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  • 映画「カーテンコールの灯」、どこかで変化球を入れてほしかったかな、佳作ドラマ

    映画「カーテンコールの灯」、どこかで変化球を入れてほしかったかな、佳作ドラマ

    2025年7月3日(木)

    この週末から急遽、ベトナムのハノイに行くことにしました。何せホテル代が安かったもので。そこまでは、平日はいつものように映画鑑賞。

    渋谷のル・シネマに観に行った映画はこちら。割引券もあったのでね。

    • 「カーテンコールの灯」

    地味な映画なので劇場の入りは寂しいね。昨日のF1とは打って変わっての、ヒューマンドラマらしいです。

    不器用な父が、まさかのロミオ役!? 主人公の人生とシェイクスピア悲劇がリンクし唯一無二の感動がわきおこる珠玉の物語

    ある悲しい出来事を経験しバラバラになりかけている親子3人の家族が、希望のありかを探し求めていく軌跡を、誰もが知る「ロミオとジュリエット」のストーリー展開に重ね合わせ、現実と虚構、実生活と演劇をリンクさせ斬新に描く
    壊れた家族の絆の再生、深く傷ついた心の癒やし、現代において希薄になっているコミュニティーの温かな交流。これらの普遍的にして切実なテーマを、あっと驚くアイデアで映画化した珠玉の逸品が誕生した。

    本国ではちっぽけな独立系の作品でありながら胸に染み入る感動の輪がみるみる広がり、数多くの映画賞で高い評価を獲得。「今年最高の作品ーNEW YORK MAGAZINE」「人の絆についての繊細な宝石—IndieWire」など絶賛を浴び、米批評サイトRotten Tomatoesでは批評家99%、観客92%(2025年4月14日時点)という高いスコアを記録している。

    【STORY】

    人生は悲劇じゃない!

    アメリカの郊外。建設作業員のダンは家族に起きた悲劇から立ち直れずに、仲が良かった妻や思春期の娘とすれ違いの日々を送っていた。ある日、見知らぬ女性に声をかけられ、強引にアマチュア劇団の「ロミオとジュリエット」に参加することに。経験もなく、最初は乗り気でなかったダンも、個性豊かな団員と過ごすうちに居場所を見出していく

    やがて突然の変更でロミオ役に大抜擢されるが、自身のつらい経験が重なって次第に演じることができなくなり……本番当日、家族や仲間の想いが詰まった舞台の幕がついに開く

    この家族のカギは“お兄ちゃんの死”なんだね。中盤まで明らかにされないので、少し前半は分かりづらい。全編は思った通りの展開で、あまり新鮮さはないと思いました。

    「コーダ あいのうた」のように最後にオチもないものね、だけど、淡々と終わる最後も余韻としてはいいね。まだ映画が続いている中、エンドロールを流すアイデアは秀逸でした。

    温かいヒューマンドラマを観てみたい方はどうぞ。

    観終われば、ここは渋谷、ランチは少し変化球を入れました。

    久しぶりに“ゴールドラッシュ”でワインとハンバークを楽しもうかと、ハンズの前ね。

    ワインはデカンタだよ、昼でもね。ハンバーグは一番リーズナブルなこちら。

    • ゴールドラッシュハンバーグ 150g(1,200円)

    定員さんがソースをかける前の“ナプキン防御”は決まり手だよ、準備しておくべし

    お昼のワインとハンバーグ、至福のときです。

    ワインと合計で2千円超えはしかたないね。ご馳走様でした。美味し。

    「コーダ あいのうた」はエミリア・ジョーンズにジョニの「Both Sides Now」を手話付で唄わせた時点で勝ちだな、V先生はどうして宮本亜門なの?

