自分は今まで写真などの膨大なデータはデスクトップのHDDに保管していたのでした。
他のポータブルなハードディスクにもバックアップ保管しているのですが、デスクトップの挙動が最近変なときが多々あるようになったのでした。
そして、今までいわゆる自宅でNASサーバーまでは設置するのは少し大げさすぎるのではないかと思い、設置するのを控えていたのでした。
だけど、NSAサーバーを利用すればパソコンの買い替えた時のデータの移管等に頭を悩ますことがないし、今後はその方が便利という判断をして、今回、自宅にNASサーバーを設置することにしたのでした。
NASというのは、「ネットワーク接続型ストレージ」という意味になります。
ネットワーク上にHDDがあると考えればイメージしやすいですね。
通常ハードディスクを利用するときはUSBケーブルなどで接続しますが、NASの場合ネットワークを経由して接続するため、複数のパソコンで使用できます。また、ファイルサーバーのなかでもストレージ機能に特化しているのが特徴です。
そして、自分にとってはNASは初めての購入になります。どの製品が良いのか素人では判断つきかねます。ブログ等を拝見し、NAS製品では定評のあるSynology社のDiskStationなる製品を購入することにしたのでした。
DiskStationと言っても初心者用から上級者向けの製品とかなりの種類があります。
自分が一番参考にした方のブログでは、「Synology DiskStation DS218+」というものを推奨されていました。初心者用に比べ、CPUとメモリが少し上のようです。
自分は一応最新機種がよかろうという判断で、初心者向けの「Synology DiskStation DS220j [2ベイ / クアッドコアCPU搭載 / 512MBメモリ搭載] 」というものを選択したのでした。
アマゾンで価格は21,000円強です。
そして、別途ハードディスクも2台必要となります。これも選択に迷いますが、一番コスパが良いと判断した6TBの「Western Digital HDD 6TB WD Red NAS RAID 3.5インチ 内蔵HDD WD60EFAX-RT」を購入です。アマゾンで2万円弱/台ですね。
商品が到着し組み立て開始です。こちらのNASは初心者ガイドも付いていて安心です。
組み立てはケースを空けて、3.6インチHDDを差し込んで、ネジで締めるだけで完成します。10分もあれば組立完了、ドライバー1本しか必要ありません。
そして、ルーターのネットワークにLANケーブルでつなげは、早速NASが稼働します。
感心したのは、Synology社の接続と設定のソフトウェアです。
chromeのアドレスバーに「find.synology.com」を打ち込めば、接続開始です。指示どおりにIDやパスワードを設定していけば、全く困るところなく、NASサーバーとしての運用が始まります。
そして、外出先から自宅のNASサーバーにアクセスするのも簡単です。
QuickConnectというSynologyのサイト経由で接続する方法を選べは、簡単に外出先からもアクセスできますね。
ルーターの設定や固定IPアドレスなどの面倒な設定することなく、職場から自宅のNASサーバーにアクセスできた時は感動しました。
6万円弱でできる自宅NASサーバーは感動ものです。まだ、自宅でNASサーバーを導入されていない方はテレワークにも有効活用できる自宅NASサーバーをお薦めします。
自分にはNASのCPUやメモリが増えると、どれだけ快適になるかは残念ながら不明です。