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  • カズオ・イシグロの一押し映画「修羅雪姫」、梶芽衣子にノックアウトでお姿が凄すぎ

    カズオ・イシグロの一押し映画「修羅雪姫」、梶芽衣子にノックアウトでお姿が凄すぎ

    2025年7月19日(土)

    NYへ行く前に今週の活動の整理をね、と言っても映画中心です。

    先週末に視聴したDVDで特に驚いたのが、この映画。

    • 「修羅雪姫」

    梶芽衣子は特別と思っていましたが、この映画のことは知りませんでした。知るきっかけは、何とあのカズオ・イシグロさんのベスト・フェバリットの映画とのこと。

    現代の大作家、あのカズオ・イシグロの一押しとあっては観ないわけにはいきません。

    小池一雄&上村一夫コンビによる同名劇画を、藤田敏八監督が鮮血飛び散る派手な演出でダイナミックに描いたバイオレンス・アクション。文明開化華やかな明治初期を舞台に、母から託された怨念をはらすために、修羅の道を歩く美貌の殺し屋・雪を描く。鬼才クエンティン・タランティーノ監督が『キル・ビル』でオマージュを捧げ、雪の庭園での決闘を見事に再現。ルーシー・リュー演じたオーレン・イシイはお雪がモデルだという。主演・梶芽衣子の魅力が光り、カルト的人気を誇る作品

    内容が良いとか悪いとかとは別格の“凄い”映画でした。梶芽衣子のあのお姿だけで、後世に残る映画だものね。“クール・ビューティ、ここに極まり”

    タランティーノの美意識の原点だものね、観れば分かる。キル・ビルではルーシー・リューが梶チックをやっていますが、本家本元の足元には及びません、タランティーノも分かっているもの。だけど、イシグロさんもイギリスでこの映画を観たんだろうね、その美意識にノックダウンしたんだろうね。“これを観ないで死ねるか”

    あとはこの名作と言われる日本映画も観ました。

    • 「砂の器」

    松本清張の最高峰との呼び声も高い原作を映画化した推理サスペンスの傑作!

    数々の松本清張作品を手掛ける野村芳太郎監督の代表作!

    東京・蒲田にある国鉄の操車場内で殺人事件が発生。しかし被害者の身許が不明で捜査は難航。迷宮入りかと思われた矢先、被害者が殺される直前に或る男と会っていたことが判明した。
    ふたりの会話のなかで交わされていた「カメダ」という言葉。地名か?人の名か?
    事件解明のために奔走する刑事、今西(丹波哲郎)と吉村(森田健作)は偶然、新進気鋭の天才音楽家、和賀英良(加藤剛)と遭遇する。
    そして、やがて事件は思わぬ展開を見せ始めるのだった…。

    自分的には映画としてはどうなのかな、今からすればプロットが甘すぎると思うのですが。清張ならもう少し怨念渦巻く話しにして欲しかったね。原作はどうなんだろう。

    それと、2週間前にハノイ旅行の際、“世界遺産チュアン”の小舟に一緒に乗ったメキシコ人の女性が東京に立ち寄られたので、一緒に夕ご飯を

    銀座の裏通りの名店「ニュー鳥ぎん」にご案内

    焼き鳥と釜飯、それと日本酒でもてなしを、2週間前にハノイで初めて会ってね、世界は狭いし、繋がっているね

    次からのNY旅のブログかな。

    村上春樹の「ラオスにいったい何があるというんですか」ではないが、日本とラオスの間の直行便が就航とのこと

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  • やっぱりヤクザものは配役の妙がすべてだね、映画「アウトレイジ」を観て確信

    やっぱりヤクザものは配役の妙がすべてだね、映画「アウトレイジ」を観て確信

    2024年8月20日(火)

    2024年の夏のお盆もはや終わりの週末です。自分たちは東京でまったりといつもの週末を過ごします。そしてこの土日で観たdvdはこの2本。

    • 「鬼畜」
    • 「アウトレイジ」

    この2本を選んだ理由は、最近読んでいる経営学者(この言葉は好きではないのですが)の楠木建氏の影響です。「鬼畜」は松本清張の原作ですが、清張を激賞していたのでね。

    「アウトレイジ」は北野武監督でこれは映画を楠木さんが激褒めしていたのでね。自分は恥ずかしながら、これは観ていませんでした。北野武にあまり魅力を感じていなかったのでね。

    まずは「鬼畜」、監督は野村芳太郎、主演は岩下志麻と緒形拳、そして原作は松本清張と役者は揃っていますが、話しが映画向きではないんだろうなと、思わせました。小説ではおもしろいんだろうな。

    岩下志麻の役も地味すぎてこの人の魅力が半減しています。やっぱり小津の「秋刀魚の味」のような役どころでないと映えないよ

    続いて「アウトレイジ」です。これは残虐シーンもありますが、掛け値なしに面白かったね

    ストーリーはこんな感じ。

    関東一円を取り仕切る巨大暴力団組織・山王会組長の関内(北村総一朗)が若頭の加藤(三浦友和)に、直参である池元組の組長・池元(國村隼)のことで苦言を呈す

    そして、加藤から直系ではない村瀬組を締め付けるよう命令された池元は、配下である大友組の組長・大友(ビートたけし)にその厄介な仕事を任せる。こうして、ヤクザ界の生き残りを賭けた壮絶な権力闘争が幕を開けた

    監督・脚本・編集:北野 武/音楽:鈴木慶一

    衣装デザイン:黒澤和子/大友組組長衣装:山本耀司

    まあ、話しはヤクザものなので話しは単純ですが、この手の映画は配役の妙が一番大切です。

    自分的には椎名桔平より、加瀬 亮がいい味を出しています。いわゆるインテリ経済ヤクザ。北野武は加瀬 亮が好きだよね。最新作の「首」でも信長をやらせたし、これもよかったよ。

    だけど、あんなに簡単に指を詰めていたらダメでしよう、指が何本あっても足りないよ

    「アウトレイジ」は3作作られていますので、あと2本観れるという楽しみが出来ました。

    そして、週末の夕食です。酷暑です、久しぶりに「牛タン」でも食べに行こうかなと

    牛タンにこだわりはないので、「ねぎし」で十分です。「ねぎし」の赤坂見附店へ。1年ぶりの訪問かな。

    まずは赤ワインです。つまみはこの小さい牛タンが6枚入っているものを(400円)。ワインと合うつまみです。

    メニューはどんどん変わっていきますね。自分は“まるねセット”という牛タンのセット(1,800円)です。連れは“ねぎしブラッキーセット”ですね。多少肉は小さくなっていても、やっぱり麦飯と“とろろ”があれば最高ですね。

    2名で訪問でお会計は6千円台です。今日もご馳走様でした。

    「SISU/シス 不死身の男」は今年必見のアクション映画、タランティーノ好きにはたまらんね

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