日本でたばこ株と言えば、「日本たばこ産業」(JT)(証券コード: 2914)です。
現在のマーケットの一大テーマである、ESG投資やSDGs投資からは対局にある銘柄と見られており、株価も厳しい状況にあります。
一方、そんなJTですが、高配当銘柄として投資家には魅力的に思えます。自分もこの高配当に目がくらんで、数年前に購入して大きな含み損を抱えているのです。
困ったものです。
そんなJTが先日、上場以来初となる減配を発表したのです。まさに泣きっ面に蜂です。
2021年12月期の予想配当は中間配当(6月)が「65円」、期末配当(12月)が「65円」、合計の年間配当額は「1株あたり130円」となるようです。JTの2020年12月期の配当は「1株あたり154円」だったので、前期比で「24円」の減配となります。
この3月12日の株価の終値は、2,020円なので、利回り的には約6.5%となります。
それでも、かなりの高配当株です。
そんなJT株ですが、株主優待が実にいいのです。我が家では、この優待目当てに自分が200株、家人が1,000株保有しているのです。
優待はこんな感じです。
100株以上 | Aコース(2,500円相当) | ご飯セット(14食) or ご飯・カップ麺セット(14食) |
200株以上 | Bコース(4,500円相当) | ご飯セット(28食) or ご飯・カップ麺セット(24食) |
1,000株以上 | Cコース(7,000円相当) | ご飯セット(28食) or ご飯・カップ麺セット(24食)
下記より1点
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2,000株以上 | Dコース(13,500円相当) | ご飯セット(28食) or ご飯・カップ麺セット(24食)
下記より3点
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※但し、1年以上継続保有が必要(同一株主番号で、3月31日現在、6月30日現在、9月30日現在、12月31日現在の株主名簿に連続して5回以上記載又は記録されていること。)
この優待で何が重宝するかと言うと、一年に一回この優待をもらえれば、我が家の災害時の非常食は万全であるのです。
例えば、2人ともご飯セットを選ぼうものなら、実に56食分が確保できるのです。
そして、先日も2020年12月期の優待の案内が届いたのです。
速攻でご飯セットを注文したのでした。
まあ、紙タバコの消費量が下落傾向と言われ、業績的にも多少厳しい状況ですが、この配当と優待を考えれば、10年以上の長期保有すれば、十分に元がとれると思っているのは、自分だけかな。
まあ、株価に一喜一憂することなく、保有したいと思います。
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