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  • [讃岐でうどんを食す・その3]“うどんバカ一代”は讃岐うどんの最高峰かな、これで決まり!

    [讃岐でうどんを食す・その3]“うどんバカ一代”は讃岐うどんの最高峰かな、これで決まり!

    香川うどん県に到着して、早本日は2食を完食したのです。

    そして、本日最後のうどんは、ある方の香川のうどんブログでNo.1の評価を得ていた「手打十段 うどんバカ一代」さんを訪問したのです。時間は、夕方4時30分ぐらいでしょうか。

    • 高松市多賀町1-6-7
    • TEL 087-862-4705

    まずビックリしたのが、駐車場の多さです。お店の周りに、実にたくさんの駐車場が点在しています。お店のキャパシティと比べて、相当多い駐車場を構えていらっしゃるのです。

    これぐらいないとお客さんをさばけないのかな

    お店のHPからの店舗紹介です。

    いらっしゃいませ!

    当店のうどんは強いだけのコシにこだわるのではなく、舌触りや喉ごし、噛んだときの食感を重視して作っています

    まだ完成していませんが、とにかく昨日よりおいしいうどんを出せるよう頑張っています。 例えば腕立て伏せも最初から100回は無理ですよね。

    でも今日10回、明日15回と頑張れば、きっと100回できるようになると信じてます。

    昨日よりも‘おいしいうどん’を提供できるよう頑張ります

    ちなみに、お店のHP上での人気メニューベスト3は下記のとおりです。

    1. 釜バターうどん
    2. 温玉肉ぶっかけうどん(冷がおすすめ)
    3. 釜ぶっかけうどん

    そして、お店に入店です。この時間でも7割ぐらいは埋まっています。

    まずはトレーを取って、列に並びます。コップに水を注ぎます。受付のお姉さんに、うどんの注文を伝えます。すぐにうどんを受け取れる注文もありますね

    次に、自分の好きな揚げ物のトッピングを取ります。

    最後は、お会計です。

    今回は、あなご天が妖しく衣をまとっていたのですが、さすがに手に取れなくて残念でした。

    そして、今回、自分たちが選んだうどんは“冷たい肉ぶっかけうどん(小)”(490円)です。本日短時間での3食目ですので、カロリー的にもこちらをチョイスした次第です。

    こちらの肉ぶっかけうどんですが、レモンと大根おろしが付いてきます。ネギは自分で好きなだけトッピングです。そして、ぶっかけですが、つゆもかなりたっぷりかかっています。

    そして、麺はかなり太麺でこしが半端ありません。そして、うどんを一口食べて気づきました。これは、最高に“うまい”うどんだと。だしもうまいし、うどんの麺と実によく合っています。

    まさにラーメン界の三田のラーメン二郎の本店級の破壊力です。

    本日食べた3食はどれも個性的で非常にうまいのですが、こちらの「手打十段 うどんバカ一代」さんは万人受けするうまさでは最高かな。

    自分は東京ではぶっかけうどんは食べたことがないのですが、このうまさにははまってしまいました。だけど、同行の家人は今一歩との評価です。

    そして、このうどんにあまりに感動したので、座席の横にあったお土産用のうどんを購入したのでした。6食入って、1,500円です。このうどんとだしがあれば、自宅でも最高のぶっかけうどんが再現できそうと、妄想したのでした。

    だけど、恐るべし讃岐うどん、恐るべし「手打十段 うどんバカ一代」です。

    讃岐うどんを堪能した1日でした。

     



  • [讃岐でうどんを食す・その2]三嶋製麺所にはお会計で驚いたな。看板はないよ、讃岐恐るべし

    [讃岐でうどんを食す・その2]三嶋製麺所にはお会計で驚いたな。看板はないよ、讃岐恐るべし

    高松空港に到着して、まず直行したのは、「岡製麺所」だったのです。

    そして、軽く金刀比羅宮を見て回ったあとは、次のうどん屋探しです。その時気づいたのですが、讃岐のうどん屋はお昼の2時ぐらいに閉店する店が実に多いんだな、これが。

    そんな中、「まっぷる四国」のうどん情報で目に留まったのが、「三嶋製麺所」だったのです。閉店時間は16時30分と記載があったので、十分間に合います。

    紹介文です。

    映画「UDON」のおばあちゃんに会えるかも

    映画「UDON」で、「熱いんですか、冷たいんですか」の台詞でおなじみのおばあちゃんが営む。メニューはうどんのみで、つるりとしたのどごしのできたで麺を生醤油で味わう。

    (住所: まんのう町川東276)

    金刀比羅宮からは約40分ぐらいかかるのです。本当にこんなところにうどん屋があるのという小さな地区です。

    確かに、非常にわかりずらいところにあります。幹線からどこから入ればいいのか戸惑うと思います。自分たちも2回ほど間違えました。

    そして、看板も何もありません。自分たちが気づいたのは、駐車場らしきところに1台車が止まっており、明らかに地元の人でない2人が車にもどってきたところを目撃したからです。

    その小さい駐車場に(車はせいぜい3台ぐらいしか止められないと思います)、車を止めて、店を探します。その駐車場横の家が、「三嶋製麺所」です。

    暖簾もなにもありません。恐る恐る店の中に入ります。食べるところは非常に小さなスペースしかありません。入って、左の製麺所ではおばあちゃんとおそらく若夫婦の3名が忙しく麺を打っています。

