2024年10月23日(水)
フランス旅行記を中断して本日は映画のお話しです。
昨日は有楽町のテアトルシネマにこの映画を観に行ったよ、中朝国境の町が舞台ということに惹かれてね。
- 「国境ナイトクルージング」
話しはこんな感じ。
中国と朝鮮半島の国境に位置する街・延吉を舞台に、偶然出会った男女3人が街をクルーズ(ぶらぶらと観光)するなかで起こる心情の変化を、繊細な映像美と抒情的音楽でつづった青春映画。
友人の結婚式に出席するため冬の延吉にやって来た青年ハオフォンは、上海へ戻る翌朝のフライトまでの暇つぶしに観光ツアーに参加した際に、スマートフォンを紛失してしまう。観光ガイドの女性ナナはお詫びとしてハオフォンを夜の延吉に連れ出し、男友達シャオも合流して飲み会で盛り上がる。翌朝、寝過ごしたハオフォンはフライトを逃し、シャオの提案により3人でバイクに乗って国境クルージングに出かける。
「少年の君」のチョウ・ドンユイがナナ、「唐人街探偵」シリーズのリウ・ハオランがハオフォン、「流転の地球」のチュー・チューシャオがシャオを演じた。「イロイロ ぬくもりの記憶」で第66回カンヌ国際映画祭カメラドールを受賞したシンガポール出身のアンソニー・チェンが監督・脚本を手がけ、シンガポールと日本を拠点に活動するアーティストのキン・レオンが音楽を担当。
2023年製作/100分/PG12/中国・シンガポール合作
原題または英題:燃冬 The Breaking Ice
北朝鮮と接する中国側の街、延吉。寒い街だね、映像を見る限り朝鮮族の影響が濃い街なんだね。中国で作るこの手の映画は難しいよね、ヌードは出せないしね。すべて妄想の世界。
上海の男ハオフォンがふわふわした人物像で少しリアリティに欠けるのかな。だけどなかなか見ることのできない中朝国境の様子が見れてこの映画を観る価値はありました。
だけど中国映画としてはジャ・ジャンクーの「長江哀歌」には遠く及ばないね。
そして、前々日に観た映画がロミー・シュナイダー主演のこの映画。
- 「デス・ウォッチ」
いくらロミー・シュナイダーとハーヴェイ・カイテルと言えども、こんな訳のわからないSFチックな映画はなかろうと。中盤は眠くなったものね。本作公開の2年後、実際にロミーはこの世を去ったのですが、かなしいね。
有楽町で映画を観終われば、いつものように日本橋へ移動します。京都ラーメンの「ますたに」さんへ。いつものようにビールと“たくあん”でしっぽりと。ここに来る外人さんは少ないけれど、一蘭に行くよりセンスがいいと思うんだがね。
ビールを飲み終えれば、いつものように“麺お願いします”コールです。小ご飯とラーメン、やっぱり週一で来ないと収まりません。
本日も良い1日でした。
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