2024年9月19日(木)
本日も午前は渋谷のル・シネマへ文芸大作を観に行きました。その大作とは、
- 「エフィ・ブリースト」
“ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー傑作選2024”の一環です。こんな監督だったんですね。
37年という短い生涯で40本以上もの作品を手がけたドイツの天才監督、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー。
過激に、挑発的に、社会や人間のあり方を描き、その強烈かつ複雑な魅力は、今もフランソワ・オゾンはじめ多くの映画作家に影響を与えているほか、常に議論の的になり、また世界中の映画ファンの心を掴み続けている。
そんなファスビンダー監督の選りすぐりの傑作3本が、昨年に続き【ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー傑作選2024】と題して上映決定。
簡単に言うとあの映画「リリー・マルレーン」を作った人ですね。本日の「エフィ・ブリースト」はこんな感じ。
『エフィ・ブリースト』は19世紀ドイツの作家、テオドール・フォンターネの小説の映像化で、『ベルリン・アレクサンダー広場』と並んで特異な魅力に溢れた文芸作品ながら今回が日本劇場初公開。圧倒的な構図の美しいモノクロ映像によって、社会の抑圧に違和感を抱きながら生きざるを得なかった若い女性の姿が描かれる。
話しはドイツの上流階級階級の娘が結婚、不倫、出産を経て若死にする話しです。自分としては何故、この話しを映像化しないといけないのかよくわかりませんでした。監督としては何か人生訓のような何かを提示したかったのかな。
厳格なキリスト教のカトリックにとっては何か意味があるのか。
話しの本質は理解できませんでしたが、映像はモノクロながら圧倒的に美しい。部屋を飾る小道具も素晴らしい美しさ。まさに西洋版の小津のような気品さがありますね。
だけど商業映画としては圧倒的に「リリー・マルレーン」の方がいいよね、分かりやすいしね。
観終わればランチです。本日は水曜日なのでお馴染みの「喜楽」は定休日です。
麻布十番の黒ラーメンの「新福菜館」に向かうことにします。到着は13時30分。
行列はなし、超ラッキーです。そして、昨日は”東京で35.1度、観測史上最も遅い猛暑日に 82年ぶりに記録更新“という日でした。やっぱりビールを飲まないと死んじゃいます。
ラーメン(並)を注文します。黒チャーハンはなしです。
暑い一日でしたが、良い日となりました。
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