シチリアのカターニャには3泊したので、夕食にレストランで食べれる機会は3度です。本日はその3回の機会に訪問したレストランをご紹介したいと思います。
まずは一言。シチリアは何を食べてもうまいね、大きなはずれはまずないと思います。ラジオのパーソナリティのロバート・ハリスさんがシチリアを旅行した際にレストランでボロネーゼパスタを注文したところ、“ボローニャに行って食べろ”、と言われた逸話を思い出しました。
どこのお店もカルボナーラやステーキはありましたが、ほとんどが魚介系のパスタや一皿ですね。行って知ったのですがカターニャは馬肉が有名なのですね。どこのお店にも普通に馬肉ステーキはメニューにありました。自分たちは注文しませんでしたが。
今回訪問したお店はカターニャの旧市街にあります。そして、カターニャではレストランは夜営業は19~20時にオープンしますが、19時ごろに食事をしているのは観光客ぽい人たちだけです。地元の人はかなり遅い食事をするようです。
まず、1日目は通りすがりに見つけたお店です。窓越しにみる店内の雰囲気がよさそうだったので。だけど、食事をするのは裏側の庭園にある屋外です。20時ぐらいには観光客で一杯になりました。お店の名前は、
- 「Trattoria la Pentolaccia」
- Via Coppola 28 Pressi Teatro Vincenzo Bellini, Angolo Via Antonino Sangiuliano., カターニャ
まずは何と言ってもビールです。本日の全くの移動日でしたが、自分ご苦労さまです。そして、ビールがなくなる前にデカンタで赤ワインを確保します。お客さんが増えてきたので、注文してもすぐに持ってきてくれないという危険性が満ちてきたので。
そして、本日注文したのが、
- リゾット・ペスカトーレ(魚介のリゾット)
- ムール貝のトマトベース煮込み
- 魚介の盛り合わせ
これを3名でシェアします。シチリアのレストランはシェアするので小皿を持ってきてと言っても、全くイヤな顔をしません。気持ち良いサービスです。
そして、カターニャでは前菜の「魚介の盛り合わせ」を注文すると、どこもかこパターンでした。大きめの海老のグリル、タコを茹でたもの、白身魚のソテーの組み合せです。
自分としてはもう少し生の魚介の盛り合わせを期待していたのですが、まあ鮮度の問題などもあり、地元ではこれが盛り合わせなんだろうな、と納得です。
どのお皿もワインを飲みながら、最高です。この季節でも野外の食事でも丁度よい気候というところでしょうか。
ワインを飲んでいる自分を無視で、女性陣はデザートを物色しています。こんな感じで好きなものを選べというスタイルです。
そして、女性陣がお揃いで注文したのが、“カンノーリ”というシチリア名物のデザートです。
映画「ゴットファーザー」にも毎回登場するお菓子だそうです。何でも、カンノーリはイタリアのシチリア島で発祥したお菓子です。正方形のパスタに近い生地を金属の筒に巻きつけて油で揚げて、その中にリコッタチーズがベースになったクリームを詰めてありますとのこと。
こんな感じでシチリア上陸の初日の夕食タイムは過ぎていったのです。ちなみにお会計は60ユーロ(9,000円)でしようか。まあ3名でこの値段なら東京と変わらないね。
ボナペティート!
カターニャのレストラン紹介は明日も続くよ、あと2件ご紹介します。
https://kazuohada.com/post-22708/
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