかった。もちろん絵画がすごかったね。若い頃は掛け軸も相当書いていたのですね。幼年期の絵のうまさ、負けました。人の多さもすごかったよ。平日のお昼にうかがったのですが、絵の前には3重ぐらいの人垣が。2週間前に行ったオルセーのゴッホやルノアールより人が溢れていたよ、田中一村

    自分的には構図と絵の具の使い方がすごく参考になりました。自分の主観ですが、良い絵と自分の好みでない絵の対比がかなりあるね

    見終われば、ここは上野、とんかつの「山家」に突撃です。

    13時過ぎでも10分の待ちで入れたよ。まずはビールです。ロースカツ定食850円は出色ものでしょう。

    ご馳走様でした。本日の遠征も楽しかったね。

    SOMPO美術館の「ゴッホと静物画」展に行った、ゴッホも大したことない絵もあるんだね

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