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  • 浅草合羽橋の犬印鞄製作所で「道具巻き」を購入、これ包丁も入る便利なグッズ

    浅草合羽橋の犬印鞄製作所で「道具巻き」を購入、これ包丁も入る便利なグッズ

    数日前のブログに書きましたように、今週初めに故池波正太郎先生の聖地とも言うべき、台東区の西浅草にある池波正太郎記念文庫に赴いたその後です。何と、前の通りの看板には合羽橋商店街の文字があるではありませんか。

    ここがあの合羽橋ですか。キッチン道具の聖地ですね。通りをよく見れば、外人さんの比率が圧倒的に高い光景です。自分は東京に住んで40年になりますが、この合羽橋商店街に足を踏み入れたのは初めてかな。そもそも浅草に来ることも殆どないしね。

    というわけで、ここまで来たからには散策するしかないね。

    やっぱり外国人に大人気の包丁を扱う店が多いし、包丁の店には外人がたくさんいます。

    そして、自分にとって新鮮だったのは今まで東京では見たことがない竹細工のカゴなどを扱っている店もあるのね。ここに来ればいいんだね。この竹細工や木製のわっぱ弁当などはロフトでも東急ハンズでもあまり見ないしね。恐るべし合羽橋道具街です。

    で本日の本題です。そんな合羽橋商店街で少し毛色の変わったお店を発見したのです。名前は「犬印鞄製作所」です。

    • 東京都台東区浅草4丁目41番地8号

    名前にはこんな由来があるそうです。

    犬印鞄製作所

    昭和28(1953)年、戦後間もない物資のない時代に犬印鞄製作所は商標登録されました。アルプスの救助犬が人命を救うためその首に付けている小さな樽を大事に運んでいたように、私たちの作った鞄が“お客様の大切な荷物をしっかり守れるように”という思いを込めて、鞄に寄り添う犬のマークを現在まで使っています。

    いわゆる帆布鞄のバックや雑貨を作っているお店ですね。で、そこの何に心を奪われたかと申しますと、この「道具巻き」なのです。

    合羽橋オリジナルネーム

    「道具巻き」

    ペンチやスパナなどの工具入れ、ペンや定規やハサミなどを収めるロールペンケースなど使い方は自由自在。工夫次第でどんどん愛着が増すアイテムです。内側にはファスナーポケット付きで、名刺、消しゴム、付箋、USBなど小物類の収納にも便利。

    本体外側もゴム留めのため内容量に関係なくしっかりとホールドできます。

    モノグラム(刺繍)を入れてプレゼントにもお勧めです。

    そして、さすがに合羽橋らしく、大きいものは包丁巻といって包丁の収納もできるグッズです。色も数種類の色があります。自分としては、文房具の他に絵画用の筆をたくさん収納できるグッズが欲しかったのです。だけど、その場では買えなかったね。帆布で5,000円以上かと。

    自宅に帰り、心を落ち着けて、一晩熟考します。冷静な自分。やっぱりこれは買うしかないね。一期一会です。

    というわけで、翌日も合羽橋に行って購入したよ。

    • 包丁巻き(中)/赤 7,920円
    • 道具巻き/カーキ 5,445円

    「犬印鞄製作所」の商品はネットでも販売していますが、この道具巻きは店頭販売しかしていないとのことです。散財しました、まあいいか。

    現代風に進化を遂げた下駄、一目見て“mizutori”に恋に落ちた、ソールのゴム交換も可能

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  • 「本品堂」(ホンピン堂)の守り袋に一目惚れ、「大当たり」を意味する「的矢」柄だよ

    「本品堂」(ホンピン堂)の守り袋に一目惚れ、「大当たり」を意味する「的矢」柄だよ

    一昨日の小さい小物から引き続いて、本日のブログも小さいものの紹介だよ。

    今日ご紹介するのは「本品堂」(ホンピン堂)の守り袋(いわゆる布製の小さいポシェット)のことです。

    ことの発端は、いつものようにSNSを眺めていると気になる広告が流れてきたのです。それがこの本品堂のポシェットだったのです。その時の柄は、「十二支」だったかな。

    自分の干支のポシェットを持てば、かなり気に入るね、と。

    広告元は、あの銀座にある「藤巻百貨店」です。既に亡くなられた伊勢丹のカリスマバイヤーの藤巻幸夫さんのセレクトショップです。今も続いているのは、お兄さんの藤巻健史さんのサポートがあるのかな。

    こんな逸品を見せられては、銀座の藤巻百貨店(銀座東急プラザのB1階)に急行するしかありません。丁度週末で「ニュー鳥ぎん」に向かう途中に立ち寄りです。

    既に買う気マンマンです。何かの柄を購入しないと収まらない気配を漂わせています。何柄を買ったかは後ほど。

    この気になる「本品堂」(ホンピン堂)のことです。カタカナ名が何か変だよね。

    「本品堂」は慶應三年創業の着物の型染め屋「更銈=さらけい」を母体とする布製品のブランドです。

    着物ばかりではなく、型染めや伝統文様の魅力をもっと気軽に感じてほしいという願いから、およそ二十年前に「本品堂」が生まれました。

    文様の歴史を調べてみても、日本の伝統文様はただの装飾ではなく、長い歴史の中で人々の願い・祈りを映す「想いの依代」として伝えられてきました。
    例えば、瓢箪が六つで「六瓢=無病」無病息災・健康長寿の象徴として。達磨は「七転び八起き」で苦難を乗り越える、心願成就・目標達成の印として