     



  • 映画「リリー・マルレーン」、テンポ良いミステリータッチでナチス物の傑作

    映画「リリー・マルレーン」、テンポ良いミステリータッチでナチス物の傑作

    2024年9月5日(木)

    昨日は凄い映画を観たと思ったね、渋谷のル・シネマさんへ行ってね。

    観に行った映画はこちら。

    • 「リリー・マルレーン」

    リリー・マルレーン、かなり懐かしい名前です。曲の名前とマレーネ・ディートリッヒとナチス・ドイツとの結びつきであまり良く知らない中での劇場鑑賞です。

    今回観たのはこの企画でね。“ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー傑作選2024”

    こんな映画です。

    ドイツを代表する映画監督ライナー・ベルナー・ファスビンダーが、第2次世界大戦中のドイツの流行歌「リリー・マルレーン」を題材に、時代に翻弄された実在の女性歌手の半生をエネルギッシュに描いたドラマ

    ナチスドイツの勢力が拡大するヨーロッパ。売れない歌手ビリーはユダヤ系名門一家の音楽家ロバートと愛し合っていたが、ビリーがスイスへの入国を拒否され、2人は離ればなれになってしまう。歌手としての成功を夢みるビリーはナチス高官ヘンケルに気に入られて酒場で歌う仕事を始め、レコードに吹き込んだ曲「リリー・マルレーン」が兵士たちの間で人気を集めて一躍スターとなる。ある日、ロバートが偽造パスポートでドイツに密入国してくるが……。

    ファスビンダー監督作の常連俳優ハンナ・シグラが主人公の歌手ビリー、「ハンニバル」のジャンカルロ・ジャンニーニがロバートを演じ、ファスビンダー監督の盟友ダニエル・シュミット監督がカメオ出演。「ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー傑作選2024」にて4Kデジタルリマスター版を上映。

    1981年製作/120分/G/西ドイツ
    原題または英題:Lili Marleen

    伝説の「リリー・マルレーン」という話しがよくわかりました。

    何故か第二次世界大戦のナチス・ドイツで流行った歌なのですね。ヒトラーからも気に入られてね。ゲッペルスは死臭の匂いがする曲で言っていたね。確かに歌詞も含め物悲しい曲だものね

    映画は敢えて格調高くせず、ミステリータッチでテンポよく展開していくので、楽しく観れました、もちろん面白かった。ただ一点、劇中音楽が少しわざとらしく雑だったかな。すぐにでもミュージカルにすればヒットする展開だと思うのですが、ナチスをかなり連想するからダメなのかも。

    最後の指揮者、誰を暗示かな、ユダヤ系であの時代となるとバーンスタインなのかな。

    だけど再観しても良い映画でした。リリー・マルレーンの曲、確かにディートリッヒの廃退した雰囲気によく合うね

    終われば、急に思い立って渋谷の東急ハンズ前にあるハンバーグの「ゴールドラッシュ」へ。

    原宿店があった時にはよく通っていましたが、10年ぶりぐらいの訪問です。

    まずは“赤ワイン”をカラフェ(890円)です。昼間から幸せな時間。

    ハンバーグは予算の関係で“ゴールドラッシュ ハンバーグ 150g”(1,050円)です。あの懐かしい光景、紙エプロンをあげて、ソースをかけてもらう儀式です、今も健在なり。

    ハンバーグのお味は普通かな。だけど、あまりに興奮してハンバーグの写真は失念してしまいました。

    今日も良い1日でした。

    映像も余韻も心がまさにざわつく映画だよね、まさに快作「関心領域」

     



  • モンゴルのウランバートル、小屋同然の証券会社の株が35倍になった、2年後に!

    モンゴルのウランバートル、小屋同然の証券会社の株が35倍になった、2年後に!

    2006年10月に初めてモンゴルのウランバートルを訪れた

    理由は外資の証券会社に勤める友人からモンゴルの株式市場といくつかの会社を見に行かないかということで、3名で行った。

    10月のモンゴルははや雪景色です。

    この雪の中を、モンゴルで唯一株式を上場(しかも上場直後)していた証券会社を訪問した。タクシーに連れていってもらったが、住所を教えてもなかなかたどりつけなかった思い出。要は建物がぼろくて、建物が小屋みたいなので、普通の人には判りづらかったという話し

    その証券会社が入っている建物が下記の写真です。その後、こんな会社になりました。使用前、使用後の写真です。

    ものすごいショボい建物でした。その証券会社の名前はBDSec(こちらの会社、2023年の今でも健在です、モンゴルでは大手証券会社会社訪問で対応してくれたのが、何と社長さん。

    モンゴル人で初めて会った人がこの人。まあ、何かの縁ということで、数か月前に株式公開したこの会社の株式を買いたいと申し出た。

    すぐにOKと相成った。即決ができたのは、社長の持ち株から分けてもらったからかな

    その場ですぐに口座開設して、株主となった。買った金額は10万円分

    この時の、この証券会社の時価総額は1億円だったと記憶している。

    それから2年後、何と資源ブームが来て、この会社の株式も買値から35倍まで行った

    ああ、100万円買っておけばよかった。後悔は後の祭り。

     

