今回の夏の北海道一周旅行で唯一買い物をしたのが、札幌だったのです。
度付きのサングラスが欲しくなり、札幌で購入しようと決めていたのでした。
買おうと思っていたサングラスのブランドはオリバーピープルズです。
そして、札幌のロフトの中にある「ポーカーフェイス」という眼鏡やさんにオリバーピープルズを扱っているのを知ったのでした。
買う気満々で札幌ロフトに突撃です。
このショッピングは家族も一緒です。
店内でオリバーピープルズのサングラスの中から自分の好みで選んでいたのでした。
そんな時、家族からモスコットの方が断然いいよ、という声なのです。
自分はそのブランドは全く知らなかったので、家族と定員さんにも確認です。両者共に非常に有名なアメリカのブランドだと言うのです。家人は自分が欲しいくらいだ、と言うのです。
自分の中ではサングラスはオリバーピープルズ一点だったので、疑心暗鬼の状態です。
かけてみると非常にしっくりくるのです。
そんな訳で、家族の助言もあり、今回のサングラスの購入はモスコットになったのでした。
ちなみに、ブランドはこんな歴史があります。
ニューヨークで1915年に 眼鏡店としてMOSCOT(モスコット)は誕生しました。多くの著名人らが愛用してきたこの眼鏡店は歴史と権威のある眼鏡屋として今なお愛されるブランドであり続けています。
モスコットは4世代に渡りモスコット家がニューヨークのロウワーマンハッタンで経営してきた老舗眼鏡専門店であり、過去の良いデザインに敬意を払い過去のアーカイブから現代に掛けやすくファッションにマッチするようにオリジナルフレームからアップデートされたそのフレーム達がMOSCOT Originalsです。
1930年代に生まれたプラスチック製の眼鏡は、安価でなおかつ簡単に生産できるものとして政府のバックアップのもと生まれ、以来クラーク・ケントやバディ・ホリー、ウッディ・アレンのトレードマークとなってきました。
そんな時代に、押し車での行商からスタートし、ロウワー・マンハッタンで100年の伝統を誇るMOSCOTはアレン・ギンズバーグを始めとする当時のアーティストや作家達に愛され、本の虫やビートニックが愛するようなフレームを当時扱っていました。
当時のディテイルをそのままに現代用にアップデイトされたこのシリーズは、発売と同時に世界中のメディアに取り上げられています。
ニューヨークの古き良き時代から伝わる真のオリジナルといえる最新のフレーム。
近年では、ミラノで開催された世界最大級のメンズプレタポルテ”PITTI UOMO(ピッティ ウオモ)”のトム・ブラウンのショーでも大きく取り上げられるなど、感度の高いファッションピープルやミュージシャンなどのクリエイター達を惹きつけています。
ちなみに自分が購入したモデルはレムトッシュでした。モデルは購入した後、知ったのでした。
『モスコット』を代表するモデルの“レムトッシュ”。細すぎず、太すぎずの絶妙なフレームが醸すヴィンテージ感は同モデルならでは。バディ・ホリー氏やジョニー・デップ氏などさまざまな著名人の顔として愛用されてきた。素材はガラスレンズを採用。
そして、フレームが39,000円で、レンズは一番安価なものをチョイスして10,000円の計50,000円也の買い物です。
出来上がるまでに2週間かかるというので、今回の北海道一周旅行が終わる頃には出来上がりというわけです。
だけど、今回の買い物は家族がいなかったら絶対にこのモスコットのサングラスは購入しなかったと思うのです。これも偶然のめぐりあわせでしょうか。
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