ミラノの滞在は1泊2日。翌日はお昼前にクールマイユールに移動するので、実質的にはミラノ滞在は到着日のみ。
ホテルは11時に行って、チェックインさせてくれて、ありがたし。やっぱりホテル・ステイタスがあると強いね。
お部屋に荷物を置けば、ランチはこの店一択です。これが一番優先順位高し。だけど、日曜日なので休業かもということが頭をよぎります。
“オッソブーコ”を食べるためだけの目的です。
オッソブーコ(Ossobuco)とは、イタリアのミラノを代表する郷土料理で、骨付きの仔牛のすね肉を厚めに輪切りにし、香味野菜や白ワイン、ブロードと共に長時間煮込んだ料理です。イタリア語で「穴の開いた(ブーコ)骨(オッソ)」を意味する通り、調理中に骨髄が縮んで穴のように見えるのが特徴で、肉の旨味と骨髄の濃厚なコクを味わえるのが魅力
ホテルからタクシーでレストランに急行します。
- 「オステリア della Concordia」
ドアが閉まっていたので休業かと思いましたが、ドアを開けると“いつもの風景”がね、地元民ばかり。
まずは赤ワインをハーフのデカンタで。
何か前菜を頼みたがる息子を制して、止めます、ここはひたすらオッソブーコだけを待つべしと。
妻もオッソブーコと思いきや、変化球を投げてきました。パスタです。自分的にはあり得ない選択、キッパリ。
待つこと20分。黄金色に輝くサフランリゾットのオッソブーコです。息子の初オッソブーコの感想、“これ美味すぎ”とのこと。
妻と息子は食後にパンナコッタをシェアです。
食べ終われば、モンテナポレオーネ・スピーガ通りをひやかして、アルマーニ・ブテックで合掌。
大聖堂前からタクシーに乗り込み、一旦ホテルへ。
そして、息子から驚くべき提案が。サン・シーロにACミラン vs ボローニャの試合を今夜観に行かないかと。自分では考えられない変化球です。
丁度、セリエAの公式戦の日曜日、しかもACミラン。
気になるのは試合開始が21時からということ。まあいいか。チケットは当日のお昼にネットで予約しましたよ、二十数ユーロの席だそうです。
タクシーでサンシーロに行けば、道が大渋滞、タクシーの運ちゃん曰く、ぜんぶサンシーロに行く車だよ、とのこと。
そして夜の“サンシーロ”は妖しくですごかったよ。入口からして、円筒形の丸い道をぐるぐると回らせて、上階に行かせるんだね。
席もこんな感じの見え方の席でしたよ。
肝心の試合は「ACミラン vs ボローニャ」でした。そう、この試合はあのモドリッチのACミラン移籍後の初ゴールがあった試合なのでした。
だけど自分たちはその場面は見られず、そう、帰りの大混雑を恐れてハーフタイムで会場を出たからです。
行きのタクシーの運ちゃんに、“試合後はスタジアムから1km離れないとタクシーは捕まらないぞ”と言われたのでね。
貴重なものを観させていただきました、スタジアムの雰囲気と夜のサンシーロの妖しさをね。
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