ブエノスアイレスは初めての都市です。街の様子をつかむために、半日の市内観光ツアーに入りました。
いつものように、事前にVELTRA(ベルトラ)さんで予約です。
すごい安い市内観光ツアーがあります。
- ブエノスアイレス半日バスツアー<英語ガイド/ブエノスアイレス発>
値段はUSD 17ドルとのこと。これならがっかりツアーだったとしても惜しくない値段です。
だけど、安いのにはやはり理由があります。
自分たちのホテルピックアップは8時45分です。かなり大型のバスです。
このバスでホテルを回りながらお客をピックアップしていきます。
自分たちが乗車して1時間以上はぐるぐるホテルを回っていたと思います。
そして、ツアーのポイントと回っていく順序です。
南米のパリと呼ばれ、南米でありながらヨーロッパのような雰囲気が漂うブエノスアイレスをバスで回ります。ブエノスアイレスに来たら外せない、5月広場、カミニートの2か所でしっかり下車観光します。
ブエノスアイレスの主要な通りである「7月9日大通り」 を走りながら、車窓から、オベリスクとコロン劇場を通ります。
サン・テルモ地区へ行き、 途中レサーマ公園を車窓から見ます。
5月広場 では下車。 市内の中心部に位置し、5月革命が名前の由来となった歴史ある広場をです。 広場からは、市内最大の大聖堂やかビルド、大統領府などを写真に収めることが出来ます。
最後は、ラ・ボカ地区、いわゆるカミニートで下車。 アルゼンチンタンゴの故郷にして、多くの芸術家を輩出した地区を訪れます。カラフルな家々が立ち並びところです。
ブエノスアイレスの主要な観光スポットを一通りは回るようですが、観光して感じたのは、ピンクハウスと呼ばれる大統領府(カサ・ロサーダ)があるところと、カミニート地区が一番印象に残ったかな。
青い空とアルゼンチンの国旗がよくマッチする写真スポットですね。
カミニート地区の近くには、かつてマラドーナが在籍していたあのボカ・ジュニアーズのスタジアムもあるのですね。このスタジアムの横をバスは走ります。
大統領府前では、衛兵の交代が見れたのはよかったのですが、アルゼンチンの衛兵は数が少なすぎて迫力がないのが残念です。あのバッキンガム宮殿ぐらい派手に演出すれば観光客を呼べるのにとは思います。
そして、カミニートで出会ったこの銅像、人間だとは思えなかったな。世界中でこんな人たちをたくさん見てきましたが、一番完璧だったと思ったので、チップをあげて写真を撮らせてもらいました。
そして、レストランの前ではアルゼンチンタンゴの踊り手がいます。
この構図が一番アルゼンチンぽいかな。おじさんもいい味出しています。
この17ドルの半日ツアーですが、はっきり言って、安くて早くて良いツアーでした。
そして、この観光ツアーをした日が日曜日です。チェックインした際、ホテルのお姉さんが言っていた選挙の日です。観光している分には全く選挙のセの字の気配を感じられません。
そして、選挙は現大統領が予想に反して、選挙に負けたのを日本に帰ってから知りました。
アルゼンチン・ペソも20%以上の大暴落です。(これも日本に帰って、知ったのです)
翌日は突然、観光客にとっては、アルゼンチンはすべて20%引きの買い物天国になったのでした。クレジットカードの請求書の為替レートを見て、驚愕しました。半端ない値引きです。