おいしい旭川ラーメンを堪能し、次は美瑛駅を目指します。
美瑛と富良野と聞くとラベンダーを妄想しますが、ラベンダーの時期は過ぎているのですね。
旭川から1時間弱で美瑛駅に到着です。街並みは整然としいて、美瑛駅も小さいながらも綺麗な駅舎です。隣には、道の駅もあるのですね。
美瑛の紹介は、下のキャッチコピーが端的に表していますね。
日本離れしたスケールを感じるメルヘンチックな風景が広がる美瑛。パッチワークのような風景が広がる美瑛の丘。
美瑛の丘は、南東側は「パノラマロード」、北西側は「パッチワークの路」と呼ばれている。
CMや商品パッケージになっている風景が多いのは、パッチワークの路で、十勝岳をバックに美しい丘の重なりが楽しめるのがパノラマロード。
まずは、パッチワークの道の定番の「ケンとメリーの木」を目指します。ケンとメリーとナビに入力すれば、登録されているのには驚いた次第です。
「ケンとメリーの木」とは、
- 丘を見上げるとあるポプラの木
- 昭和47(1972)年に日産自動車「愛のスカイライン」のケンとメリーのCMで取り上げられたポプラの木
私たちがケンとメリーの木に行った時には、コロナの影響でしょうか、観光客は一人としていませんでした。
写真の撮り放題です。
次は「セブンスターの木」を目指します。こちらもナビに登録されているのですね。二度ビックリです。
こちらの木の方が道順が多少複雑ですので、ナビがないと少し難しいかな、と思った次第です。
セブンスターの木とは
- パッチワークの路一帯を一望できる
- 丘の上に立つ一本のかしわの木。昭和51(1976)年に観光たばこ「セブンスター」のパッケージに使われた
こちらは、セブンスターの木とは違い、既に数名の観光客がいらっしゃったのでした。
それでも、まあ、写真の撮り放題状態です。
ここで、もう木は飽きたのでした。定番スポットの「親子の木」や「赤い屋根の家」は訪問せずです。
次は美瑛の東部にある白金、絶景スポットの「青い池」で有名ですが、そちらに向かいます。
「白金 青い池」とは、
- 防災(砂防)工事中に美瑛川に突如として生まれた神秘的な池で、「ビエイブルー」とも呼ばれ親しまれている。水が青い理由は、美瑛川に滝の地下水が混ざりコロイドという状態になったからだと考えられている
こちらで驚いたのが、駐車場が500円必要だったことかな。まあ、商売上手です。
そして、白樺街道を通って富良野へ向かいます。
富良野では、ガイド誌にでかでかと紹介のある「富田ファーム」を訪問します。
ファーム富田とラベンダーの物語です。
昭和33(1958)年、天然香料の原料としてラベンダーの栽培を始める。やがて合成香料に押されて需要が減り、畑は存続の危機に。そんな時、ラベンダー畑の写真が旧国鉄のカレンダーに採用され、全国から観光客が訪れるようになる。ショップやカフェなどの施設を整え、ファーム富田は観光農園という新しい農業の形を築いていった。今なお、全国から注目を集める観光農園として、成長を続けている。
ラベンダを中心とした広大な花畑を持つ観光農園。花の鑑賞だけではなく、ラベンダーグッズや地場産食材を使った料理も人気
ラベンダーの季節は終わっていましたが、綺麗に整った畑にお花が咲き乱れる光景は一見の価値があるかな。そして、商売上手です。ラベンダーの製品やドライフラワーのお店など、物販のお店が点在しています。
横では、メロンが有名らしく、メロンをさかんに販売しています。
というわけで、美瑛と富良野では定番中の定番を数か所訪問しただけでしたが、今まで妄想していた美瑛と富良野の様子がくっきりと頭の中で鮮明になったのでした。
そして、今夜のお宿、新富良野プリンスホテルに向かいます。