フランソワ・オゾンの「秋が来るとき」、フレンチのエスプリ、過去の職業が鍵とはね

2025年6月18日(水)

昨日は今週の中で何も予定が入っていない日です。こんな1週間は珍しいね。

というわけで午前中はこの映画を日比谷のTOHOシネマズに観に行ったよ。

  • 「秋が来るとき」

「焼け石に水」「スイミング・プール」など数々の名作を生み出し、カンヌ国際映画祭やベルリン国際映画祭の常連でもあるフランスの名匠フランソワ・オゾンが、自然豊かなブルゴーニュを舞台に、人生の秋から冬を迎える老齢の女性のドラマを描く

80歳のミシェルはパリでの生活を終え、いまは自然豊かで静かなブルゴーニュの田舎でひとり暮らしている。休暇で訪れる孫と会うことを楽しみに、家庭菜園で採れた野菜で料理やデザートを作り、森の中を親友とおしゃべりしながら散歩する日々を送るミシェル。やがて秋の休暇を利用して娘と孫が彼女のもとを訪れるが、ミシェルが振る舞ったキノコ料理が引き金となり、それぞれの過去が浮き彫りになっていく。後ろめたい過去を抱えつつも、人生の最後を豊かに過ごすため、そして家族や友人たちのためにも、ミシェルはある秘密を守り抜く決意をする。

フランスのベテラン女優エレーヌ・バンサンが主人公ミシェル役を務め、ミシェルの親友マリー=クロードをジョジアーヌ・バラスコ、その息子ヴァンサンをピエール・ロタンが演じた。また、リュディビーヌ・サニエが「スイミング・プール」以来、21年ぶりにオゾン作品に出演した。

2024年製作/103分/G/フランス
原題または英題:Quand vient l’automne

実はあまり期待してないで観に行ったのですが、話しの展開が面白く、時間を忘れて見入ったよ、この手の映画ではめずらしいんですが。展開のスピードというかテンポが実にいいんだね。いかにもフランス映画らしいね、あの職業のオチも含めて。

フランソワ・オゾンも肩の力がぬけて、サクッと軽やかに撮っているものね。

昨今の日本映画もこんな感じの映画が多すぎてどうしようもないと思うのですが、日本のこの手の映画ほどウェットではないのが好感かな。

久しぶりにフランス映画の佳作を拝見させていただきました。

観終われば、ここは日比谷。日本橋の「ますたにラーメン」まで、この酷暑の中を歩いたよ。暑くてもビールで喉の乾きを潤したいものね。

この真っ昼間からカウンターでただ一人ビールを飲む男、サラリーマンの皆さん、うらやましいでしょう。(誰も思っていないか)

というわけで本日もツマミはなしで、瓶ビールを1本。飲み終えればサクッとラーメン(並)を。ご馳走様でした。

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