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  • 中田工芸が製造するハンガーはクロウト筋には高級品で有名、「服を掛ける」と「福をかける」とは

    中田工芸が製造するハンガーはクロウト筋には高級品で有名、「服を掛ける」と「福をかける」とは

    日本経済新聞のエッセイを読んで、何を血迷ったのか、無性に良いハンガーが欲しくなったのでした。

    その記事は2019年12月12月の「あすの話題」というエッセイだったのです。

    タイトルは「中田ハンガー」。執筆者は劇作家の平田オリザさんでした。

    私の暮らす兵庫県豊岡市日高町に中田工芸という会社がある。

    この会社は典型的なオンリーワン企業で、ほぼハンガーのみを取り扱っている

    創業家の中田さんご一家は、私の家の2軒隣に3世代で暮らしており、公私ともにお世話になっている。

    「うちのお隣さんは、ハンガーを作っていらっしゃいます」と言うと、「版画ですか。やはりアーティストの多い町なのですね」と勘違いされるのだが、版画ではなく「ハンガー」だ。

    中田工芸は主に、アパレルや高級ホテル向けのハンガーを製造している。

    1本数万円の高級ハンガーや漆塗りの特注品もあり、山陰を走る観光列車「瑞風」(みずかぜ)にも納入されていると聞いた。

    ハンガーなど、どれも同じだろうと思うだろうが、実際に中田工芸のハンガーを手に取ってみると、たしかに素人でも違いがわかる

    ただ、数万円のハンガーに掛けるべき服を持っているかというのは別の話になるが。

    最近、東京の小学校の卒業式では、保護者が子どもたちに名前入りのハンガーを贈ることが流行っているらしい。

    「服を掛ける」と「福をかける」を掛けていて縁起物としても重宝されているようだ。

    (後略)

    自分は、この中田ハンガーは全く知らない世界の逸品だったんだな。

    そして、東京の小学校の卒業式で名前入りのハンガーを贈ることが流行っているなんて、初耳です。

    世の中、何が起こっているかわからないものです。

    文中では、この中田工芸社のハンガーは主にB to B向けのハンガー販売をしていると思ったのですが、楽天で検索してみると中田工芸社の公式ショップもあり、個人向けにも販売しているのですね。

    早速のぞいて見ると、例えば男性もののハンガーで「AUT-05/w430/木製メンズスーツハンガー/マーズブラウン」という商品は、1本 4,400円(税込)というものがあります。

    機能とデザインが融合した弓なりの湾曲。標準メンズサイズの幅430ミリ。

    NAKATAHANGERのロゴシルエットにも通じるメンズ用木製スーツ・ジャケット用ハンガー。

    肩から肩先にかけての湾曲だけでなく、肩先の丸み、首の後ろの丸みなど、人体の骨格に近いアールを再現しています。

    肩先の厚みが57ミリございますので、コートハンガーとしてもご使用いただけます。 木部の仕上げは、赤みを感じる茶染めの「マーズブラウン」。木目に染み入る自然の濃淡が落ち着きと渋みを与えます。

    ゴールド色の金具とのコントラストが高級感をいっそう高めるハンガーです。 フックは、お好きな方向に回して固定してお使いいただけます。

    サイズは日本人男性に最も多いレギュラーサイズの幅430ミリ。

    ハンガーを集める趣味はありませんが、一度、中田工芸社のハンガー、購入してみようかな。(実際に購入しましたよ)

    平田オリザさんと同様に自分も、数万円のハンガーに掛けるべき服を持っているかというのは別の話にしたいと思いますが、興味津々です。

    (追記)

    あの葉加瀬太郎さんのクローゼットのハンガーはみな中田工芸社のハンガーに変えたとのことです。J-Waveで聴いたよ。

    土井善晴さんのおすすめのお弁当箱は、「竹のお弁当箱が一番良いです」と

     

     



  • 酉の市で熊手の購入、もう熊手で幸運をかき集めるしかないな、幸田真音さんのエッセイから

    酉の市で熊手の購入、もう熊手で幸運をかき集めるしかないな、幸田真音さんのエッセイから

    2019年11月13日付けの日経新聞夕刊1面の「あすへの話題」という小エッセイを読んだのが始まりでした。

    その時の書き手は、作家の幸田真音さんでした。

     11月の酉(とり)の日には「お酉さま」に行き、縁起物の熊手をいただくようになって、もうどのくらいになるだろうか。

    いまの住まいに引っ越したとき、仕事で前を通りかかり、思い立って行ってみたのが最初だったので、かれこれ16、17年ほどは欠かさず通っているはずだ。

    (中略)

    1年に1回のことではあるのだが、毎年決まった熊手店を訪ねるので、お店の人たちとはもうすっかり顔なじみだ。屋号が染め抜かれた凛々しい半纏姿を相手に、今年はどんな年だったかという世間話もそこそこに、やれ昨年の熊手は七福神がメインの飾りだったから、今年はこちらの熊手にしようとか、そのあとは値切り交渉とか、だったらご祝儀をいくらはずむわよとか。

    そんなやりとのがすこぶる楽しくて、ようやく交渉成立となると、来るべき新年が幸多きものでありますように、「家内安全」「商売繁盛」の掛け声とともに、居合わせた人たち全員で三本締めとなる。

