昨年の夏、すなわち2019年の8月はペルーのマチュピチュに行ったのですが、既に世界は変わってしまい、遠い昔のことのようです。
そんなマチュピチュですが、先日届いたVISAの情報誌に特集が組まれていて、驚くべき情報が掲載されていたのでした。
その情報とは、クスコからマチュピチュ観光に行くのに、豪華列車があるとのことです。
私たちが行った時に利用したのが、ビスタドームシート(プレミアムクラス)の列車だったのです。乗客は外国の観光客で一杯だったのですが。
今回紹介されていた豪華列車は「ベルモンド・ハイラム・ビンガム」(Belmond Hiram Bingham)というものです。
概要はこんな感じです。
- 料金 US$1,000(約10万円/変動料金)
- 含まれるもの: 往路のランチ、復路のディナー、マチュピチュへのシャトルバス往復乗車券、マチュピチュ入場料、ベルモント サンクチュアリーロッジでのアフタヌーンティーを含む
- 運行 月-土の1日1本
- 問い合わせ ベルモンド・ジャパン(03-3265-1200)
- 予約 ペルーレイル www.perurail.com
お値段は相当に高い料金です。家族で行くと、尋常な値段ではないです。キッパリ
記事を紹介します。
タイトルは、“豪奢な車両と行き届いたサービス「走る五つ星」で優雅にアプローチ”です。
世界各地で豪華列車を運行する、ベルモンド社の「ハイラム・ビンガム号」。
クスコ近郊のポロイ駅とマチュピチュ駅の間、約110キロメートルをおよそ3時間半で結ぶ。
“走る五つ星ホテル”と呼ばれる列車は5両編成。キッチン車と2両の食堂車、バー付きの展望車を、ディーゼル機関車が力強くけん引する。
通常の座席はなく、食堂車が乗客の指定席。
そこで往路にランチ、復路はディナーが供される。なお、飲食はインクルーシブとなる。
一息付いて、オープンテラスのある展望車へ向かった。伝統酒ピスコのカクテルを片手に聴くバンドの生演奏と、頬をなでる初夏の爽やかな風が心地よい。
(中略)
出発して1時間半。列車はウルバンバ川が流れる“聖なる谷”をひた走る。
歴代のインカ皇帝が王領を広げた場所で、現在は荒涼とした渓谷が広がる。
途中駅のオリャンタイタンボ駅を抜け、ランチコースが終わる頃、車窓の風景がまた変わった。川は雪解け水で濁流と化し、岩山は濃い緑色をまとっている。
標高2,400メートル前後のマチュピチュ周辺は、雲霧林気候で文字どおり雨と霧が多い。荒々しい岩肌にはコケとシダ、高山植物が茂り、緑の間からは朽ちたインカの遺跡が顔を出す。
木々と、いつしか出てきた霧が列車を包み込む。渓谷とは打って変わって、神秘的なムードのなか、列車はマチュピチュ駅に滑り込んだ。
乗車後、小さなマイクロバスに乗り換えて移動。遺跡の入り口まで、ヘアピンカーブの急坂が計13回約30分続く。
とはいえ、ここまで来ればもう天空の世界遺産は、目と鼻の先である。
確かに、マチュピチュ遺跡の入場入り口の唯一のホテル、ベルモント サンクチュアリーロッジという名前なのですが、そのベルモントという名前が付いている列車ということはペルーの大財閥かと思った次第です。
変わってしまった世界ですが、こんな旅もまたしたいな、と思った次第です。