監督と脚本がリュック・ベッソンならハズレなし、「DOGMAN ドッグマン」

2024年3月13日(水)

数日後にはイタリア・ロンドンの旅に行くのですが、伊豆大島から帰ってきた翌日ですが、映画館に向かいます。来週以降から「デューン」と「オッペンハイマー」が始まる前の、端境期で目を引く映画がないのですが。

あまり話題にはなっていませんが、何とあのリュック・ベッソンが監督と脚本をした新作の 「DOGMAN ドッグマン」というのをやっているではありませんか。例外もありますが、基本、リュック・ベッソンに外れなしです。今回は監督と脚本も担当しているので期待大です。

映画はこんな感じ。

「レオン」のリュック・ベッソンが実際の事件に着想を得て監督・脚本を手がけたバイオレンスアクション

ある夜、1台のトラックが警察に止められる。運転席には負傷した女装男性がおり、荷台には十数匹の犬が乗せられていた。「ドッグマン」と呼ばれるその男は、自らの半生について語り始める。犬小屋に入れられ、暴力を浴びて育った少年時代。犬たちの存在に救われながら成長していく中で恋を経験し、世間になじもうとするも、人に裏切られて深く傷ついていく。犬たちの愛に何度も助けられてきた彼は、生きていくために犬たちとともに犯罪に手を染めるが、「死刑執行人」と呼ばれるギャングに目をつけられてしまう。

「アンチヴァイラル」「ゲット・アウト」のケイレブ・ランドリー・ジョーンズが主演を務め、圧倒的な存在感でドッグマンを演じきった。共演は「フレッシュ」のジョージョー・T・ギッブス、「ザ・ベイ」のクリストファー・デナム。2023年・第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品

2023年製作/114分/PG12/フランス
原題:Dogman

観ての感想。自分は全くどんな映画なのか情報なく観ましたが、素直に面白かったよ。もちろんあの「レオン」には遠く及びませんが、2時間飽きさせません。この映画は主人公のケイレブ・ランドリー・ジョーンに尽きるね。最初はその女装がきもいと思ったのですが、観ていくうちに感情移入させ、だんだん違和感なくなるね。

最後はもっと派手な戦いにしてもらいたかったのですが、実話ベースではあんなものかな。題材的にバイオレンスが激しそうなイメージですが、そんなグロい映像はありません。

あそこでエディット・ピアフか、なかなかにくい演出ですね。

バイオレンス・アクションですが、何か「ダークナイト」にも通じる哀愁漂う映画です。是非、劇場に足を運んでください。

映画が終わって外に出てみれば、天気は急変、土砂降りの首都圏です。こんな時は近場で済ませるしかないね。支那そばの「はしご」さんへ急行します。

時刻も2時半。お客さんも少なくていいね。やっぱり“パーコーだんだんめん”はうまいね。

今日もよい1日でした。

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