    私たちは文様をただモノの表層を飾るだけのものとは考えず、皆さんの内なる願いや、大切な人を想う気持ちの象徴として考え制作しています。

    長年にわたり、布製品を作っていらっしゃるブランドなのね。描かれる伝統文様はみんな縁起担ぎです。自分が印伝で好きなトンボもあるよね。ちなみに守り袋の柄はこんな全ラインナップです。

    そんな中で生まれたこの守り袋はこんな使い道を想定されているとのこと。

    用途は様々。お菓子に印鑑

    アクセサリー入れにも ポンピン堂に守袋が登場したのは、ちょうど13年くらい前のこと。タバコがギリギリ入らないくらいの小さな袋は、もともとは江戸時代に「お守りを入れ、懐中にしのばせておく袋」として流行したが、現代ではどのような使い方があるのだろう。

    「例えば、お菓子、印鑑、お薬、スマートフォンなどの充電器などを入れるという声もありました。また最近では、もともとの使い方である『お守り入れ』としてお買い求めいただく方も増えています」と大野氏が語る通り様々なモノを入れられる。口の部分が両縛りになっているので、アクセサリーなど細かいものを持ち歩くのにも向いているだろう。自分に合った用途を見つけるのも楽しい。

    と言うわけで、銀座の藤巻百貨店にあった柄は10種類ぐらいですが、自分が選んだのは「守袋/的矢」です。お値段は、2,860円(税込)です。

    「的矢」は、文字通り的の真ん中を射抜く矢を描いた文様で、「大当たり」を意味する。「目標・目当て」の中心を射抜くことから、目標達成・開運招福を象徴する文様として親しまれている。目標に向かっていきたいとき、目標や夢のある方への贈り物にもぴったり!

    これで開運招福といきたいところだね。

    マネックスの松本大さんも愛用している印伝の名刺入れ、柄はトンボで運気向上

     



  • 高齢者の東京散歩、浅草寺に参ってから赤坂の室町砂場でお昼をいただく、これぞ東京の粋の極地だね、オススメ

    高齢者の東京散歩、浅草寺に参ってから赤坂の室町砂場でお昼をいただく、これぞ東京の粋の極地だね、オススメ

    本当に久しぶりに浅草の浅草寺に行った。約10年ぶりだろうかな。

    家族が来東京していて、特にすることがなかったのを利用しての訪問です。雨の土曜日のお昼ごろに訪問です。まずは誰でも撮るワンショットです。

    だけど、仲見世通りの人の多いこと。外人(おそらく韓国と台湾の人)が着物コスプレ姿が多いね。もう、コロナ前に戻っているね、浅草寺。これで中国人が来れば、正に乱戦状態になるね。

    この人の多さにうんざりしながら、参拝の境内です。ここでも参拝するのに人が密集しています。もう密どころではありません。この1年の安寧を祈って参拝した次第です。時刻は12時30分です。

    ランチはどこにしようかな。高齢の連れもあり、自分も行ったことのない並木藪蕎麦 (なみきやぶそば)に行ってみることにしたのでした。まあ、この時間帯でこの人の多さです。普通には入れないだろうな、という予感。浅草寺から徒歩2分ぐらいかな。

    店の前に来ると、10名ほどの行列です。雨の中です。この行列に加わる度胸はないね

    ということですぐに転身です。

    向かう先はいつもの自分のホームグラウンドです。赤坂の「室町砂場」なんだな。

    だけど、1時過ぎに伺ってもこちらも数名の行列です。一旦時間つぶしをして14時過ぎに訪問です。さすがにこの時間であれば、すぐに席には付けたのですが、相変わらずお客さんはひっきりなしにこられるのです。

    まずは駆けつけの瓶ビールです。やはり老舗は、ビールはキリンラガー、酒は菊正宗です。

    付き出しの“あさり”が美味いね、やっぱり。本日は連れが高齢ということもあり、一風変わったツマミを注文したのでした。

    • 焼きのり(税込 495円)
    • ねぎ焼き(税込 660円)

    蕎麦やで焼きのりを注文したのは初めてかな。もちろん美味しいのですが、この海苔の評価は自分の舌ではどのゆうなものなのか分からないね。

    ねぎ焼きは高齢の連れに好評のようです。このツマミ2品とビールで土曜日の昼下がり、たまりません。そしてこの後は数日前のブログで紹介した「COREDO落語会」が待っているのです。本日のスケジュール、自分で言うのも変ですが、粋だね。

    ツマミを楽しんだ後は、連れは、「南ばんもり」(税込 1,540円)です。連れに感想を聞くと、美味しと一言。本当に美味いようです。

    そして、ビールを飲み干した後、自分はいつもの「大もり」なんだな。こちらの砂場の“もり”と“ざる”の違いは海苔がのっている or いないの違いではなく、蕎麦の種類が違うのです。黒いそばが“もり”、更科系の白いそばが“ざる”、合っているのかな?

    そして、自分は断然、“もり”派なのです。そして、“大もり”です。

    本日も大変満足なお昼をいただきました。ありがとう。