昨日5月の最終日は汐留にあるパナソニック汐留博物館に「ピカソ ひらめきの原点」という展覧会にお昼に赴いたのでした。
見終わったのが午後1時20分です。ランチはどこにしようかと思案です。そうだ、自分のラーメンの師匠の渡辺樹庵さんがツイートされていた南インド料理の「アーンドラ・ダイニング」に行こうと即断したのでした。
お昼に本場のカレー屋さんにいくのは数年ぶりかな。
そして、「アーンドラ・ダイニング」さんは銀座にもあるのですね。
- 東京都中央区銀座1-8-2 銀座プルミエビル2F
午後1時45分に入店です。本日の美術鑑賞会も無事終え、自分にご褒美です。やっぱりビールを1杯飲みたいんだな、インド料理さんでも。一人で乾杯!
ランチメニューを見て、迷ったのですが、今日は師匠の渡辺さんも食したランチ・ミールス(1,290円)を思い切って、注文です。
そして、ビールを飲みながら、やってきました、南インドの定食です。
だけど、カレー以外にもいろいろなミールが載っているのです。メニューを見てもわからない言葉が並んでいるのです。自分の備忘録も兼ねて、今回のミールを紹介します。
メニューを見て、自分がわからなかったものです。
ラッサムとは?
- ラッサムは、南インドで日常的に飲まれているスープのひとつ。トマト、独特のさわやかな酸味を持つタマリンドなどを黒胡椒やニンニクで味付けして煮たもので、辛味と酸味が強いのが特徴である。タミル語でジュースを意味する。 ミールスの形で供されることが多い。飯にかけたり、ティファンと共に口にする。
今回で言えば、あの赤いスープだろうな。
ポリヤルとは?
- ポリヤルporiyalとは、狭義の意味では、ココナッツ入り野菜炒めのことです。英語では、○○○stir fryと書くことが多いです。 語義としては「炒め物」であり、ココナッツを含みません。ココナッツが入ることが多い、とご理解ください。炒めてあればなんでもポリヤルと呼べないこともないです。 マスタードやウラドダル等とともに炒めることも多いです。 野菜は、一種類のみを使うものや、いくつかを組み合わせたものもあります。 ほぼ全ての野菜でポリヤルを作ることができます。野菜の切り方は、小さめに切ったものが多いです。
今回で言えば、あの野菜を刻み、ココナッツが入った中央上部のものだな。
バスマティライスとは?
- バスマティライスはインド北部やパキスタンで作られているお米。 日本のお米はもちもちした短粒米なのに対して、インドなどで食べられているお米は、 パサパサして粒の長いインディカ米と呼ばれる品種。独特の香りが沸き立つのが特徴。 インディカ米と1言で言ってもその種類は多岐にわたり、超長粒米と呼ばれる長ーいお米や、 太め・細めなど本当に様々ある。 そんな長粒米の中でも、特に品質が良いお米とされているのがバスマティライス。 バスマティという名前はヒンディー語で、バスが「香り」マティが「たくさんの」を意味しており、 独特な香りがあることがその由来とされています。 バスマティライスは非常に収穫量が少なく、インドの中でも数%しか作られていないことから 「お米のシャンパン」と呼ばれているそう。
自分の理解では長粒米はどれも同じだと思っていましたが、バスティマというのが一番良いお米なのね。
パパドとは?
- パパド(Papad)とは、主にインドなどで食べられている薄焼きせんべいのこと。原材料は、豆などの粉。味付けはスパイシーで塩気もしっかりめ、食感はパリパリと軽いのが特徴。日本人の感覚からすると、まさにビールのつまみといった印象の食べ物ですが、本場インドでは、前菜として供されたり、ミールスやターリーなどの定食に添えられたりというのが、パパドの王道の食べ方とのこと。
チャパティの上に置かれていたのが、パパドね。確かに薄焼きせんべいかも。
チャパティをもう一度整理
- [ナン]小麦の精白粉を使用。発酵させてタンドールで平たく焼いたパン。
- [チャパティ]全粒小麦粉を使用。発酵させず、主に鉄板で円型に平たく焼いたパン。チャパティとは、主にインドや中近東で食されているパンのことである。小麦粉に塩・水を練りこんだ生地を、「タワー(タワ)」という円形の鉄板フライパンなどで焼く。カレーとともに食されるものである。生地を発酵させないためふっくらはしていないが、全粒粉独特の香ばしさがあるのが特徴。
そして、最後ですがインド版の定食、ターリとミールスの違いについてです。
日本でも、昼ごはんは簡単に定食で済ますことも多いと思いますが、 実はカレーの本場インドにも定食のような料理があるのです。
- 主に北の地方では「ターリ」
- ターリは主にステンレスや銀のプレートにナンやライスが乗り、 少しずつ盛った小さなカレーの皿を並べ、たくさんの種類のカレーを食べます。 カレーは乳製品を使った濃厚でまろやかな味わいのものが多く、 日本でのインド料理店はターリを出すお店がほとんど
- 南の地方では「ミールス」
- ミールスはバナナの葉を下に敷いて食べます。 豆や野菜をよく使い、あっさりとしたカレーがメインです。 南部は小麦の栽培ができないので、主にライスで食べる事も特徴です。 これまでは濃厚なカレーを出すお店が多かったのですが、 あっさりとしたカレーが多いこともあって、最近は南部地方のカレーが注目されています。
さすがに、日本ではバナナの葉を敷いては出せませんので、今回のお店のように鉄製のお皿に入っていたのね。そして「アーンドラ・ダイニング」は南インドなので、ミールスと名付けられて、あっさりしたカレーが多かったのも納得です。
久しぶりのランチでのミールス、勉強にもなり、ご馳走様でした。
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