2024年10月19日(土)
フランス・パリ旅行記を本日は中断して、映画のお話しをします。
昨日の金曜日は帰国2日目ですが、どうしても映画を観たくて劇場へね。観た映画はこちら。
- 「二つの季節しかない村」
トルコの辺境の村を舞台にした実に渋い映画。日経新聞の映画評でも評価が高かったのでね。
話しはこんな感じ。
春は来ない トルコ、
アナトリア東部。
果てしなく続く壮大な自然の前で、
人間は如何に小さなものか――。
「雪の轍」で第67回カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞したトルコの名匠ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督が、トルコ・アナトリア東部に広がる荘厳な自然の大きさと、自我に縛られた人間の悲しいほどの小ささを大胆に対比させて描いたドラマ。
冬が長く雪深いトルコ東部の村。プライドの高い美術教師サメットはこの村を忌み嫌っているが、村人たちからは尊敬され、女生徒セヴィムからも慕われていた。ところがある日、サメットは同僚ケナンとともに、セヴィムたちから身に覚えのない“不適切な接触”を告発されてしまう。そんな中、サメットは美しい義足の英語教師ヌライと知り合う。
主人公サメット役に「シレンズ・コール」のデニズ・ジェリオウル。2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、ヌライ役のメルベ・ディズダルがトルコ人として初めて女優賞を受賞した。2023年製作/198分/G/トルコ・フランス・ドイツ合作
原題または英題:Kuru Otlar Ustune
観ての感想。まず崇高な映画で題材は本当に身近なちょっとしたことの話しから展開していきますが、監督が何を訴えたいのか、おそらく自分も含め日本人にはわからないと思う。
厳しい土地での生活と人間というか、そうゆう漠然としたメッセージなのかね。
映画の内容はともかく、近年稀に見る自分にはきつかった映画です。まだ時差ボケが大いに残る体調でこの映画は厳しかった。そして3時間を超える長編です。
やっぱり意識が飛ぶよね。
そんな中でも不思議なのは、主人公とあの女子生徒との関係、主人公はあの生徒に何を期待というかイメージをもっていたんだろうね。
タルコフスキーやフェリー二の難解さとは違う、とにかく監督のメッセージがわかりませんでした。
だけど良質な映画には間違いありません。おすすめです。
観終われば、ここは有楽町。日本橋のあの店でランチを。
京都ラーメンの「ますたに」さんへ。旅行があったので、10日ぶりの訪問です。
まずはビールとたくわんです。やっぱり心落ち着くこの一瞬です。
飲み終えればラーメンのコールです。
今日も良い一日でした。眠かったけれどね。
|