2024年9月18日(水)
3連休明けの火曜日もまずは映画です。
本日、渋谷のテアトルシルマに観に行ったのはこちらの韓国映画の名作です。
- 「シュリ」
1999年2月13日韓国で公開され、『タイタニック』の記録を破る621万人を動員しての大ヒット。翌年、日本でも公開されるや「韓国映画はハリウッドを越えているのか――」という驚きと共に、列島沸騰の社会現象を巻き起こした。 この伝説の作品はしかし、以降劇場上映・配信などがなされず<幻の傑作>となっていた。
あれから25年、再上映の熱い声に応えようと、粘り強い交渉を重ねてきたカン・ジェギュ監督の努力が実を結び、映画公開から25周年のアニバーサリーイヤーに、『シュリ デジタルリマスター』として4Kデジタルで鮮やかに蘇る。 「映画の世界地図を書き換えた奇跡の1作」「韓流の始祖」など語りつがれてきながら、<幻の傑作>となってきた本作が4Kデジタルでクリアにリマスターされたことで、南北に横たわる悲しみと、平穏な日常に輝く愛のコントラストが一層際立ち、ラストの圧倒的衝撃はより深く胸を震わす。
また、ハン・ソッキュをはじめ、当時まだ駆け出しだった、ソン・ガンホ、チェ・ミンシクなど、その後 韓国エンタメの柱となる錚々たるキャストの競演は、今観てより熱い。
自分は観たことないと思っていましたが、最初のシーンを観て数年前にDVDで観たことを思い出しました。2回目です。とうとう自分、ぼけたのかな。だけど大画面での「シュリ」、楽しめたよ。
話しはこんな感じ。
ユ・ジュンウォン(ハン・ソッキュ)とイ・ジャンギル(ソン・ガンホ)。犯人と目される北朝鮮の女性工作員を追跡するふたりは、強力な破壊力を持つ液体爆弾を用いてのテロの脅威を知る。ターゲットは南北両首脳―。
やっぱり、脚本がよく練られていると思いました。ストーリーは面白いものね。だけど、北朝鮮の「祖国統一万歳」にはドン引きするね。あの高速道路上での兵器を奪われるシーンは安易すぎないかね。それと秘密情報局のオフィスに水槽などのわけのわからないものは普通置かないよね。
今回少し残念だったのは、4Kリマスターだったので、キム・ユンジンの肌の粗さが目立ったところかな(変な感想失礼しました)
だけど、確かにこの映画ぐらいから韓国映画は日本映画を凌駕するようになったんだろうね。黒澤と小津が泣くよね。だけど、やっぱりキム・ユンジンだよね。
終われば10日ぶりに道玄坂の「喜楽」さんへ。12時過ぎなのに3名ほどの列、ラッキー。
今日も渾身の“チャーシュー麺”(1,000円)をいただきました。
ビールのないランチ、健康的でいいね。ご馳走様でした。
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