「SISU/シス 不死身の男」は今年必見のアクション映画、タランティーノ好きにはたまらんね

2023年10月30日(月)

本日は日比谷にすごい映画を観に行ったよ。その映画とは、

  • 「SISU/シス 不死身の男」

めずらしいフィンランド映画です。何故この映画を観に行こうかと思ったのは、予告編がまずはおもしろそうだったこと、あの東宝シネマズがこんなフィンランド映画を上映するからにはさぞ面白いのだろうと推測してです。

そして、自分的には1ケ月前にはフィンランドはヘルシンキを訪ねていたので、その郷愁からです。

午前の11時20分からの回に行ったのです。そのスクリーンはそんなに大きなところではありませんでしたが、自分的には(こんなマイナーなフィンランド映画)人が少ないのだろうなと、思っていたのです。会場に行ってびっくりです、かなりの人が入っているのです。一瞬、間違ったスクリーンに入ったのかと躊躇したもの。

観た感想です。まあ、すごいものを観せていただきました。タランティーノと荒野の用心棒(セルジオ・レオーネね)をあわせたような映画です。最近観たアクション映画では「RRR」に匹敵するね。

主人公は、無口な老兵。ツルハシ1本で祖国フィンラランドの敵を討ちまくります。ランボーやマッドマックスより根性が座っています。ちなみにSISとは、何があっても折れないフィンランド魂を象徴する言葉です。

ストーリーはこんな感じ

1944年 第二次世界大戦末期、ソ連に侵攻され、ナチス・ドイツに国土を焼き尽くされたフィンランド。

凍てつく荒野を旅する老兵アアタミ・コルピ(ヨルマ・トンミラ)は、愛犬ウッコを連れ、掘り当てた金塊を運ぶ途中でブルーノ・ヘルドルフ中尉(アクセル・ヘニー)率いるナチスの戦車隊に遭遇、金塊も命も狙われるハメに。

アアタミが手にしているのは<ツルハシ1本>と<折れない心SISU>だけ。それでも戦場に落ちている武器と知恵をフル活用し、ナチス戦車隊相手に、機銃掃射を浴びても、地雷原に追い込まれても、縛り首にあっても、挙句の果てに戦闘機にツルハシ1本で食らいついても、絶対に死なない!それどころか、機関銃を撃ちまくる敵には埋めてあった地雷をぶん投げ、一撃で爆殺。戦場にたまたま落ちていた武器と知恵で次々とナチス軍を討ち破る。

彼こそはかつてソビエトとの冬戦争に参加し、家族を殺された報復として、たったひとりで300人ものソビエト兵を殺した<伝説の兵士>だった。 アアタミはいかにして戦い、そして生き抜くのか――。そしてアアタミの目的地とはー?

だけど、さすがに首吊りでも死なず、飛行機墜落でも死なないのはやりすぎだね。まあ許せますがちなみに、監督/脚本はヤルマリ・ヘランダーという人です。まだ40歳台後半だね。タランティーノの跡継ぎは決まったよ、この路線で突っ走るべし

観終われば、その興奮を抑えるため日本橋の「京都銀閣寺 ますたに」にラーメンを食べに行くしかないよね。ビールをいただいてクールダウンです。

久しぶりに血湧き肉躍る映画を観させていただきました。

劇場で必見です。急ぐべし。

現在、メキシコシティ滞在記を書いていますが、急遽、メキシコから戻ってきてすぐに見たかった映画のことを報告したいと思います。すぐに書かないわけ...





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