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  • スカイマイルをJTB旅行券に交換、制約条件はあるが発行できれば使える、おつりは出ない

    スカイマイルをJTB旅行券に交換、制約条件はあるが発行できれば使える、おつりは出ない

    デルタ航空、エールフランス、大韓航空、アエロメヒコ航空などが所属する航空アライアンスがスカイチームです。そして、その盟主は米デルタ航空だと思いますが、その貯まるマイルが「スカイマイル」です。

    このマイルは日本では非常に使いづらいのですね。本来であれば、デルタ航空か大韓航空あたりで利用できればよいのでしょうが、日本ではスカイマークで利用できますが、その特典航空券はオンラインで即座に空座席の確認や予約ができないのです。

    一旦、ネット上から申込をして1日ぐらいで返事が来るシステムです。スカイマークの国内線の予約では往復でも片道でも20,000マイルかかるのです。

    まあ、端的に言って非常に使いづらいのです。

    その次の使いみち候補として、スカイマイルをJTB国内パッケージツアー旅行券に交換して利用する方法があります。自分はこれまで利用したことはありませんでしたが、今回、スカイマイルを交換して初めて利用したのでした。

    こちらの交換に際しての制約事項です。

    • 1暦年ごとに最大30,000マイルをJTB国内パッケージツアー旅行券(最大30,000円分)に交換可能
    • 1暦年とは12月31日まで、翌1月1日からは新暦年となる(よって、うまく時期を選んで交換すれば1名当たり最大60,000円発行できる)
    • 交換できるマイル単位は10,000マイルごと
    • クーポン券の有効期限は申込受付日から6ケ月
    • メダリオン会員及び日本国内で発行されたデルタ・スカイマイル提携クレジットカード本会員のみが交換可能
    • 交換には、デルタ航空予約センター0570-077733(ナビダイヤル)(9:00-20:00)まで電話する必要がある

    何やら、交換する際も非常に制約条件が多そうですが、交換申込ができれば、2週間もすれば旅行券がスカイマイルに登録された住所に簡易書留で送られてきます

    感想としては、かなり早い発送だと思いました。

    そして、JTB窓口で利用してみたのです。事前にJTBに確認したところ、

    • JTBのHP等で紹介している国内のホテルや旅館、国内ツアーにはほぼすべて利用可能
    • 但し、航空券のみの利用は不可

    そして、旅行券での利用・支払いにはどこからJTB窓口に行く必要があります。自分の場合は予約したい旅館を前日にJTBのHPで調べて、翌日に店舗に赴きました。

    宿泊したい日時と旅館のプランを提示しましたので、非常にスムーズに進みます。だけど、この旅行券が利用できるプランは少し制約があるようで、自分が調べたプラン(最安値)は店頭の端末では出てこなかったのです。まあ、仕方ありません。

    店頭の端末で出てきたプランを予約した次第です。

    そして、いざ、旅行券での決済です。家族名義の旅行券も入っていましたが、そんなことは何もチェックされずに、決済です。但し、おつりはでないので、10,000円未満の金額は現金精算するか、おつりはいらないという方法しかありませんね。(自分の場合はおつりは数百円だったので、おつり必要なしで済ませました。)

    まあ、ネットで完結できる時代に店舗に赴いて予約決済する必要はありますが、初めて利用した経験からすれば、なかなか使いづらいスカイマイルの消化の仕方としては悪くないと思いました。

    但し、1マイル=1円という交換レートをどう見るかは各自の判断の分かれるところだと思います。

    デルタ航空のマイル利用でのスカイマーク便予約、「オンライン予約」が見つけづらい





  • デルタ航空のマイル利用でのスカイマーク便予約、「オンライン予約」が見つけづらい

    デルタ航空のマイル利用でのスカイマーク便予約、「オンライン予約」が見つけづらい

    今年の夏の南米旅行でアエロメヒコ航空を利用しました。その際の搭乗マイルはスカイチームの雄のデルタ航空のスカイマイルに積算することにした次第です。

    その時に貯まったマイルが、42,442マイルです。

    ルートは行きが成田→メキシコシティ経由→ペルーのリマ、帰りはブエノスアイレス→メキシコシティ経由→成田です。さすがに、南米は一撃でたくさんマイルが貯まります

    このマイルがJALマイルかANAマイルに積算されたら何とうれしいことかとは思いますが、しかたないですね。

    そして、本題のデルタ航空のスカイマイルです。

    当然、スカイチームに入っているエアラインでは特典航空券をとることはできますが、日本の国内線で利用するには少々苦労します。

    唯一、スカイマーク便でスカイマイルを利用して特典航空券を取ることができます。

    但し、デルタスカイマイル提携クレジットカード本会員またはメダリオン会員の方のみ、スカイマイル特典旅行として、スカイマークの日本国内線を利用できるのです。

    すなわち、該当クレカもしくはデルタ航空でのステイタスのメダリオン会員に該当しないとスカイマーク便も利用できません。

    メダリオン会員の一番下のランクはシルバー メダリオンです。このシルバー資格を取るには、下記に該当しないといけません。

    25,000MQM または 30MQS が必要となります。

    • MQMは飛行距離および運賃クラスに応じて獲得できるもの
    • MQSはフライトのご利用回数に応じて獲得できるもの

    まあ、一番簡単なのはデルタのクレジットカードを作ることが一番容易かとは思います。

    そして、東京の羽田を起点とすると、下記のルートで必要マイル数が違いますね

    区間 必要マイル数(往復)
    羽田-神戸 15,000マイル
    羽田-福岡

    羽田-長崎

    羽田-鹿児島

    羽田-那覇

    羽田-新千歳

    20,000マイル

    JALやANAでは、日本在住のマイルを使った特典航空券の利用者は、「会員本人、会員の配偶者・同性パートナーおよび2親等以内の家族」に限られます。

    しかし、デルタスカイマイルを使ったスカイマーク特典航空券の場合、そのような制限は一切ありません。誰の名義でも予約できるところは大きなメリットです。

    だけど、自分がデルタのHPでスカイマーク便を予約しようと思うと、オンライン予約申請フォーム」のみでの受付と書いてありますが、この予約申請フォームにどのようにたどり着けばよいか本当に苦労しました。