    それから、いくつかの上場株式を買ってみたが、まあまあかな。

    リーマンショックの時には、自分が持っていたモンゴルの銀行も倒産してしまったし

    また、自宅をさがしてみたら見つかったモンゴルの未公開会社に投資した株券。

    その当時、日本でもネット通信のADSLビジネスが活況を呈していた。

    モンゴルでもベンチャーとして「ヨコズナネット」というADSL会社ができるので投資しないかと証券会社から勧められた。名前の良さでモンゴルでもきっとADSLが普及すると確信し、300万円投資してみた。

    あの証券株の35倍の再来を夢見て。1億円はかたいと思っていた。

    その後、株主総会等の連絡が来ていたが、数年後、何も連絡が来なくなった

    ヨコズナから平幕へ転落どころではない。相撲取り人生をあきらめられたらしい。

    チーン。ご愁傷様でした。

    そもそもモンゴルの未公開株なんかに投資するのが間違いでした。

    また、この投資旅行では土地やマンションを購入しないかと薦められた物件もありました。

    その時、購入していれば少なくとも数倍にはなったと思います。売り時を間違えなければ。

    私が初めてウランバートルを訪れてから数年間が一番のゴールドラッシュの時だったと思います。その後、資源ブームの終焉、リーマンショックなども経て、遂に2017年、モンゴルはIMFへ支援要請となりました。こちらも、チーンですね。

    先日、新聞記事で読んだのですが、モンゴルの新空港も空港ターミナルはできているが、周辺道路完成の遅れなどで2年後の開港予定となったそうです。

    やっぱり、投資家に危険な香りをばらまいている極寒のモンゴルのウランバートルですね

    そう言えば、不祥事で破綻した不動産開発のスルガコーポレーションが開発中だったジャパンタウンを思い出しました。マンションを販売していたのでね。買っていれば、どうなったのだろうか。

    モンゴル株式投資の光と影、ゴールドラッシュか否かは人の見方次第だよ

    モンゴル株式投資 実践法、口座開設に現地に行く必要有り?



  • カンボジアの投資ツアーに参加、ウランバートルのようなゴールドラッシュの熱気はなかったが!

    カンボジアの投資ツアーに参加、ウランバートルのようなゴールドラッシュの熱気はなかったが!

    2010年の12月に友達の誘いで、カンボジアのプノンペンの投資ツアーに参加した。現地集合、現地解散の1日投資ツアー

    当時、間もなくカンボジアで初めての証券取引所がオープンするということで、それに合わせて、上場が予定されているプノンペンの会社を数社、企業訪問した。また、カンボジア証券取引所の高官の方々とのミーティングもセットされていた。

    企業訪問したのは、

    • Telecom Cambodia
    • ACLEDA BANK
    • Tong Yang Securities
    • カンボジア証券取引所
    • プノンペン水道公社

    だったと思う。

    結論から言うと、その数年前からモンゴルの会社に株式投資をしていたが、カンボジアではモンゴルのような熱気がないと感じたので、証券口座も銀行口座も開かずに帰国した。

    それから、8年が経過したが、なんかカンボジアへの株式投資の話しを聞かなくなった。よく聞くのは、不動産投資の話しの方が多いかな。結構リスキーな話しもあるね

    その時見た、プノンペンは中国や韓国資本で結構建築工事が多いなと感じた。

    また、日本資本のMARUHAN JAPAN BANKという銀行にも連れていかれた。カンボジアも外貨の資金需要が高いらしく、預金金利が高かった記憶がある。ドルベースでも。こちらの銀行は日本のパチンコ屋さんの資本の銀行ですね。いくら金利が高くても、銀行口座開設には興味がなかったので、何もしなかったな。

    川のそばの観光客が集まる地域は結構ナイトライフで繁盛しているなという感じがした。

    また、プノンペンでは市内で射撃ができるところに連れて行ってもらった。自分は興味がないのでしなかったが。あと、プノンペンの博物館で聞いた話しで、カンボジアはポルポトの独裁時代に美人の方々をほとんど殺してしまい、その影響で今でも美人が少ないという話し。本当かな。ポルポトの虐殺は、「キリング・フィールド」などが有名ですね。

