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  • 夕飯は崎陽軒のシュウマイ弁当とは。「たかが、シウマイ弁当、されど、シウマイ弁当」

    夕飯は崎陽軒のシュウマイ弁当とは。「たかが、シウマイ弁当、されど、シウマイ弁当」

    何か隠すまでもなく、昨日の我が家の夕食はポンと崎陽軒の「シュウマイ弁当」だったのです。これが夕食に出されるのは3ケ月に1回はあるかな。

    「シュウマイ弁当」は旅に行く乗り物で食べるというのが定番だと思うのですが、我が家では堂々と夕食に出されるのです。おいしいのでまあいいか。

    まずは以前、このブログでも取り上げたように、このお弁当に食べ方には流儀があり、まずはその復習です。

    崎陽軒の野並直文社長の流儀です。その技はすでに達人の域です。お主できるな、といったところです。

    野並社長が好きという小梅を真ん中からずらし、塩気が染み込んだご飯からいただく。ほっと一息ついたところでシウマイが1個残っていれば小躍りする

    社長、小梅をずらしてなんて芸が細かすぎでしょ。

    お次は、2019年10月10日付けのあの天下の日本経済新聞の文化欄に掲載された、「シウマイ弁当 攻略の極意」(筆者は市島晃生)の食べ方です。

    上記の順番で食べるのが達人の食べ方なのだそうです。ここまでくると、立派な達人の領域です。

    そんなシュウマイ弁当で超有名な崎陽軒さんについてで、ある方のブログを読めば、こんな順位付けなのでした。

    第2位 炒飯弁当(890円)

    シュウマイが好きです。

    でも崎陽軒のチャーハンが、もっと好きです。

    第1位 横濱チャーハン(660円)

    お値段が安くて嬉しい。チャーハン!チャーハン!

    シュウマイが2個。鶏のチリソース。

    パラパラのチャーハンが上手いよなぁ。

    とのことです。自分は崎陽軒のお弁当でチャーハンは食べたことないけど、どうなんだろう。確かに年齢的にもシュウマイ弁当のもち米のお米は自分には重すぎる感があるのは確かなのですが。今度はシュウマイとチャーハン、合うかもしれないな。

    試してる価値はありそうです。

    だけど、つい先日に貴重な情報をラジオから聞いたのです。最近、平日は毎日聞いているロバート・ハリスさんの「大人のラジオ Alexandria(アレキサンドリア)」なのです。何でも横浜在住のハリスさん曰く、自分の一番好きな焼売は横浜中華街の「華正樓」の焼売と言われるではありませんか。自分は全く知らない店名のシュウマイだったんだな。ちなみに日本橋高島屋さんなどの百貨店のデパ地下でも販売していらっしゃるようです。次は購入してその味を確かめてみようと思ったのでした。

    「たかが、シウマイ弁当、されど、シウマイ弁当」

    シュウマイとシウマイ、どちらの表記が正しいのでしょうか?

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  • 崎陽軒のシウマイは、横浜中華街の順海閣さんとの共同作業で生まれたんだな。うまさの秘密は貝柱にあったとは

    崎陽軒のシウマイは、横浜中華街の順海閣さんとの共同作業で生まれたんだな。うまさの秘密は貝柱にあったとは

    昨日に引き続いて、また別の視点からの崎陽軒のシウマイ弁当のお話しです。

    その話しとは、先日届いたANAからの小冊子「ana-lounge 2019 winter Vol. 11」の「常連客からの招待状」というコラムです。

    タイトルは、“小さなシウマイに詰まった一族の物語”

    崎陽軒の名物のシウマイにこんな開発の秘話があったとは、知らなかったな。

    料理店の看板が所狭しと並ぶ香港路。

    その通りに創業から70年を超える老舗広東料理店「順海閣 本館」がある。

    「最近では中国本土からのお客様も多く訪れるようになりました。日本にこんな大きな中華街があるんだねと驚かれます。

    そして、日本風味付けの中国料理も楽しみにしておられるようですね。順海閣では創業当時からの広東料理の味を守っています」と呉羽康成支配人は言う。

    順海閣 本館

    • [住所] 横浜市中区山下町147
    • [TEL] 045-681-1324
    • [営業時間] 11:00-22:30(L.O./21:30)
    • [定休日] 無休
    • [URL] http://www.junkaikaku.co.jp/
    • ANAグルメマイル対象店舗

     

    順海閣の名物はシウマイ。

    このシウマイを求めて全国からお客さんが訪れる。なぜ、シウマイに惹かれるのだろうか。

    それは、康成さんの曽祖父、呉遇孫さんが「崎陽軒」と共にシウマイを開発し、順海閣ではその開発当初の味をずっと守り続けているからだ。

    シウマイ弁当で全国的に有名な崎陽軒(創業1908年)は当初は横浜駅(現在の桜木町駅)構内にある軽食を販売する売店だった。

    転機が訪れたのは1927年頃

    点心職人であった遇孫さんと共に「お弁当で食べられる冷めてもおいしいシウマイ」の開発をはじめる。しかし、当時はシウマイはおやつ感覚で食べる点心のひとつ。

    ご飯と一緒に食べられる味にしようと試行錯誤している中、なにげなく貝柱を入れたところ、新感覚のシウマイが誕生した。

    翌年、これを崎陽軒が弁当にして販売、「日本のシウマイ」が全国に広まった。

    そして1945年、日本のシウマイのレシピを受け継いだ遇孫さんの息子、呉笑安さんが順海閣を創業した

    中略

    「貝柱によって風味と歯ごたえが加わったようですね。これが日本人の感覚に合ったのでしょう。

    現在、叔父が順海閣の代表なのですが、元祖シウマイのレシピは大切に金庫にしまってあります。実は私はまだ、そのレシピを見たことがないんですよ。

    いつか、見せてもらえるとは思いますが」と康成さんは笑う。

    よいお話しですね。崎陽軒のシウマイ、貝柱が決めてだったんですね。知らなかったな。

    こんなお話しを聞くと、「順海閣」に行ってシウマイを食べてみたいな。

    ちなみにこちらのお店のHPではオンラインストアでシウマイが購入できますね。

    お店が横浜の中華街にしかないのが残念なところです。

    2日前に食べた崎陽軒のシウマイ弁当、また食べたくなってきました。

    今度は、まずは小梅をずらして、市島晃生先生のシウマイ弁当 攻略の極意の順に則って食して見たいな。