コロナ禍で在宅勤務やハンコ廃止をいち早く取り入れ実施し、その社会的評価を上げた会社にGMOインターネット(証券コード:9449)があります。
そんなGMOインターネットから半年に一度の恒例の株主優待の知らせが届いたのでした。
今回は2020年6月末現在の1単元以上を保有している方が対象です。
2020年10月1日から権利行使が可能となりました。
そして、このGMOインターネット株の優待で一番重宝するのが、マイクロソフト365(旧オフィス365)をほぼ無料で利用できるようになるのです。
ちなみに、GMOインターネットの株主優待は下記のとおりです。
- GMOくまポンギフト券 2,100円相当(300円ギフト券7枚)
- GMOクリック証券での売買手数料キャッシュバック(5,000円を上限)、GMOインターネットの株式の買付手数料キャッシュバック
- グループサービス利用料
この3番目のグループサービス利用料の優待で、自分がマイクロソフト365を契約している「お名前.comレンタルサービス」の利用料に充当するのです。
「お名前.comレンタルサービス」のマイクロソフト365の利用料は月々990円(税込)です。
そうすると、6ケ月で5,940円となります。そして、グループサービス利用料で5,000円が相殺されて、マイクロソフト365を利用する実質負担金は半年で940円となります。
つまり、マイクロソフト365が月々約150円で使えると言う悪魔的な裏技になります。
請求欄を見てもこんな感じで0円が並び、6ケ月目で940円の請求があるだけとなります。
一度、これで味をしめると、GMOインターネット株は手放せなくなるんだな。
現在の株価は2,700円台で推移していますね。
GMOクリック証券での5,000円分の売買手数料キャッシュバックも合わせると、この3種類の優待の合計は、22,100円となるので、優待だけで8%弱の利回りになる計算です。
最新の会社四季報には下記のように同社株を評価しています。
テレワーク拡大追い風に接続などネットインフラ増勢。
決済もEC関連絶好調。
証券は前半軸に取引高伸長、粗利よい商品に需要集中し採算改善想定以上。
傘下の各社好調で非支配株主控除は大。
だけど一つ困ったことがあるのです。この株高でGMOインターネットも高値水準にあり、自分が優待目的で保有していた1単元を、悪魔のささやきで売却してしまったのです。
次の決算期は12月末です。それまでに1単元買わないといけないのです。いつ買うべきかな、それともクロス取引で優待だけとるか、決めなければなりませんね。