    プノンペンの街自体は、ほとんど観光するところもないし、あんまり自分には魅力的な場所には見えなかった。まあ、国内にあまりにも有名なアンコール・ワットがあるからしょうがないかな。

    やっぱり、寒い町のモンゴル・ウランバートルのゴールドラッシュの熱気を見ると、投資意欲がわかなかったという話しでした。ただ、プノンペンには良いホテルは当時からありました。自分が泊まったラッフルズ・ホテルやインターコンチネンタル・ホテルなどなど。

    モンゴル株式投資の光と影、ゴールドラッシュか否かは人の見方次第だよ

    モンゴルのウランバートル、小屋同然の証券会社の株が35倍になった、2年後に!





  • モンゴル株式投資の光と影、ゴールドラッシュか否かは人の見方次第だよ

    モンゴル株式投資の光と影、ゴールドラッシュか否かは人の見方次第だよ

    今から12年前の4月頃、友人からモンゴルのウランバートルに行かないかと言われ、初めて訪問した。訪問の目的は投資。まあ、株ということ。それ以降、すべて株式がらみで2回行った(下記は2006年4月訪問時の写真。寒そうでしょ。)

    東京からウランバートルへの行き方は、ミアットモンゴル航空の直行便、仁川乗り換えの大韓航空、北京乗り換えのエアチャイナが候補だと思う。自分は仁川もしくは北京の乗り換えのどちらでも行った。なんとなく、ミアットモンゴル航空は信頼できなかったので、使わなかった。(ここから下記の写真はすべて2013年のものです)

    自分たちが最初に行った2006年、訪問した証券会社が丁度IPOをしており、対応してくれた社長がまあまあの対応をしてくれたので、その社長から相対で株式を購入した。だけど、その証券会社の建物がボロボロで大丈夫かと不安になったのは確かであるが、その後、3年でその会社の株式は数十倍になった。いわゆる、世界的に資源が見直された時期でモンゴルの地下資源が評価された時期。そのピークが去り、その後IMFから資金融資などでドン底の経済を迎えることとなった。まさに資源の光と影

    自分の株式投資も数十倍になった先の証券会社の株、不景気時に倒産した上場銀行株、名前がよいとおもってADSLの通信ベンチャーの未公開企業に投資して、いつの間にかなくなってしまった株。ちなみにそのADSLの会社の名前はヨコズナネット。モンゴルでなんか行けそうな名前と思いませんか。結局投資はマイナスにはならなかったが、ボチボチもうかったぐらい。

     

    ただ、最初に行った時、友人から言われたことが今も頭に残っている。

    「このウランバートルの光景を見て、今からゴールドラッシュが来る直前と思うか、ただのさびれた寒い街」と見るかは、人の見方の次第。投資家として心得としたい。

    最後に行った2013年はさすがに少し都市化していて、シャングリラホテルもオープン間近であったし、ヴィトンもゼニヤもコーヒーショップチェーンもできています。高級スーパーもあります。

    いくらお金が儲けられても、住むのはいやだな。何せ寒すぎる。底冷えがします。4月でも。

    不動産にも投資できるし、もちろんモンゴル証券取引所もあるし、証券会社でオンライン取引はないが、メールなどで株式投資も可能です。ちなみに、お金の出し入れは自由にできます。

    まだこれから投資冥利があるかどうかは、わからない。まあ、新しい空港もできるし(日本のODAできたのかな)、また、資源ブームが来たら、また爆発するかも。

    この文章を書いていて、あの少し塩っぽいミルクが飲みたくなってきました

    あと観光はほとんど期待できません。但し、自分はゲルには泊まったことがない。

    あといつもうっとうしいと思ったのは、空港でのタクシーの客引き。確か、メーター制のいわゆるタクシーはないと思う。白タクの個人と話しをしないといけない。そして、いつも降りるときに事前に確認したお金を払っても、いつももめるこのウランバートル。

    面倒くさいので、最後に訪問時には路線バスを使った。そんなことがあるので、まあツアーや現地のガイドがいた方がいいかな。そんな都市、ウランバートル。

    モンゴルのウランバートル、小屋同然の証券会社の株が35倍になった、2年後に!

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