週刊新潮の4月25日号の「外国籍の著名人が日本で見つけた飲食店-異邦人のグルメ-」という最後のページの特集に、フランス出身のフローラン・ダバディさんという人が出ていた。
この名前を見て、すぐにピンときた人はかなりのサッカー通ですね。
このダバディーさん、元サッカー日本代表監督を務めたトルシエさんに仕えた人です。通訳兼アシスタントとしてサポートしていた人です。
そして、トルシエさんも一緒に行ったことのある蕎麦屋さんの創業50年の現在は港区の赤羽橋にある「志な乃」さんを今回は紹介されていました。
このタバディさん、現在はフリーランスのジャーナリストをされているそうで、この「志な乃」さんには20年通い続けているとのことです。
ここのうどんの太さや硬さが僕の好みなんです。
1ケ月も日本を離れると、ラーメンやうどん、そばが恋しくなるそう
そして、ダバディさんの「志な乃」での好物メニューは“けんちんうどん”なのかな。表紙の写真はけんちんうどんが配膳されています。
だけど、食べログなどには、お客さんのコメントとして、「志な乃」のお客さんは9割方、合盛のけんちん汁のセットを頼むとのこと。だから、他のメニューを頼む人がいると、その人の方に顔を向けると書かれていたが。
そして、先日、この記事を拝見して、実際の赤羽橋にある「志な乃」を訪問した次第です。
現地に行って、このお店一度来たことがあったお店とわかりました。
住所: 東京都港区芝3丁目14−6
お店は小ぶりです。4人掛けのテーブルが4つ程度あるぐらいです。
13時に訪問すると7割ぐらいの入りかな。
自分はど定番のメニューを注文してみた。
- 合盛(並盛)1,150円
- けんちん汁 350円
ちなみに、周りを見回したところ、みなさん結構いろいろなものを頼んで食べているようでした。9割方が合盛とけんちん汁というのは少しオーバーだと思います。
ちなみに、ダバディさんが食べていた、けんちんうどんは1,200円ですね。
まずは薬味が来ました。普通のそばやさんとは違って、薬味も違います。おろしだいこんとしょうが、ごまも薬味として提供されます。
そして、いよいよ合盛とけんちん汁です。
食べ方はよくわからないのですが、普通のそばつゆで食べても良いし、けんちん汁に入れてうどんやそばを食べてもよいようです。
もちろん、けんちん汁だけを食べても良いですね。
そばとうどんはコシもあって良いです。つゆは普通かな。
そして、けんちん汁は大根などがゴロゴロと入っている田舎風というか結構、味は濃いなとお見受けしました。
つけ汁で食べたり、けんちん汁に入れて食べたり、もう混戦状態です。
だけど、この合盛、普通盛りでも結構、ボリューミーですね。お腹一杯になります。次は小盛りでよいかな。
そして、お店のおばちゃんが、タイミング良く、蕎麦湯を持ってきてくれます。みんな同じようなタイミングで提供していたのが、感心したところかな。
この名物というけんちん汁ですが、結構くせのある味ですが、果たして外国人の味覚に合うというのが不思議ですね。
まあ、サラリーマンのランチにしては1,500円は結構高いとは思いますが、たまには立ち寄りたいお店ですね。
ご馳走様でした。