こんな情報、自分は知らなかったんだな。大変、迂闊でした。
だけど、どうして新聞やテレビは大々的に知らせないのでしょうか、大変不思議なのです。
そして、何が始まったかというと、郵便局の窓口でクレジットカードや電子マネーが使えるようになったということなのです。
そうです。切手やはがきがクレジットカードで購入できるようになったというわけです。
コンビニでも切手とはがきなどはクレジットカードで買えないのにです。
2020年2月より順次、全国の郵便局60ケ所でキャッシュレス決済の取り扱いが開始されていたようです。2020年3月時点では東京でも大きな郵便局のみとなっていたのですが、この7月7日からこのキャッシュレス対応する郵便局が大幅に拡充されたのです。
そして、「なぜいま?」なのかですが、郵政の担当者の話しによると外国人の方などからの要望が強く、「なんとか東京五輪までに導入したいから」というのが事の真相のようです。
だから、7月7日に取り扱う郵便局の数が大幅に拡張されたというわけです。
ちなみに、自分がよく利用する郵便局も取り扱いが開始となっていました。
郵便窓口において取り扱いする次の商品・サービスについては、クレジットカード・電子マネー・スマホ決済で支払いができるのです。
そして、その対象物は、
- 郵便料金または荷物(ゆうパック、ゆうメールなど)運賃
- 切手、はがき、レターパックなどの販売品(切手販売は、1回の取引において10万円が上限額です)
- カタログ、店頭商品などの物販商品
ただし、次の商品・サービスには、ご利用いただけませんので、ご注意くださいとのことです。
- 印紙
- 宝くじ
- 代金引換郵便物等の引換金
- 税付郵便物の関税
- 地方公共団体事務(各種証明書等の交付、バス回数券の販売などの受託事務)
まあ、印紙などには使えないのは当然と言えば当然ですね。
印紙がクレジットカードで買えるとなると、一部の人たちは狂喜乱舞することになりますね。
だけど切手やはがき代がクレジットカードで支払えるようになると、企業の総務担当の人は一部では狂喜乱舞するだろうなと想像できます。
そして、利用できるクレジットカードのブランドはアメックスもダイナースも入り、すべてり主要なブランドどれでも利用できますね。鉄壁の布陣です。
電子マネーはPiTaPa以外はほぼすべてに対応です。
スマホ決済も主要な決済にはすべて対応し、対応する決済ブランドについてはほぼ100点満点の出来ですね。
特に郵便料金は1円の端数がある価格設定なので、キャッシュレス決済に対応した意義は大きいと思います。
そして、どの郵便局がこのサービスに対応しているかは、こちらから確認できます。
親方日の丸の郵政でこんなことができるようになるなんて思いもしなかったのでした。
近年はかんぽ生命の不祥事などもあり、あまり良い話のなかった郵政ですが、やるじゃないか郵政。