今年も、はや11月。クリスマスケーキを予約する季節になりました。
当家は子供2人も成人となり、家族でクリスマスケーキを食べる必要性もないが、ある理由からいつもクリスマスケーキを予約している。
その理由は社会貢献のためです。
宅急便のヤマト運輸の創業者であり、元社長の故 小倉昌男さんが設立された、障がい者の方に経済的な自立と、仕事を通じて社会参加することを目的に「スワンベーカリー」というベーカリーを立ち上げられました。
スワンとは、
「障がいのある人もない人も、共に働き、ともに生きていく社会」
このノーマライゼーションの理念を実現させるために、故 小倉昌男が、ヤマト福祉財団、ヤマトホールディング株式会社と共に設立した会社。
1998年6月スワンベーカリー銀座店が第1号店としてオープン。現在、28店が全国に展開。
350名以上の障がい者が、経済的に自立をして、仕事を通して社会参加をはたしているとのこと。
いつもは社会貢献には程遠い自分ですが、この趣旨に賛同して、クリスマスケーキはいつもスワンベーカリーにお願いしていた。
しかし、先日、自宅にキャピタルホテル東急より小冊子「山王日和」が届いていた。
中にクリスマスケーキの予約の紹介のページが。
娘に聞くと、今年はキャピトルホテル東急の「クリスマスショートケーキ」が良いという。
何故なら、9月のダイナースのフランスレストランウィークで行った「ベージュ アラン・デュカス」のデザートが美味しかったから、という。たしかに、アラン・デュカスのショコラは美味しかったと、自分もすなおに認める。
ちなみに、アラン・デュカスのクリスマスケーキも調べてみた。こちらは、12,000円以上するようです。こちらは高すぎてダメ。
しかし、あの1年に1度の崇高な社会貢献をどうするかという問題と矛盾する。
どちらにしても近日中に決めないといけないが、今年は娘と家人が推す、「キャピトルホテル東急」に押し切られそう。
その時は、スワンベーカリーさん、申し訳ありません。
ちなみに、スワンベーカリーのクリスマスケーキは、当然、ヤマト運輸さんが決められた日時に自宅に届けていただけます。もちろん、送料無料。