本日は突然ですが、靴磨きの極意についてのお話しなのです。どうしてこの話題を取り上げるかと言いますと、ある本を読んで“靴磨き”を極めようと決意させたのです。
そのご来光が差し込んだ本とは、
- 「シューシャイン一筋キンちゃん (シリーズ匠は語る)」
なのです。本の帯タイトルです。
名優アラン・ドロンもワザを絶賛。
その男のすべてがここに!
帝国ホテル特別顧問(前代表取締役社長) 小林哲也氏推薦
「後世に残すべきは匠の技の真髄だけでない。足元から読み解く人生哲学がここにある。本書を手にした人は、靴のみならず、心の磨き方を知るだろう」
その靴磨きの匠である「キンちゃん」は帝国ホテルの地下1階にシューシャインコーナーを設けておられます。(本書を読めば、帝国ホテルで営業するまでの紆余曲折が書かれていますよ)
そして、自分はこの本を完読して、自宅での靴磨きも手を抜かないようにを誓ったのでした。(ホンマかな)
本書の匠の靴磨きの真髄です。(本当の真髄は心の磨き方なのですが)まあ、道具とか磨き方の方が入りやすいと思うので。
靴の輝きは、道具選びからということで、
“長年、愛用している靴クリームは米国製の「KIWI」とのこと”
- 私が使うことが多い商品を明らかにすると、それは米国のジョンソン社が販売している油性靴クリーム「KIWI(キィウィ)」です。長年使った経験からすると、輝きやその耐久性などのうえで一番優れています。さすが、世界の170カ国以上の国で販売され、使われているだけのことはあります。
- この「KIWI」のブラックとブラウン、それと婦人物の淡い色は始めとしたどんな色にも対応できるニュートラルの3種類をいつも手元に用意しておきます。
“木綿100%の柔らかい布にこだわり”
クリームを塗布する際に重要な役割を果たすのが綿100%の布です。布の役目を整理すると、
- ブラシでホコリを払い落とした後に軽く拭く
- 油性靴クリームを適量取ってアッパーに塗り込む
- 油性クリームを塗布後に拭き取る
金ちゃんは綿でもが番手が上のものを使うのが良いとのこと。180番手とか200番手、何故か、革を傷つけないのと革の光沢感を出すのに必要とのこと。
“一度使った布は固形石鹸で丹念に毎日選択し、クリーム成分を完全に取り除いて乾かす”
- 上手な靴磨き職人の手はキレイ
そして、靴磨きのプロのキンちゃんが自信をもって薦められるのは英ジョンロブの靴だそうです。
最高級の牛革の一枚革を使い、伝統に裏打ちされた格式というものがあり、高価というのもうなづけるということです。
というわけで、自分は他の外国製の靴クリームを利用していたのですが、この本を読んで「KIWI」の靴クリームに乗り換えるために、アマゾンでポチッたのです。
やっぱり素人はまずは道具からね。当然、黒・ブラウン・ニュートラルの3色を揃えたよ!