本日はトリノのレストランのお話しです。
結論から言うと、パリやミラノほど高くなくて、美食の街だったということ。
レストランの話しの前に軽いカフェの話しから。
トリノで一番有名な飲み物でかつトリノにしかないと言えば「ビチェリン」。ずいぶん変わった名前のビチェリン (Bicerin)は、エスプレッソ・コーヒー、ホット・チョコレート、そして牛乳から作られるホットドリンクで、グラスに層状になっています。美味しくて本物のビチェリンは綺麗な層になっている、そして混ぜないで飲むことがとても大切とのこと。
そのビチェリン発祥のカフェが「Caffè Al Bicerin」です。
まずトリノ到着した足ですぐにこのカフェへ。小さいかわいいカフェです。店内も質素です。ビチェリンは6.5ユーロ、さすがによいお値段。
連れ2人がこのビチェリンで、自分はやっぱりこのビールです。味見させてもらいましたが、うーん劇的に感動するほどではないと思う、キッパリ。
まず1日目の夕食のレストランです。街の中心のグルメ通りぽいところにあるお店。
- 「TRATTORIA CARMEN」
このレストランを選んだのは、メニューを見て安いなと思って。当日夕方6時に店の前を通りかかり、そのまま予約。室内は満席で外のテラス席を確保。
トリノのレストランは夜は19時30分から営業開始、どのお店も、これ注意してね。そして予約は必須と思います。
まずはハウスワインの赤をデカンタで。注文はこの4品。
- 前菜 タルタルステーキ
- 頬肉牛肉の煮込み
- 牛タンステーキ
- ポルチーニのパスタ
これでお会計は70ユーロ。考えられないね。感心したのが、この“タルタルステーキ”です。何、このボリュームと新鮮さ。自分としては赤ワインとタルタルとパンでもう十分です。
翌日のレストランでもタルタルは必須であったので、トリノの名物なのかな。これを食べるだけでもミラノから足を伸ばす必然性あり。
他のメインの3品も美味し。こんな牛タンのステーキ初めて食べました。“牛タンのコンフィ”だね。
超おすすめのレストランです、くどいですが予約必須。
そして2日目の夜のレストランです。自分は昨日のレストランの再訪を希望したのですが、連れが近くのミシュランをもらっているレストランを希望、昨日の帰りに予約済み。こちらもテラス席ならと。
- 「Madama Piola」
19時30分に訪問です。こちらはハウスワインはなかったので、赤ワインをボトルで。
- 前菜 タルタルステーキ
- ラビオリ(トリノでは名物ぽい)
- 牛ステーキ
- トリッパ
こちらのタルタルは平べったく、上にチーズがかかっています。ボリュームも満点。もうこのタルタル、うますぎでしょう。
メインの3品はこれまた美味すぎ。ここのトリッパは汁気がなく変わった感じ。連れはデザートでティラミスを。
お勘定は息子が払ったのでわからず、おそらく90ユーロぐらいかな、ワインが少し高いと思います。
こんな感じでトリノは美食の街、ポルチーニだけでなく、“タルタル天国”だよ。
どうして日本では食べれないのかな。
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