    そのオンライン予約申請フォームはこちらからどうぞ。

    予約申請フォームには、第一希望から第三希望まで記入できます。

    但し、オンラインでの特典枠が残っているかどうかは判りませんので、使いづらいです。

    そして取れたかどうかの可否は、72時間以内にメールで回答されるとのことです。

    また、以下のような制約もあります。

    • 予約できる期間は、出発日の60日前から14日前までです。
    • 片道でも予約できますが、往復と同じマイル数が必要です。
    • ブラックアウト期間の設定もあります。
    • 予約完了後の日付・便の変更はできません
    • キャンセルしても、マイルは戻ってきません。

    このブログを書きながら思ったのは、もしかしてスカイマークの会員になり、特典航空券の有無をスカイマークのHPで確認して、申し込めばより精度高く、特典航空券の予約ができるかと思った次第です。

    と思って調べましたら、スカイマークには会員とかマイルを貯めるという概念はないので、直接、特典航空券の可否を調べる手段はありませんね。

    デルタ航空のスカイマイルで国内線を使いたいときのもう一つの手段が、「デルタスカイマイルはJTB国内旅行クーポン」に交換することです。年間一人30,000マイル=30,000円分のクーポンで利用する方法もありますね。但し、このクーポンの利用期限は発行されてから、半年以内ですので注意が必要です。

    とにかくデルタ航空のスカイマイルを国内線で利用するのは結構ハードルが高いですね。

    スカイマイルをJTB旅行券に交換、制約条件はあるが発行できれば使える、おつりは出ない





  • メキシコシティの空港のラウンジ「SALON PREMIER」、メキシコらしさはないが快適に過ごせます。シャワーサービスも有り

    メキシコシティの空港のラウンジ「SALON PREMIER」、メキシコらしさはないが快適に過ごせます。シャワーサービスも有り

    2019年の夏の南米旅行でトランジットしたのはメキシコシティの空港です。

    そして利用したのが、メキシコのアエロメヒコ航空です。

    メキシコはその先の乗り継ぎが確定していても、一度、入国する必要があります。自分たちはチェックインした荷物は最終目的地でピックアップすればよかったのですが、一旦、入国して出国手続きする必要がありました。

    乗り継ぎから先のチケットは最初の成田で既に発券してもらっていました。帰りもブエノスアイレスのアエロメヒコのチケットカウンターでも何も言わずとも、乗り継ぎ先のメキシコシティから成田へのチケットも発券してくれました。

    そして、メキシコシティの空港で利用したラウンジが「SALON PREMIER」です。

    当方はビジネスクラスのチケットだったので、自動的に入室できました。なんとなくですが、ここは「プライオリティ・パス」(Priority Pass)では入室できそうにもない感じでした。

    入口付近にも特に入室できる条件等のお知らせはありません。

    おそらくスカイチームの上級資格者及び各航空会社のビジネスクラス以上が対象と思われます。

    そして、このラウンジは出発ロビーの1階上の2階にあります。ラウンジは同じ造りのラウンジが2ケ所あります。1ケ所はクローズが早く、夜10時ぐらいのクローズでした。

    このメキシコシティの空港はそんなに広い空港ではありません。自分が確認したところでは、この「SALON PREMIER」の横に1ケ所「HSBC」ラウンジがあるだけでした。こちらは、HSBCの利用者で上級クラスの資格の持ち主が対象のようです。

    当然、「プライオリティ・パス」では入室できません。これは確認しました。

    そして、今回利用した「SALON PREMIER」ラウンジですが、丸いドリンクバーが2ケ所あり、非常に明るい雰囲気のラウンジです。

    ビールなどの飲み物はふんだんにあります。

    ただ、食べ物関係はメキシコらしさはあまりないサンドイッチやつまみ類です。

    タコスやナチョスやブリトーなどのメキシコフードは皆無でした。

    行きは2時間程度の利用、帰りは5時間程度の利用でした。そして、帰りはシャワーを利用しました。入口のカウンターでシャワーを利用したい旨を言うと、パスポートと引き換えにバスタオルを貸してもらえます。

    シャワーが終われば、バスタオルを返却すればパスポートが返してもらえるしくみです。

    シャワーはラウンジ内にあるスパのシャワー施設を利用します。

    本当にシャワーだけの施設となります。

    中東系のラウンジのような豪華なシャワー施設ではありませんが、暑いメキシコでシャワーを浴びて成田までの14時間に及ぶフライト前にすっきりできる心地よさは半端ではありませんね。

    まあ、この「SALON PREMIER」ラウンジですが、メキシコらしさを求めると少し残念なところもありますが、非常に快適に過ごすことのできるよいラウンジだと思います。

    ただ、空港内のラウンジが2ケ所だけなので、結構込み合っているという印象でした。

    メキシコらしさを味わうなら、カウンターバーでまったりとテキーラでも飲むとメキシコに来たなという旅情が味わえるのかな。そんな感じのメキシコシティのラウンジでした。