    熊手は「福をかき寄せる、福を取り込む」という連想に繋がり、毎年これを新しいものと取り替えることで、「酉かえる」は「幸運の交換」となるのだそうな。

    自分は今まで酉の日に熊手を買うという経験はなかったが、この記事を読んで納得したわけです。すぐににでも熊手を購入して、来るべき来年に備えなければいけないと。

    何故、いままで酉の市というものに縁がなかっかは、おそらく酉の市が開催されるのは関東の神社が中心なので、自分には縁がかなったのだと思います。

    この年になると、無病息災、家内安全、商売繁盛、金運向上はもはや熊手をつかってでも早くかき集めないと老後が心配な年代です。

    そして、今年2019年の酉の市は、11月8日(金)、11月20日(水)です。

    11月20日の酉の市に緊急参戦することにした次第です。

    ちなみに、関東での有名な三大酉の市は下記の3つです。

    • 新宿の花園神社(はなぞのじんじゃ)
    • 浅草の鷲神社(おおとりじんじゃ) / 長國寺(ちょうこくじ)
    • 府中の大国魂神社(おおくにたまじんじゃ)

    自分には3神社とも距離があります。

    そして、昨日、麻布十番の十番稲荷神社に赴いたのでした。こちらでは、神社の中ではなく、階段下の歩道で商売されています。1社だけが販売しているようでした。

    あとで写真を見てわかったのですが、神社の熊手と屋台の熊手の違いが看板に明記されています。神社内で販売してる熊手はお祓いがしてありますが、種類が少ないようです。

    初めて知りましたが、熊手には値段がついていないのですね。いくらぐらいするのか判りません。半纏を着たおじさんに尋ねてみました。

    「1万円ぐらいのはどれ」と聞くと、これと、これと答えてくれます。

    そして、選んだのがこちらの熊手です。

    本当はマンション住まいの自分にとっては置くタイプの熊手の方がよかったのですが、どうしても良いデザインのが見当たりません。

    今回は壁かけタイプを1万円で購入です。

    この壁掛けタイプであれば、「福が入ってきますように」という願いを込めて、玄関に飾るのがベターとのことです。玄関の入り口を向けて、目線よりも少し高いところに飾りましょう。

    領収証を見るとこちらのお店の屋号は熊手製造販売「成田商店」(東京都品川区)さんです。

    購入後も儀式があります。買った熊手に半纏を着たおじさんが稲穂などの最後のかざりをつけてくれたりするのですね。

    そして、火打石を鳴らして、家内安全、商売繁盛などの呪文を唱えてくれます。こちらでは三本締めはありませんでした。

    半纏のおじさんに言わせれば、熊手は手に持って熊手を正面にして持ち帰るものと教えてくれました。決して袋などに入れてはいけません。

    そして、幸田さんの言われる毎年これを新しいものと取り替える「酉かえる」ときは、新しい熊手を神社に買いに行くときに前年の熊手も持っていき、熊手を納める場所に持っていけばよいようです。

    今年の酉の市は終わってしまいましたが、2020年は下記のとおりの日程です。

    • 11月 2日 一の酉
    • 11月14日 二の酉
    • 11月26日 三の酉

    自分は商売をしている商売人でも作家などの本が売れればよいなという職業ではありませんが、家内安全、金運向上になればいいな。

    そして、こんなエピソードもあるようです。

    毎年買う熊手は、どんどん大きくした方が良いと言われています。 「昨年よりも、商売繁盛しますように。」 「去年よりも、健康でいられますように。」などと縁起が良くなるようにという思いからです。

    自分は最初から1万円のものを買ってしまったが。どうだろう。

    勝ちを引き寄せる神頼みアイテムとは、「赤」「扇子」「長財布」、極めつけはクロコダイルの財布

     



  • マネックスの松本大さんも愛用している印伝の名刺入れ、柄はトンボで運気向上

    マネックスの松本大さんも愛用している印伝の名刺入れ、柄はトンボで運気向上

    マネックス証券から毎日配信されるマネックスメール内の「松本大のつぶやき」を拝見して、またポチッとしました。今回の商品は印伝の名刺入れです。松本さんは、この印伝の名刺入れを使っており、柄はトンボだそうです。

    私は印伝の名刺入れを使っています。柄はトンボ=勝ち虫。前にしか飛ばない、即ち前進あるのみと決意した戦国の武将が鎧などに好んで貼った印伝柄です。私の気持ちを密かに表しています。
    この印伝、名前の由来は、印度から伝来したと云う由来からだそうです。

    お値段はYahoo!ショッピングで5,400円。

    私は印伝というものの存在も、トンボにこうゆう意味があるのを初めて知りました

    私もトンボにあやかって、お金儲けの運が回ってくればなと妄想を抱いているところです。

    この印伝、財布とか巾着とかいろいろなものがあるのですね。勉強になります。

    私も、旅の先々で運気が上がる、幸運が舞い込む等を信じていろいろと買ったものです。

    まず、家の玄関には、ギリシャの裏道のお店で買った、金属製のふくろうのパネルがかかっています。ふくろうはギリシャやメキシコでは富の象徴として、置き物を家に飾るなど縁起の良い鳥として親しまれているそうです。
    日本では昔から、ふくろうはぐるりと首が回ることから、「借金を背負って首が回らなくなる」ということがなく、暗闇の中でもよく目が見えることから「商売繁盛」や「招福の縁起物」といわれているとのことです。

    居間には昨年冬にベトナムのホーチミンで買った大きい雄牛のブロンズの置物がおります。

    まさに株式市場でのブル相場です。

    書斎のパソコン前には宮城県の松川だるまがおります。

    亀も2匹います。

    また、定番中の定番ではインドで買った象の置物、ガネーシャも棚の上に鎮座しております。

    これだけ揃えて運気が上がらないのはどうしたことでしょう。やっぱり努力が足りないからでしょうか。不思議です。また、運気が上がるものを見つけたら、積極的に購入していきたいと思います。

    印伝、思いのほか良かったので、名刺入れに続き、印鑑入れも買ってみた