2024年7月24日(水)
昨日も実に醜い酷暑なので、映画館に行って涼むしか手がありません。
そんなわけで本日は遠くに出かけて新宿まで。25分しかかからないければ、完全アウェーの街です。テアトル新宿まで出かけて観た映画はこちら。
- 「大いなる不在」
映画はこんな感じ。
長編デビュー作「コンプリシティ 優しい共犯」がトロント、ベルリン、釜山などの国際映画祭に招待され高い評価を得た近浦啓監督の第2作。森山未來が主演を務め、藤竜也と親子役で初共演を果たしたヒューマンサスペンス。
幼い頃に自分と母を捨てた父が事件を起こして警察に捕まった。知らせを受けて久しぶりに父である陽二のもとを訪ねることになった卓(たかし)は、認知症で別人のように変わり果てた父と再会する。さらに、卓にとっては義母になる、父の再婚相手である直美が行方をくらましていた。一体、彼らに何があったのか。卓は、父と義母の生活を調べ始める。父の家に残されていた大量の手紙やメモ、そして父を知る人たちから聞く話を通して、卓は次第に父の人生をたどっていくことになるが……。
主人公・卓を森山未來が演じ、父・陽二役は「コンプリシティ 優しい共犯」でも近浦監督とタッグを組んだ藤竜也が務めた。卓の理解者となる妻の夕希役は真木よう子、行方知れずの義母・直美役は原日出子。第71回サン・セバスチャン国際映画祭のコンペティション部門で藤竜也がシルバー・シェル賞(最優秀俳優賞)を受賞。第67回サンフランシスコ国際映画祭では最高賞のグローバル・ビジョンアワードを受賞。
2023年製作/133分/G/日本
配給:ギャガ
観ての感想。
表現は変ですが、“何かザラッとした違和感を感じる映画”かな。みんなの演技が門外漢を感じさせるのかも、それが監督の狙いならすばらしい。
森山未來の違和感はいつもの演技だと思いますが、藤竜也の言葉遣い(元大学教授の約だからね)、真木よう子の演技しない演技、やっぱり何か変わった感触の映画だよね。
話しもわかったようで、何かわからないような。まあ、日本の縮図というか、認知症を持つ家庭の大変だねを実感。
それにしても原日出子が和泉雅子なみになったのは驚きです。いろいろストレスがあったんだろうね。あの役、筒井真理子にやらせたら、毒気があってすごいことになったんだろうね。
とにかく少し長いと言うか、凡長だと思います、30分短くすればもっと良い映画になったと思います。
観終わればランチです。完全アウェーの新宿ではやっぱりチェーン店だよね、それも“とんかつ”ね。というわけで、とんかつ「和光」へ。
まずはビールから、とんかつのお店ではこれ礼儀ですね。
そして、ランチのロースかつを1,000円で食べれる幸せです。
とんかつの写真、失念したようです、ボケたのかな。
美味しくいただきました。ごちそうさまでした。