    午後2時50分の入店ですが、店内にお客は誰もいませんでした。

    カウンターらしきところで、お兄さんから冷たいのと温かいのどちらにしますかと聞かれるだけです。2名が冷たいの1名が温かいのです。

    テーブルに座って待っていると、テーブルの上にはボールに卵を割った殻がかなりあったのです。そして、待つこと2分、うどんが運ばれてきました。

    お兄さんが言うには、卵は1個30円とのこと。欲しければ、自分で割って入れるようです。

    薬味はボールに入ったネギだけです。

    こんなにシンプルなうどん屋は初めてです。

    卵1個、ネギめ、唐辛子少々で食べたのです。うどんは岡製麺所よりは少し細いです。そして、ゆで加減は少し柔らかめかな。だけど、つるりとしたのど越しです。

    田舎の製麺所で食べる、このうどん、シンプルすぎて、店内の様子も含めて、驚愕したのでした。水のサービスもありません。

    そして、印象深かったのは、食べている最中も、製麺所の中ではうどん作りが黙々と非常に緊張感がビシビシと伝わる感じで、仕事をされているのです。特に、おばあちゃんと若女将の間の緊張感はかなりの体感を感じたのでした。

    そして、お会計でも驚愕したのでした。

    自分は千数百円ぐらいだと思って、先に千円札を出したのですが、お兄さんが言ったのは、3名で510円とのこと。

    うどん(140円)+卵(30円)×3名で、510円となるのです。これには3度驚愕したのでした。

    恐るべし讃岐うどん、本当に恐るべし「三嶋製麺所」です。非常に貴重な体験をしました。讃岐のうどん巡りでは必訪問のお店でしょう。

    うどんを、こんなに緊張感を感じながら食べたのは、人生初でした。



  • [讃岐でうどんを食す・その1]岡製麺所の肉うどん、あの甘辛さがクセになる味なんだな

    [讃岐でうどんを食す・その1]岡製麺所の肉うどん、あの甘辛さがクセになる味なんだな

    うどん県、香川に到着後に空港からレンタカーで直行したのが、肉うどんに魅せられて綾川町にある「岡製麺所」です。

    • 香川県綾歌郡綾川町山田上甲1949-8
    • TEL 087-878-1780

    高松空港から車で7、8分の場所にあるのですが、ナビの案内に従っていくのですが、少しわかりずらい道順になりますね。

    そして、「岡製麺所」はこんなうどん屋さんなのです。

    山間の静かな場所に佇む「岡製麺所」は、1960年の創業以来、手作り感あふれるうどんに定評のあるお店。大きな釜で段取り良くゆでられたうどんを、バラエティーに富んだメニューで堪能できるということで、今回は一番人気の「肉うどん」をチョイス。
    甘辛く味付けされた牛肉が、丼の表面を覆い尽くすほどたっぷり。牛肉のうま味がプラスされただしは濃厚な味わいで、ちょっぴり太めのもちもち麺と相性抜群です。アクセントとして自家製唐辛子を少し加えるとキリッと締まった味に変化し、これがまた癖になりそう!
    冬限定で旬の食材満載の「しっぽく」も登場します。

    自分たちが到着したのは、丁度12時ぐらいだったのです。お店の対面下にある駐車時に駐車して訪問です。本日は行列等はなく、すぐに着席できました。

    帰りにバイクのライダーさんたちとすれ違ったのですが、彼らが言っていたのが、「今日は行列がないな」ということをしゃべっていたので、普通はこの時刻帯はお店の外に行列ができるのでしょう。

    初めての讃岐でのうどん屋です。こちらはセルフのお店ではありませんが、まずは注文に仕方にまごつきます。要はお店のお兄さんに注文すればよいだけですね。

    お店の入り口左側には揚げ物のコーナーがありますので、欲しい揚げ物があれば、自分でチョイスして取ればよいだけです。代金はいづれも1品100円です。

    自分たち3名は全員、一番人気という「肉うどん」(500円)を注文です。

    厨房の中では数名の方が忙しくうどん玉を作ったり、切ったり、てんぷらを揚げたりと忙しくされています。活気がありますね。

    自分たちが入店した時は少し空きもありましたが、すぐに常連らしき人たちでいっぱいになったのです。

    待つこと数分、肉うどんが運ばれてきました。初さぬきでのうどんの実食です。

    具は、肉・かまぼこ・ねぎ・揚げ玉という組み合わせです。

    まずは麺からです。コシのある中太麺です。肉は甘辛い味付けです。スープもその味がしみだしているのか、少しあまい味付けのスープです。

    自分的には、肉うどんはこれぐらいでも十分いけます。もう少し甘味を抑えてもよいかもわかりません。連れの家族の1名は、少し甘すぎる肉の味付けとスープと言っていましたが。

    だけど、非常に完成度の高いさぬきうどんの肉うどんです。

    相当に辺鄙な田舎にあるお店ですが、どこから人が集まってくるのかわかりませんが、たくさんの人がひっきりなしに訪れるのには驚きました。

    だけど思ったのは、岡製麺所はレベルの高いお店だと推察できました。

    そして、あの黒板に書かれていた、“超肉うどん-肉全面-”(750円)とはどんな肉うどんなのかな。妄想中です。

    空港からも近いし、まずは香川について1食目のうどんとしては、十分に満足できるお店でした。恐るべし讃岐うどん、恐るべし岡製麺所です。